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2016.10.26 PRODUCT
PRODUCT : 047-MODEL Living Table
AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG Vol.43
2015年に発表されたNEO CLASSICO Heritageブランドのリビングテーブル、サービングテーブルの047-MODELをご紹介します。ナチュラルな質感のホワイトオーク材の天板と、アンティークメタルのコントラストが特徴的で、どこか懐かしい印象を与える047-MODELですが、シャープな印象も併せ持つのは各所にこめられた精緻なデザインによるものです。
テーブルの天板の表面はホワイトオークの厚突きの突板です。この突板はランダム貼りという、職人のセンスで柾目、板目をランダムに組合せたもので、色調もあえてマチマチに選ぶことで無垢材のような表情を生み出します。更に表面には、木目を引き立たせるうずくり加工を施しました。テーブルの縁はしっかりとしたホワイトオークの無垢材を回し、オリジナルの面取りを施し、無垢材ならではの木の温もりが感じられるようにデザインしました。
シンプルな脚と貫で構成される脚部のパーツは、美しく高い精度で仕上げるために接続部を溶接すること無くボルトで留められています。繊細な印象の脚部ですが、強度とデザイン性を両立するため天板を掘り込み、レーザー加工された6mm厚のスチールプレートを埋め込んで固定しています。足元の貫も同様に強度とデザイン性を両立するためのパーツです。そして脚部のデザインのポイントになるのはアジャスターと組立用のボルトの納まり。直径25ミリのパイプの中に特注の2つ穴のナットを溶接し、アジャスターと組み立て用のボルトを取付けています。余計な突起やパーツが無いため、足元の貫は薄くシンプルなデザインになりました。脚部の仕上げはヴィンテージブロンズ仕上げとヴィンテージニッケル仕上げがお選び頂けます。ひとつひとつ手作業でメッキを行っているため、表情豊かな仕上りです。
047-MODELは4サイズのリビングテーブルと、NEO CLASSICO Heritageブランドの各種ダイニングテーブルと高さを揃えたサービングテーブルのラインナップです。そしてNEO CLASSICO Heritageブランドは、デザインテイストを統一するため、各アイテムはデザインを共有しています。たとえばこの047-MODELはテーブル天板の縁取りのデザインと脚部の構成を、同ブランドのダイニングテーブル042-MODELと、そして脚部の素材感を同ブランドの照明071-MODELと共有しています。047-MODELだけではなくNEO CLASSICO Heritageブランドのアイテムをコーディネートし、素材感豊かな空間を作ってみてはいかがでしょうか。
(エーディコア・ディバイズ 企画開発/富所 駿)
■047-MODEL リビングテーブル、サービングテーブル 製品ページ ▶
2016.10.25 SHOWROOM
スペシャルセール開催!(東京・広尾ショールーム)
AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.169
朝晩冷え込むようになり少しずつ秋の深まりを感じるようになりました。ここ最近は、秋といえばハロウィンのイベントで盛り上がっていますね。エーディコア・ディバイズでも、展示品一掃セールを皮切りに新作発表会と、イベントで盛り上がる時期です。広尾ショールームのセールはいよいよ今週末(10月29日・30日)の開催となりました。初日の午前中は毎年争奪戦です。
ショールームにご来場のお客様でも、人気の商品が多数セール対象品になります。リビングセットやダイニングセットをお持ちのお客様でも、ラウンジチェアやサイドテーブル、照明などお部屋のアクセントとなるプラスのアイテムの掘り出し物が見つかるかもしれません。セール当日には現在展示していない商品も追加予定です。一度、下見にいらしたお客様もぜひ、いらしてみて下さい。
これからお引越の方、長年お使いいただいた家具の買い替えをご検討の方にも大変お得な2日間です。クッションなどの小物も販売いたしますので、ぜひお立ち寄り下さい。
(ショールーム担当:西條 恵理)
SALE詳細はこちら
2016.10.13 SHOWROOM
SALE・新作展示会のご案内(名古屋ショールーム)
AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.168
日毎に秋も深まってまいりましたが、皆様いかがお過ごしですか?エーディコア・ディバイズ各ショールームでは、毎年この季節に、年に一回限りの展示品スペシャルセールを開催しています。
東京・広尾ショールームの10月29日、30日を皮切りに、名古屋・栄ショールームと大阪・心斎橋ショールームは11月5日(土)・6日(日)の2日間での開催となります。ショールームに展示のある商品は、どれも売れ筋のものばかりで毎日丁寧にメンテナンスしていますので綺麗な製品ばかりです。お得なダイニングセットやリビングセットは40〜60%OFFになるものまでありますので、お気に入りの商品を見つけに是非御来場下さい!すでに下見にいらっしゃっているお客様もたくさんいらっしゃいます。皆様のご来場をスタッフ一同お待ちしております。
セール後には、待望の2017モデル新作発表会が控えておりそちらも準備を進めております。名古屋・栄ショールームは11月18(金)に開催が決定! 展示会では、新しい製品のラインナップを発表いたします。ドリンクを片手に、ゆっくりご覧下さい。皆様お誘い合わせの上御来場下さいませ。心よりお待ちしております。 (ショールーム担当:小田切 里子)
SALE詳細はこちら
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2016.10.5 SHOWROOM
SALE情報解禁!(大阪・心斎橋ショールーム)
AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.167
エーディコア・ディバイズ各ショールームでは年に1度の展示品スペシャルセールを今月末よりそれぞれ開催致します!毎回セールの開催前には下見に多数の方にお越し頂き、当日は早くからお並び頂くほど大盛況の展示品一掃セール。中には新品同様の製品もあります。今回は大阪・心斎橋ショールームのおすすめ製品をご案内致します。
まずは、エーモードから定番のMD-105&MD-101のダイニングセットをご紹介します。スチールの脚が特徴的なスタイリッシュなダイニングセットです。天板はウォールナット色、椅子の生地は薄グレーなのでどんな空間にも合わせて頂けます。アームチェアにはオプションの把手が付いているので、動かすのにも便利なのはもちろん汚れも軽減されます。テーブルサイズはW1500でアームチェア、サイドチェア各2脚ずつのセットです。もうひとつは、去年発表した新作ソファです。ネオクラシコ ヘリテージの3PソファNC-055Cは形が非常に綺麗で座り心地も絶妙です。花柄のスリップカバーを外してお使い頂く事も可能です。もちろんスリップカバーだけ追加でご購入頂くこともできます。
他にもここでは紹介出来ませんが、ラウンジチェア、フロアスタンドなどちょっとお部屋にアクセントを加えられるアイテムも多数ご用意しています。展示品と言っても毎日しっかりとメンテナンスをしていますので、状態は非常に綺麗です。まずはお気軽に下見にいらしてください。張り切ってご案内致します!皆様のご来場お待ちしております。
※日程や詳細はこちら から (ショールーム担当:青木 由紀子)
2016.9.28 DESIGNER
ホワイトオーク材の今
AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.65
ファッションからインテリアまでアメリカ西海岸ブームが世界的に続いています。ナチュラルな優しさが支持を集めその勢いは衰えていません。しかし、年代的には1970年代へ降りてきて、ヴィンテージ家具だけでなく様々な様式の家具や小物を組合わせているインテリアが多く見られるようになってきました。その中に使用される素材は、ウォールナットからホワイトオーク材などの導管の木目がはっきりしている物へ移行してきており、床材や壁面材、家具に至るまで多くのホワイトオーク材が使われています。
当社では2014年に発表したアメリカンクラッシックのネオクラシコ・ヘリテージでホワイトオーク材を使ったシリーズを発表しました。その発表会では北米産のホワイトオーク材を使った理由をお話しました。堅牢で腐りにくく、比重の重いホワイトオーク材は、16世紀のアメリカが新大陸と呼ばれた頃に、空荷で帰る帆船のバラスト(重り)として船底に積まれてヨーロッパ大陸に渡り、その安価なホワイトオーク材が酒の樽に多く使われました。それはホワイトオーク材がタンニンやカテコールなどのポリフェノールを含みウィスキーやワインの独特の風味を作るのに適していて、荒々しく見える導管にはチローズが詰まっていて、ウィスキーやワインの漏れを防ぎ、腐朽菌の侵入を防ぐ利点もあったからです。
この夏も2017年モデルの新作の試作で工場を飛び回っている毎日でしたが、ホワイトオーク材のテーブルを作っている工場で、アメリカから訪問した林業の方からの話を聞く機会がありました。私自身、インテリア材や家具には良質のオーク材を使用していて、お酒用の樽には次のオーク材が使われていると思っていました。しかし、実際は違っていました。その方の話では樽にまず良質の材料を販売して、その後、家具などの材料として振分けているとの事。それは樽として使用できるのは、節のなく柾目の狂いの無い材を使う必要があるからで、ずっと前からの顧客であるウイスキーの会社へ優先的に使ってもらっているそうです。ウィスキーは世界的ブームで、その会社は、重要な顧客のジャックダニエル社から、今年も数万樽分の材料の受注を受けていて、インテリア用の材の確保が難しくなっているそうです。インテリアでもホワイトオーク材の人気は世界的なものになりつつある今、材料費の高騰が予想されるそうです。試作を進めている新作はホワイトオーク材を使用したモデルで、少し材料確保は心配になりましたが、完成した製品を見るとナチュラル感のあるホワイトオーク材にして良かったと思いました。もう少しで皆様前にお見せする事ができると思います。
今日からアメリカ西海岸へ取材旅行へ行ってきます。来年の撮影のロケハンも兼ねての事ですが、今のインテリアの状況を見るのも目的です。デコレーターの本場のアメリカのインテリアがどの方向を向いているのか楽しみな所です。その取材の模様は来年早々のレポートセミナーとして予定していますので、こちらも楽しみにして下さい。
(クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)