COLUMN

2018.1.25 SHOWROOM

ダイニングテーブルの選び方。

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.214(東京・広尾ショールーム)
東京は4年ぶりの大雪が降ったり、寒波が来たりと冬らしい日が続いていますが、この時期には気持ちは春に向かっていきますよね。これからご新居への入居やお引越を控え、家具選びをされている方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、ダイニングテーブルを選ぶポイントをご紹介します。

生活スタイルやご家族の人数、用途によって適したダイニングテーブルは異なります。テーブルを置く場所や用途などイメージを膨らませて、お気に入りのダイニングテーブルを見つけて下さい。
1.生活スタイルや用途によって選ぶ
ダイニングテーブルはお食事をするのがメインになりますが、パソコンや作業をしたりするスペースにもなります。お客様を迎える事が多かったり、リビングと兼用で使われたりとそれぞれ用途が異なると思います。来客が多いけれど、普段はスペースを有効に使いたい場合は、サイズを変えられるエクステンションテーブルがおすすめです。また、リビングと兼用で使う場合には、高さを押さえた低めのダイニングテーブルが便利です。
2.デザインとサイズを選ぶ
お部屋の広さと使用する人数でサイズを選びます。一人が快適に食事をする際に必要なスペースは幅60cm×奥行40cmといわれています。1〜2人用は80cm×80cmや90cm×90cm、4人用は150cm×90cmのサイズで、ゆったりお使いいただけます。6人用は180cm×90cm、210cm×100cm、8人用では240cm×100cm以上のものが目安となります。フォーマルなダイニングテーブルとしては、奥行100cm以上必要です。奥行が90cm以上のダイニングテーブルは、中央に大皿や調味料が置けたり、お花を飾ったりできるゆとりがあります。円形や楕円形は長方形のテーブルに比べて専有面積が広いので、スペースが充分に確保出来ない場合は長方形がおすすめです。また、ダイニング周りに必要な空間としては、椅子を引くスペース(70〜80cm)や人が通るスペース(60〜90cm)を確保できると快適です。
3.素材と色を選ぶ
ダイニングテーブルの木の色味は、フローリングの色や部屋のドア・建具などと合わせるとまとまった印象になります。明るめの色味はナチュラルでカジュアルな印象に、濃いめの色味は高級感や重厚感があり落ち着いた印象になります。無垢材の天板は使い込むほどに愛着が湧きますし、ガラス天板はモダンな雰囲気になります。お部屋の雰囲気に合わせてお選び下さい。

ダイニングテーブルといっても、お食事されるだけでなくパソコンをしたりお子様が勉強したりと用途は様々です。快適にお使いいただくには目的に合った素材やサイズ選びが欠かせません。また、快適に暮らすための動線の確保も大切です。お困りの事がございましたら、お気軽にショールームにご相談下さい。
(ショールーム担当:西條 恵理)

4人用で人気のA-mode MD-105Nシリーズのダイニングテーブル。幅150cmならゆったり4人掛け、幅180cmなら6人でもお座り頂けます。片側をベンチにしたスタイルも人気です!
上:エクステンション式のダイニングテーブルMD-802。天板を引き出すと、前後2人分のスペースが広がります。下左:テーブルサイドを極限まで薄く見せた天板のAD-053(SOTTILE)。モダンな印象のダイニングテーブルです。下右:今までの無垢材テーブルにはない、モダンなテーブルシリーズMD-107。奥行が95cmあり、ゆったりしています。

2018.1.25 PRODUCT

PRODUCT : MD-801 Chair

AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG Vol.58
先月に引き続き2018年のニューモデル、A-mode Heritage MD-801ダイニングチェアを紹介します。MD-801は座面の幅が500mmとダイニングチェアとしてはゆとりのあるサイズ感で、成型合板で作られた柔らかな曲線がモダンヴィンテージな印象を与えるデザインのチェアです。

椅子の構造にはAD COREが得意とする成型合板の技術が盛り込まれています。フレームはビーチの単板を重ねる枚数を場所によって変える、不均等厚合板という技術を用いています。前脚と後脚は柔らかなカーブでつながり、左右のフレームは笠木と座の前部のみで接続し、3次曲面の成型合板である背座を組み合わせる事で強度のある椅子ができあがります。また、背座とフレームの固定部には、クリスマスツリークリップという自動車にも使われるパーツを使用し、メンテナンスが可能な構造になっています。しなやかにフレームが動くことで荷重を逃す構造になっています。

すっきりとしたアームの接続部は、高い精度で削りの加工を行い、ホゾとダボを併用し強度を高めています。背中に回ったフレームには椅子を引きやすいように手かけの掘りこみを施しました。シンプルでフラットな印象の座面にも、深い座り心地を実現するために様々な工夫が施されています。シェルの座面中央部に20mmのくぼみをもたせ、薄いウレタンを7層、さらに硬さの異なる2枚のウレタンを重ね計9層、41mmの厚みのあるクッション構成になっています。背座のシェルは一体でありながら座は柔らかく背は硬いウレタンを使用し、上質な座り心地を実現しています。

シンプルで柔らかいラインが特徴的なMD-801。新しさと懐かしさ、両方を感じることができるモダンヴィンテージのデザインです。高度な加工技術とディテールのこだわりによってデザイン性と機能を両立しました。見た目からは想像できない上質な掛け心地とモダンヴィンテージのデザインをぜひショールームでお試しください。

(エーディコア・ディバイズ 企画開発/富所 駿)

■MD-801 DINING CHAIR 製品ページ ▶

●画像はクリックすると拡大されます。

左:成型合板で作られたフレームの構成。右上:背座とフレームの接続部。クリスマスツリークリップという樹脂製のパーツを押し込み固定します。フレームに傷をつけずに取り外すことができ、メンテナンスが可能です。右下:不均等厚合板という技術を用いられた脚部。部位によって異なる枚数の単板を重ねプレスすることで、厚みが緩やかに変化し美しい仕上がりです。
左上:アームとフレームの接続部。ホゾとダボを併用することで高い強度を実現します。左下:手かけが掘り込まれた背のフレーム。右上:ウレタンの構成。20mmの座面のくぼみを埋めるように7層のウレタンを重ね、更に2層の硬さの異なるウレタンで覆っています。右下:フラットな座面の仕上がり。計41mmの積層ウレタンが深みのある掛け心地を生み出します。

2018.1.24 SHOWROOM

リラックスしたひとときをお過ごし下さい。

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.213(名古屋・栄ショールーム)
エーディコア・ディバイズ各ショールームでは、新作商品の展示や人気モデルが新たに加わり、レイアウトも一新しました。ご来場いただいたお客様からは特に、2018年モデルのMD-805ソファシリーズが好評です。低めの座面とポケットコイルの深い掛け心地と、柔かく厚みのあるクッションがとても気持ち良く、リラックスできます。

ショールームでお気に入りの家具を試しながら、リラックスしたひとときをお過ごし頂くために、今の季節は暖かいフレーバーティーを2種類ご用意しています。1つめは、甘いバニラと甘酸っぱいフルーツの香りの紅茶に、可憐なバラのつぼみをブレンドした「ゆめ」。2つめは、台湾烏龍茶をフルーティーに香り付けした「コトブキ」。とちらも香り豊かでアロマ効果もあるので、ゆったりとした時間をお過ごしいただけます。

各ショールームではリビング・ダイニングシーンをブランド毎に揃えています。2018年モデルのエクステンションテーブルや座卓などお確かめになりながら、春の訪れを感じて頂けるフレーバーティーでお寛ぎ下さい。皆様のご来場を心よりお待ちしております。(ショールーム担当:小田切 里子)

好評のMD-805ソファ。柔らかく厚みのあるクッションでゆったりとお寛ぎください。
左「コトブキ」、右「ゆめ」どちらのフレーバーも、春を思わせる花びら入りで目で見ても癒されます。

2018.1.18 SHOWROOM

アメリカ西海岸建築レポートVOL.14 CD販売中

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.212(大阪・心斎橋ショールーム)
先日開催された、2018年アメリカ西海岸建築レポートVOL.14でご紹介した写真と未公開写真を合せて1100枚を収録したCD-ROMを、エーディコア・ディバイズ各ショールームで販売しております。

クリエイティブ・ディレクター瀬戸が先月LAを取材した最新版の画像集です。先日発行した最新総合カタログの撮影で使用した住宅も収録されています。外観はもちろん、キッチン、バスルームなど通常ではなかなかご覧になれない部分までご紹介しています。また、2番目に収録されているモダンハウスは、庭に巨大な多肉植物やたくさんの植木が、高さや少し色を変えながら花をアクセントにしてバランスよく配置されていて、とても参考になりました。他には本棚に本を並べるだけではなく、間にオブジェを挟んだデコレーションやディスプレイなど、どれも素敵でした。早速ショールームのディスプレイにも取り入れてみようと思います。他にも様々なスタイルの住宅をご紹介していますので、ご自身の家づくりやインテリアのイメージ作りに活用してみてはいかがでしょうか。

ショールームで展示中の写真パネルも同じくアメリカ西海岸で撮影したものです。こちらはすべて1点物でご購入も可能です。ぜひCD-ROM、最新総合カタログと合わせてご覧ください。皆様のご来店お待ちしております。
                                    (ショールーム担当:青木 由紀子) 
★1100枚(jpgデータ) ★ショールーム店頭価格:1,800円(消費税込)
★地方販売価格:2,300円(消費税込/代引手数料・送料込み/沖縄除く)                                                                         

最新総合カタログもショールームでお渡ししています。
写真パネルを飾ると空間が華やかになります。新築のお祝いやプレゼントにもおすすめです。

2017.12.28 DESIGNER

生きているインテリア

AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.80
2017年もあと少しとなってきました。皆様はどんな一年だったでしょうか?私は9月に社長になり、年末のご挨拶にお伺いするようになって少し実感が湧くようになってきました。お客様からはデザイナーは引退ですか?セミナーはしないんですか?と聞かれますが、ご安心下さい。まだまだデザイナーは引退しませんし、西海岸セミナーなど、皆さんに必要とされるセミナーはまだまだ続ける予定です。

今も、1月10日から始まる西海岸建築レポートのスライドを作成する為に、12月4日に帰国してから、写真整理と補正に追われています。取材からこんなに時間の無いセミナーは初めてで、本当の意味で、今の旬の情報をお伝えできる写真になっています。今回の取材は初めて12月に訪れたので、街のクリスマスツリーや住宅内のクリスマスの飾りなど、いつもの住宅とは違う姿を見る事ができました。今回は3000万ドルの販売前の住宅から、アメリカ東海岸のフェデラルスタイルのファミリーの住宅、フランク・ロイド・ライトJrの設計の家や、1920年代のスパニッシュハウス等、様々なスタイルを見る事ができたのですが、撮影した2千枚近くの写真を整理しながら、生きているインテリアとは何かを感じる事ができました。

3000万ドルの家は豪華なクールモダンで、調度品など入れられ販売を待つばかりで、景色やインテリアも目を見張るものでしたが、他の家と比べて何かが足りません。人が住んでいない家は空気感が違います。3000万ドルの家も、他の家もどちらも、綺麗にデコレーションされているのですが、住まわれている家は生活に必要な物だけでなく、アートやフォトパネル、家族の写真やお気に入りの小物も置かれ、大切に使われたいい感じの使われ感が出ている事です。あまりにも綺麗に片付いた空間はなんとなく居心地が悪くなります。また、家と家具のマッチングも大事で、バランスの取れた空間でなければ快適な空間となりません。これ以上はセミナーのネタバレになってしまうので書けませんが、、。

いつもお世話になっているロスのプロデューサーのYASUKOさんから聞いた話ですが、ファッションブランドやファッション誌の撮影では新品だとリアリティが出ないので、新品のバッグや服を床に打ち付けたり、砂を付けたりして使った感を出すそうです。ファッションの世界も、この数年衰退してきたメルローズ通りの古着ファッションがヴィンテージとして再流行していて、セレブ達に人気で、日本でも古着をヴィンテージとして見うように変わってきました。、実際に使われた感覚感は時間が経なければ実現できません。日本では新品が良いとされる感覚が根強いので、ヴィンテージ感にも程度があると思いますが、大切に使われた印象のヴィンテージは日本人としても取入れられるのではないでしょうか。

これからの製品創りは新しく見えるデザインだけでなく、使われ続けて価値のある、大切に使われるデザインもしなければと思いました。さて、2018年はどんなファッション、インテリアが来るのでしょうか。新しい風が吹きそうな気がします。それをキャッチできるように、アンテナを張っていなければ、、。今回の西海岸建築レポートはいつも以上に、いろいろなスタイルが見る事ができます。お楽しみに!皆様良い年をお迎え下さい。
(クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)

1月10日のセミナーの家です。左上:フェデラルスタイルのファミリーの家では暖炉の上の靴下の飾りが置かれていました。左下:フランク・ロイド・ライトJrの設計の家で宝飾デザイナーが住んでいました。右上:アーティストのデザインで人工大理石が使われた白いインテリアが特徴。右下:ビバリーヒルズを見下ろす大理石がふんだんに使われたホテルのような住宅で、3000万ドルで売り出し中でした。
2000年にオープンし、ロサンゼルスでもっとも集客のあるショッピングモールのグローブ。巨大なクリスマスツリーにはたまげました。空には実物大のサンタの乗ったソリとトナカイが吊られ、サンタの家ではサンタと記念写真が撮れます。やはりアメリカのクリスマスは違います。