COLUMN

2016.12.22 PRODUCT

PRODUCT : MD-301N TV Board

AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG Vol.45
先日2017年の新シリーズとして発表した、A-mode Heritage からテレビボードMD-301の新仕様、MD-301Nをご紹介します。時代やテイストなどカテゴリーに左右されないコーディネートを可能にする A-mode Heritage のコンセプトを体現しつつ、MD-301の特徴を受け継ぎ、バージョンアップしました。

MD-301NはシンプルでスクエアなMD-301の特徴はそのままに、素材を表情豊かなオーク材に、端部の面取りも大きめに変更し、柔らかな印象になりました。テレビの大型化に対応し、W1800に加えてW2100、W2400のモデルを追加。オープンタイプに加え、フラットな板扉、ガラスをはめ込んだ框扉、スタイリッシュなルーバー扉の3種のフラップ扉からお選びいただけます。ガラス扉はガラスの納め方を丁寧にデザインし、ルーバー扉は各部材を塗装してから組み立てる事で、複雑な構成でありつつも細部まで美しい仕上がりになっています。また、両サイドの開き扉にはソフトに閉まるダンパー機能のあるスライド蝶番を、フラップ扉にはゆっくりと開くソフトダウンステーを採用し、スムーズで静かな使い心地を感じて頂けます。機器の配線穴は上下に二つ設けてあるため、内部の配線が美しく納まります。そして本体の背面は前面、側面同様に仕上げられているため、テレビボードとしてだけでなく、空間を区切る間仕切りとしてもお使い頂けます。

MD-301Nは様々なインテリアスタイル合わせてお使い頂ける A-mode Heritage らしいアイテムです。サイズと扉の多彩なバリエーションから、インテリアシーンにあった一品をお選びください。
(エーディコア・ディバイズ 企画開発/富所 駿)

■MD-301N TVボード 製品ページ ▶

左:両サイドの開き扉に使用しているスライド蝶番。一見何の変哲も無い蝶番ですが、内部にダンパーが仕込まれているため、扉がゆっくりと閉まります。右:フラップ扉には、ゆっくりとスムーズに可動するソフトダウンステーを採用しました。
左:ルーバータイプのフラップ扉は、ひとつひとつの部材に塗装を行ってから組み上げているため、コーナーの入りズミなど細部も美しい仕上がりです。右:背面の仕上がり。間仕切りとしてもお使い頂けるよう、背面も側面、前面と同じように仕上げました。

2016.12.21 SHOWROOM

インテリアに欠かせない観葉植物(名古屋・栄ショールーム)

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.174
エーディコア・ディバイズ各ショールームではシーン毎のイメージや商品テーマに沿って観葉植物のセレクトをしています。最近ではインテリアには欠かせない存在の観葉植物。お部屋にも家具にもマッチする植物は空間を引き立たせてくれます。植物には、癒しや安らぎの効果もあるので、是非取り入れてみてはいかがでしょうか?

エーディコア・ディバイズ名古屋・栄ショールームでは、比較的育てやすくシンボルツリーにもなる柱サボテンと、一般的なゴムの木よりも羽振りが細かくカジュアルなフランスゴムの木が新たに仲間入りしました。観葉植物にチャレンジシたいけれど、何から始めたら良いか、どんな種類があるのか分からない!という方、日当たりや水の量などのアドバイスもさせていただきますので、気になる方は是非お声掛け下さい。私もまだまだ勉強中ですが植物が大好きなので色々お話させてください。ショールームでお待ちしております。            (ショールーム担当:小田切 里子)

左:柱サボテン/男性的なかっこいいイメージ。比較的育てやすく最近特に注目を集めている植物です。 右:フランスゴムの木/いくつもの種類があるゴムの木から羽振りの細かいのがこちら。女性的で繊細なイメージが人気の植物です。
観葉植物ひとつで、空間のイメージもがらっと様変わりします。

2016.12.21 SHOWROOM

新しいファブリックが加わりました。(東京・広尾ショールーム)

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.175
2017 モデルのA-mode Heritageを発表して一ヶ月、今まで無かったダイニングのベンチスタイルや、ホワイトオーク無垢材の脚が特徴のソファMD-705シリーズなど好評をいただいております。

その2017 モデルの発表に合わせて7種37色のファブリックが新しく加わりました。お客様からのご要望が多いグレー系やブルー系のバリエーションも充実しました。パーソナルチェアやクッションなど、アクセントとして取り入れやすいパープル、イエロー、レッドも加わり、より多くのバリエーションの中からお選びいただけるようになりました。シンプルな空間やモダンな空間にマッチするプレーンなファブリック、エレガントな空間やラグジュアリーな空間にマッチする大胆な柄のものや光沢感のあるファブリックやなど、様々なシーンに楽しんでコーディネートしていただけると思います。

ショールームの展示品には新しいファブリックを多数採用しておりますので、実際に張った雰囲気をイメージしていただけると思います。各ショールームの展示内容はこちらからご覧いただけます。商品のセレクトやファブリックのコーディネートなどお気軽にご相談下さい。
(ショールーム担当:西條 恵理)

ファブリックの素材感や色のバリエーションが豊富になり、イメージが広がります。
NC-046Cのソファには光沢感のあるグレーを。NC-053Lのラウンジチェアにはネイビーを。男性的になりそうな色のコーディネートですが、光沢感のあるグレーを合わせると華やかな印象になります。

2016.12.13 SHOWROOM

冬のフレーバーティーのご紹介(大阪・心斎橋ショールーム)

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.173
12月も中旬になり本格的な冬の季節がやってきました。大阪・心斎橋ショールームではそんな寒い時期にぴったりのまろやかな紅茶とスッキリとした緑茶をご用意しました。

1つ目はジョワイユ・ノエルという今の時期にぴったりなネーミングのフレーバーティーです。香ばしい焼き栗をイメージした紅茶で少しビターな風味ですが、飲んでみると甘くてとても飲み易いお茶です。もう1つの緑茶ベース「TOKIO」は、ベリーで香りづけされていてより香りを楽しんで頂けます。始めは「甘いのかな?」といった印象ですが、飲んでみるとスッキリ爽やかな味が広がります。どちらも熱々をご用意しますので、リクエストがありましたらお気軽にお申しつけください。

エーディコア・ディバイズ各ショールームでは、2017年モデルの新作を含む新展示が始まっています。温かいフレーバーティーと共に皆様のご来場をお待ちしております。             (ショールーム担当:青木 由紀子)

左:緑茶ベースのTOKIO。苦みがなくすっきりとした味わいです。右:紅茶ベースのジョワイユ・ノエル。甘くまろやかな香りと味が楽しめます。
2017新作のソファMD-705。早くも大人気です!

2016.11.30 DESIGNER

インテリアとしての現代アート

AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.67
今月初めの東京から始まった新作展示会が大阪で終わり東京に帰ってきました。今回も展示会の壁を飾ったのが、アメリカ西海岸で撮影した写真パネルです。今回はモノクロとカラーの写真をコーナーで分けて飾りました。アメリカで住宅を借りて撮影するようになってから壁が白いままだと寂しい気がするようになり、アートや写真を掛ける事にしたのですが、B-3サイズから始まったのが、今ではW1456 ミリのB-0サイズのパネルになりました。

日本でも各雑誌がインテリアとしてのアートを取り上げるようになり、現代アートが美術館で鑑賞するものから、インテリアの一部として認識が少しずつ広がりつつあります。私自身、学生時代に油絵の風景画を書いて額に入れて壁に飾りましたが、絵は鑑賞する物で、インテリアの一部の認識はありませんでした。現代アートの有名なところではロイ・リキテンスタイン、アンディ・ウォーホルやミシェル・バスキア、キース・ヘリングなど亡くなった有名アーティストのアートだけでなく、コンラッド・リーチやジェフ・クーンズ、村上 隆、奈良 美智など現役アーティストの作品にも破格な価値が付けられています。現代アートだけでなくアート写真も人気で7月のブログで書いたウィリアム・エグルストンの作品にも高額な金額で取引されています。しかし、そんな高価な作品は手に入れるのが大変です。というか、相当なお金持ちでなければ手に入れる事はできません。

アメリカで撮影するようになってから、ようやくアートがインテリアの一部という事が理解するようになりました。中にはリキテンスタインやウォーホル、村上 隆、奈良 美智の大きなアートが飾られている家もありましたが、家のオーナーが趣味で集めた名もしらない現代アートが壁に飾られていて、インテリアにマッチした趣味の良いアートだなと思う事も多くありました。数年前に取材したミッドセンチュリーの住宅でオーナーのアーティストの方にお会いしたのですが、依頼されたオーナーの家に合わせた絵を書いているとの事でした。その時は家に合わせたアートとは?、、あまり理解できなかったのですが、10月に西海岸を取材した時にその意味が分かる事になりました。

その家はマリブの山側の山頂にある広大な庭を持つ家だったのですが、90年代の住宅をモダンにリノベーションした住宅で、庭先に停められた1967年式のシェルビーGT500が印象的で、広大な庭にはサボテンが植えられ、クールな外観とインテリアでした。そのインテリアの各素材がブラウンのグラデーションのように組合わされていて、壁に掛けられているアートもその一部になっていました。この住宅の壁を飾るアートがインテリアにマッチしていて、このアートをよく探したなと感心して聞くと、アーティストにこの家のインテリアに合わせて描いてもらったとの事、、。アメリカには住宅に合わせたアートを描くアーティストが多くいるので、自分のセンスに合ったアーティストに依頼をして描いてもらう事も多いと聞きました。数年前に取材したアーティストも家に合わせたアートを描いていると聞いた事を思い出し、本当の意味で理解する事ができました。アートはインテリアの一部という事を再認識した出来事でした。

当社のショールームの壁を飾る写真パネルは展示製品のイメージに合わせて撮影したものです。お問い合せもあり、販売もしていますので、家具を見に来られた時に写真パネルもご覧下さい。1月には10月に取材した住宅のレポートを行います。シェルビーGT500のある住宅のインテリアもレポートしますので、お楽しみに!
                                (クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)

マリブの山側の広大な山頂の敷地に建つモダンな住宅です。1990年代の住宅をリノベーションしています。広大な庭には巨大なリュウゼツランやサボテンが植えられています。なんだか宇宙のような光景です。
左:外壁の石の壁がインテリアの壁にも使われています。右:そのブラウンに合わせられた3連のアートが廊下に並びます。他の部屋もその部屋に合わされたアートが描かれています。