COLUMN

2019.8.27 SHOWROOM

家具とカーテンの関係

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.271(東京・広尾ショールーム)

夏の猛暑も少し落ち着き、秋の気配を感じるようになってきました。東京・広尾ショールームの3Fは、全面に窓があり天窓もありますので自然光が入り明るく開放的な空間なのですが、夏はかなり高温になり猛暑日はエアコンをフル稼働させるような状況でした。5月のショールームリニューアルの際に夏の暑さ対策としてシェードを新しくし、遮熱とUVカット機能があるファブリックを選んだのですが、効果は抜群でした。

実際に一夏を過ぎて体感したのは、朝、3Fショールームに行った際に感じる蒸し暑さが軽減されていることと、日中、窓際の家具が熱くなっていないことでした。一般的にカーテンを取り付ける目的としては日射しの調整や視線カットなどの機能的な部分と、インテリアとしての装飾的な目的があると思います。インテリアのイメージを左右するカーテンを検討する際には、色や柄、スタイルなどに配慮することは基本です。床や壁、家具などとのコーディネートを意識して選ぶことも大切です。しかし、設置する場所によっては、適した機能を持つ素材を取り入れることも必要です。お選びの機能によっては、大切な家具を保護する役割も果たしますので、オススメの機能をご紹介します。

UVカット機能:特殊な繊維や織りなどによって紫外線をカットし、家具や床材などの焼けや変色を防ぐ機能です。家具の木部はもちろんですが、天然素材のファブリックも日焼けで色褪せたりする場合がありますので、窓際にソファを置く場合などはレースカーテンをUVカット機能付きのものにしておくと安心です。
遮熱機能:太陽光による熱を遮る機能です。太陽の熱を窓から入りにくくし、入る熱を軽減する効果を持つため、室内の温度上昇をおさえますので冷房効果が高まります。夏の暑さ対策には適しています。
日頃のお掃除やメンテナンスはもちろんですが、機能カーテンのように目的に合わせてうまく取り入れると大切な家具を長くお使いいただけますので、カーテンをお選びの際は知っておくと良いですね。

ショールームでお客様とお打ち合わせする際には、図面を見ながら家具のレイアウトを考えたり色を選んだりするだけではなく、カーテンのスタイルや動線などもお伺いさせていただいております。特に住宅は日頃、生活をされる場ですので、トータルで快適にお住まいになれるようにアドバイスさせていただいております。ぜひ、お気軽にご相談ください。(ショールーム担当:西條 恵理)

3Fショールームは天窓がある開放的な空間です。シェード越しに入る優しい光で商品をご覧いただけます。全面プレーンシェードですので、窓周りはスッキリとした印象です。
左上:3Fショールームのプレーンシェード。薄っすらと外の景色も見えます。 左下・右:1Fショールームはフラットカーテンです。吊り元にヒダを取らないスタイルですので、窓ギリギリにソファをレイアウトする場合にオススメのスタイルです。