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2013.5.23 SHOWROOM
新たなスタート!!お世話になった名塚ショールーム(名古屋ショールーム)
AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.37
もうご存知の方も多いと思いますが、名古屋ショールームの移転が決まりました。名塚ショールームともあと数日でお別れとなりました。お世話になった名塚ショールームは、実は昔小学校だった建物を改装し造られています。ショールームにいらっしゃるお客様の中には、名塚小学校の卒業生の方もいらっしゃいました。名古屋の中心地から外れて、ドーンと佇むこの建物の二階にはオリンピックにも出場した寺本明日香選手も通う、スポーツクラブがあり、夕方になると駐車場で生徒さん達がトレーニングをしていたりと、なかなかユニークな建物でした。お引越しの準備を少しずつ進めていますが、最後にパシャリとお世話になった名塚ショールームを記念撮影。
新ショールームは、名古屋の中心部栄駅・久屋大通駅を最寄りとし、ショールームの窓からはテレビ塔や、セントラルパークの緑も見える、本当に気持のいい場所です。皆様にも来ていただきやすい環境にお引越ししますので、是非お越しくださいませ。
◇新ショールームOPEN:2013年6月6日(木)10:00~ ◇オープニングパーティー:18:00~20:00
ささやかながらオープニングパーティーを開催いたしますので、皆様お誘いあわせの上是非お気軽にお立ち寄りくださいませ。 ※新ショールーム詳細はこちら
新ショールーム情報などもまたblogにupして参りますので、ぜひお楽しみに♪(ショールーム担当:小田切 里子)
2013.5.17 SHOWROOM
HYPER NATURE2新作展示会(東京ショールーム)
AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.36
現在、エーディコア広尾ショールームでは、和紙織物クロス「HYPER NATURE2」新作発表展示会を開催しています。詳細はこちら よりご確認ください。
和紙織物クロス「HYPER NATURE2」は、和紙の製造からクロスの織りまでを国内の工場で行う、日本の技術の粋を集めた、全て天然素材の壁紙です。横糸に細く切り撚った和紙、縦糸にレーヨン糸を織り、裏に同色や金銀などの紙を貼って壁紙に仕上げるという気の遠くなる様な工程を経て商品が完成します。その美しさは大きな実物をご覧頂ければ実感して頂けると思います。ショールームでは、光沢の美しい壁紙をタペストリーの様にディスプレイして、壁面に大きなアート作品が飾ってあるような雰囲気となっています。
昨晩開催されました「HYPER NATURE2」新作発表展示会のパーティーは、100名以上のお客様にご来場いただきました。主催の白川製紙様をはじめとする製作工場の方々からのお話もあり、とても有意義なパーティーとなりました。
「HYPER NATURE2」新作発表展示会は5月18日(土)19時までの開催となりますので、ぜひこの機会にご来場ください。(ショールーム担当:巻嶋 久美子)
2013.5.12 DESIGNER
世界的なコードバンの品薄
AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.16
最近、アメリカファッションが人気です。アメカジだけでなくトラディショナルの世界でも同様、無骨なアメリカ靴が人気で、特にAldenという靴ブランドが人気です。
先日、アメリカのAlden販売店へ行きました。Aldenはアメリカブランドで、無骨なデザインが多く、コードバンを使った靴がこの数年人気です。その店に張り紙があり、世界的なコードバンの品薄で生産数が少なくなっているとの事でした。店員さんに聞くと、Aldenの靴が世界的に人気な事と、その流行に敏感な日本人がコードバンの靴をこぞって買っているからだと、、。コードバンは馬のお尻の革で、形から日本ではメガネ、西欧ではシェルと言われています。きめ細やかな革は磨くとなんとも言えない艶が出ます。急にコードバンが必要になってもそれほど多く生産できずに、品薄状態だそうです。コードバンを扱うタンナー(鞣し工場)は世界に3社しかなく、アメリカのホーウィン社と日本の大喜皮革、あとは自社一貫製造をしているフランス靴メーカーのJMウェストンしかないそうです。
世界的なコードバンの品薄に日本人が関わっている話を聞いて、右へならえの流行は昔から変わらないんだなと、その店で買ったクリームを使って、数年前に手に入れたコードバンの靴を磨きながら、少し考えてしまいました。コードバンは美しい艶が出ますが、雨に弱くシミができるので、雨の日には履けないんです。雨の多い日本には不向きな素材なのですが、この艶が好きなんだなあ。
(エーディコア・ディバイズ クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)
2013.5.1 DESIGNER
テキトーと適当は違う
AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.15
最近、ラフでカジュアルなファッション、インテリアが流行っています。お店の床材も中古の床材や古材を使ったインテリアが多く見られます。塩ビタイルでも綺麗な素材を転写したのでなく、古材や節のある通常では使わないものを転写した物が見られます。その多くはヴィンテージをイメージして使われていますが、ヴィンテージとラフさを少し誤解して理解されているように感じる事が増えてきました。
ヴィンテージイメージとして作られている家具やインテリアの作りは、テキトーに作られている物が多くあります。本当の職人は作らない、職人には作れないような素人が作った物が多く見られて、残念に思えます。ヴィンテージとはワインの当たり年、車や家具も良い時代に作られた物をヴィンテージと言います。古くラフに作られたものを言うのではありません。良い時代に職人が一生懸命作った物が大切に使われ時代を経て、ヴィンテージの物になるのです。ハンドメイド定義も職人が丁寧に作った物よりも、テキトー(適当とは違います)に作った物が手作りらしく思われているようなに感じる事も多くなってきました。
良い時代は景気が良かった時代で、職人が時間をかけて作れた時代です。それがアメリカのミッドセンチュリーの時代で、1950~60年代は車やインテリアもデザインだけでなく、作りが良い品が多く、今でも十分使えます。LAの住宅ではミッドセンチュリー時代の家が多く残り、それをリノベーションして住んだり、販売されています。それが時代に敏感な人達が所有し、それに憧れる人々に広がっています。1956年のジョン・ラトナー設計のマークさんの家や、1948年のリチャード・ノイトラ設計のワーナー副社長の家は窓の金具一つまで職人仕事が再現された本物のヴィンテージでした。
日本では少し違った意味でのテキトーが広がっている事が少し気になります。職人仕事を大切にした程よい適当であればいいのですが、、。当社の家具もヴィンテージになるように、良い物を作らなくては、、。
(エーディコア・ディバイズ クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)
2013.4.30 DESIGN
真夜中のエアポート
AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.13
先日、成田空港のお仕事で納品にお伺いしました。以前、メンテナンスの時もお伺いしているので、セキュリティーの厳しさは承知していたのですが、ボストンマラソンのテロ事件の直後だった事もあり、ことのほか厳重なチェックとなり入館退出に時間が掛かって夜通しの納品となりました。
今回納品させていただいたスペースには、7年ほど前から弊社の製品をお使い頂いています。ネオクラシコのラウンジチェアは木部の塗装メンテナンスを行なっているので、ある程度品質を維持していますが、アームを人工レザーで張りくるんでいる特注のラウンジチェアは、張り地の
痛みが目立っていました。経年変化もあるので、ある程度は仕方が無いところですが、痛みの原因として日々のクリーニングも考えられます。
公共の不特定多数の方がお使いになるスペースではクリーニングと消毒を兼ねてアルコールで拭き掃除をする場合も増えているようです。ビニールレザーや人工皮革にアルコールを用いると、表皮の損傷や軟化、硬化などの症状が出て耐久性が落ちてしまいます。お手入れする場合は薄めた中性洗剤で固く絞った布で拭く、拭いた後は水分を残さないようにするのがポイントです。最近は本物と遜色ない人工皮革もあり、見た目や触感で選んでしまいがちですが、公共性の高い場所でお使いになる家具については、対薬品や止水、妨汚や耐油対応など、用途に合った張り地を選ぶ必要がありますよね。
静まり返った空港ロビーで作業の合間の休憩中に、ひっそりと佇んだ真夜中の飛行機を眺めながら・・・そんな事を考えていました。(エーディコア・ディバイズ 企画開発/武田伸郎)