COLUMN

2017.8.18 SHOWROOM

インテリアレポート写真CDを販売しております。

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.198(名古屋・栄ショールーム)
エーディコア・ディバイズでは、アメリカ西海岸インテリアレポートの写真や、ミラノデザインウィークレポート写真を収録したCD-ROMを各ショールームにて販売しております。

アメリカ西海岸インテリアレポートのCDは、クリエイティブ・ディレクター瀬戸が自ら取材したロサンゼルスエリアの建築物を納めた画像集です。建築家やインテリアショップのオーナー、フラワーアーティストなど、現在ロサンゼルスで活躍している方々の自邸などをレポートしています。建築だけではなくトレンドのインテリアや、住人のライフスタイルに合わせたトータルコーディネートなど、参考になる写真ばかりです。建築家やインテリアのプロの皆様にはもちろん、これからマイホームをご検討されている方にもとても参考になる写真ばかりです。以前ご購入頂いたお客様のなかには、インテリアのプランやイメージがまとまらず悩んでいた時に、こちらの写真で色々な全体像をイメージして少しずつインテリアを揃えられたと言う方もいらっしゃいました。

ミラノデザインウィークレポート写真は、毎年現地で取材して来たブランドを中心に、ブースデザインだけでなく展示インテリア、プロダクト、デコレーションまでエリアやブランドごとに分けて収録しています。また、クリエイティブ・ディレクター瀬戸が細部にこだわり作成したミラノオリジナルインテリアマップも付いていますので、ミラノへのご旅行をお考えの方にもとてもおすすめです。

最新のものから、バックナンバーまで取り揃えております。ご都合によりご来場いただけない方には、配送も承っております。ご検討の方はお気軽にお問い合わせください。お待ちしております。(ショールーム担当:小田切 里子)

最新版/2017年夏アメリカ西海岸インテリアレポートVOL.13
★600枚(jpgデータ) ★ショールーム店頭価格:1,800円(消費税込)
★地方販売価格:2,300円(消費税込/代引手数料・送料込み/沖縄除く)

お問い合わせはこちら

多数のインテリアシーンが収録されたCD。バックナンバーのご用意もございます。
ショールームでは、取材で訪れたアメリカ西海岸で撮影したフォトパネルを販売しております。

2017.8.9 SHOWROOM

天然皮革のバリエーションご紹介します。

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.197(大阪・心斎橋ショールーム)
エーディコア・ディバイズでは、お客様のスタイル、インテリア空間にに合わせて木部の色、布、革をお選び頂けます。今回は上質であり、色のバリエーションが更に充実した本革についてご紹介します。

まずご紹介するのは、天然皮革ゼブレザー、ソフトレザーの2種類です。お手入れのしやすいシボ型押しが施されています。ゼブレザーはベーシックな3色、ソフトレザーはベーシックカラーとチャコールブラウン、レッドに、最近新しくグレー色が加わり8色になりました。少し薄めの綺麗なグレーで、特にボタン絞りが施された製品にご使用頂くと、ボタンの周りに影が出来て綺麗に浮かび上がります。他に、革本来の表面を活かすため型押し加工を施していない柔らかい手触りのスムースレザー、特別な鞣しと染色加工を施したヴィンテージレザーがあります。こちらには適度な艶があり、非常に肌触りがいい革となっています。少し丸みのおびたNC-016ソファなどに使用すると、背のトップの部分が綺麗に光を反射するのでおすすめです。

エーディコア・ディバイズ各ショールームでは、本革を使用したソファ、ラウンジなど多数展示しています。革の実物サンプルをご覧頂きながら、それぞれの特徴やお手入れ方法などについてもしっかりとご案内します。ぜひ皆様の御来店をお待ちしております。(ショールーム担当:青木 由紀子)

NC-016ソファにはヴィンテージレザーADV-1レグホーン色、ボタン絞りが特徴的なNC-023ラウンジにはソフトレザーADC-2フレンチベージュ色を使用しています。
左上:ヴィンテージレザーの赤みを帯びたADV-3バーガンディー色とソフトレザーの新色ADC-8グレー色。右上:ホワイトからインディゴ、オリーブグリーンなど豊富な色展開です。左下、右下:新色のADC-8グレー色を使用したチェア。背のボタン部分も綺麗な色味がご覧頂けます。

2017.7.28 DESIGNER

西海岸の流行は

AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.75
来週からアメリカ西海岸建築レポートが始まります。9月の新カタログに向けて撮影で使用する住宅のロケハンの模様をレポートいたします。スライド用の写真を見て、ロケハンで走った市内の事を思い出していました。2003年にロサンゼルス近郊で撮影をするようになって15年近くになります。最初に訪れた頃からファッションや車のデザインはかなり変わりましたが、住宅については様々なインテリアスタイルがあり、流行に左右されず、住まわれる方の趣味やライフスタイルに合わせて作られています。もちろんデコレーションされた小物は違いますが、、。対してレストランなどの商業施設では違います。

日本では西海岸スタイルが長く流行しています。ロサンゼルスではイタリアンなどモダンスタイルやセレブ好みのハリウッドリージェンシースタイルが商業空間で流行っていましたが、日本で言われるような西海岸スタイルと言われるラフなスタイルを商業空間にはあまり見る事はありませんでした。しかし、世界的な西海岸やアメリカンスタイルの流行によって逆輸入されたのでしょうか、先日ロケハン時に回った時に、今迄モダンスタイルだったホテルや店がナチュラルテイストの西海岸スタイルに変わっている事を多く感じました。サンタモニカやウエストハリウッドやメルローズなど流行に敏感なエリアの多くの店が変わりつつあります。

数年前まで常宿にしていたビバリーヒルズのホテルに久しぶりに泊ったのですが、有名イタリアモダン家具ブランドで統一されていたクールモダンなレストランや、クラブはナチュラルテイストに変り、ガーデンカフェは草花で溢れるカフェに変わっていました。カフェは相変わらず夜になると深夜まで音楽ガンガンのクラブにはなるのですが、夜の印象から朝や昼のインテリアになっていました。裕福な方々が住まうブレントウッドの小さなモールもナチュラルテイストで、優しげな色使いのナチュラルスタイルです。置いている食品など値段は優しくないのですが、、。肩肘張るようなモダンより気取らないナチュラルなテイストが今なんでしょうか。ナチュラルテイストと言っても西海岸スタイルと思われているラフで適当な仕上げではなく、ナチュラルでも仕上げが綺麗目のインテリアです。

車の流行はというとテスラとポルシェが増えました。一時期はセレブが環境に配慮してプリウスを乗る姿が多く見られて、沢山走っていましたが、今は電気自動車の高級車テスラです。流麗なテスラのセダンが本当に多く見られました。環境に優しくても格好良くて早いのが今の車の今なんでしょうね。ポルシェは8軒訪問した家で4軒にありました。今迄はレンジローバーやアストンマーチンを見る事が多かったのですが今は違うようです。ポルシェが世界的に販売台数を大きく伸ばしている事を実感しました。やはりアメリカはお金持ちの国なんです。ロサンゼルスと言っても局地的な話しで、定点観測した感想でした。さて、来週から西海岸レポートが始まります。今回は建築家、インテリアショップのオーナーの家など、私達の仕事に近いお仕事されている方々の自邸をお見せいたします。お楽しみに!
(クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)

左:ビバリーセンター前にあるソフィテルのメインダイニング。昨年まではB&Bの家具が並んだモダンデザインだったのですが、ミッドセンチュリー風の家具とインテリアはブリティッシュなクラシカルな空間で、壁にかけられた絵画が不揃いで曲がってかけられているのもわざと?右:外のテラスコーナーでは夜にはクラブに変身し大音量で音楽がかかります。朝見ると花が咲き乱れるガーデンです。花や鉢や家具も不揃いです。丸いカウンターテーブルがクラブっぽい。
左:ブレントウッドにある小さなショッピングモールにある食料品店。置いてある食材はどれも高価です。併設されているカフェレストランのインテリアもゆるい感じです。店のインテリアの仕上げは綺麗で手の込んだ物でした。右:サンタモニカにあるインテリアショップオーナーの住宅です。最近の水不足から水やりの制限が市の当局から指示されている事もあり、サボテンや多肉植物を多用する住宅が増えてきました。市内の新しい公共公園も水やりの少ない植物が多くなりました。

2017.7.27 DESIGN

2018モデルスタジオ撮影速報

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.63
うだるような暑さが続いていますが、今週今年の秋に発表する新製品のスタジオ撮影を行いました。今年の新製品の製作は、大雨や悪天候の影響で物流や配送にも影響が出てしまい、ただでさえタイトなスケジュールなのですが、さらに厳しい日程になってしまいました。撮影の前々日にようやく倉庫に製品が届いたばかり。朝イチにスタジオにトラックを着けて慎重に荷下ろし、予定に沿って撮影に入りました。

スタジオに入ると採光する窓がないので、天気や時間が徐々に麻痺してきます。そんなに時間が経ってないような気がしても実はもう日が暮れて夜になっているなんてこともしばしば。カメラマンと段取りを確認して、撮影を進めていきます。どんな順序で撮っていくか、組み合わせをどうするか。アングルを決めることも大事ですが、その「カット」をどのように使うかも重要です。いくらカッコいい写真が撮れたとしても、用途にそぐわなければ意味が有りません。瀬戸のデレクションのもと、グラフィックデザイナーとカメラマンとでイメージを固めていきます。ちょっとの振り(見え方の角度)、微妙な視線の高さが製品の見え方に大きく影響します。肉眼と撮影された画像でも見え方が全く違う場合が有ります。

製品の出し入れや移動等、撮影は体力勝負ですが最も大事なのが集中力。丸2日に渡って撮影を行いますが、集中力を切らさず乗り切るのは至難の業です。どうしても中だるみや終盤に駆け足で流したりしがちですが、瀬戸の場合は集中力が切れることがほとんど有りません。長いおつきあいになるカメラマンの丸山さんも淡々と撮影を進める方で、気分によってスピードが変わったりノリによって調子が乱れる事が有りません。今回の撮影も60カット近い撮影、最初は難航しましたが無事撮影を完了しました。

これから秋の新作展示会に向けて、製品の準備やカタログ製作が本格的にはじまります。今回撮影した画像もしっかり活かして、完成度の高いカタログに仕上げていきたいと思います。(企画開発/武田伸郎)

撮影画像をモニターでチェックしながら作業を進めていきます。

2017.7.22 PRODUCT

PRODUCT : CIRCOLO Ⅱ [サーコロ デュエ] Stool

AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG Vol.52
今回はAD COREブランドより、シンプルでユニークなフォルムで様々な使い方が楽しめるスツールCIRCOLO Ⅱをご紹介します。イタリア語でCIRCOLOは「円」「丸」を意味し、その座面の形から名付けられました。

CIRCOLO Ⅱは細部まで考え抜いたデザインが上質な質感と掛け心地をもたらします。ボックス型のベースから浮いて見えるデザインの円形の座面は、板座とクッションタイプのバリエーションからお選び頂けます。高度な成形合板の技術によって実現した、器型の座面は、クッションがなくても身体にフィットし絶妙な掛け心地です。クッションタイプの座面も同じ形状の成形合板の座面に複数枚のウレタンを重ねているため、縁が薄く、すっきりとした見た目ながら、中央部はウレタンに厚みがあり長時間座っていることができる掛け心地に仕上がりました。ベースから浮いた座面は、軽やかに見せるデザインとスツールを移動させる際の持ち手としての機能を併せ持ちます。クッションタイプの座面の裏側は、溝の彫り込みをつけて張地を納めることで、見た目にも美しく、持ち運ぶ際に手で触れても手触りが良いように考えられています。

一見何の変哲も無いボックスのベースの細部にも、美しく、使う人のことを考えたこだわりが詰まっています。ボックスは小口が見えないように45度留めで作られ、さらに角には5mm角の無垢材を回して面取りを施しました。持ち運ぶ際にぶつけても傷がつきにくく、また座ってる時に足が当たっても痛く無いようにデザインされました。ボックス上面の縁が無垢材によって立ち上がっているのにも理由があります。CIRCOLO Ⅱは積み上げて置いておくことができるデザインですが、上に積んだスツールの接地部のパーツがこの立ち上がりにぴったりと収まり、ズレることが無いようになっています。更に積み上げた際にも下のスツールと若干隙間ができることで美しく、角が傷つかないデザインです。

1985年に発売後、途中バージョンアップを経て30年以上経っても人気のCIRCOLO Ⅱ。時間が経っても古くならない上質なデザインは、随所に込められた使い勝手と美しさを兼ね備えたこだわりのディティールによるもの。リビングの片隅、店舗のウェイティングスペース、レストランのダイニングまでシーンを選ばずお使い頂けます。ぜひショールームでご覧下さい。
(エーディコア・ディバイズ 企画開発/富所 駿)

■CIRCOLO Ⅱ STOOL 製品ページ ▶

●画像はクリックすると拡大されます。

左上:器のような形の成形合板の座面は、掛け心地を考えR1000のカーブを描き、中央部が10mmほど低くなっています。また、クッションタイプの座面のウレタンは、座面中央部にはしっかりと厚みを持たせ、スツールとは思えない上質な掛け心地です。左下:浮いているように見える座面は、持ち手としても機能するように考えられました。右:クッションタイプは座面裏に溝を彫りこみ、張り地を納めることで、座面を持ち手として使用する際の手触りを良くしました。
左:板の接合部を縁取る5mm角の無垢材。無垢材で縁取る事で面取りが可能になります。脚がぶつかったときの事も考慮しR1.5の面取りを施しました。右:ボックス上面の立ち上がりは、スツールを重ねて置く際にずれることが無いようにデザインされました。