COLUMN

2014.8.27 DESIGN

ホテルのおもてなしとインテリア

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.28
先日オープンした虎ノ門ヒルズのホテル「アンダーズ」の内覧会に参加させていただきました。虎ノ門という立地や「ホテルらしくない?」をテーマにした新しいスタイルのホテルということで、期待してお伺いしました。地下鉄の駅を出てしばらくするとオフィス街に忽然と現れる高層ビル。エントランスに入っても、ホテルへの入り口がよく分からない。方向音痴のせいだろうと思ったのですが、それもこのホテルのテーマなのでした。

「ホテルらしくないおもてなし」がテーマのこのホテルには、フロントやコンシェルジュがいません。アンダーズ・ホストというスタッフがお客様のスタイルに合わせてお迎えするのだそうです。ラウンジに脚を踏み入れた時から自宅のリビングのようにリラックスしていただくためとのこと。でも、入り口もチェックインする場所も分かり難いし混乱しそう・・・それも想定内。「慣れていただくしかない」!!「分かり難いけど、自分は分かっている」と感じていただく事で、このホテルを利用する価値を見い出す、未来思考のホテルコンセプトなのだそうです。いたせりつくせりのおもてなしとはひと味違った面白いコンセプトですね。

内覧会は受付順に数名のグループに分かれての見学。ショーキッチンを備えた「アンダーズ・スタジオ」はオーク材をダイナミックに使ったインテリア、客室で驚いたのがデスクや洗面台にウォールナットの耳付無垢板を惜しげもなく使っている事。客室数からしても想像を超えた量です。無垢板は経年変化の動きがあるので、取り扱いが非常に難しいので本当に驚きました。スィートルームや屋上階のチャペル見学後、ルーフトップスタジオでアンダーズホテルプロジェクトに関するレクチャーにも参加しました。講師の中田氏は日本のホテル計画の草分け的な方で、アンダーズプロジェクトをはじめハイアットグループのホテルプロジェクトを多数手がけてきた方。ホテル計画のポイントや苦労話、インテリアに関わる興味深いお話を聞かせていただきました。

ホテル計画で力説していたのが「建築計画の早い段階からインテリアスタッフが参入すること」でした。裏を返せば日本ではそれが非常に難しいということですね。講師の中田氏も「建築計画時点でインテリアが関わる事は日本では難しいですよねぇ」と本音?を漏らしていました。一長一短にはいかないと思いますが、日々ほんのちょっとでもインテリアに携わる者として業界の認識向上のためにがんばろうと感じた、ホテル内覧会参加でした。
(エーディコア・ディバイズ 企画開発/武田伸郎)

左の画像は屋上階のチャペル。右は210平米のスカイスィートルーム。ウォールナットのテーブルの存在感があります。

2014.8.26 SHOWROOM

こだわりの熟成牛のお店(名古屋・栄ショールーム)

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.90
エーディコア・ディバイズ名古屋・栄ショールームから徒歩1分の所にある、栄で人気のステーキ店「Gotti’s BEEF(ゴッチーズビーフ)」をご紹介いたします。

先日テレビで紹介され話題となった、行列の出来る京都発祥の熟成牛ステーキ店です。熟成牛とは、文字通り熟成させた牛の事で、熟成させる事によって旨み成分アミノ酸を生成し酵素の働きによって肉質が柔らかくなります。なんとこちらのお肉は熟成期間約50日。たっぷり時間をかけ旨みを引き出しているそう。熟成する事で、香りの高いお肉になるそうです。

ずっと気になっていたこちらの人気店のランチに出掛けてみました。ランチメニューの「熟成牛のサービスステーキ」は、200g/300g/450g/1kgから選ぶ事ができ、グラムによって金額が変わります。ランチ時にはライス・スープ・サラダセットがあり、柔らかくおいしい熟成牛がお値打ちに頂けます。店内のディスプレイや内装はアメリカンテイストのカジュアルな感じで、女性グループのお客様も多く、とても賑わっています。

エーディコア・ディバイズ名古屋・栄ショールームにお越しの際に、とてもジューシーで美味しい熟成牛を召し上がってみてはいかがですか?お店の場所やおすすめのメニューをご案内いたします。(ショールーム担当:小田切 里子)

Gotti’s BEEF(ゴッチーズビーフ)のサイトはこちらから

ショールームから徒歩1分のたての街ビル1階にOPEN!
こちらはランチメニュー「熟成牛のサービスステーキ+ライス・スープ・サラダ」セット。(200g ¥1,400-)

2014.8.26 SHOWROOM

秋のディスプレイチェンジ(東京・広尾ショールーム)

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.91
まだ8月の終わりですが急に気温が下がり秋の空気になって来ましたね。夏が終わりを告げて、あっという間に涼しくなると少し淋しく感じます。

エーディコア・ディバイズ東京・広尾ショールームでは、秋に向けてディスプレイを変更致しました。今年のディスプレイのトレンドはミラノサローネでも多くみられたように、「ゴールド」や「セラドン(グリーン系)カラー」ということで、今回の秋は少し華やかにゴールド&セラドン系のカラーを取り入れてみました。派手になりすぎずに品よくまとめるのは難しいですが、輝きのあるディスプレイは通りを歩く人の目にもとまるようです。

来週は暑さが少し戻りそうですが、ぜひイメージチェンジした雰囲気をご覧にエーディコア・ディバイズ東京・広尾ショールームにお越し下さいませ。ご来場心よりお待ちしております。(ショールーム担当:巻嶋 久美子)

エントランスは、革張りのラウンジ(NC-023)と漆のテーブル(NINFEA AD-065)をあわせてシックに秋らしく。
ゴールドと秋の木の実のコーディネート。

2014.8.26 PRODUCT

PRODUCT :MD-107L Dining Table

AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG Vol.17
天板の高さを650と低く押さえた安定感のあるダイニングテーブル。無垢素材を、天板・脚部全てにミニマルなモダンデザインに表現しました。A-modeブランドのMD-107Lは、天板のソリッドウッドの動きを考慮した構造と、安定感のある天板と脚が、シンプルな空間を演出するダイニングテーブルとして2013年に発表しました。

素材感溢れる材料はホワイトアッシュ材・ウォールナット材・チーク材の3種類から選択することができます。天板サイズはW2400/W2100/W1800の3タイプをご用意。奥行き寸法も950mmとゆったりとしたサイズです。無垢材のテーブルはオイル仕上げの物が多くありますが、MD-107Lは水滴でのコップの跡や反りの問題を考慮して、ポリウレタン塗装にしています。さらに素材感を最大限に活かすために、無垢天板はうずくり加工で仕上げています。一般的なポリウレタン塗装とは違う手触りが、木の質感を楽しめます。低く押さえられた高さはH650で、SH400のMD-503と合わせてリビングセットのように、リラックスしてお使い頂けます。移動できる脚部は左右に広げて取付けても、座った際に邪魔にならないようにデザインされていて、人数や様々なレイアウトに対応できます。

MD-107Lは、全て無垢材を使用しています。無垢材は反りや収縮が生じやすいデリケートな素材です。そのため反り止め材を天板裏に木目に対して交差して取り付けています。反り止め材には動きの少ない、強度のあるスチール製の反り止めを使用。また天板の側面の長手方向にも板を取付け、厚みを50mmにし長手方向の反り止めにもしています。

リビング・ダイニング兼用のコーナータイプ、ベーシックなスタンダードタイプなど、あらゆるインテリアシーンに合わせてお使い頂けます。MD-107Lは、今までの無垢材テーブルにはないモダンなテーブルシリーズです。 
                              (エーディコア・ディバイズ 企画開発/菊地 裕輔)

■MD-107L製品ページ ▶

SH400のMD-503に、高さ650に合わせたテーブルです。 奥行き側に座った際、脚が当たらないよう、テーブルの脚に空間を設けています。脚を外側に移動した際も、脚が邪魔にならずご使用頂けます。
[ 左 ]天板トップのうずくり加工 、ウレタン塗装のみで仕上げているサンプルと比べると質感が違います。 [右上] 見付け50mmになる木口は長手の反り止めにもなります。 [右下]天板反り止めは、より強度を上げるため、L型のアングルを溶接してT型で取り付けています。    また無垢材は縮む為、動きに対応できるよう、取り付け穴は 長穴設定しています。

2014.8.25 SHOWROOM

新しいポストカード(大阪・心斎橋ショールーム)

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.89
エーディコア・ディバイズショールームでは、新しい写真付きポストカードを作成しました。

3つのブランド・製品をイメージして頂けるようにカタログのイメージ写真を載せたものと、ショールームにも展示しているアートパネルを載せたもの計8種類を作成しました。このポストカード、ご来店して頂いたお客様へお渡ししたり前回ご紹介させて頂いたBARやショールームのお花をお願いしている花屋さんなどに置いて頂いています。やはり名刺サイズのショップカードよりインパクトがあり、実際の商品をイメージしやすいとの事で大変ご好評を頂いております。ポストカードなので、手書きのメッセージを添えてお渡ししたり送付させて頂く事もあります。日々インテリアや家具についてのご相談をお伺いする事が多く、「その後いかがされているのかな?」「布のお色決まったかな?」などご来店頂いた時のことを振り返りながら書いています。ついつい長くなってしまい最後は字が小さくなってしまったりしますが、お客様から直接お礼のメールやお電話を頂いたり、はがきを持ってご来店してくださったりととても嬉しくなります。

これからもお客様のインテリア、家具選びのお手伝いができればと思います。ぜひお気軽にお問い合わせ、ご来店くださいませ。お待ちしております。                        (ショールーム担当:青木 由紀子)

製品のイメージ写真を使用しているタイプにはショールームのご案内もできるように地図を掲載しています。
写真立てに入れてインテリアとしてもご使用頂けます。