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2025.8.1 SHOWROOM
こだわりの空間に家具を納品させていただきました
AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.483(大阪・心斎橋ショールーム)
先日、エーディコア・ディバイズをご愛顧いただいているお客様のご自宅に、ダイニングセットとラウンジチェアセット、ソファセットを納品させて頂きました。
今回は普段からご愛顧いただいているお客様で、新築マンションを購入されるとのお話しをいただき、お手伝いさせていただくことになりました。ダイニングテーブルは無垢天板にスチール脚部が特徴のMD-607。安心感のある脚部は、取り付け位置が3段階に可動できますので、用途によって変更していただけます。今回は普段からご友人が多く集まられるとのことで、W2100のサイズを納品させていただきました。チェアは人気のMD-1201A。身体を優しく包み込むような背には、クッション性の高いウレタンクッション材を使用しており、年代問わず人気のチェアです。お客様もショールームで何度か見てくださっており、気に入っていただけました。ラウンジチェアは鳥の翼(ウィング)のようにカーブした背のサイドや、ボタン絞りが特徴的なNC-043LA-W。数年前に大阪ショールームで一目惚れされ、ご一緒にオットマンMD-901-OTとサイドテーブルNC-057Bも納品しました。「ここに居座ってしまいそう」と大変喜んでいただけました。お客様は映画や音楽がお好きで、スピーカーをお部屋の四方に置かれています。ラウンジチェアに座りながら心地良いひと時をお過ごしいただきたいです。
洋室には、AD-235ソファベッドを納品させていただきました。仮眠を取られる際や、来客用になど、様々な用途でご使用していただけます。座面の下には、収納できるスペースを設けていますので来客用の荷物入れとしてや、ベッドシーツや枕なども沢山収納していただけます。
今回、カーテンのお手伝いもさせていただきました。カーテンは色や柄によって部屋のイメージを印象づけたり、雰囲気を演出します。各ショールームでは家具に合わせてカーテンのご相談も承っております。
今回、木部は全て床になじむウォールナットブラウンをお選びいただきました。ブラウンを基調にしたお部屋にラウンジチェアとソファベッドのブルーのファブリックがよく映え、こだわりがたくさん詰まった空間になりました。大変満足いく空間が出来たとお喜びいただきました。こだわりの空間にエーディコア・ディバイズの家具をお選びいただき、とても嬉しく思います。
エーディコア・ディバイズ各ショールームでは、インテリアのトータルイメージをお伺いしながら、空間に合わせた家具のご提案させて頂きます。お気軽にご相談ください。皆様のご来店お待ちしております。
(ショールーム担当:天川 唯)


2025.7.30 DESIGNER
インテリアと現代アートの源流は
AD CORE DEVISE DESIGNER COLUMN Vol.170
今年の2月、ロサンゼルスで撮影や取材でお世話になっていたYasukoさんがウエストハリウッドの自宅を売却し日本へ完全帰国されました。ご両親がお住まいだった埼玉のマンションに住まいを移されたのですが、長年住んだロサンゼルスの家にあったアートや家具をオークションで販売し、残したいお気に入りのアートや家具だけを日本へ持ち帰りました。日本での住まいはご両親が残されたマンションなのですが、そこにも医院をされていたお父様のアートコレクションが沢山あり、持ち帰っても壁に飾り切れないアートが沢山ありました。ロサンゼルスの自宅にお伺いしてる時から、瀬戸さんに家具のコレクションから差し上げるからと、1950年代の椅子を数点いただく事になり、帰国されてから車で取りに行きました。川口のマンションにはロサンゼルスから持ち帰ったお気に入りのアートが所狭しと置かれていて、飾れないアートが廊下の床に立てかけられていました。
医師だったお父様のコレクションも大変な物で、ベルナール・ビュッフェのリトグラフや絵画、1950年代に来日したアンリ・マチス本人から購入したという絵画など美術館級の絵画が沢山あります。その中にロサンゼルスのYasukoさんのコレクションが加わりました。そのコレクションはインテリア関係者なら垂涎のル・コルビュジエの手書きアートやターナーの絵画など、、数だけでなく質も美術館級の質と数のコレクションになりました。私には家具だけでなく、新しく移転した六本木本社ショールームの為にと、何点かのアートやカメラマンのポートフォリオやヴィンテージのテーブルスタンドランプなどをいただきました。その中にはロイ・リキテンシュタインのリトグラフの三連作品があります。そのリトグラフの額装を修理とクリーニングし、ピクチャーレールの工事を行い、六本木本社のミーティングルームのバックカウンターへ飾りました。
このリトグラフはYasukoさんがアメリカの画廊で購入した物で、1964年にリキテンシュタインが油彩で制作した「 As I opened fire/アズ・アイ・オープンド・ファイア」という作品を基にしたリトグラフで、航空機による戦闘中の短い数秒間を描いたこの絵画は、物語を表す3つのパネルに基づいていて、リヒテンシュタインの最も野心的な作品で視覚的に対立する要素を奇妙に融合させた作品と評されました。いただいたリトグラフ作品はオリジナル油彩とは違いますが、リプロダクションの印刷物ではなく、初版のリトグラフ作品のようです。リヒテンシュタインのオリジナルの油彩なら気の遠くなるような高額なアートになりますが、リトグラフでも価値はなかなかな物だと思います。作品のサイズも三連の作品が入った額は横幅が1.8メートルあり、飾るには場所を選びます。広くなった六本木ショールームの空間があればこの作品が映えるように思い飾る事にしました。
ロサンゼルスに訪問するようになり、住宅の壁面に何も飾られない白い壁だけという事は無く、大きな現代アートがバランスよく置かれ、インテリアの一部として使われている事が良く分かりました。ビバリーヒルズの住宅では美術館に置かれるようなサイズの奈良美智の彫刻が置かれたリビングや、ジェームズ・タレルの光のアートが庭に作られていた住宅など、アートが生活の中に溶け込んでいる事を知り、美術館の白い空間に置かれる物がアートと思っていた事が、アートは生活のインテリアの中に存在するという事に認識が変わりました。これはカリフォルニアスタイルとして庭とインテリアの融合というスタイルだけでなく、襖絵や屏風といった巨大なアートがインテリアの一部になっていた日本のインテリアスタイルまでもアメリカに持ち込まれた結果なのかもしれません。日本ではいつの間にかそのインテリア手法が忘られ、アメリカに持ち込まれたカリフォルニアスタイルで日本の本来のインテリアが進化していました。
日本で販売されるアートの主流のサイズは10号(530×455mm)と言われています。高校の美術部で描いていた油絵も8~10号がメインで何の疑問も持たずに決められたキャンバスサイズで描いていました。このサイズは今から思えば、ヨーロッパ絵画の肖像画や風景画から来ているのかもしれません。アメリカでも写真などは小さめの額に入れられて飾られますが、一枚だけということは無く、複数枚で壁を飾られます。今、海外では茶室に見られる禅スタイルの何も無い空間も人気ですが、本来、多くあった襖や屏風絵を使った日本の伝統的なインテリアスタイルの方が、アメリカのインテリアに浸透したのかもしれません。
8月お盆休み明けにミラノレポートを開催します。今年はミラノレポートはお休みする予定でしたが、お客様のリクエストが多く社内研修で行ったレポートをお届けすることになりました。ヨーロッパとアメリカ西海岸でのインテリアの作り方は少し違うように思います。今回は辛口が多いかもしれません。お楽しみに!(クリエィティブディレクター 瀬戸 昇)


2025.7.29 DESIGN
映像で魅せる当社家具
AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.158
約12年この開発部コラムを発信していた武田の定年退職に伴い、今後、開発部チーフの渡辺が、当社のこだわりやデザインに関するコラムを皆様にお届けしていきます。第一回目の今回は動画撮影用カメラの事をお話しいたします。当社では撮影用機材として「OSMO POCKET 3」を導入しました。最近ではYouTubeをはじめとする各種プラットフォームで、この小型カメラが多く使用されており、コンパクトながら非常に高性能な撮影が可能です。なめらかな動きと細やかな描写力に優れ、私たちがご紹介している家具の質感やディテールまで、よりリアルに、より美しく表現できるようになりました。
OSMO POCKET 3は、近年のYouTubeやSNSでも多くのクリエイターに使用されている、コンパクトで高性能な4Kカメラです。手ブレ補正を備えたジンバル機能や1インチセンサーによる高精細な描写によって、家具の繊細な木目やエッジの柔らかさ、光と影の移ろいまでも、驚くほどなめらかに、リアルに映し出すことができます。今まではiPhoneをジンバルにセットして撮影しておりました。十分に高品質な動画は撮れていると思っていましたが、、、iPhoneのセンサーサイズには限界があり(1/3.6インチ程度)、質感や陰影の細かな描写には弱い部分があります。OSMO POCKET 3は1インチセンサーと3軸ジンバルを本体に内蔵し、セッティング不要で安定した滑らかな映像が撮れるうえ、細部までリアルに表現できます。見せることにこだわる私たちにとって、この性能差は大きな決め手になりましたし、実際にこのカメラで撮影した動画を公開してから、「最近すごく動画の質が上がりましたね」「動画を見て実物を見たくなって来店しました」といった嬉しいお声を、お客様からいただくことが増えてきました。
映像の質が変わるだけで、伝わり方がこれほどまでに変わるのかと、私たち自身も改めてその力を実感しています。高性能カメラの特性上、ディテールまで“見えてしまう”こともありますが、私たちはそこにこそ価値があると考えています。素材の質感、仕上げの精度、ラインの美しさ。細部まで映し出されても、むしろそれを自信を持って発信できるという自負があります。だからこそ、動画を通じてそのディテールまでしっかりとお見せしたい—そんな思いも、今回の導入の背景にあります。今後は商品紹介にとどまらず、コーディネート例や、ショールーム・展示会の様子、あるいは製作の舞台裏なども映像でお伝えしていきたいと思っております。
家具は単体ではなく、空間や人の暮らしの中で息づいていきます。だからこそ、動きのある魅力的な映像でお客様がイメージし易いよう、動画・映像作りのクオリティを高めていきます。単に美しく見せるためではなく、見る人との距離を縮め、製品に対する思いや背景を丁寧に届けるための手段です。これからも、表現に対する真摯な姿勢を大切にしながら、“伝わる映像”を追求していきます。写真や文章では伝えきれない「手触り」や「重み」「奥行き」といった情報が、映像になることでよりリアルに映し出されます。単なる製品紹介ではなく、“空間や暮らしの提案”に近い表現です。そうした映像を通じて、ものづくりに込めた意図や、使い手の生活にどう寄り添うかまでを、感じていただきたいと思っております。
映像コンテンツの需要が高まる今の時代において、質の高い動画は「伝わり方」の質をも左右します。最新のカメラを使用し、当社製品の魅力をより鮮明に伝えていきたいと思います。とはいえ、どれだけ映像が進化しても、実際に手を触れ、質感や空気感を体で感じていただく体験にはかないません。少しでも気になる家具がありましたら、ぜひショールームに足をお運びください。画面越しでは伝わらない“魅力”を、じっくりと感じていただければと思います。お待ちしております。(開発部 渡辺 文太)


2025.7.29 PRODUCT INFO.
RA-061
2025.7.29 PRODUCT INFO.