COLUMN

2017.9.27 DESIGN

2018 撮影 in ロサンゼルス

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.65
今月初め、ロサンゼルスでカタログの撮影を行ってきました。6月のロケハンの際は薄曇りのはっきりしない空模様(ロスではジューンブルームと言うそうです)でしたが、撮影本番の今回はロサンゼルスらしい真っ青な空。天候の心配なく撮影を進める事が出来ました。

撮影時間がキッチリ限られているので、スタート時間を待っていざ撮影開始です。車の駐車、製品の荷下ろし、荷扱いの場所や動線確保など、しっかり決めておかないと作業が滞ってしまいます。撮影にまつわる家具の配送や移動をお願いしているのがラテン系の人達。リーダーのラウールさんとは今回が3回目の撮影です。ラウールさんが招集するエルサルバドルの人達は小柄ではありますが力持ち、そしてとてもシャイ。今までは作業の説明や梱包の仕方など、細かく指示をして作業をチェックしていたのですが、今回のスタッフの中には作業用の手袋やカッター持参の人もいて「やる気」を感じました。(こんな事は初めてです)今までのお願いした作業スタッフの中には、巨漢のバスケットボール選手のような人やプロレスラーみたいなスタッフが来た事もありましたが(見た目の迫力だけで圧倒されます)、これが全く見かけ倒し。休憩ばかりでドリンクやフードを食べたり飲んだり・・・。見た目だけでは働き振りは判断出来ません。6年前のシルバーレイクでの撮影のときは、野性味溢れるグァテマラ人のスタッフで、力もあって動きも良いのですが作業が荒い。カッターがあるのに梱包のテープを歯で噛み切ろうとするのには困りました。(休憩用に用意したリンゴを、皮はもちろんのこと芯まで食べてしまい驚いた記憶があります・・・)今回の作業スタッフは20代の若いスタッフばかりで、フットワークも良く助かりました。今年の撮影は住宅使用の時間の関係でかなりタイトな条件でしたが、ラウールさんをはじめ作業スタッフ皆の働きぶりもあって、2日間の撮影作業を時間内に完了する事が出来ました。(最後のカットが終了するやいなや、瀬戸をはじめスタッフ全員が撤収作業に奔走する様は中々見事でした)

ロスの撮影は無事に終了。撮影後の製品戻しも、トラックで2往復する予定を1台に積み込んで作業する事が出来ました。今はカタログの製作、編集作業の真っ最中です。とても良いカットが撮影出来たので、皆様に素晴らしいカタログをお届け出来ると思います。(開発/武田伸郎)

倉庫での製品チェック。注意しないと熱中症になってしまいます。
製品移動で活躍したトラック。見た目より以外に大きいんです。