COLUMN

2015.3.25 DESIGN

マラソン走って来ました。

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.35
いまや一大ブームのランニング、先日の横浜マラソンも2万人を超えるランナーが参加してました。廻りでも走っている方が多く、出張の際にはランニングコースが名所の近くに宿を取り、お仕事前に走る方や、女性でも海外レースに参加して年間10本以上のレースを走る強者もいらっしゃいます。かくゆう私も、知人のマラソン自慢話に「そんくらい走れんだろ」と、ぶっつけ本番でレースに参加したのがきっかけで走るようになりました。

それから毎年レースに参加して徐々に記録を縮めながら、なんとかサブスリー(フルマラソンを3時間以内で走りきる)を目指すところまで来ました。しかし最近は年齢的な限界を感じて現状維持もままならず、なんとなくレースに参加する感じでした。ところが、マラソン女子金メダリストのQちゃんの指導で有名な小出義雄氏の「サブスリーを達成する為の3ヶ月メニュー」という著書を読む機会があり、ダメ元でやってみる事にしました。今までの適当な練習と違い、プチ陸上選手並み!インターバル走やビルドアップ、35キロタイムトライアルなんてメニューもあります。なんとかメニューの7~8割はこなしたでしょうか。すると、何となく効果が見えて来ました。これまで練習では出した事の無いタイムが出るようになりました。これでなんとか記録達成!?、と先週日曜にレースに参加して来ました。

気温が高いものの、まずまずのコンディション。体調も問題無し。レースのイメージは、前半押さえて脚を温存し、中盤イーブンで35キロからトップスピード、2時間58分でゴール!です。スタートからコースが混雑し、思うようにコース取りが出来ません。かなりのタイムロスで折り返しが1時間36分。想定タイムよりだいぶ遅れてしまいました。気温も上昇し、疲労がたまって来ますがここからペースアップします。走るマシーンと化して30キロを通過、タイムは2時間13分。残りの距離を考えるとかなり厳しいタイムですが、ペースを保ちどんどんランナーを抜いていきます。力技で40キロまでたどり着きますが、どうしようもない疲労が全身を襲い、時間は既に2時間54分!ちょっとめまいがして意識も朦朧。ここで勝負有り?何人ものランナーに抜かれてしまいますが、すでにがんばる気力もなく、どうにかこうにかゴールイン。タイムは3時間4分33秒。もうちょっとのところでしたがゴールした瞬間は悔しい気持ちも皆無、もう走らなくて良い安堵感で一杯でした。

自己記録は更新したものの、今回もサブスリーは達成出来ず。廻りからは「歳なんだからもういい加減辞めなさい!」という声も多く、この先どうするかはちょっと考えどころです。僕の勝手なストーリーでは「50歳までサブスリー達成、その後はトライアスロンに取りかかる」予定でいたのですが・・・。(エーディコア・ディバイズ/企画開発 武田 伸郎)

脚もほぼほぼ仕上げて来ました。スタート前のコース。ゴールはここから195メートル先。
疲労困憊。レース直後のランナー達。