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ご近所納入事例(平成最後の巻)

2019.04.24

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.111
桜の時期も過ぎて、いよいよ超大型連休です。平成が終わり来年はオリンピック開催。様々なところで開発が急ピッチで進められて時代が変わっていくような気がします。そんな慌ただしい東京ですが、僕が住んでいる街はそれほど目覚ましい開発もなく、割と穏やかなところです。最寄りの駅へ続く商店街も、昔ながらのお店が並んでいるので、新しいお店がオープンしたりすると割と目立ちます。先日、会社の帰りに新しくオープンした一件のお店が目にとまりました。ガラス張りの入り口には新規オープンのお花が飾ってあります。お店はすでにクローズしていたのですが中をちょっと覗いてみると、白を基調とした明るい店内に、ガラスのパーテーションで仕切られたテーブルスペースと、グリーンのファブリックを用いたチェアがセットされた店内。家具を見ると、エーディコア・ディバイズのA-mode(エーモード)シリーズの家具がセットされていました。

張りぐるみの背座にスチール脚を組み合わせたMD-101、エントランスの待合に納められたサイドチェアは無地のグリーンのファブリック。ガラスのパーテーションで仕切られたお打ち合わせスペースには、白をベースにグリーンの花柄がプリントされたアームチェアが4脚、天板が無垢材のMD-607にセットされていました。アームチェアの背にはオプションハンドルも付いていました。ここのお店は新しくオープンした不動産さんでした。(後で確認したところ、応接室には直線的な木製フレームが特徴のMD-103が納められていました)

ふとしたところで、エーディコア製品を目にするとうれしくなります。いろんな場所で使っていただいていることは理解しているのですが、身近なところで思いがけない出合いがあったりすると新鮮です。以前ご紹介しましたが、自宅のそばにあるカフェにもエーディコアのAD-991が使われています。納めてから随分経過していますがまだまだ元気に頑張っています。時々様子をみにカフェを訪れるのですが、ホッとすると同時に「周りに気づかれないように」椅子に問題がないかどうかついつい調べたりしてしまいます。今回オープンしたお店は、不動産屋さんなのでそういう訳にはいきませんがが、前を通るたびについ覗いてしまいます。

自宅で使う家具とはちょっと趣が違いますが、ご近所のお店に製品が使われているとついつい通ってしまいます。長く使っていただいていればなおさらですね。実はもう一件、ご近所に老舗中華店にエーディコアの代表作である背座も脚部も黒ずくめの、年季の入ったAD-861 CERVOが使われてました。しかし残念ながら一昨年移転とともに椅子が変わってしまいました。この界隈では(美味しいかどうかは別にして・・・)「中華といえばここ!」と言われていたお店なのでちょっと寂しい気持ちがしました。でも、またエーディコアの製品を使った新しいお店がオープンして、老舗店と呼ばれるくらい長い間使い継がれて・・・そんな出合いがあることを楽しみにしたいと思います。(開発 武田伸郎) ホワイトをベースにしてグリーンを効かせたカラーコーディネイト。ファブリックの使い分けが素敵です。

PRODUCT : WISTERIA TRELLIS TABLE

2019.04.19

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG vol.117
今回は2019モデル、厚みのあるアクリル樹脂の天板としっかりとした存在感を放つ木部のコンビネーションが新鮮なダイニングテーブル、PMMA+Woodシリーズ WISTERIA TRELLISをご紹介します。

WISTERIA TRELLISは藤棚をイメージしたデザインです。透明なテーブル天板に置かれるテーブルウェアが床に様々な影を落とす様子が木漏れ日に揺れる藤棚をイメージさせます。天板は厚み25mmのアクリル樹脂。ガラスを超える高い透明度を持つアクリル樹脂の中でも高品質な素材を選定しています。サイズバリエーションはW1800、W2100、W2400から選ぶことができ、奥行も1000mmと余裕のあるサイズ感です。ダイニングテーブルとしてだけでは無くオフィスのカンファレンステーブルとしてもお使いいただけるようデザインしました。

厚みのあるアクリル天板の伸縮を逃がすため、アクリル天板短手の木口はフリーになっています。長手側はテーパー加工を施し、ホワイトアッシュ材の厚板材を接合したサイドフレームに落としこんだデザインです。それらを支えるのはサイドフレームと同じくホワイトアッシュ材で作られたロの字の脚部。下にむかうに連れ幅が細くなり、接地する辺の方が短くなるテーパーのかかった形状は、意匠性だけではなく、重量のある天板の揺れを減らす構造的な理由から生まれた形で、さらにテーブルの脇に立った際、足の指先がぶつかりにくくなる実用的な側面も持っています。脚部の固定箇所は4段階(W2400は6段階)に移動させることができ、お使いいただくシーンに合わせて調整いただけます。

贅沢な厚みを持ったアクリル樹脂とホワイトアッシュ無垢材の持つ木の温かみの組み合わせが新鮮な印象を与えるWISTERIA TRELLIS。重厚でありながら浮遊感を併せ持ったデザインをインテリアシーンに取り入れてみてはいかがでしょうか。

(エーディコア・ディバイズ 開発部/富所 駿)

■WISTERIA TRELLIS DINING TABLE 製品ページ ▶ 左上:藤棚をイメージした構成。左下:アクリル樹脂の天板に花を置いた状態。床には木漏れ日のように影が落ちます。右上:天板と同じ材料の厚み25mmのアクリル樹脂とクリアガラス板。透明度の違いがはっきりとわかります。右下:アクリル板の伸縮を逃がすため、アクリル天板短手の木口はフリーになっています。長手側はテーパー加工を施し、ホワイトアッシュ材の厚板材を接合したサイドフレームに落としこんだデザインです。 左:先端に向かい幅が細くなるホワイトアッシュ材の脚部。右:脚先に向かって若干内側にテーパーがかかった脚部の形状は構造的に安定し、テーブルの脇に立った時につま先がぶつかりにくい実用性も併せ持ちます。右下:脚部はボルトで固定されており、取り付け位置を4段階に調整することができます。(W2400は6段階)

天然皮革の魅力と見極め

2019.03.26

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.110
まだ、寒暖差が激しい日が続いてますが本格的な花粉の時期も到来し春本番の様相です。先日、暖かくはなりつつありますが、まだ春浅い東北の工場へ製品の確認と打ち合わせに行ってきました。昨年発表した新製品の製品確認と、製品の品質管理を行う目的での訪問です。桜の時期はまだ先でしたが、穏やかな日差しには春の気配が感じられました。

今回訪問した工場では、天然素材である「革」の確認に時間を取りました。エーディコア・ディバイズで用いている天然皮革は、牛の革を使用しています。牛革は雄か雌か、年齢によって多様な種類に分類されます。表皮の表情や仕上げによって価格も大きく変わります。木材もそうですが、革も個体差があり部位によっても表情や質感が異なります。何より難しいのは、素材を見極め適材適所に革を用いることです。天然皮革はバッグや靴などに用いられることが多く、見た目の均一さを重視してカットします。しかし家具の場合は大きいサイズが必要なこともありますが、品質や強度に問題のない革本来の風合いである生前のキズやトラと呼ばれる天然のシワは製品に取り入れています。ビニールレザーのように全てが均一に見える人工素材とは違う、天然皮革の表情でもあります。革を無駄なく活かしつつ、仕上がりをイメージして適材適所に型をセットする職人さんの腕の見せ所です。

型取りをする際、さらに難しいのが革はテンションを掛けて引っ張ると、見えなかった血筋(血管の痕)や「トラ」と呼ばれる生前のシワや傷跡が浮かんでくることです。品質には影響ありませんが用いる場所によっては目立ってしまうことがあります。カットした後では調整ができないので、半裁の状態で革の状態をチェックします。どこを選んでどこを捨てるのか・・・・大切な素材を無駄なく使いたい気持ちと、均一な見た目に仕上げたい気持ちのせめぎ合いです。工場では、1脚1脚この作業を行います。天然素材ならではの仕事であり、素材を活かす製品作りの腕の見せ所です。

エーディコア・ディバイズでは、規格張り地には天然皮革しか採用したことがありません。もちろん人工レザーを張ることは出来るのですが、瀬戸のこだわりでもあります。扱いも難しく製作にも時間が掛かるのですが、使い込むほどに馴染んで風合いが増すのが天然皮革の魅力です。長くお使いいただける家具をお届けすると同時に、資源を無駄にしないエーディコアのモノ作りのコンセプトでもあります。(開発 武田伸郎)






「半裁」と言われるサイズ、牛の革を背中から半分にカットした状態の天然皮革。引っ張ってテンションを掛けながら革の状態をチェックします。30年以上革を見てきた経験値がものを言います。

PRODUCT : MAGNOLIA DINIG CHAIR

2019.03.22

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.116
今月は2019年モデル、アクリル樹脂と木のコンビネーションが新鮮なダイニングチェア、PMMA+Woodシリーズ MAGNOLIAをご紹介します。MAGNOLIAは木蓮科のこぶしをイメージしたデザインです。

MAGNOLIAはスクエアな全体感でありつつも有機的な曲線でできたサイドチェアと、アームまで柔らかなカーブでアクリルを一体成型したアームチェアのラインナップ。ガラスを超える透明度を持ったアクリル樹脂のシェルは厚みが12ミリあり、時間をかけオーブンで熱したアクリル板をアルミの金型でプレスして作られています。木製の成型合板に比べると自由に三次曲面を作り出すことができるアクリルの性質を生かし、身体を包み込むようなカーブを実現し、背をもたれかけるとわずかにしなることで上質なかけ心地に仕上がっています。シェルの表面の仕上げはわずかな歪みもないように人の手で時間をかけて磨き上げています。

座面にセットされるクッションは、MAGNOLIAの持つ軽やかなイメージを崩さないようトップがフラットで薄く見えるデザインです。三次曲面のシェルにフィットするようウレタンを積層してできており、深みがあり底付き感の無いかけ心地に仕上がっています。また、クッションは座面に空いた穴に紐を通し、裏からボタンで留めることで容易に着脱できるようになっています。フレームはホワイトアッシュの無垢材でできており、フレームと座面の接合部は三次曲面のシェルの裏面にぴったりと合うように面取加工を行っています。フレームは透明なアクリルの座面を通して見えるため、どの角度から見ても美しく見えるように仕上げてあります。脚部は上から下へ厚みが薄くなる不均等厚成型合板で作られており、構造自体も美しい椅子になっています

アクリル樹脂と木部の組み合わせが新鮮な印象を与えるMAGNOLIA、アクリルの樹脂の成型技術と木部の精緻な加工技術が組み合わされて出来上がりました。透明なシェルは空間を広く見せ、洗練された存在感のあるデザインです。写真では表現しきれない魅力をぜひショールームでご覧下さい。
(エーディコア・ディバイズ 開発部/富所 駿)

■MAGNOLIA DINING CHAIR 製品ページ ▶ 左:アクリル樹脂のシェル。しなやかなカーブは身体にフィットし、わずかなしなりが上質な座り心地を生み出します。右上:シェルは厚み12mmの一枚のアクリル板を成型しています。右下:不均等厚成型合板の技術を用いた脚部。 左上:フレームは透明なアクリルの座面を通して見えるため、どの角度から見ても美しく見えるように仕上げてあります。左下:ウレタンを6層に重ねた座クッション。深みのあるしっかりとした掛け心地です。右上:座面のカーブにフィットした座クッション。トップはフラットで軽やかなデザインです。右下:クッションに取り付けた紐を座面に通し、ボタン状の留め具で固定します。

マルーン5凱旋

2019.02.26

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.109
巷ではハリウッドで開催していた映画の祭典アカデミー賞が話題になっていた某日、東京ドームではロサンゼルス出身のバンド「マルーン5」の4年ぶりの来日コンサートが行われていました。マルーン5は全世界でトータルセールスが1億枚を超えている世界で最も売れているバンドの一つです。グラミー賞を3度受賞しており、先日はスーパーボールのハーフタイムショーへの出演が話題となりました。マルーン5は幅広い音楽性が魅力のバンドなのですが、それを支えているのがバンドの中枢であるボーカルのアダム・レヴィーンとギターのジェームス・ヴァレンタインです・・・と、音楽専門サイトみたいなブログになってしまいましたが、以前マルーン5のギタリスト・ジェームス・ヴァレンタインさんのご自宅にお伺いしたことがあるのです。

エーディコア・ディバイズでは、ロサンゼルスでカタログ撮影を行っていますが、撮影場所を決めるためにロケハンを組んでいくつも物件を視察します。実際の物件が前情報とは全く違う場合もあるので、インテリアや光の具合、搬入経路に至るまで現場に足を運んで確認するのです。いろんな諸条件も大切ですがオーナーの人柄も重要だったりします。そんなロケハン視察の2013年に、マルーン5のギタリスト、ジェームスヴァレンタインさんのご自宅を訪問する機会がありました。

どんな方がオーナーなのか全く分からずにお伺いしたのですが、ロングヘアにTシャツ姿で快く迎えていただいたオーナーがジェームスさんでした。「マルーン5でギターを弾いてる」と言うので、その時は「腕の良いバックバンドのギタリスト?」と勘違いしていました。ジェームスさんはセレブにありがちな気難しさが微塵もなく、散らかってるけど自由に見て、と、寝室まで見せていただきました。所々に置かれているギターのケースにはモデル名と年式が書かれているのですが、どれも貴重なヴィンテージ!!しげしげと見ていると「見るかい?」と、ケースを開けて見せてくれるではありませんか。しかもそんな貴重なギターをアンプに繋いで「弾いてみなよ!」と弾かせてもらえたんです。

ロサンゼルスではたくさんの物件を視察しましたが、思い出深いエピソードの一つです。本当にフレンドリーで素敵な方でした。最近のライブでは自身のシグネチャーモデルのギター(アニーボール ミュージックマン製)を弾くことが多く、今回の来日公演では僕がロスの自宅で弾かせてもらったギターは登場しなかったようですが、5万人のオーディエンスを前に、アルバムの音源では想像できないくらいジェームスさんのギタープレイが冴え渡り最高のライブだったようです。きっとヴィンテージのギター達は、ロスアンゼルスの邸宅でジェームスさんの帰りをじっと待っていることでしょう。ジェームス!!これからの活躍も期待しています。 (開発 武田伸郎) 5万人のオーディエンスが熱狂した東京ドーム。日本を皮切りにアジアツアーを敢行中。 ご自宅のリビングにてラフな出で立ちのジェイムス・ヴァレンタインさん。貴重なヴィンテージギターのプラグをアンプにプラグイン!!

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