COLUMN

2015.9.24 PRODUCT

PRODUCT:048-MODEL Cabinet・TV Board

AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG Vol.30
今回は昨年秋に発表したNEO CLASSICO Heritageの中から、048-MODEL(コロニアルスタイル キャビネット)を紹介します。様々なデザインを源流に持つコロニアルスタイル様式をモチーフにデザインしたキャビネットです。素材感溢れるホワイトオーク材を、引出しや扉の框組にも無垢材をふんだんに使い、彫りの深い印象的なキャビネットシリーズとして、2014年に発表しました。

TVボードは、ホワイトオーク材の無垢材をフレームにまわして、表面にうずくり加工を施した厚突板をはめ込み、木目を引き立たせた、重厚な厚みを持つ天板に仕上げました。彫りの深い印象的な扉のバリエーションは、用途やデザインに合わせて3パターン用意しています。リモコン操作が可能な木製ルーバータイプと、収納したアイテムが確認できるクリアガラスタイプ、木肌の質感を活かした木製扉タイプからお選び頂けます。TVボードのバックパネルには、AV機器の熱を放出するルーバー孔と配線孔を設け、さらに内部には電源コンセントを取り付けました。

サイドボードは、無垢材を使用した引出しを設置、内部の箱には桐材を使用しています。下の扉はTVボードと同じデザインで、クリアガラスタイプと木製扉タイプの2種類用意しました。TVボード・サイドボードの全ての扉・引出しにはソフトクローズ機能付の金物を使用し、扉の開閉にも優しく対応してくれます。ツマミにはブロンズ色で仕上げた真鍮製を用意しました、ヴィンテージ感ある色合いがよりキャビネットを際立たせます。また壁面に設置した場合、巾木で隙間が出来ないように、背面の台輪のみ脱着を可能にしています。

更に今回NEO CLASSICO Heritageには使い込まれた上質なイメージを残しつつ、ナチュナルなヴィンテージ感を出した染色塗装、ヴィンテージホワイト(D-6)とヴィンテージブラック(D-7)を新たに用意しました。048-MODELは、サイズバリエーション・扉のデザインを選べることから、一般住宅からオフィスまで、幅広くご利用頂けるキャビネットシリーズです。

(エーディコア・ディバイズ 企画開発/菊地 裕輔)

   ■048-MODEL 製品ページ ▶

左上:天板の木口には厚み20mmの無垢材を用いて掘りの深い印象的な仕上がりにしました。右上:ルーバータイプの扉は、無垢材を五角形に加工した羽を使用し、上から内部は見えませんが、水平から内部が見えて、リモコン操作を可能にします。左下:TVボードの内部には2口コンセントを取付けてあります。右下:棚板の後ろには配線が通せるようスリットを設けています。
左:ガラスタイプの扉は、格子を面取り加工し、ガラスをより際立たせる仕上げにしました。右上:引出しのスライドレールは意匠を考慮し、箱下に取付けています。脱着も簡単にできソフトクローズ機能が内蔵されています。右下:ソフトクローズ機能が内蔵された、ガンメタル仕上げのスライド丁番。

2015.9.23 SHOWROOM

恒例のSALE準備中(東京・広尾ショールーム)

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.132
日一日と秋が深まってきましたね。これからの季節は過ごしやすくなるのでインテリアなどのイベントも多くなる時期となります。エーディコア・ディバイズの各ショールームでは11月の新作展示会を開催予定ですが、スペース確保のため毎年各ショールームの展示品の一掃SALEを行います。東京・広尾ショールームは10月31日(土)11月1日(日)、名古屋・栄ショールームは11月7日(土)8日(日)、大阪・心斎橋ショールームは11月14日(土)15日(日)の日程で開催予定です。

ショールームの展示品は、お客様に人気が高く、お問合せの多い商品を中心にご覧頂けるようにしております。展示品一掃SALEでは、毎年ショールーム展示品をお値打ち価格にてご提供させて頂いています。展示品は展示期間や状態によって価格を設定しますが、質の良い状態を維持しているものが多くとってもお買い得です。中には、「えっ!?」と二度見してしまうくらいの価格になる事もあり、宝探しの様なイメージでお買い物が楽しめます。「チェアを1脚追加したい」とか「お得な価格でお引越に合わせて家具を新調したい。」など。ぜひお友達もお誘い合わせの上お越し下さい。まだ準備が始まったばかりですが、ご近所の方は既に何組かセールの下見にお見え頂いております。楽しみにしていただけると本当にやりがいが出ますね。

過ごしやすい気候のこの時期に、SALEの下見も兼ねてぜひエーディコア・ディバイズ東京・広尾ショールームに脚をお運びください。ご来場心よりお待ちしております。(ショールーム担当:巻嶋 久美子)

人気の高いA-modeのシリーズのダイニングセットもお値打ち価格で販売予定!
リビング&ダイニングをセットで展示していますので、合わせて購入頂ければトータルコーディネートが完成します。

2015.9.9 SHOWROOM

秋のフレーバーティをご紹介します。(名古屋・栄ショールーム)

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.131
エーディコア・ディバイズ各ショールームでは、フレーバーティを秋の香りにリニューアルしました。世界中の紅茶・緑茶専門店『LUPICIA』の、2種類のお茶をご用意いたしました。りんごとベリー類をふんだんに使い、香り高い緑茶の「アップルベリー」と、本格派のオレンジリキュールとビターチョコレートを思わせる大人っぽい雰囲気が魅力的な紅茶「オランジュショコラ」。こちらはミルクや砂糖をたっぷりいれても美味しくいただけます。

どちらもご来場いただいたお客様からはすでに大変人気で、先日お打ち合せの際にお客様からお茶のお問い合わせをいただきました。お店や種類をご案内したところ、二度目のお打ち合わせの際に「早速買いに行って、自宅で飲んでますよ」と、嬉しいお声掛けをいただきました。お気に入りの家具でほっこり美味しいお茶を召し上がりながら、ゆったりした時間をすごしてみてはいかがでしょうか?

日によって茶葉の種類を変えてお出ししておりますが、お声掛け戴けばどちらもお作りいたします。ミルクや砂糖もご用意がございますので、ご遠慮せずお声掛けください。ショールームでお待ちしております。
(ショールーム担当:小田切 里子)
『LUPICIA』のサイトはこちら

秋のフレーバーティ「アップルベリー」と、「オランジュショコラ」どちらも香り豊かなお茶です。
日替わりでお出ししておりますが、ご要望もお受けいたしますのでお気軽にお声掛けください。

2015.9.1 SHOWROOM

ゆっくりコーヒーはいかがですか?(大阪・心斎橋ショールーム)

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.130
エーディコア・ディバイス大阪・心斎橋ショールームのある南船場にゆっくりとコーヒーが楽しめる新しいカフェテリアがオープンしました。

ショールームから堺筋に出てすぐにある「ブラザーズカフェテリア南船場」は朝は8:00よりモーニング、ランチタイム、ティータイム、そして夜は薫製バルとしてお酒まで楽しめます。スイーツも充実しており、キューブパンケーキからかき氷までどれもおいしくておすすめです。コーヒーはハンドドリップで入れてくれますが、自分でドリップするハンドドリップセットもあります。こちらは豆を自分で選べて、2.5杯分あるのでお得です。コーヒーが美味しいのはもちろん、フードのメニューが豊富なので一人でも大勢でもおすすめのお店です。

ショールームがある南船場界隈はつい2年前まではお弁当激戦区でしたが、最近はカフェ激戦区になりました。堺筋沿いには等間隔ぐらいでコーヒースタンド併設のカフェがオープンしています。ショールームにお越しの際には合わせてカフェ巡りはいかがでしょうか?ご案内しますのでぜひお声かけくださいね。ブラザーズカフェテリアのHPはこちらから                                          (ショールーム担当:青木 由紀子)

左上:オープンスペースもあって一人でもゆっくり出来ます。右上:少し暗めの店内にはカウンター席とテーブル席があります。左下:コーヒー豆と焙煎器もおしゃれにディスプレイ。右下:コーヒー豆は100gから購入可能。
テイクアウトのグラノーラセット¥500。ボリューム満点で朝食にもおすすめです。かわいい手提げのBOXに入れてくれます。

2015.8.28 DESIGNER

写真撮影のコツ

AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.49
先週、アメリカ西海岸インテリアレポートを開催しました。募集開始からすぐ満席になり席をギリギリまで増席し対応させていただきましたが、暑い中、窮屈な席でも熱心にお聞きいただき、ありがとうございました。500名を超えるお客様にお越しただき、西海岸への感心の高さを再認識しました。

今回も会場でアンケートをお願いしたのですが、写真講座希望にチェックを入れていた方が多く、また、セミナーで使用した数百枚の写真が、私の撮影と思っていない方も多くいらっしゃいました。14回開催のミラノレポートや今回で10回目になる西海岸レポートの写真は全て私自身の撮影で、今回も2千枚を超える中から選び編集をした写真ばかりです。どうやってインテリア写真を撮るのかよく聞かれます。今回のメルマガでは少し撮影のコツをお話しましょう。

建築やインテリアの写真で大切なのは水平垂直が出ている事です。それが曲がっていると歪んで見えてて不安定な写真になってしまいます。プロが使うあおり付きのカメラだと水平垂直が出ますが、三脚を立てての撮影なんで普通では無理です。そうなると、できるだけ撮る時に水平素直に注意して撮るしかありません。画像ソフトのフォトショップを使って修正はできますが、あまりにパースがついた写真を修正するとおかしな写真になってしまいます。よほど良いカメラを使っていると思われていますが、皆さんとあまり変わらないカメラです。iPhoneでもインテリア写真は綺麗に撮れます。

当社のスタッフもそうですが、ほとんどの人の撮っている姿を見ると、撮りたい被写体にカメラを向けて下を向いて撮影しています。たとえば、家具を撮ろうとして家具が画像の真ん中になるように撮るのでカメラが下を向いて、画像がパースがついてしまっています。その家具が置かれた空間全体を撮ればパースが付かないバランスのよい写真になるのですが、、。空間を撮る時には天井、壁、窓など水平垂直になっている所がありますので、それを基準にしてカメラが下をあまり向かないように撮るのがコツです。人は気になる方向に神経が向いてしまいます。それを我慢して置かれた空間全体を見て撮影するようにしたら、そんなに歪んだ写真にはなりません。カメラにはグリット(画面に水平垂直線が出る)機能があります。これはiPhoneにも付いていますので、それを使用すると便利です。また、iPhoneにはHDR機能が付いていて連射して露出の違う画像を自動的に露出の違う写真を合成して補正してくれます。インテリア写真の敵、窓の光へ向いて暗くなる逆光の時にも自動補正して綺麗に撮れます。新しいカメラにはその機能が付いていますので、利用するのも良いかと思います。

それと写真を撮る時に大切なのは順番です。沢山撮り過ぎてどこか分からなくなる事がありませんか?ロケハンや取材で訪問した家での撮影では外観、入口、リビング、ダイニング、キッチン、庭、ベッドルームと家に招かれたように順番に撮影をする事です。どんどん行きたくなる気持ちを押さえて順番に撮っていきましょう。空間の全体写真、そのコーナー写真、そのコーナーにある小物写真と順番に撮って行きましょう。そうするとフォルダに入れてから整理も楽だし、どこの写真が分からなくなる事もありません。物語を作るように写真を撮っていけば、人に順番に見せても分かり易い写真になります。

最後になりますが、写真の本当に大切なのはピントです。ピントがずれた写真はどうしようもありません。ピントだけでも出ていれば、PCソフトを使って修正できます。早撮りしないといけない時は画像よりもピントに気をつけて脇をしめて、手ぶれに気をつけてシャッターを押しましょう。そうそう、手ぶれする原因はシャッターを強く押しすぎる事です。そっと優しくシャッターを押してシャッターが切れるまでジッとしましょう。

9月1日からロサンゼルスへカタログ撮影に行ってきます。撮影はフランス人カメラマンのドミニック氏にお願いしています。今回もどんな写真が撮れるのか楽しみ。新しいカタログは11月に完成予定です。お楽しみに!
(クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)

左上:窓枠が下方向にパースがついています。普通に立って目線で撮りました。左下:iPhoneは下を向いています。右上:壁も窓枠も家具も垂直になっています。右下:iPhoneは垂直になっています。その時は腰を落として膝を付くくらいカメラ位置も下げています。(写真は全てiPhone5で撮影)
左上から時計回りに:引いた部屋全体の写真→リビング全体写真→リビングのテレビボードの写真→テレビボードの上の小物の写真。小物になったらパースは気にしなくてもかまいません。立体的に形が分かるようにカメラを向けて好きに撮りましょう。(写真は全てiPhone5で撮影)