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2016.11.30 DESIGNER
インテリアとしての現代アート
AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.67
今月初めの東京から始まった新作展示会が大阪で終わり東京に帰ってきました。今回も展示会の壁を飾ったのが、アメリカ西海岸で撮影した写真パネルです。今回はモノクロとカラーの写真をコーナーで分けて飾りました。アメリカで住宅を借りて撮影するようになってから壁が白いままだと寂しい気がするようになり、アートや写真を掛ける事にしたのですが、B-3サイズから始まったのが、今ではW1456 ミリのB-0サイズのパネルになりました。
日本でも各雑誌がインテリアとしてのアートを取り上げるようになり、現代アートが美術館で鑑賞するものから、インテリアの一部として認識が少しずつ広がりつつあります。私自身、学生時代に油絵の風景画を書いて額に入れて壁に飾りましたが、絵は鑑賞する物で、インテリアの一部の認識はありませんでした。現代アートの有名なところではロイ・リキテンスタイン、アンディ・ウォーホルやミシェル・バスキア、キース・ヘリングなど亡くなった有名アーティストのアートだけでなく、コンラッド・リーチやジェフ・クーンズ、村上 隆、奈良 美智など現役アーティストの作品にも破格な価値が付けられています。現代アートだけでなくアート写真も人気で7月のブログで書いたウィリアム・エグルストンの作品にも高額な金額で取引されています。しかし、そんな高価な作品は手に入れるのが大変です。というか、相当なお金持ちでなければ手に入れる事はできません。
アメリカで撮影するようになってから、ようやくアートがインテリアの一部という事が理解するようになりました。中にはリキテンスタインやウォーホル、村上 隆、奈良 美智の大きなアートが飾られている家もありましたが、家のオーナーが趣味で集めた名もしらない現代アートが壁に飾られていて、インテリアにマッチした趣味の良いアートだなと思う事も多くありました。数年前に取材したミッドセンチュリーの住宅でオーナーのアーティストの方にお会いしたのですが、依頼されたオーナーの家に合わせた絵を書いているとの事でした。その時は家に合わせたアートとは?、、あまり理解できなかったのですが、10月に西海岸を取材した時にその意味が分かる事になりました。
その家はマリブの山側の山頂にある広大な庭を持つ家だったのですが、90年代の住宅をモダンにリノベーションした住宅で、庭先に停められた1967年式のシェルビーGT500が印象的で、広大な庭にはサボテンが植えられ、クールな外観とインテリアでした。そのインテリアの各素材がブラウンのグラデーションのように組合わされていて、壁に掛けられているアートもその一部になっていました。この住宅の壁を飾るアートがインテリアにマッチしていて、このアートをよく探したなと感心して聞くと、アーティストにこの家のインテリアに合わせて描いてもらったとの事、、。アメリカには住宅に合わせたアートを描くアーティストが多くいるので、自分のセンスに合ったアーティストに依頼をして描いてもらう事も多いと聞きました。数年前に取材したアーティストも家に合わせたアートを描いていると聞いた事を思い出し、本当の意味で理解する事ができました。アートはインテリアの一部という事を再認識した出来事でした。
当社のショールームの壁を飾る写真パネルは展示製品のイメージに合わせて撮影したものです。お問い合せもあり、販売もしていますので、家具を見に来られた時に写真パネルもご覧下さい。1月には10月に取材した住宅のレポートを行います。シェルビーGT500のある住宅のインテリアもレポートしますので、お楽しみに!
(クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)


2016.11.29 DESIGN
岡山のとても素敵な Cafe & Bar 「TACSUM」
AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.55
先日、岡山市内にある Cafe & Bar のカウンターチェアのメンテナンスに行ってまいりました。岡山駅から徒歩10分、大通りから少し入った静かな通りにそのお店は有りました。民家を改装したアクセサリーショップやファッションのお店が並ぶちょっとオシャレな落ち着いた場所です。お店のあるビルの奥まったステンドグラスの扉を開けると、薄暗い店内には艶やかな一枚板のカウンター、そしてそのカウンター前に AD-023C(ルッソ カウンターチェア)が並んでいました。落ち着いたインテリア似合わせて、座面に「鋲」をあしらった特別な仕様です。オーナーの方にご挨拶をして早速作業に掛かります。オープンする夕方までにはメンテナンスを完了させなくてはなりません。
根気のいる作業ですが、段取りに沿ってようやくメドが立った所でちょっと休憩をとりました。その際にオーナーの方からとてもおいしいコーヒーをいただきました。甘党の僕はカフェマキアート。しっかりしたエスプレッソの香りと何ともいえない上品な甘さが最高でした。このお店は、お酒もさることながらカフェにも非常にこだわっていて、お酒の後にコーヒーを頼まれるお客様もたくさんいらっしゃるそうです。おいしいコーヒーをいただきながら、お店のこだわりも聞かせていただきました。
圧巻の一枚板のカウンタートップの前には、揃いの材料で肘置きが設えてあります。酔ったお客様が肘をついたりもたれかかったり、お酒を飲む姿が様になるように設えたのだそうです。ドーム型の天井には、影が映り込まない角度で照明を当てたり、店内全ての照明がそれぞれ調光出来るようにしてあるなど、隅々にまでこだわりを感じます。ふと気がつくと、このお店には飲食店特有の「臭い」がしません。アロマを炊いている訳でもありません。煙草の臭いもしないと思ったら全席禁煙!!更なるこだわりを感じました。
お店は今年でオープンからちょうど10年、AD CORE の椅子も布の張り替えをしながら10年お使いいただいていました。こんなにこだわり抜いたお店でお使いいただいて、うれしさ倍増ですね。なかなかお伺いする事は出来ませんが、色んな所でAD CORE の製品がしっかりお使いいただいているんだなと実感しました。これからも長くお使いいただけるような製品作りを目指して、がんばりたいと思います。(企画開発 / 武田 伸郎)


2016.11.29 SHOWROOM
クリスマスツリーを飾りました
AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.172
街中はもうすっかりクリスマスムードですが、エーディコア・ディバイズ東京・広尾ショールームのエントランスにもクリスマスツリーを飾りました。
今年はゴールドとレッドをテーマカラーに華やかで温かみのあるツリーになりました。輝くものや赤いものを目にすると、ウキウキした気分になりますね。ショールームの前を行き交う人もツリーを横目に通り過ぎて行きます。
ご自宅でツリーを飾る方も多いと思いますが、イミテーションのモミの木の枝を広げるのに苦労したことがありませんか?綺麗なツリーに仕上げるにはコツがあります。通常、天然の木の枝は太陽の方に向かって伸びていきますので、自然に見えるようにするには枝を上に広げていくことがコツです。オーナメント枝に当たらないように間隔をとって広げると綺麗なツリーに仕上がります。これから飾る方はぜひ、試してみて下さい。
エーディコア・ディバイズの各ショールームでは2017モデルの新作家具の展示がスタートしています。近くのイルミネーションスポットにお越しの際は、是非お立ち寄り下さい。
(ショールーム担当:西條 恵理)


2016.11.25 SHOWROOM
イルミネーションのご案内(大阪・心斎橋ショールーム)
AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.171
エーディコア・ディバイス大阪・心斎橋ショールームから少し南へ下った御堂筋では、恒例のイルミネーションが始まりました。
11月20日より開催されている御堂筋イルミネーションですが、毎年どんどん距離が延長されていて、去年はついにミナミ〜キタまで伸びて日本最長の長さになりました。今年も御堂筋はもちろん中之島公園を中心に様々なイベントが開催される予定です。特に大阪市庁舎と中央公会堂で行われるプロジェクトマッピングは毎年圧巻です。ぜひ寒さ対策をバッチリしてお出かけください。
大阪・心斎橋ショールームでは2017新作を盛り込んだ新しい展示が始まっています。新作のタブロイド判カタログや新しいファブリックのサンプルもご用意していますので、ぜひ皆様のご来場お待ちしております。
御堂筋イルミネーションについて詳しくはこちらから (ショールーム担当:青木 由紀子)


2016.11.23 PRODUCT
PRODUCT :041BC-MODEL Bench
AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG Vol.44
先日NEO CLASSICO Heritage 2017モデルとして発表したばかりの、041BCモデル ダイニングベンチをご紹介します。2014年に発表したネオクラシコ・ヘリテージシリーズのベンチとして、041BCモデルはクラシカルで素材感豊かな仕上りです。デザインは一般的に長く座ることを考慮しない、カジュアルなものになりがちですが、041BCモデルはダイニングでゆったりと食事をすることができるよう、余裕のあるモジュールを設定し、ディティールをデザインしました。
041BCモデルはホワイトオークの座面のモデルと、クッションをセットしたモデルの2モデルを用意。基本ベースのホワイトオーク無垢材の座面は、中央に向かって角度を付けることで座り心地良く、クッションを使用しなくても身体が安定するようにしました。また、ホワイトオークの素材感を活かすうずくり仕上げが、座った際に座面が滑らない効果を生み出します。ネオクラシコ・ヘリテージシリーズのクラシックなテイストに合うように、脚部には無垢材の台輪を付け、見た目にも座った際にも、より安定感を増しました。長くお座りいただくためにクラシカルなボタン絞りのクッションをセットしたモデルは、クッションの着脱が可能です。座面のスリットにT字型のベルクロテープを入れて固定するため、クッションがずれること無くしっかりと固定することが出来ます。用途や気分に合わせて使い分けてみてはいかがでしょうか。クッション無しのモデルにも、座面裏にベルクロテープが付いているので、クッションをご購入いただき、追加することが出来ます。
ADCOREでは多様化するインテリアシーンに合わせ、2017モデルとして041BCモデルを含めた3つのベンチを発表しました。使い方によって座る人数がフレキシブルなベンチは今の空間作りには欠かせないアイテムです。ダイニングに取り入れナチュラルな空間をデザインしてみてはいかがでしょうか。
(エーディコア・ディバイズ 企画開発/富所 駿)

