COLUMN

2025.5.28 SHOWROOM

デザインの違うダイニングチェアの選び方

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.476(東京・六本木ショールーム)
ダイニングは食事や団欒、勉強や作業など一日の中でも過ごす時間が長い場所です。だからこそ、心地よく使い続けられて飽きのこないチェア選びが大切です。一般的には、ダイニングチェアは統一したデザインのものを組み合わせることが多いのですが、近頃では違うデザインのものを組み合わせたいというご要望をいただくことが多くなりました。そんな時に気を付けるポイントなどご紹介いたします。

ダイニングチェアは身体に合ったサイズをお選びいただくことも大切ですが、テーブルの高さとのバランスも重要です。一般的に、チェアの座面の高さとテーブルトップの高さの差が25〜30cm程度が最適とされています。チェアに座って軽く脇をしめ、テーブルに手を下ろした時に肘が90度くらいになる高さがベストなバランスになります。デザインが違う椅子を合わせるとそれぞれ座面の高さが異なる場合があるので、この差尺を目安に組み合わせていただくと快適にお過ごしいただけます。座面の高さが合わない場合、当社ではチェアの脚をカットして高さを調整できる製品もございますので、ぜひご相談ください。テーブルとチェアの高さが適切でないと身体に負担がかかる場合があります。間隔が狭い場合は、食事や作業をするときに前屈みになり、良い姿勢がキープできなくなります。間隔が広い場合は、腕や肩が上がってしまい、疲労感が大きくなります。ショールームでは様々なタイプのチェアをお試しいただけますので、無理なく楽に座れるバランスを見つけてください。
また、ダイニングチェアを揃えた場合は統一感のある落ち着いたコーディネートになりますが、バラバラの場合はバランスの取り方にテクニックが必要です。バラバラのチェアでのダイニング空間をコーディネートする際に注意するべきポイントは「調和」です。インテリアのイメージを決める要素として「色」「形状(フォルム)」「素材」「質感」の4つが挙げられます。その中でも、特に大きな影響を与える要素が「色」。次に「形状(フォルム)を合わせる」ことで調和が取りやすくなります。例えば、チェアのラインが、曲線なのか、直線的なのかによって、柔らかな印象、シャープで引き締まった印象など異なったイメージを感じ取ります。チェアを合わせる時、「色」や「形状(フォルム)」など、どこか一つでも共通点を持たせることで、異なったデザインでもチェアが調和して見えます。デザインはバラバラでも張地を統一したり、逆に同じデザインのチェアでも張地やフレームの色を変えることによって、アクセントのある調和した組み合わせにする事もできます。

エーディコア・ディバイズの各ショールームでは、様々なタイプのチェアをご覧いただきお試しいただけますので、ぜひお気に入りの1脚を見つけにご来場ください。皆様のご来場をお待ちしております。
(ショールーム担当:西條 恵理)

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チェアのデザインは統一されていますが、張地を変えたコーディネートは統一された中にもアクセントのある空間になります。
ひとつの空間に様々なデザインのチェアを合わせていますが、木部色を統一することによりまとまった空間になります。