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2016.3.28 PRODUCT
PRODUCT :ZEFFIRO [ゼフィーロ] Lounge Chair
AD CORE DEVISE PRODUCT:BLOG Vol.36
今から25年前の1991年に発表されたゼフィーロ。イタリア語で西風という意味で、風に向かう椅子をイメージしデザインしました。日本刀からインスピレーションを受けたフレームの面取りやカーブが特徴で、厚みのある3次元成形合板の背と座がシンプルに組合わされた椅子です。2000年、風に向かう流れるようなイメージはそのままに、ゼフィーロにラウンジチェアが生まれました。
ゼフィーロ・ラウンジはメープル材のフレームに、布バネのダイメトロールを使用したクッション性の高い座と、テーブ材で編まれた背にウレタンフォームを組合わせた背、その上から面ファスナーにてカバーリングが取付けられます。アームは下部には強度が高いアルミ鋳造パーツと肘部には温かみのあるメープル材を使用し、柔らかなカーブと共に手触りの良い仕上げになっています。
アームを支えるパーツは東北の山形市で造られ、溶かされたアルミ材が金型に流し込まれ成形される鋳造で造られていています。手仕上げでポリッシュ仕上げを施された柔らかな形状と、滑らかな表面仕上げが特徴で、金属とメープル材の異素材が違和感無く組合わされました。山形の鋳物鋳造は950年続く歴史があり伝統工芸だけでなく、家具用パーツ、最新の新幹線のパーツなど幅広く使われています。この鋳造されたアルミパーツの一本一本が職人の手仕上げでポリッシュされる事によって柔らかで独特の艶を出して、金属ながら温かみのある造形美を出す事ができました。インジェクションの金型射出成形では出せない色と艶。そして永く使える強度の鋳造品だからできた形です。
ゼフィーロ・ラウンジはシンプルな造形美だけでなく、カバーリングシステムはメンテナンスしやすく、般住宅だけでなく、コントラクト物件でも永くお使いいただけるデザインになりました。アルミ鋳造パーツとアームの柔かな触り心地もお試し下さい。 (クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)
2016.3.25 SHOWROOM
春本番!?(東京・広尾ショールーム)
AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.150
三連休最終日に東京は桜の開花宣言があり、いよいよ春本番!!と期待したのですが、寒の戻りで見頃はもう少し先になりそうですね。
エーディコア・ディバイズ東京・広尾ショールームの付近では明治通りや有栖川宮記念公園がお花見スポットとして有名ですが、明治通りはまだ三分咲き程度。桜のトンネルはしばしお預けです。今週末は少し寒そうなので“花より団子”でしょうか。広尾商店街にある「船橋屋こよみ」さんで、桜の季節にぴったりなスイーツを見つけました。「桜くず餅プリン」と「お花見あんみつ」。桜の花を浮かべたプリンと、ほんのり塩味の桜餡はピンク色で春らしさを楽しめます。目で見て美味しくいただいて…この時期は和菓子に魅かれますよね。
今年は、寒の戻りのおかげでいつもより長く桜が楽しめそうです。ずいぶん日も長くなってきましたので、広尾周辺をお花見しながら、エーディコア・ディバイズ東京・広尾ショールームにもぜひお立ち寄りください。ご来場を心よりお待ちしております。
(ショールーム担当:西條 恵理)
2016.3.10 SHOWROOM
春色にチェンジ(名古屋・栄ショールーム)
AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.149
エーディコア・ディバイズ各ショールームに、春色のカサマンスクッションが入荷致しました。水彩画調のものや、マルチストライプ、幾何学模様など、全て春の時期にぴったりな色鮮やかなものばかりです。
インテリアコーディネートをする上で、日々お使いの家具の模様替えやイメージをチェンジすると言う事はなかなか難しいものですよね…。そこで活躍するのがクッションです。ショールームもクッションを春色にチェンジしただけで、随分華やかな印象になりました。インテリアもお洋服と同じように、差し色を持ってくる等、コーディネートするとイメージが変わります。
これから新生活を始められる方も多いこの時期、お気に入りのクッションで気分も盛り上げて行きましょう!この他にも裏表で柄やカラーの異なるクッションやパイピングアクセントのクッション等、多数取り揃えておりますので是非ご来場下さい。春のフレーバーティーをご用意してお待ちしております。 (ショールーム担当:小田切 里子)
CASAMANCEのサイトへ→
2016.3.2 SHOWROOM
春のフレーバーティー(大阪・心斎橋ショールーム)
AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.148
エーディコア・ディバイズ各ショールームでは、ご来場頂いたお客様へ、その時々の季節を感じて頂けるフレーバーティーをご用意しています。今回は春に向けて苺とお花をミックスさせたフレーバーティーをご用意しました。
緑茶ベースの「とちおとめ」は、緑茶の茶葉と天然由来の甘酸っぱい香りのとちおとめをドライし、たっぷりと使用しています。熱めのお湯を注ぐと苺の甘い香りが広がります。緑茶の苦みが和らいで飲み口もスッキリ!爽やかな風味が楽しめます。もうひとつの紅茶ベース「ミモザ」は、とてもフローラルな香りが楽しめます。エルダーフラワー、マリーゴールドが茶葉とミックスされて少し柑橘系よりのフレーバーティーです。商品名にもなっている「ミモザ」は春の訪れを告げる花。まさに春をギュッとしたような香り、味が楽しめます。
現在、エーディコア・ディバイズ東京・名古屋・大阪各ショールームでは、ご来場プレゼントキャンペーンを開催しています。3月31日までとなっておりますので、ぜひこの機会にご来場ください。一足先に春を感じて頂けるディスプレイとフレーバーティーと共にお待ちしております。 (ショールーム担当・青木 由紀子) ご来場キャンペーンの詳細はこちらから
2016.2.29 DESIGNER
フォトグラファーはセンスとカット数
AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.56
この十数年、海外レポート等たくさんのセミナーをしています。そのセミナーの写真は、全て私自身が撮影したものです。昔の写真を見ると下手だった事がよく分かります。数をこなすと上手くなるのか、最近の写真は綺麗に見え、展示会の壁を飾るイメージ写真も撮れるようになってきました。皆さんから「良いカメラを使っているのですか?」とよく聞かれます。最近ではミラーレスの一眼レフを使っていますが、それももう5年落ちの物で、その前は普通のコンパクトデジタルカメラでした。学生の時に写真の授業があり多少写真については習いましたが、授業を受けても上手に撮れる訳ではありません。
エーディコアで家具のデザインをして31年になりますが、カタログ撮影の為に沢山のカメラマン(海外だとフォトグラファー)と一緒に仕事をしてきました。今、お願いしている方は日本では丸山和久氏と、アメリカではDominick Guillemot氏です。二人とも本当に穏やかで、一日に沢山の写真を撮影するのに最後まで変わらずに仕事ができる方々です。フィルムもデジタルも両方できるので、光から流れる影が自然で、デジタルに頼りすぎずに自然な写真を撮れます。何より両方ともにセンスがあります。写真も構図とバランスが大切で、デザインと同じなんだという事が理解できます。私自身、様々なカメラマンと仕事をして近くにずっといるので、何をしているか観察しながら、勉強させていただいてます。フィルムの時は絞りや、立体感の出し方。この十年は写真撮影後のソフトPhotoshopの使い方。日本人カメラマンの丸山さんの後ろで、どうやって写真を調整、修正しているか見て覚えました。本など見ずに独学です。なんだか、職人の世界でテクニックを盗むような感じです。
プロのカメラマンはアングルが決まるまで本当に多くのシャッターを押します。そしてアングルが決まってからカメラ位置を固定してライティングを決めてレンズセッティングなどしていきます。アングル(構図)を決める時には、カメラマンと一緒に決めるのですが、私もデザイナーですので、自分の見せたい角度、綺麗に見える角度などありますが、私自身が気がつかない方向や高さからの構図を提案されて、それに変える時もあります。ロス撮影の時も撮影に望む前に大体の構図を決めて望むのですが、光の関係等でどうしても良く見えない時、製品自身の魅力を引き出す構図を提案いただきます。これだけはやはりセンスだなって思います。ロスの撮影でお世話になっているYasukoさんの友人で、サンローランのクリエイティブディレクター、エディ・スリマンはディオール・オムを辞めてから5年間ファッション誌等でカメラマンとして活躍していました。今でもサンローランの広告写真は彼自身が撮影しています。2年前に訪問したベニスビーチに話題のローズホテルを作ったグレン・ルッチフォードも有名なカメラマンです。ホテルのインテリアに彼のセンスが光っていました。二人とも二次元の構成だけでなく、立体的なセンスがあり、一流のカメラマンはデザイナーとしても一流なんだと思います。そうそう、今回も撮影をお願いしたドミニックさんの広大な庭と自宅は本当に素敵でした。
良いカメラはピントがきている写真は撮れますが、センスのある写真が撮れるかはどうかはシャッターを押す人のセンスなんです。それはちょっとした事なんですが、、。私自身、取材をする時は数千枚の写真を撮って使えるのは1/4くらいなんです。他はダメな写真が多いんです。皆さんもぜひ沢山の写真を撮って、良い写真を選ぶようにして下さい。
(クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)