COLUMN

2013.4.10 DESIGN

懐かしいインテリア情報誌

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.8
皆さんは「室内」というインテリア情報誌をご存知ですか。もしかすると若い方はご存じないかもしれませんが、1955年から2006年まで発刊されていた、インテリアの月刊誌です。「室内」という媒体名でしたが、家具のデザインや構造、作り方まで紹介する雑誌でした。当時、インテリアに関する媒体も少なかったように思うのですが、一般の書店で普通に並んでいて僕は学生の頃にも読んでいた記憶があります。インテリアに関しては素人の名物編集長山本さんが独自の切り口で編集されていて、とても面白い本でした。社内のスタッフが「懐かしくて捨てられない」と見せてくれたのですが、ホントに懐かしい。1999年11月号でしたが、当時まだアイテムが少なかった AD CORE のソファが紹介されていました。

情報を得る手段もツールも劇的に変化して、雑誌も本も売れない時代と言われています。月刊誌の発刊を待って、新刊の特集記事を読みふけるなんて事も無くなりつつあるんでしょうね。なんて思いながら、なにげにページをめくっていると「名作家具三面図」「プルーヴェ家具のイラスト図解」なんて記事が目にとまり、ついつい見入ってしまうのでした。    (エーディコア・ディバイズ 企画開発/武田伸郎)

室内 1999 No.539 B5版の小さめのサイズ。定価が¥1.100もしたんですね。
ソファ特集の記事。左ページ下段右 AD CORE ソファ カルマが紹介されています。色んな製品が掲載されていますが・・生産してないモノもあり時代を感じます。

2013.4.10 SHOWROOM

素敵なお花屋さん(名古屋ショールーム)

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.30
エーディコア名古屋ショールームのある、玄々化学工業研修センター。今日は、こちらの同じ敷地内にある素敵なお花屋さん「BEEN’S」さんをご紹介します。お花だけではなく、雑貨や衣類等も販売されていて、フラワーアレンジメントやポーセリンアート(器の絵付け)、オリジナルアクセサリー等といった様々な教室を開かれています。教室を開かれる際に生徒さんが使われるチェア、実はエーディコアのCERVO/AD-861DAPASSO/AD-942C をお使いいただいているんです。

お店のオーナーにお話を伺ったところ、生徒さんが長時間座られたり、お茶をしたりするチェアのため、座り心地や丈夫さを一番に考え、お選びいただいたそうです。ご購入いただいて7年ほどたった今でも、白いファブリックを、こんなにも奇麗に使ってくださっていて、とても感動しました。お店のオーナーやスタッフの方々は皆さん明るくて優しくて、お話ししていて本当に楽しくついついずっといてしまいたくなるような空間です。教室も、私も時間があれば色々体験してみたいです。ポーセリンアート、特に気になります…(笑)

皆様エーディコア名古屋ショールームにお越しいただいた際は、一度「BEEN’S」さんへ足を運んでみてください!スタッフの方々が元気いっぱいに迎えてくださいますよ♪(ショールーム担当:小田切 里子)

緑あふれる雰囲気のある、お花屋さん「BEEN'S」さん。 営業時間 AM11:00~PM17:00(定休日:月曜日、火曜日)
実際に教室で生徒さんやお客さまがお使いになるスペース。 雰囲気があってとっても素敵ですよ♪

2013.4.8 DESIGNER

世界でいちばんスゴい宿 10選

AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.14
東京では、3月になって急に暖かくなり、桜が咲いたと思ったら冬のような寒さでした。爆弾低気圧が去った昨日は空が高く、秋のような空。こんな日は旅に出たいなと、なんとなく本屋さんに立ち寄ってみたら、Pen最新号の旅の特集をしていました。その中で世界で一番スゴい宿10選が掲載されていました。

どんな宿が?と思って世界のスゴい宿の中に見た事のある建築が、、。LAで最初に撮影に使った、デコレーターのゾーラン(Xorin Balbes)さんの家でした。今はSowden Houseとして売りに出されて、レンタルもされています。この家はフランク・ロイドライト・ジュニアが設計し1928年に立てられました。撮影に借りた2006年に初めて訪れた時には、バリのリゾートホテルのようで、建物の外観がジョーズの口のような事からジョーズハウスと呼ばれていました。持ち主のゾーランさんはデコレーター(インテリアコーディネーター)だけあって、作りだけでなく、置かれた小物の全てデコレーションが素晴らしく、時間を忘れるほどでした。

撮影の時には個人の持ち物ですが、LAの歴史的建築物という事で、LA市に許可を申請して、市の職員が立ち会う条件が付けられました。そうすると、道路にはカラーコーンが置かれ、撮影部隊のトラックや車が置けるように配慮されて、さすが映画の都だと感じました。6月のロケハンにはこれを越える家に巡り会えるか、、楽しみです。
(エーディコア・ディバイズ クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)

Pen最新号の旅の特集「旅の達人が教えてくれた、世界でいちばん好きな場所。」の記事。一泊¥232,950(保証金、税金別途)たぶん一棟でだと思います。ホテルのスウィートに宿泊すると思えば安いんでしょうか。場所はハリウッドの古くからある住宅街にあります。往年のハリウッドセレブライフを楽しみたい方はぜひどうぞ。
バリのリゾートのような、インカのような、、。外から見たイメージがジョーズの口みたいなので、近所ではジョーズハウスと呼ばれていました。プールサイドにはブーゲンビリアの花が咲いて、本当にリゾートです。
当社のカタログでLAで最初に使った住宅です。1928年の建築はNEO CLASSICOブランドの家具にぴったりです。右下のベッドルームの窓の外には仏像の頭が置かれています。

2013.4.5 SHOWROOM

CASAMANCEクッションの新柄が入荷しました。(東京ショールーム)

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.29
エーディコアディバイズの各ショールームでは、フランス発のファブリックメーカーCASAMANCE(カサマンス)社のクッションをディスプレイに取り入れ販売しています。
4月になり、暖かみのあるクッションから春夏にピッタリの爽やかなクッションに変更しました。カサマンスのクッションの特徴は、斬新なカラーリングのコーディネーションと天然素材をふんだんに用いたクオリティーの高さです。暮らしの中で色を組み合わせることの楽しさや、素材とテクスチャーが生み出す光を楽しむという優雅な気分を感じてみませんか。まずはクッション1個からスタートするのはいかがでしょう。(ショールーム担当:巻嶋 久美子)

CASAMANCEホームページ

白いソファに明るめの色を加えるだけで春らしい雰囲気に。 左より:W450×H300¥13,230/W500×H350¥17,798/W500×H300¥11,760(税込・クッション中材込)
表と裏で異なる表情のクッションが多いのもカサマンスの魅力です。その日の気分に合わせてコーディネートしてみて下さい。W450×H250¥16,433(税込・クッション中材込)

2013.4.4 DESIGNER

カリフォルニア・デザイン 1930-1965

AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.13
国立新美術館で「カリフォルニア・デザイン 1930-1965 -モダン・リヴィングの起源-」展が開催されています。ミッドセンチュリー時代のカリフォルニアで展開したモダン・デザインをテーマとした大規模な展覧会です。この展示会の新聞記事を見て、一昨年のLAで見た事を思い出しました。

一昨年、エーディコア・ディバイズ総合カタログ用の撮影をLAで撮影を行いました。撮影後、息抜きにLACMA/ Los Angeles County Museum of Art でのティム・バートン展を見にいった時にちょうど、カリフォルニア・デザインの企画展も開催されていました。イームズ邸の再現もされていましたが、家具だけでなく、車やアート小物の展示が多く、アメリカが一番豊かな時代に生み出されたナチュラルなデザインの作品が多く展示されていました。私自身知らないデザイナーが沢山あり、楽しい時間を過しました。

今はファッションもカリフォルニアファッションのロンハーマン(といっても店はLAのみ)が大人のカジュアルファッションとして大人気ですが、インテリアもカリフォルニアスタイルが人気です。一時期のイームズ流行ではない、インテリアスタイルとして定着しつつあります。2年前の展示会が今六本木で巡回されていますが、今のLAの旬はどちらへ向っているのでしょうか。6月のロケハンが楽しみになりました。
(エーディコア・ディバイズ クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)

LACMAはレンゾ・ピアノ設計の新館など建物も見応えがあります。LAへ行かれた際にはぜひ立寄を。
LACMA(ラクマ)Los Angeles County Museum of Artホームページ

LACMAの企画展時の建物とカリフォルニア・デザイン展のイームズの自宅の再現(2011年LAにて)
ミッドセンチュリー家具もイームズだけではありません(2011年LAにて)
車も展示された幅広い展示会でした。写真の規制もなく、リラックスした展示会でした。(2011年LAにて)