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物作りのこれから

2013.12.26

AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.26
今年もあと少し、みなさんどのような一年でしたでしょうか?個人的には今年はいつも以上に慌ただしい一年でした。今年はアメリカに3回出張したので、ファッションも西海岸風になってジーンズばかり履いている一年でした。前々回のブログで「製造国もブランドの一つ」と書きましたが、年末になって考えさせられる事がありました。

1ヶ月半前にオーダーしたジャケットを洋服屋さんに取りに行きました。頼んでいたのはよく行く横浜元町のセレクトショップで、いつもは既製服の少しお直しで満足していたのですが、最近のスーツやジャケットの背抜き(裏地無)や着丈の短さには少し抵抗があり、作る事にしました。冬用のジャケットは裏地が無いとセーターがひっかかるし、お尻の見えているスーツなんて、つんつるてんでおかしいですよね。昨年も作ろうと思ったのですが、工場が込み合って3ヶ月かかり断念していいました。今年は1ヶ月でできるというので、イージーオーダーする事に。ジーンズに合うように、ハリスツイードのヘリンボーン柄の生地を選び、採寸して袖の切羽やポケットの位置やボタンを選んでオーダー。それなりの金額だったので出来上がりを楽しみにしていました。

出来上がったジャケットを着ると自分サイズで満足の出来映えです。細かな箇所までしっかりと作られていて、ハリスツード生地が熟れるまではしっかり持ちそうです。ふと内ポケットの中に縫われたタグを見て驚きました。「MADE IN CHINA」のタグが、、。いつもの担当の店員さんに、オーダーなのになんで中国製なの?昨年は日本の工場と聞いていたので騙されたよ。と、、。よく話を聞くと、昨年オーダーに使っていた日本の工場がキャパオーバーで、3ヶ月も待たせてしまった事と、中国で育てた工場のほうが、納期が短く、同じコストなら、日本の工場より3倍手の込んだ仕上がりで、その工場しかないんですと。今迄は大量生産をする国だったのが、一点物のオーダーを数こなせる、職人のいる工場がある国と認識を変えつつあるとも話をしていました。

今の日本では工場で職人さんが定年退職で、海外で技術指導へ行き、国内では次の世代が育っていない話を聞きます。家具の世界では新消費税導入の影響で、納期も数ヶ月かかる工場もあるようです。今迄の日本が世界で支持されたのは、品質の高い物を早く安く世界に送り出していたからです。これからは品質の高い物を早く送り出す事がこれからの日本死命だと思うのですが、、。消費税前の需要でお待たせした納期と品質が伴った物だったらいいのですが、、。

当社の製品は日本国内で一点一点オーダーいただいて製造しています。来年四月の新消費税導入前の需要期で納期をお待ちしていただく製品も出てきました。できるだけお待たせしないように努力していますが、4月までの納期についてはお早めにお問い合せ下さいませ。インテリアの世界でも少し景気が良い方向に向かっているようです。4月以降も持続でき、良い仕事を続けられるようにインテリア業界みんなで頑張りましょう。来年も様々な情報をお届けできるように走り回ります。
良い年をお迎え下さいませ。
                                (クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇) Harris Tweed・ハリスツイード スコットランド北西部の島、ハリス&ルイス島の島民たちが自分の家の織機で、生地を織るホームスパン。そして完成した生地を“ハリスツイード協会”という団体を通して、ハリスツイードというブランド名で世に出しています。ヘリンボーン(鰊の骨)柄の布は1メートル480グラム以上あるので、ずっしり重いです。 新カタログのNC-030Lのラウンジチェアにはハリスツイードに似たトラッドヘリンボーンを使用し、ブリティッシュな印象になりました。

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