COLUMN

2013.9.15 DESIGNER

アメリカ西海岸での撮影 その2

AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.22
アメリカ西海岸での撮影も今回で4回目。新しいカメラマンさんのセンスも良く、私達の現地での撮影慣れもあり、今回の写真が一番良い仕上がりになりそうです。

家での撮影は本当に大変です。それはお借りする家はオーナーが住んでいるからです。元々あった家具を撤去して、そこに当社の家具達をレイアウトして撮影し、またオーナーの家具を元通りに置いて、テーブルの上の小物を撮影前に撮っていた写真を見ながら寸分違わないように元通りにして、クリーニングして終わる事です。一日4回引っ越しをして、飾り付けもするようなもので、本当に大変です。その全てを私達自身と手配した手伝いのスタッフと行います。それも床や家具に傷を付けないように細心の注意が必要です。今回もグアテマラの人たちにお願いをして作業しました。開発の武田君が指示しながら作業を進めますが、英語もあまり話せない人たちなので、大変です。

撮影はドミニクさんというファッションで活躍されているカメラマンにお願いをしました。とても穏やかな方で7人のスタッフで進めていきます。今回は映画関係のライティング専門のスタッフもいて、立体感のある写真になっていきます。立体感のある写真は光で作るんだな〜と関心しました。  (続く、、)  (クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)

今回の撮影はファッション撮影で活躍しているドミニクさんです。今回初めてお願いしたのですが、総勢7名のスタッフでどんどん撮影を進めてくれます。
もともとあったオーナーのガラステーブルを武田君が中心になって運びます。なじんでいて、武田君がどこにいるのか分からないかも、、。武田君は靴下ですが、スタッフ全員靴カバーを付けて床に気を使います。

2013.9.13 DESIGNER

アメリカ西海岸での撮影 その1

AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.21
9月2日からLAへ新しいカタログ撮影に行ってきました。前回は曇空に泣かされましたが、今回は到着した日はスモッグでしたが、その後はずっとピーカンの空ですっきりしたウエストコースとらしい写真が撮れました。

空気が乾いたLAですが、38度を越える日もあり、とても暑く作業も汗だくです。皆さん(社員も)LAの撮影はプロダクションまかせで、現場に行って指示だけすれば写真が撮れると思っているのではないでしょうか?私たちの撮影は、LAに到着してレンタカーを借りて、まずは運送会社の倉庫へコンテナ荷物の受取り、そして荷物の整理をして、撮影のトラックに積込み、ディスプレイ用の小物の買出しから、撮影現場での作業、終わったら運送会社の倉庫へ戻して、コンテナ積込みの為の荷物整理など、、。全て自分達でやらないといけません。

空港からのレンタカーはハーツで初めて借りたのですが、カウンターには長蛇の列。係のお兄さんに聞くと、こちらが早いよと連れていかれたのが、電話が付いたテレビモニター。ボタンを押すと黒人のお兄さん。英語もあまり話せないのに電話でとは、、。ボタンを押せたらいいのに全て話さないといけません。でも優しいお兄さんのおかげで、受付終了。話すのなら出て来てくれればいいのにと思ったのですが、たぶんずっと遠くにいるのでしょうね。言われた番号の駐車場に行くと、キーの付いた巨大なSUVが止まっていました。2トントラック以上ある車にアップグレードしてくれたのはいいのですが、5.6LのV8エンジンは燃費悪そう、、。でも快適な車でした。アメリカではこんな巨大な車が安心なんでしょうね。ちょっとくせになりそうです。(続く、、)  (クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)

巨大なSUVは日産のARMADAです。エンジンはV8の5600cc。日産でもアメリカ製です。最初はカッコ悪いと思いましたが、慣れてくるといいな〜。左は画面の受付の人と話しながらのレンタカーチェックインです。便利なんだか、、。
倉庫の写真です。撮影用に1軒目の製品を撮影順に整理した所です。この倍の量がコンテナに入ります。開発の武田君と汗だくで整理です。

2013.8.28 DESIGN

お店の椅子が気になります。

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.15
職業柄、店舗やお店に入った時に店内の家具や調度品が気になる事があります。中でも椅子はデザインや座り心地など特に気になるアイテム。デザインはもちろんですが、座り心地やお店の内装や雰囲気にマッチしているかどうかも大切ですよね。

先日、河口湖近辺の「ほうとう」のお店に行った時の事。「ほうとう」がメインメニューの老舗店で、店舗はいくつかあるのですが僕が入ったのは最近オープンした新しいお店。不思議な外観で真夏の暑い最中でしたが、お店はとても繁盛していました。外観も目を引きますが、店内で気になったのが使われている椅子です。一つは曲線を活かした黒いスチールパイプの椅子。スチールパイプとソリッドの木材を削り込んで組んだ椅子ですが、木の椅子にありがちな固い当りが無く座り心地も良好で溶接もきれいです。もう一つが、針葉樹のフレームに「い草」の座面を使用したハイバックベンチ。そぼくなハンドメイドっぽいベンチに見えますが非常に精緻に作られていました。

針葉樹は手触りが柔らいのですが、素材自体も柔らかく伸縮も大きいので細かい加工には向かない強度を出し難い材料です。あまり家具には針葉樹を使いません。巷にある針葉樹の椅子等は大工さんが作ったような粗い作りになりがちです。強度を出すためにごつい部材を使って金物や木ネジ、補強材をふんだんに使って強度を出す方法を取ります。しかしこのお店のベンチは、ミニマムな部材を使い、いたってシンプルで金物等が露出しているところがありません。仕口もきれいです。デザインは素朴ですが、角度や曲線を用い脚部には細い挽きモノ(棒状の部材)まで使っています。よく見てさらに驚いたのですが、背の曲線状の格子パーツが成型合板でした。このベンチ用に型を作ってプレスしたのでしょうか・・・。座り心地も良く、シンプルな構造で軽量なので耐久性もあると思いました。

最近は飲食店で使われる椅子やテーブルのコストも厳しい場合が多くなり、家具のセレクトも悩ましいところです。でも、今回のお店のように特に高級でもなくグレード(お値段?)の高いお店でなくても、椅子や家具に時間とコストを掛けているお店があるんですね。これからも、気になるお店や家具の情報を見つけたら皆様にご紹介したいと思います。
(エーディコア・ディバイズ 企画開発/武田伸郎)

お店で使われていたハイバックのベンチとスチールパイプの椅子。
不思議な外観(他のお店は田舎屋風の店舗です)と、名物のほうとうです。

2013.8.27 SHOWROOM

ラグマットのご紹介(名古屋・栄ショールーム)

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.51
名古屋・栄ショールームではナショナルインテリアJAB社と、FIBER ART STUDIOのラグマットを展示販売しております。

JAB社は、ドイツ北西部発祥のファブリックメーカーで、上質なウールやフェルト、サイザルといった天然素材や発色の良いポリアミドなど幅広いテクスチャーにカラーバリエーションも豊富で様々なシーンにお使いいただけることや、クオリティの高さが世界中で支持されています。
FIBER ART STUDIOは国産にこだわり、オールハンドメイドでピストル型のフックガンと呼ばれる機械で糸を基布に一本一本刺していくハンドタフテッドといわれる国内でも希少な手法で作られています。熟練した職人がフックガンで打ち込み作られた製品は重厚で味わいがあり、サイズ・形・色・柄・密度などを自由に設定できます。原糸選び、糸の撚り方、素材のバランス、毎日使いに欠かせない機能にとことんこだわり抜いたものばかりです。

ショールームに展示のあるもの以外にもファブリック見本でもご案内をさせていただいております。お部屋のイメージやお好きなファブリックなど…ご相談いただけましたらイメージに合わせてご提案させていただきますので、是非お気軽にお声掛けください。実際に手に取り肌で感じにいらしてくださいね!お待ちしております。
(ショールーム担当:小田切 里子)
ナショナルインテリアJAB社のサイトへ
FIBER ART STUDIOのサイトへ

毛足のある上品なブラウンのラグは、NEO CLASSICOリビングセットと相性抜群。 (FIBER ART STUDIO ITO Bear 1400×2000)
光沢感がありつつもさらっとした手触りのラグは、AD COREリビングセットに軽やかにマッチしています。 (JAB LOFT3531-722 1500×2000)
FIBER ART STUDIO 左上から各2色ずつ(Flax/Season/Cookie/Ecru/Couleur/Twinkle)※それぞれカラーバリエーション他あり。

2013.8.27 SHOWROOM

オリジナル革小物(大阪・心斎橋ショールーム)

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.52
エーディコア・ディバイズ各ショールームでは本革を使用したコースター、プレースマット、ティーマットを販売しております。

ライン、メッシュ、フラワー柄など様々な柄が揃い、ご自宅用やプレゼントにと大人気の革小物達。中でも人気なのがスワロフスキークリスタル付きコースター。本革黒にクロコダイル型押しを施したコースターに1cm角のスワロフスキー社のクリスタルがしっかりと埋め込まれています。近くで見てみるとカットがすごく繊細で、クロコ柄とも相性ぴったりです。大阪心斎橋ショールームでも本来のコースターとしての役割はもちろん、並べてディスプレイとしても使用しています。

ダイニングテーブルやリビングテーブルを傷や熱から守り、長く綺麗にお使い頂くためにもマットやコースターなどは重要な役目を果たします。もちろん食卓にアクセントとして取り入れられるのも魅力ですよね。プレゼントにも喜ばれること間違いなしです。ぜひ各ショールームにてお買い求めください。(ショールーム担当:青木 由紀子)

大阪心斎橋ショールームではMD302Sシェルフに、ディスプレイとして並べています。ぜひ手に取って本革の質感をご確認くださいね。
私おすすめの組み合わせ、フラワー柄プレースマットにクロコダイル型押しコースター。1セットずつバラバラの柄でもアクセントになります。