COLUMN

2015.8.10 SHOWROOM

リニューアル!(名古屋・栄ショールーム)

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.128
エーディコア・ディバイズ名古屋・栄ショールームがある『CTV錦ビル』の共用スペース・化粧室が全階リニューアルいたしました。

各フロアごとに色分けされた、カラーパネルのスタイリッシュな給湯室が。エーディコア・ディバイズのショールームがある3Fはイメージカラーの赤が採用され、スタイリッシュなイメージに仕上がりました。先日、キッチンが赤で統一されていると言うお客様と打ち合わせの際に、お部屋全体のカラーバランスを合わせる時に大変参考になりました。家具を選ぶ際も、単体ではなくトータルでバランスを考える事がとても重要です。化粧室は白を基調とした明るいイメージに変わり、大きなミラーも設置され明るい印象になりました。昔はすこし古いイメージだったのでショールームにお越し頂いた事のあるお客様からはリフォームして綺麗になったねとご好評をいただいております。

このように、リフォームでカラーや材質をチェンジするだけでもイメージがかなり変わってきます。家具も、張り替えや木部のカラーチェンジで、イメージを一新してみてはいかがですか?ご要望に応じてメンテナンスも対応させていただいておりますので、気になる方は是非お声掛けください!お待ちしております。
(ショールーム担当:小田切 里子)

白と赤のコントラストが際立ってスタイリッシュに!各階のイメージカラーで統一されています。
大きなミラーも3枚設置されており、とっても明るい雰囲気になりました。

2015.8.6 SHOWROOM

秋に向けてカサマンスクッション入荷しました(大阪・心斎橋ショールーム)

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.127
8月に入り暑い日が続きますが、街中のショーウィンドウは早くも秋仕様になっています。エーディコア・ディバイズ大阪・心斎橋ショールームでも、カサマンスクッションが秋冬バージョンで入荷しています。

プレゼントやインテリアのアクセントとして大人気のカサマンスクッションですが、今回は秋冬にむけて少しシックなベージュやアイボリー、ゴールドを中心に取り入れてみました。カサマンス特有の上品さと、心地のいい手触りと質感がクッションを1つ置いておくだけで華やかなイメージになります。サイズも400角サイズから500角や長方形のものまで、様々な種類を展示しています。どれも上質でひとつひとつ特徴が違うのでぜひ手に取ってご確認くださいね。

他にも当社オリジナルの本革エブリシングクッションも展示しております。お好きな生地を選んでオリジナルのクッションを作成して頂く事も可能ですので、お気軽にご相談ください。ショールームのディスプレイも徐々に秋バージョンへと変わります。ショールームへ是非ご来場ください。    カサマンスのサイトへ  (ショールーム担当:青木 由紀子)

ブラックやゴールドなどもクッションなら取り入れ易く、アクセントとしてもおすすめです。
エブリシングクッションは5色展開で¥12,000(税別)。プレゼントなどに最適です。

2015.7.30 DESIGNER

ロスのインテリアショップ

AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.48
毎日うだるような暑さが続いています。酷暑になるとロサンゼルスの爽やかな空気が恋しくなります。昼間の気温は高いのですが、乾いた空気と海の寒流のおかげで爽やかな風で日陰は涼しく過ごし易い気候です。お盆休み明けに始まる西海岸セミナー用の画像を整理しながら、ロスを思い出していました。その時に撮った家具ショップの写真を見ながら、今のインテリアの流行を少し紹介したいと思います。

ロサンゼルスの家具ショップはウエストハリウッドのファッションブランドの多くが集まるロバートソンに近いメルローズ辺りにあり、家具だけでなく照明やラグや内装材の専門ショールームも多くあります。大きなプロ用インテリアショールームも多くあり、通称デコレーター通りとも呼ばれています。ロスの路面店の終わりは早く6時には閉まってしまいます。昼は忙しく車で走っているので、夜にウィンドウショッピングしかできませんが、ライトアップされた店先はプロが見ても参考になるようなデコレーションで、今のインテリアシーンの提案を見る事ができます。

このエリアのショップは家具だけでなく、アートと家具、デコレーションや照明を組み合わせたスタイル展示をしていて、店ごとに様々なスタイルを見せています。クラッシックスタイルも様々な様式に分けられ、1920年台のアールデコ、50年代のヴィンテージスタイル、1970年代のモダンクラッシック、今のモダンスタイルと、その時代のアートと家具など全てが時代を合わせてセットされています。本当にここまで様々なインテリアスタイルが必要なのかと最初思ったのですが、沢山の住宅を見て歩くうちに、住宅やオーナーのライフルタイルに合わせた様々なインテリアがあり、そのニーズに合わせるように沢山のスタイルの店がある事を理解できました。このエリアで目に付くのがアーティストが作ったアート的な家具です。ヴィンテージのイームズやプルーベの椅子が法外な価格で取引されて永いのですが、それ以上にアーティストが作った1点物のアート家具に数千ドル以上の物によっては数万ドルのびっくりするような価値が付けて売られています。それを上手く組み合わせて個性のあるインテリアを創っています。

ヴィンテージ家具で有名なのが、ヴィンテージのエルメスバーキンで有名なセレクトショップのマックスフィールドギャラリー。フランク・ロイド・ライトの建築に使われていた作り付けのベンチや、有名な建物に付随していた外部照明や部材までも置かれて売られています。今回はタラップのような階段まで展示していました。ヴィンテージ家具がメインでしたが、今では1980年代の家具も展示され高価な値段が付いています。昔、倉又史郎氏設計のお店で使われていた薔薇入りのアクリル家具が解体トラックにゴミとして積み上げられていた事を思い出してしまいました。今、ロスに持ってきて売ればいくらになるのか、、。1970年代の有名建築家が建てた家の部材や家具も高値で取引されていますので、ゴミにする前に価値を確かめないといけません。何にでも価値を付けて商売にするのが、アメリカの商法ですが、物に価値を与えるという事は大切に使い続けるという事にもつながります。本当の意味のエコロジーとは違うかもしれませんが、アート作品と同じで価値があるから大切にさせるのかもしれません。

お盆開けにはロサンゼルスのインテリアシーンの住宅レポートが始まります。今の旬なインテリシーンをお見せできるように編集中です。お楽しみに!                (クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)

左上:1930年代のインテリアに同年代の写真が使われます。日本では見ない年代スタイルです。左下:メルローズに新規オープンしたレストレーションハードウェアの巨大な新ショールームです。右上:アート的な門扉のドアやドクロの椅子もあります。右下:中世以前のスタイルで、ここまで古いスタイルだとアンティークというより博物館でしょうか、、。
マックスフィールドのギャラリーの展示です。家具ショップではなく、アートギャラリーです。左:タラップのような階段はどこかで使われていたのでしょうか。右上:椅子もテーブルも知らない物ですが、きっと数万ドルの金額が付けられているのでしょうね。右下:キノコのような形のコンクリート製のガーデン照明、コの字は車止めのようです。これもどこかの有名建築に使われていた物なのでしょうね。普通なら捨てられてしまいそうな物が展示されています。
アンソロポロジーのショップの夏のデコレーション。爽やかな西海岸スタイル。アンソロポロジー1992年にフィラデルフィアで創業したライフスタイルショップで、レディースファッションと生活雑貨と一緒に置かれています。個人的好きなブランドでロスに行くと必ず行くお店です。

2015.7.29 DESIGN

ニューモデル・スタジオ撮影完了!!

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.39
うだるような日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今週、2日に渡り、新製品のスタジオ撮影を行ってきました。荷物の整理や積み込み、荷下ろしで大汗はかきましたが、スタジオに籠った2日間は、外の猛暑もシャットアウト状態で撮影作業に終始していました。

ロケの場合はもちろんですが、撮影は段取りが命。製品の確認とカット数、香盤表を準備して撮影に臨みました。今回の撮影も、気心の知れたいつものスタッフ、カメラマンの方にお願いしていたので、カット数が増えて若干時間は押してしまいましたがほぼ予定通りに進みました。昔のフイルムで撮影していた時代は、絶対失敗が許されない状況でしたので、息も詰まるようなピリピリした現場でしたが、最近は全てデジタル。多少の修正なら後加工が出来るので、気持ち的には楽になったような気がします。とはいうものの、撮影する製品は、現物をビシッとしたいもの。瀬戸は、縫製のラインやクッションの納まり、ファブリックの毛羽立ちや皺、影の表情や材質の見え方まで目を光らせます。本番前に、瀬戸が製品をなでると(セットすると)全体が「シャキッ」とします。クッションやアームの角、下端を揃えるなど、ちょっとした事で見栄えが大きく変わります。デジタル撮影といえども、本物の製品としてキチンと見てもらいたい気持ちは、昔も今も変わりませんからね。

皆様に発表する前なので、製品の詳細はお見せ出来ませんが、撮影風景をチラッと紹介させていただきます。秋の新作展示会をお楽しみに!!(エーディコア・ディバイズ/企画開発 武田 伸郎)

スタジオの白いホリゾントに製品を置いて撮影画像をチェック
モニターを見ながら製品の見え方を確認します。

2015.7.28 PRODUCT

PRODUCT :MD−503 Chair

AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG Vol.28
今回は、A-modeの中から、MD-103のコンフォートチェアとしてデザインされたMD-503を紹介します。直線のフレームと削りだした無垢材の背を組合せたシンプルなデザイン。座面の高さを低くし、ゆったりとしたサイズ感、無垢材のテーブルに合わせ、ダイニングはもちろんリビングにも取り入れる事ができるチェアとして、2012年に発表しました。

大きな無垢板が特徴な背もたれは、丁寧に削りだしたホワイトアッシュ材に、柔らかなカーブと木目のラインが表れます。この柔らかなカーブが、木の固さを感じさせないよう優しく身体を支えてくれます。無垢材は単体の木材を使用すると木目がバラつくため、木材を積層したものを使用することで木目が均一され、効率よく木材を使用することできます。フレームにはホワイトアッシュ材で木組みし、背もたれとフレームの接合により強度を上げる為、スチールロッドを使用し接着しています。

幅・奥行きも通常ダイニングチェアより一回り大きくし、アームチェアW585mm、サイドチェアW525mmにしたことで、よりゆったりとしたラウンジチェアに近い座り心地になりました。座面には弾性ベルトを使用し、固さと大きさの違う6層のウレタンを重ねて、柔らかで快適な座り心地を実現しました。座面の高さはソファと同じ400mm、高さ650mmのダイニングテーブルMD-107Lと合わせることで、リビングセットのようにリラックスしてお使い頂けます。更にナチュラル感を出すため、座面には今回MD-503のみ使用できる編み込みをイメージした、VM「ヴィンテージメッシュ」をお選び頂けます。

MD-503は、ダイニングだけなく、リビングのソファやラウンジチェアなど、様々なインテリアシーンに合わせてお使い頂ける、今までのチェアにはない新しいスタイルのコンフォートチェアです。

(エーディコア・ディバイズ 企画開発/菊地 裕輔)

   ■MD-503 製品ページ ▶
   ■MD-103 製品ページ ▶
   ■MD-107L 製品ページ ▶

左:背のホワイトアッシュ材の柔らかなカーブと直線のアーム、座面には特殊な型押し加工をしたVM「ヴィンテージメッシュ」右上:背もたれのフレームの接合は、強度を上げる為、スチールロッドで接合しています。右下:座面内部ウレタン、固さの異る6層のウレタンを重ねて仕上げます。
左上:背もたれの荒木取りの状態、削り加工した際に木目が綺麗に見える様、柾目に木取りした部材を接ぎ加工しています。右:NC加工はプログラムされた情報より精密に加工されます。左下:加工後の背もたれ、やわらかなラインが表れました。