Recent Posts
-
2025.10.31
1980年代はアナログ時代
-
2025.10.30
2026MODEL 新製品撮影記
-
2025.10.30
NC-020
-
2025.10.29
ショールーム展示品スペシャルセール開催中
-
2025.10.27
SALEの季節がやってきました
-
2025.10.09
展示品セールおすすめアイテムをご紹介
-
2025.09.29
インテリアにもレストモッド
-
2025.09.29
コミュニケーションで作る新製品
-
2025.09.25
年に1度の展示品セールを開催します
-
2025.09.25
NC-016
Back Number
2025年
2024年
2023年
2022年
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2017.3.28 SHOWROOM
春の訪れ。
AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.184 (東京・広尾ショールーム)
週末の寒さから一変、春の日差しが戻り桜の開花も進みそうな陽気になりましたね。東京は今週末が見頃と言われておりますが、エーディコア・ディバイズ東京・広尾ショールーム近くの明治通りの桜はまだ3分咲きくらいでしょうか。桜のトンネルはもう少し先のようですが、日向側の通りはピンクに彩られてきました。
ショールームでは、春のディスプレイ替えに合わせて植物をたくさん取り入れました。暖かくなるにつれ、新芽が出たりお花の蕾が膨らんだり、植物の変化で季節の移り変わりを感じさせてくれます。シャビーシックな雰囲気のネオクラシコヘリテージのダイニングには、サボテンの寄せ植えを飾りました。アメリカ西海岸で見るような巨大なサボテンでなくても、小ぶりなサボテンを寄せ植えにするとボリュームのあるグリーンを演出できます。エーモードのモダンなソファセットには多肉植物のオンコクラータ綴化を。イエローのクッションとマッチして春らしい雰囲気になりました。最近ではサボテンや多肉植物も、お花屋さんやホームセンターで手軽に手に入るようになりました。お花に比べて水やりの頻度が少なかったり、お手入れや管理が簡単なものも多いのでインテリアに取り入れてみてはいかがでしょうか?
広尾、恵比寿周辺のお花見をしがてら、エーディコア・ディバイズ東京・広尾ショールームにもぜひお立ち寄りください。ご来場を心よりお待ちしております。
(ショールーム担当:西條 恵理)
●画像はクリックすると拡大されます。
2017.3.28 PRODUCT
PRODUCT : RA-071 Lamp
AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG Vol.48
今回はNEO CLASSICO Heritageシリーズより2015年に発表された空間を彩るランプ、RA-071-NCVをご紹介します。
金属部はアンティークメタルのブロンズ色に仕上げ、ヴィンテージな印象のRA-071-NCV。最小限のパーツでデザインし、シンプルでどんな空間にも組み合わせる事が出来る上質なランプです。高さの異なるフロアランプとテーブルランプの二種類に、シェードの形をスクエアとテーパーからお選びできます。リネンカラーのスクエアなシェードは光を外に拡散させ壁や天井を照らし出します。一方ホワイトのテーパータイプのシェードは光が上方に漏れず、シェードそのものが発光し空間を柔らかく照らし出します。光源が目に入らないよう、テーブルランプにはシェードの上部、フロアランプにはシェードの下部に樹脂プレートを取付けました。
調光機能を持たせたスイッチのスティックは、光源を見ながら光量を調整出来るよう本体に取付けられ、スイッチを回す事でなめらかに調光する事ができます。白熱電球だけでなく、調光機能対応の物であればLED電球にも対応しています。
シンプルなだけでない、随所に使いやすさを取り込んだ上質なデザインは、モダン、ヴィンテージなどシーンを選びません。RA-071シリーズをあなたの空間の明かりとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
(エーディコア・ディバイズ 企画開発/富所 駿)
本体に取付けられたスイッチはON・OFFだけでなく滑らかに調光する事が出来ます。白熱電球だけでなく、調光機能が付いたLED電球にも対応しています。
2017.3.21 SHOWROOM
フォトパネル販売しています。
AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.183 (名古屋・栄ショールーム)
エーディコア・ディバイズ各ショールームでは展示製品のイメージに合わせてフォトパネルを展示販売しています。フォトパネルやアートパネルは、お部屋に飾ってあるだけで雰囲気を演出してくれる、インテリアには欠かせないアイテムです。
日本ではまだ定着していない気がしますが、LA住宅のインテリアでは壁にアート作品は必須アイテムです。ソファの後ろやキャビネットの上の壁など、寂しくなりがちなスペースにインテリアにマッチしたアートを飾ると空間も気持ちも豊かにしてくれます。実際にショールームでは、各コーナーのイメージに合わせたフォトパネルを飾って、シーンを演出しています。複数のパネルを展示する際も、空間の邪魔にならないような組み合わせや位置にこだわって展示をしています。空間に合わせてアートのカラーを選んだり、展示する上下のラインを揃えて展示する事で、すっきりとした空間に仕上げています。実はこちらのフォトパネルはクリエイティブ・ディレクターの瀬戸が自らロサンゼルスで撮影したものなんです。住宅の写真やお庭に咲いているお花、街の風景等様々ですが、どれも自然体な写真ばかりなので、主張しすぎず空間にとけ込んでくれます。
フォトパネルはカラーとモノクロ。サイズも2サイズご用意がございます。フォトパネルの他にもグラフィックデザイナー高原 宏さんのアートパネルも販売しています。こちらもポップな色使いで人気のアートパネルです。ご希望の方は是非ショールームでご覧の上、お声掛け下さい。皆様のご来場をお待ちしております。
(ショールーム担当:小田切 里子)
2017.3.8 SHOWROOM
春のフレーバーティーご紹介
AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.182 (大阪・心斎橋ショールーム)
まだ寒い日が続きますが、エーディコア・ディバイズ各ショールームでは、今月より一足先に春を感じて頂けるフレーバーティーを2種類ご用意しています。
まず1つ目は桜の葉をブレンドした紅茶「サクラ&ベリー」。ダージリンやニルギリなどをブレンドした軽やかで味わい深い紅茶のベースに、桜葉の塩漬けとベリーの甘い香りが漂います。サクラとベリーで甘いのかな?といった印象ですが、実はベリーが全体の味をしっかりとまとめてくれています。口に含むと、ふんわりと優しい桜の香りが広がります。2つ目は緑茶ベースの「サクランボ・ヴェール」。日本茶に、さくらんぼの実と枝をイメージしたピンクペッパーとローズマリーがブレンドされていています。意外にもローズマリーの青みがアクセントになりすっきりとした香りと味わいで、フレッシュなさくらんぼの香りと上質な日本茶が同時に楽しめます。
エーディコア・ディバイズ各ショールームでは、直接ご購入のお客様を対象にスプリングキャンペーンを開催中です。ライフスタイルに合わせた家具選びをお手伝いさせて頂きますので、お気軽にご相談ください。春の訪れを感じて頂けるフレーバーティーと共に皆様の御来店をお待ちしております。キャンペーン詳細へ (ショールーム担当:青木 由紀子)
2017.2.28 DESIGNER
人間工学の始まりは
AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.70
先日、大手設計事務所で建築CPD制度のプログラムの一環として講習会の講師をする機会がありました。椅子のつくりかたの前に、モジュールを決めるための方法としての人間工学の話もする為に、久しぶりに学生時代に習った人間工学の本を開きました。昔、40年近く前の学生時代に習った事や自分自身で実験した事など思い出し、自分自身、勉強になりました。
家具のデザインをする為には、構造などの作りも大切ですが、快適な座り心地や使用感を出す為に、各部のモジュールは大切で、そのモジュールを決める基になるのが人間工学です。寸法もデザイナーがなんとなく決めているように思われますが、常識あるデザイナーはこの人間工学に基づいて基本設計を行い、その中でそれぞれ独自のモジュールを決めていきます。私自身、椅子の設計には自分なりの基本寸法があり、それに基づいて設計をしていきます。デザインは変われど、どの椅子も同じような掛け心地を与えているのです。
人間工学の誕生のきっかけは第二次世界大戦でした。米空軍は戦争が長引くにつれて、戦死や戦傷によてパイロットの不足に頭を痛めていました。一方、航空機は高速化し、未熟パイロットによる事故も増加してきました。そこで、国として人間の視覚や聴覚、それに基づいた人間の判断や動作の原因の分析を専門とする実験心理学者を動員して事故の原因にあたらせたのが、本格的な人間工学の始まりです。パイロットのシートへの応用など、様々な分野で人間が基本になったモジュールが決められていきました。椅子への応用の研究が本格的になったのは戦後の事です。パイロットの体型は採用の時にほぼ決まっていたので、適用範囲は狭かったのですが、一般家具については様々な体型に適応する必要がありました。
日本では1960年代に千葉工業大学の小原二郎(おはらじろう)氏が中心となり、くらしの中の人間工学が研究され、人体の部分計測から始まり、動作寸法や空間寸法や、椅子への応用など、様々な寸法が決められました。私自身、家具作りを始めた40年前の高校生の時に、小原二郎氏の人間工学の寸法が基になりました。その時にそのモジュールが正しいか、両側に網の枠を置いて、それにスチールパイプを差し込んで、様々な寸法を試しましたが、小原二郎氏の人間工学の寸法が正しい事に感心した記憶があります。その頃に基になった平均身長は成人男性で165.1センチ、成人女性で154.2センチでしたが、2016年では成人男性で171.5センチ、成人女性で158.8センチになり総平均は165センチです。私自身169センチ(縮んで170センチを切りました、、)なので、平均身長に近く、家具デザイナーとしては恵まれた体型です。その平均身長に合わせて椅子のモジュールを決めていきます。
基本設計寸法では身長に対して各部の寸法は比例します。これは小学生などにも適応できるので、学校の家具を設計する時にも役立ちました。これは身長の25%が肩幅と下肢高(膝下)で、身長の40%が机の高さとなります。これだけを覚えているだけで、大体その人に合った椅子や家具を作る事ができます。しかし、あまりに身長に合わせた寸法にしてしまうと窮屈で余裕の無い物になって長く使えなくなりますので、いろいろなカ所に余裕を持たせ、快適な椅子をデザインするのが、デザイナーの技なんです。
毎年5月末に開催している、家具のつくり方のセミナーでは製造方法ではなく、椅子のモジュール、テーブルと椅子の差尺など、人間工学の勉強をするセミナーを考えています。テーブルの差尺を決めるのが、椅子のSH(座高)と勘違いしている方が多くいます。その辺りもお話できればと思っています。お楽しみに!
(クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)