COLUMN

2017.12.27 DESIGN

圧巻のライブ体験でした!!

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.68
今年も残り少なくなってまいりましたが、皆さんにとって今年はどんな1年だったでしょうか。今年は2年に一度のカタログ改訂の年だったのですが、この間LAに行ったばかりだと思ったらあっという間に改訂の年になり、ロケハンから船便の手配、LAでの撮影からカタログ編集と印刷まで怒濤のスケジュールで新作展示会が終わるまであっという間の一年でした。LAの撮影では今回もコーディネーターのYasukoさんにお手伝いいただいたのですが、時々このブログにも登場するYasukoさん。ご存知の方も少なからずいらっしゃるレジェンド・ウーマンなのですが、今回はYasukoさんの親戚の小山田圭吾さんの話題をお伝えしたいと思います。
Yasukoさんとの会話で音楽談義で盛り上がるときも時々小山田さんの話題になります。小山田圭吾さんは80年代後半「フリッパーズ・ギター」を小沢健二さんと結成、解散後はソロユニットCornelius(コーネリアス)として国内外に活動の場を広げているミュージシャンです。グッドデザイン大賞の人気番組、NHK「デザインあ」の音楽でも話題になりましたね。最近ではYMOにギタリストとして参加しています。僕はギタリストとして聴く事が多いのですが、海外ではコンポーザーとしての認知度の方が高いかもしれません。

そんな小山田さん(コーネリアス)のライブを、今年の10月、Yasukoさんのお誘いで初めて見る機会がありました。Corneliusのライブとしては実に9年振りだという事です。会場は新木場STUDIO COAST。席は2階VIP席の真正面最前列。会場は満席で、シンプルなステージでは何のギミックもない4人編成のライブサウンド。アコースティックな曲からメタル調のギターまでレンジの広さに圧倒されますが、それ以上に凄いのが曲と映像のシンクロです。それは文字だったり風景だったり、アニメーションや万華鏡のようなマッピング映像だったり。1曲ごとにストーリーを追いかけているような感覚で素晴らしいライブ体験でした。(ライブ終了後に、バックステージで小山田さんにお会いする機会があったのですが、上手い事ライブの感動を伝えられたかどうか・・・・)

今回のライブを体験するまではCorneliusのアーティストとしてのパフォーマンスを知らずにいました。CDを聴いたりして、何となく理解していたつもりでいましたが実際のライブを体験してその素晴らしさを実感しました。来年はそんな感動を一つでも多く体験出来る1年にしたいですね。今年も大変お世話になりました。来年もよろしくお願い致します。(開発/武田伸郎)

ライブ後半の盛り上がり。なぜか会場では「スマホ撮影」する人がいません!!なぜ!?(僕はこっそり2枚だけ撮りました・・・)

2017.12.26 SHOWROOM

フレンチレストランに納品しました。

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.211(東京・広尾ショールーム)
今年もあとわずか、ショールームではクリスマスツリーを片付けると、今年も終わりだなぁと実感してしまいます。また、年末年始を新しい家具で迎えたいお客様も多く、納品が続く時期でもあります。

そんな中、先日、代官山のフレンチレストランにチェアを納品させていただきました。オーナーシェフはご自宅でも当社のダイニングセットをお使いいただいていて、今回、フレンチレストランをオープンするにあたり、相談にいらして下さいました。いろいろとお試し頂き、気に入って下さったのがCERVO(AD-861DA)です。Simplicité(単純な、簡素な)という店名のイメージにもピッタリな、座が浮遊したような軽やかでシンプルなデザインが特徴のチェアです。内装パースを拝見させていただいたり、お話を伺いながらチェアの色や素材をアドバイスさせていただきました。また、オープンキッチンが見えるカウンターやテーブルはすでにご用意されておりましたので、テーブルとチェアの高さ関係等も入念にお打ち合わせさせていただきました。特にフレンチはフォークとナイフでお食事されますので、高さのバランスが悪いとお食事しにくいので、細かい配慮が必要です。納品当日は、1月2日のオープンに向けて内装の仕上げや準備の最中でした。お選びいただいたチェアの色もお店の雰囲気にマッチしていて、オーナーも大変喜んでくださいました。この空間でどんなお料理が提供されるのか楽しみです。

ショールームでは、住宅のみならずレストランや様々なパブリックスペースのご相談も承っております。空間に合わせた家具をご検討の場合は、お気軽にご相談下さい。

Simplicité(サンプリシテ)
〒150-0033東京都渋谷区猿楽町3-9  アヴェニューサイド代官山1 2F
(ショールーム担当:西條 恵理)

ナチュラルなカウンターとチェアの背がピッタリです。カウンター上部と合わせ、チェアの脚とレザーはブラックにして空間を引き締めた印象にしました。
個室にもなるスペースは外の陽射しが入り、明るい空間です。

2017.12.26 PRODUCT

PRODUCT : MD-805 Sofa

AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG Vol.57
先月に引き続き2018年のニューモデル、A-mode Heritage MD-805ソファを紹介します。シンプルで低く抑えられたスタイルは1970年代のモダンなインテリアシーンをイメージしてデザインしました。

サイズバリエーションはW2400のワイド3PからW2100の3P、W1800の2Pソファに片アーム、コーナーソファを組み合わせることで様々なシーンに使えるシステムソファです。更にシェーズロングやオットマンを組み合わせ、サイズバリエーションのあるL型ソファとして使用することが出来ます。空間を広く見せるため背やアームを低く抑え、座の高さも380mmと低く設定しました。ポケットコイルを使用したしっかりとした深みのある掛け心地の座クッションが、オーク材の脚とフレームのボトムに乗せられ、低くスクエアな背とアームに囲まれる構成です。

シンプルに見える背やアームにも座り心地を考えたデザインが施されています。背や肘が当たる内側の芯材はテーパーが取られ、ウレタンフォームを付けることで柔らかな当たりになるようにしました。背の置きクッションは二重になっており、しっかりと腰をサポートして使用する場合は二重で、リラックスして使用する場合は薄いハードボードを外して、更に両方外して奥行き720mmのデイベッドとしてもお使い頂けます。ボトムはテーブルと同じようなフラッシュ構造で、厚みが55mmあり70mmのオーク材との組み合わせで高い強度を実現しています。全ての張りはカバーリングシステムを採用しメンテナンス性にも優れ、ファブリックを変えることでまた違った表情を見せます。

シンプルでスクエアなスタイルの中にも、ナチュラルで素材感のある柔らかな印象のMD-805。モダンすぎずナチュラルすぎないデザインはニュートラルな空間に溶け込み、ファブリックの組み合わせにより様々な表情を見せます。ぜひショールームで座り心地とともにお確かめください。

(エーディコア・ディバイズ 企画開発/富所 駿)

■MD-805 SOFA 製品ページ ▶

●画像はクリックすると拡大されます。

左上:背のクッションは二重に置くと座の奥行きが500mmになり、腰の当たりがしっかりサポートされるため小柄な女性でも快適にお使い頂けます。薄いハードボードを取り外すと奥行きが550mmになり腰の当たりが柔らかくなるため、大柄な男性でもリラックスしてお使い頂けます。左下:中身が二つに分かれた背クッションは、カバーの内部にもファスナーが取付けられ、カバーリングになっています。右上:座クッションにはポケットコイルを使用しています。右下:クッションの内部構造。スクエアな背クッションも、身体に当たる部分には柔らかなウレタンフォームが付いています。※写真は試作段階の物です。
左上:テーブルと同じようなフラッシュ構造のボトム。周りを囲むオーク材は置き式の座クッションがずれないよう、縁が立ち上がっています。左下:ボトムの裏面。ボルトを取り外すと背、座、アーム、全てを取り外すことができます。脚部はオークの無垢材を贅沢に削りだしています。右上:カバーリングシステム。背とアームはボトムから取外しカバーを交換します。取り外しやすいように見えない位置にファスナーを付けました。右下:背とアームは樹脂棒をガイドに位置を決め固定します。

2017.12.19 SHOWROOM

ショールームBGMのご紹介

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.210(名古屋・栄ショールーム)
先日の新作展示会に伴い、エーディコア・ディバイズ各ショールームで流れているBGMが新しくなりました。こちらのBGMはクリエイティブ・ディレクター瀬戸が選んでおり、各ショールームでは商品イメージやシーン等によって変えています。

今年の新作展示会のテーマに合わせてセレクトした楽曲の1枚目は、LUSRICA「MELODY PLACE」。デジタル音が気持ちを明るくしてくれるので午前中からお昼に掛けての時間帯にピッタリの1枚です。2枚目はSubmerseの「Are You Anywhere」。90年代初期のスロウジャムとインストゥルメンタル・ヒップホップをベースに、様々なサウンドをMIXした、聴いていて楽しくなるアルバム。シンセサイザーが所々ブレンドされていてとても新鮮です。夕方から夜に掛けては、繊細で透き通った歌声とデジタルな音源の中に、鍵盤やサックスで深みをだしたFKJのデビュー・アルバム「French Kiwi Juice」。FKJはSNSの動画で人気に火がついたアーティストで、様々な楽器を即興演奏する動画も是非ご覧下さい。最後の1枚はマイルス・デイヴィスとビル・エヴァンスのコラボアルバム「Complete Studio & Live Masters」モダンジャズの両巨頭二人のコラボレーションによる、コンパイルアルバムです。テーマの曲を調べて行く内に様々なジャンルやアーティストのヒットのきっかけ等、知る事が出来ました。時間体や気分、空間によって音楽をチョイスすることは、様々な生活シーンでとても重要な事だと思います。

2018年モデルイメージは新製品の「1970年代モダンヴィンテージ」。その時代は、トレンドの多様化、バリエーションの時代でした。個人の好きな物を選択するというスタイルです。ショールームのBGMもポップで軽快な音楽から、しっとりとした大人のジャズまでバリエーション豊かです。心地よいメロディーに耳を傾けながら、お気に入りの家具を見付けにいらしてください。皆様の御来店お待ちしております。 (ショールーム担当:小田切 里子)

左上:LUSRICA/「MELODY PLACE」右上:Submerse/「Are You Anywhere」 左下:FKJ/「French Kiwi Juice」右下:MILES DAVIS & BILL EVANS/「Complete Studio & Live Masters」
心地の良いBGMでお寛ぎ下さい。

2017.12.13 SHOWROOM

新しい展示品入荷しています。

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.209(大阪・心斎橋ショールーム)
エーディコア・ディバイズ各ショールームでは、2018年新モデルを含む新しい展示が始まりました。

2018モデルのMD-805ソファは低くシンプルなスタイルで、1970年代のモダンなインテリアシーンをイメージしています。ダイニングテーブルMD-802はエクステンション機能を備えていますので、様々なシーンに対応します。ショールームではW1800サイズを展示していますが、両サイドを伸張するとW2300になります。来客があった場合もテーブルセッティングはそのままで、天板サイズを伸張する事が出来、非常に使いやすサイズになっています。伸張時には天板トップと平滑になり、しっかりと強度も保てます。女性でも簡単に伸張する事が出来ますので、ぜひショールームでお確かめください。また、和の空間にモダンなインテリアシーンを創りだす 座卓MD-806、座椅子MD-803も登場しました。実際に座椅子にお座り頂き、座り心地をお試し頂けます。お客様からはそのゆったりしたサイズ感やあぐ らを組んでも座卓に脚が当たらない所など大変好評を頂いています。

他にも新しいファブリックを使用したダイニングセット、ラウンジチェアなど入荷しています。木部の素材、塗装はもちろん、新しい張地もご覧頂けますのでぜひ実物に触れてみてください。皆様の御来店をお待ちしております。                                          (ショールーム担当:青木 由紀子)

2018新モデルのMD-801,802セット。左上:片側だけ伸張しても使用できます。
ぜひ実際に座ってみて、背のクッション性などご確認ください。