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2020.11.30|

DESIGNER

モダニズム建築と感染症

AD CODE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.114 11月18日にWebを使った2021年モデルの新作発表会を開催しました。当社では、6月からZoomを使ったセミナーを4回行ってきました。感染リスクがなく、遠方のお客様へも新作をプレゼンテーションできるので便利です。Webを使った映像なら録画で良いと思いますが、ライブ感を大切にし、その時間をお客様と共有したいとの思いから続けてきました。今回もカメラとして使用したiPhoneに向かって話をするのは大変でした。ご覧いただけなかった方に発表会での話をしましょう。 今回の2021年モデルは新型コロナ感染拡大によって企画から見直す必要があり、従来のデザインを生み出す手法を変える必要がありました。これまでは、デザインの流行から今後のインテリアを考え、次に来る流行やライフスタイルを見据えたデザイン提案を行ってきました。今年は2月の感染拡大によって、住まいと働く場所が混在するプライベート空間、公共施設での感染対策など、今まであまり必要とされていなかった機能が求められるようになりました。私自身、短い時間の在宅勤務でしたが、家庭内での仕事のあり方や、仕事環境の大切さを知る事になり、中でも椅子の重要性を認識する事になりました。食事を中心とした2時間程度の快適性から4時間以上座る事の多い仕事、それもPC作業の前傾姿勢から、Webミーティングをする際の後傾姿勢まで幅広い姿勢に対応する機能的が椅子に求められます。また、消毒しやすい汚れにくいデザインも必要となります。 20世紀初頭に生まれたモダニズム建築は感染症の中で生まれたと言われています。当時、世界的に大流行していたを結核を治療するために、多く作られたサナトリウムでは白い清潔な空間に換気をするための大きな窓、埃がたまりにくく消毒のしやすいシンプルな空間にし、そこに置かれる家具は、座と背が開いていて埃がたまらず、革や合板で拭きやすく、足は足元からの感染を防ぐために、ステンレスやクロームメッキの金属が使われました。フィンランドのアルバー·アアルトがデザインした整形合板のパイミオチェアーはサナトリウムのために作られました。当時の新鋭建築家、ル·コルビジェ、ミース·ファン·デル·ローエ、アルヴァ·アアルトらが進めた建築はその他のモダニズム建築に影響を与えました。 ル·コルビジェの「光と新鮮な空気が健康には重要」と考えて設計したパリ郊外にある、代表作のサヴォア邸も感染症予防のために作られました。玄関の横に手洗い用の流しを設置し、車寄せのある地上から持ち上げ、住まいを2階からとし、光と空気を入れる換気の良い大きな窓を設けました。そして、家族が安心して過ごせる屋上庭園のある建築としたのも、その時代背景があったからです。その時代のモダニズム建築は、快適性より安心感や安全性といった新しい機能を目的に作られ、世の中にモダンデザインとして取り入れられるようになりました。 2020年は新たな感染症との戦いが続いています。しかし、20世紀初頭と違うのは、病気の正体が分かっており、消毒などの対策が取れる事です。また、抗菌剤だけでなく抗ウイルス剤を使用した安全性の機能も持たせる事ができます。それを活かし快適性を犠牲にしないデザインも可能になっています。当社の2021年モデルはその機能性と快適性が最大限に活かせるデザインを目指しました。東京、大阪、名古屋の各ショールームでは展示が始まっています。ぜひお座りいただいて快適性をお確かめ下さい。新型コロナに負けないように頑張りましょう!(クリエィティブディレクター 瀬戸 昇)

2020.11.25|

SHOWROOM

安心して製品をお使いいただくために

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.316(東京・広尾ショールーム) 今年も早いもので残すところ、1ヶ月となりました。今年は年明け早々から、新型コロナウイルス感染拡大でいつもとは違った年になりました。私たちの日常生活も新しい取り組みや生活様式が定着し、コロナ禍によるオンラインサービスの充実や抗菌・抗ウィルスの商品が増えてきたのも変化の一つだと思います。 エーディコア・ディバイズでは、新型コロナウイルス感染拡大に対する取り組みとして、製品に使用する塗料を2020年3月より抗菌塗装の規格化を進め、9月より標準仕様にしました。更に2021モデル発表にあたり、様々なウイルス感染からより安心して製品をお使いいただけるように、抗ウイルス塗装・抗ウイルスコーティングのオプションタイプをご用意しました。お使いいただく場所や用途によりお選びいただけますので、それぞれの特徴をご紹介いたします。 抗菌塗装(標準仕様)は、エーディコア・ディバイズ製品の全ての木部塗装に施しています。特徴は細菌の増殖を抑制(黄色ブドウ球菌・大腸菌など)、耐性菌が出にくい、防カビ効果があります。更に、耐次亜塩素酸性(200ppm以下)がありますので、日常的にお手入れをしていただけます。 抗ウイルス塗装(オプション)は、収納を除く全ての木部塗装に有料にて承ります。特徴は、抗ウイルス効果・ウイルスの減少、抗菌製品技術協議会(SIAA)抗ウイルス表示基準に適合し、高い安全性が認められています。抗菌塗装と同様に耐次亜塩素酸性(200ppm以下)に加え、耐アルコール性(エタノール60%以下)がありますので、冬季のインフルエンザなどが気になる季節にはアルコールで拭いていただくことも可能です。 ファブリック抗ウイルスコーティング(オプション)は、エーディコア・ディバイズの規格ファブリックだけでなく、ご支給いただいたファブリックにも有料で対応ができます。抗ウイルス効果、耐次亜塩素酸性(200ppm以下)、耐アルコール性、消臭効果があります。通常のお洗濯だけでなくドライクリーニングにも強いので、ソファカバーやクッションカバーを清潔に保つことができます。 その他、規格ファブリックと規格レザーのなかでも抗菌加工や抗ウイルス加工が施されているものがありますので、お気軽にお問い合わせください。当社の家具はご家族が過ごすご自宅用としてだけでなく、不特定多数の方が使用されるホテルやレストラン、オフィスにもお使いいただいております。より安心してお使いいただくために、ぜひご活用ください。 11月18日にオンライン新作発表会でお披露目した2021ニューモデルはエーモードブランドから「Peace of mind and peace・安心感と安らぎ」をテーマに、抗ウイルス仕様を施した新製品を発表しました。東京・広尾、大阪・心斎橋、名古屋・栄の各ショールームで展示が始まっております。東京ショールームは2時間制2組様まで、大阪・名古屋ショールームは2時間制1組限定でのご案内となりますので、ご予約のうえご来場ください。 (ショールーム担当:西條 恵理) ▷ご予約はこちらから ▷抗菌塗装について ▷抗ウイルスパンフレットダウンロードページ

2020.11.25|

PRODUCT

PRODUCT : MD-1101A  Comfort chair

AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG vol.91 今回は先日発表されたばかりの2021モデルから、MD-1101Aコンフォートチェアをご紹介します。MD-1101Aは安心と安全をテーマに、抗菌塗装、抗ウイルス塗装を最大限に活かせるデザインのチェアです。天然の材料を無駄なく使用し、クラフト感のある優しいフォルムが特徴で、長く快適に座ることを目的にした設計です。ゆったりとしたサイズ感とデザインはダイニングだけでなく、オフィス用テーブルやデスクに合わせてお使いいただけます。 MD-1101Aは幅580mm、奥行は560mmとラウンジチェアに近いゆったりとしたサイズで、座りながら上半身を自由に動かすことのできる余裕のあるデザインです。手が触れる部分には汚れが付着しづらく清掃しやすい無垢材を使用し、背と座には適度な隙間を設けホコリやゴミが溜まりにくくなっています。多くの方がお使いになる公共のスペースでのメンテナンス性にもこだわりました。短めのアームはサイドから座りやすく、翼のように削り出された形状は座っているときの手触りが良いだけでなく、持ち運ぶ際のハンドルにもなります。 フレームにはホワイトアッシュ材を使用し、木目の表情がはっきりとした質感豊かな仕上がりです。背は成型合板の柔らかなカーブで腰をやさしく支えます。成型合板の背裏はホワイトアッシュ柾目の突板で仕上げられています。無垢材は削ぎを少なくし、木材の無駄を抑える成型合板と組み合わせることで少ないパーツで構成した、サスティナビリティを意識したデザインです。背のクッションは腰から背を優しく支えるため、ウレタンを何層にも重ね、立体的な形状を構成しています。座のクッションは緩やかにラウンドした成型合板を下地に、密度の高い上質なウレタンを多層に重ねたクッション材を使用し、長時間のビジネスワークに耐えられる柔らかすぎない座り心地を実現しました。 新しいライフスタイル対するAD CORE DEVISEの回答となる2021モデル。サスティナビリティとメンテナンス性、オフィス家具とは異なる質感豊かなデスクチェアとしての性能を持つMD-1101Aを、是非ショールームでご覧ください。 (エーディコア・ディバイズ 開発部/富所 駿) ■MD-1101A Comfort chair 製品ページ ▶

2020.11.25|

DESIGN

抗ウイルス仕様の家具

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.103 11月18日のオンラインでの2021年新作発表会は、新型コロナウイルス感染拡大により例年とは違った新作発表会となりましたが、たくさんの方に参加いただきました。今年の新作開発には、コンセプトやデザインと並行して、いち早く「抗ウイルス対応」の仕様開発を進めていました。 エーディコア・ディバイズでは、新型コロナウイルス感染が広まりつつあった3月には抗菌塗装仕様を取り入れ、安心して家具をお使いいただけるよう早急な対策を取りました。そしてその時期すでに「抗ウイルス資材」の開発を各工場と進めていました。抗菌と抗ウイルスでは、同じような感染防止策のように取られることもありますが、内容は大きく異なります。菌は目視が可能で個人でも試験をすることが可能ですが、ウイルスは国内でも限られた施設でした扱うことができず、認証試験も長い期間が必要となります。私たちはいち早く開発を進めて今回の新製品に間に合わせることができましたが、現在は試験を受けるのに1年以上待たなくてはならない状況のようです。抗ウイルス仕様の開発は、木部の抗ウィルス塗料、天然皮革の抗ウイルスレザー、張り地にコーティングする抗ウイルス加工の3アイテムを企画し準備を進めました。 抗ウイルス仕様の開発は、薬剤の調達からはじまり効果の承認、それぞれの加工を施した際の仕上がりに問題がないかどうか、そして抗ウイルス効果の試験を経て実際の製品に仕上げてチェックし最終確認を行います。今年の新製品には各社のご協力のもと、なんとか新製品に間に合わせることができました。抗ウイルスレザーは日本で初めて抗ウイルス性能を承認された天然皮革となりました。抗ウイルス塗料と抗ウイルスレザーは、トップコート材に薬剤を拡散して仕上げているので永続的に効果があります。ファブリックに施す抗ウイルス加工は、決められた工程でコーティングすることにより、風合いを損なうことなく、3回のドライクリーニングや50回の洗濯でも持続効果があるので安心してお使いいただけます。 一旦は終息に向かった感染ですが、ここに来て感染が進んでいます。更なる感染防止対策が大切になって来ますが、今回の感染が収まった後でも抗ウイルス対応は安心して家具をお使いいただくために欠かせない仕様になってくると思います。各ショールームには今年の新製品が展示してあります。デザインや使い心地と合わせて、抗ウイルス仕様の家具をぜひご覧ください。(開発 武田伸郎)

2020.11.24|

SHOWROOM

2021モデルのご紹介

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.315(名古屋・栄ショールーム) 今年は春から新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、自粛要請や外出制限の時期もあり、気が付けばもう11月も半ばを過ぎました。例年であればこの季節賑わう街並みもまだ静かなように感じますが、ここ数日でショールーム周辺も徐々に華やかになってきました。毎年恒例のオアシス21一階の特設会場で開催される豊田合成リンクやテレビ塔のクリスマスイルミネーションがスタートしました。今年9月にオープンしたショールームの目の前のレイヤード久屋大通パークも思考を凝らしたクリスマスイルミネーションが開催されるのではと、今からとても楽しみです。 当社ではこの時期、毎年新作商品の発表を行いますが、今年は初めてオンラインでの新作発表を行いました。遠方の為に発表会にお越しいただくことが難しかったお客様にも、発表当日にリアルタイムで新作をご覧いただくことができました。みなさまに大変ご好評をいただき、私たちにとっても例年とは違った新鮮なスタートを切ることができました。2021モデルは「Peace of mind and peace・安心感と安らぎ」をテーマに、豊かで快適な生活をコンセプトの商品を発表しました。背面がビーチ材の成型合板とウレタンフォームを多層に重ねたコンフォートチェアは長時間座っていても疲れにくく、ホームユースだけでなく、オフィスでもお使いいただけるスタイルです。背板から繋がっているアーム部分が短いのでダイニングでの動きもしやすく、在宅勤務でもストレスなくご使用いただけます。また、ホコリや汚れが溜まりにくいデザインなので、お手入れがし易いのも特徴的です。座面の奥行きが900mm,1100mmと選べるシステムソファは、同じく幅を900mm,1100mm,1400mmと選べる1Pソファやオットマン、アイディア次第でいく通りにもご使用できるベンチなどを組み合わせてコンビネーションでご使用いただけます。座面にはポケットコイルを使用し複数名でご使用になっても座り心地が偏ることがありません。またカバーリングシステムでカバーの交換やメンテナンス性まで考えられたソファです。そして9月から標準化された木部の抗菌塗装に加え、木部の抗ウィルス塗装やファブリックに施す抗ウィルスコーティングなどもオプションとしてご用意しました。このような時代だからこそ皆様に安心して長くご使用いただける商品です。 新作商品は東京本社・大阪・名古屋のショールームにて展示しております。各ショールームは完全予約制にて一組二時間制にて運営しております。どうぞ安心してお越しください。またご来場を躊躇されているお客様や、ご来店の難しいお客様にはリモートで商品のご紹介も可能ですのでお申し付けください。皆様のご予約をお待ちいたしております。 (ショールーム担当:水野 未佳子) ▷ご予約はこちらから

2020.11.06|

SHOWROOM

今年のイルミネーションのテーマは「希望の光」

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.314(大阪・心斎橋ショールーム) 11月に入り、いよいよ今年もあと2ヶ月となりました。今年は今までのように気軽に出かけることができなくなり、なんとなく暗い気持ちになることも多かったと思います。そんな中、不安を和らげるような優しい光が御堂筋を照らす季節となりました。エーディコア・ディバイズ大阪・心斎橋ショールーム付近で「御堂筋イルミネーション2020」が始まっています。 大阪のシンボルストリート・御堂筋ですが、今年のイルミネーションのテーマは「希望の光」。大阪が明るく元気になるようにとの祈りが込められています。今年もエリア別にカラーが変わります。恒例の水都ブルー、ゴールドミックス、ピンクミックス、ブルーミックス、パープルミックス、さくら色に加え、5色のLEDがミックスされているマルチカラーゾーンがあります。今年の注目は折り鶴のオーナメントを装飾したツリーです。歩きながら探して楽しめますので、お散歩がてら御堂筋を探索してはいかがでしょうか。建築的な価値が高い建物が並ぶ御堂筋エリアでは、建物の外観を幻想的にライトアップしています。特にショールーム近所の難波神社や本願寺津村別院(北御堂)がお勧めで、歴史ある建物をLEDの光が包み込みます。そして、12月14日からは、中之島にある中央公会堂プロジェクションマッピング「OSAKA光のルネサンス2020」が予定されています。今年のテーマは「いのち息づく、希望の光」。今年7月に開館して話題の図書館「こども本の森 中之島」に着想を得て、本からあふれる物語を表現しています。力強く繰り返す生命の美しさを音楽とプロジェクションマッピングで見られます。こちらの「こども本の森 中之島」は建築家の安藤忠雄氏が設計し寄贈された図書館です。未来ある子供達に本と出会う場所を作りたいという思いで建築されました。安藤忠雄氏が設計した有名な建物は各地にありますが、その中の一棟である「SEDIC PLACE」の2階に大阪・心斎橋ショールームはあります。来場された際は、安藤忠雄氏の建物の美しさと御堂筋の幻想的なイルミネーションに癒されてみてはいかがでしょうか。 エーディコア・ディバイズのショールームでも毎年12月に大きなクリスマスツリーを飾り、お客様をお迎え致します。光照らされたオーナメントに季節を感じながら、お客様の家具選びのお手伝いをさせていただきます。今月末からは新作のソファセットやダイニングも展示が始まります。御堂筋からショールームまでは徒歩2分ほどですので、是非ショールームにお立ち寄りください。現在ご予約制ですが、当日お電話でもご予約を承ります。 ▷ご予約はこちら から (ショールーム担当:中谷 有里)

2020.10.30|

DESIGNER

製品が生まれるまで~今

AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.113 6月のメルマガでも触れましたが、新しい事に出会いながら世の中は進んでいます。私自身の仕事のデザイン仕事でも同じで、仕事の進め方が大きく変わってきました。デザイナーの仕事は長い間、頭の中でデザインする物を立体に考え、それを2次元の三面図に書く事でした。それがこの数年でCADやプリンターなど3D化が進んでいます。 私自身、社会人になってから心がけてきたのは工場の方とのコミュニケーションです。しかし、今年はコロナ禍もあり、いつもとは違う仕事の進め方をする必要がありました。私の仕事の進め方は図面を渡すだけでなく、工場の職人さんとのやり取りや、試作の途中で手触りや座った印象など試作途中に感じることが重要です。出来上がった試作を工場から送ってもらい、修正を加えて返送して進める方法が一般的なのでしょうが、出来上がった物では、修正するのに時間がかかったり、イメージを伝えるには限界があるからです。それが今年は工場への訪問をする事は出来ませんでした。Webカメラを使ったり、製品試作を往復させての検証をするしかなく、今年の新作のイメージの伝え方を考える必要がありました。 若い頃は、鉛筆を使ったスケッチから始まり、それを元にした1/5模型を作りプロポーションを確認し、ドラフターを使ったトレーシングペーパーに原寸図を手書きして青焼き。それが20年以上前からはPCを使用した作図に変わっています。この数年は、模型製作に3Dプリンターを使うようになりました。4年前からスタッフに加わった開発部のトミーのおかげで、新しい機器を使えるようになり、スケッチから3Dの立体画像で確認し、CAD図面化、3Dプリンターで模型や部分パーツの原寸模型を製作できるようになりました。模型を手作りする楽しさは無くなりましたが、かなり精密な模型ができるので、工場へ三面図だけでなく模型も送り、立体的な造形とイメージを伝える事ができるようになりました。 以前は、模型は木材や発泡材を削り、成型合板ならボール紙を重ねて圧着して、本物に近いイメージで模型作りを進めて、途中でデザイン変更などしながら模型を完成していました。3Dプリンターでは、ABS樹脂などの棒状のフィラメントを溶かして積層させ形を作ります。樹脂なので硬くて後からは削りにくいので、データを最初からしっかり作る事が必要となります。形状がリアルに出るので、イメージを確認するには便利な機械です。時間的に3Dプリンターだから早くできるという訳ではなく、どちらも数日かかります。以前は模型の削り粉にまみれて作っていましたが、今ではトミーがデータを作ってくれて、3Dプリンターが忙しく動いてくれるだけので助かるのですが、、。 最近は、CAD図面とモデルを工場へ送り、模型から製作工程や張りのイメージを見ながら製作を進めるので、ほぼイメージ通りの試作が完成します。2021年モデルの椅子でも一次試作でイメージ通りの完成になり、最後の座り心地で数ミリのクッション材の形状変更と指触りの分かる面取りの変更だけで済みました。でも、この数ミリが大きいんです、、。今回の椅子の試作は一度も工場へ行かずでの完成でしたが、試作途中の椅子を社に送ってもらい全スタッフに座ってもらいましたが、今までの椅子の中で一番座り心地が良いと評判です。ソファはそうはいかずに工場へ行きましたが、いつもの半分の工場出張になりました。 2021年モデルは、安心と安全をテーマに製品作りを行い、機能的にも完成度の高い新製品になりました。今年ほどモニターを見ながらの設計にこんなに時間をかけた事はなく、頭の中のデジタル化が少し進んでアナログとデジタルが融合してきたようで、ペンダコが消えた指を見ながら工場が恋しくなっています。いよいよ11月18日にWebでの発表会。製品プレゼンテーションも新しい試みをしてみようと思っています。お楽しみに!(クリエィティブディレクター 瀬戸 昇)

2020.10.28|

PRODUCT

PRODUCT : NC-065 Sofa

AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG vol.90 今回は2020モデルからNC-065ソファをご紹介します。NC-065は1920年代モダニズムをイメージした、直線と曲線が融合したデザインです。コンパクトなフレームのサイズ感ですが、間口が広く座面のサイズはたっぷりと余裕があり、小柄な女性から大柄な男性までお使いいただく人を選びません。 NC-065はラウンジチェアとしての1P、ホテルやオフィスでも使用しやすい2P、フォーマルな空間で使用できる3Pの三つのバリエーション。幅広いシーンでお使いいただけます。1Pモデルはロック付きのキャスター脚で、オフィスなどでも使いやすい仕様です。オーク材で縁取られたフレームはモダン彫刻のような量感を持ち、柔らかなクッションと背のカーブが身体を包み込みます。手の触れる部分が木材なのでファブリックの痛みを防止し、お手入れも簡単です。 本体の下地にはウェーブスプリングを使用し、上に置かれる座のクッションはポケットコイルとスーパーソフトウレタンを併用した柔らかさと耐久性を兼ね備えた作りになっています。背のクッションはフレームにベルトを張り、その上にウレタンを貼り付けることで、ウレタンに厚みを持たせず柔らかな掛け心地を実現しています。背の置きクッションはセミハードからスーパーソフトまで数種類のウレタンを使用しています。クッションは取り外して使用することもでき、深い奥行きでよりゆったりとした姿勢でお使いいただくことができます。 スクエアでレイアウトしやすく、それでいて柔らかな印象のNC-065ソファはラウンジやホテル、オフィスなど幅広いシーンでお使いいただけます。直線と曲線が融合したフォルムを縁取るオーク材のアームは、ファブリックを傷めにくくお手入れも行いやすいデザインです。コンパクトでありながらゆったりとした掛け心地をぜひショールームでお試しください。 (エーディコア・ディバイズ 開発部/富所 駿) ■NC-065 SOFA 製品ページ ▶

2020.10.27|

SHOWROOM

スペシャルセール WEBストアでも販売中

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.313(東京・広尾ショールーム) エーディコア・ディバイズ各ショールームで開催中のスペシャルセールも終盤に差し掛かってきました。今年はコロナ禍での開催となり例年とは違い、完全予約制で約1ヶ月間開催をしております。ご来場が難しい方や遠方の方もスペシャルセールにご参加いただけるように10月12日(月)よりWEBストアでの販売も開始いたしました。 WEBストアでは、東京・名古屋・大阪の各ショールームで販売している展示品セールの商品を一同にご覧いただけます。同じ商品でもショールームによりサイズや仕様が違いますので、ご希望にピッタリものが見つかるかもしれません。お客様からは、選択の幅が広がったとご好評をいただいております。ご自宅でWEBストアを見ながらゆっくり検討して、実際にショールームに実物をご確認に来場されるお客様もいらっしゃいます。展示の現品販売になりますので、詳細がわかりやすいように工夫をしてアップしておりますが、製品の状態や製品について詳しく知りたい場合には、お気軽に各ショールームまでお問い合わせください。また、日々新しい製品を追加掲載しておりますので、お見逃しが無いようにチェックしてみてください。ショールームで展示している製品は、お客様からのご要望が多いものや人気の製品が中心となりますので、欲しかったものがとてもお買い得に手に入るかもしれません。 WEBストアでの展示品セール販売もショールームでの開催と同じく、11月11日(水)までとなっております。店頭での販売製品と同じものですので、早い者勝ちです。コロナ禍でおうち時間が長くなったせいか、ご自宅の家具を買い替えたりメンテナンスをしたりとインテリアを見直すお客様が増えております。ぜひ、年に一度のチャンスをお見逃しなく活用し、お気に入りの家具を手に入れてください。セール期間中もショールームは完全予約制とさせていただいておりますので、ご予約のうえご来場ください。お待ちしております。 (ショールーム担当:西條 恵理) ▷ご予約はこちらから ▷オンラインストアはこちらから

2020.10.26|

DESIGN

2021新製品撮影記

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.102 先日、新製品の撮影を都内某撮影スタジオにて行いました。今年はコロナ渦の影響で、フォトグラファーやグラフィックデザイナーとの打合せもWebを使って行いました。いつもなら、撮影カットの手書きスケッチを見せながら打合せをするのですが、今年はZoomの画面共有で3D画像を見せながら参加スタッフ全員でミーティングです。 スタジオでの撮影は使用時間で料金が大きく変わってくるので、準備と工程が大切です。いつも撮影のカット割りを手書きで作って進行していたのですが、今年はクリエイティブディレクター瀬戸が作成した撮影カットから、空間を3D化したイメージを製作し、スタジオ内のカメラ位置からレンズの高さまで割り出して図面化、精度の高い香盤表(撮影順表)を作り時間の短縮を図りました。また、今回初めてWeb製品発表会に使用する動画撮影をするために、模型を使ったシュミレーション動画も作りました。 昨今はスマートフォンの活用で動画データは身近なものになっています。しかし、プロショットとなると話は別です。スタジオ料金から機材、アシスタントのスタッフもスチール撮影とは別になります。カメラの移動にも専用の機材が必要になります。テレビや映画の撮影で目にしたことがあると思いますが、アングル移動にはレールを設置してカメラがぶれないようにトロッコで移動します。上下動の撮影には、被写体との距離が円弧移動にならないアームクレーンを使います。スチール撮影も照明セッティングや影の調整など大変な作業が多いのですが、動画はさらに大掛かりな準備やセッティングが必要でした。 撮りたい動画イメージをカメラマンに伝えながら撮影を進行。シャッターを押す瞬間の「間」とは違う、数十秒単位での動画撮影はスチール撮影とは違った緊張感がありました。それぞれのアイテムの特徴を捉えた数々の動画カット。11月18日に開催する2021モデル発表会に向けて編集作業中です。ショールームにご来場できない方にも、新製品のイメージをお伝えできるような動画をお届けしたいと思います。ぜひ参加ください。(開発 武田伸郎)

2020.10.23|

SHOWROOM

おすすめ展示セール商品のご紹介

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.312(名古屋・栄ショールーム) ここ最近、朝晩は随分と過ごしやすくなってまいりました。エーディコア・ディバイズでは現在、年に一度だけの展示品セールを開催しています。例年は2日間限定でたくさんのお客様にご来店いただいていましたが、今年はコロナ禍での開催のため10月10日(土)〜11月11日(水)まで東京・大阪・名古屋の各ショールームで、完全予約制にて開催しております。 名古屋・栄ショールームのお勧めのダイニングセットをご紹介致します。A-mode HeritageシリーズのMD-801のチェアは成形合板で構成されたフレームで加重をかけるとしなやかに動き、厚みのある背・座は柔らかく、ゆったりとお使いいただけます。背のフレームの下にはチェアを引きやすいように手掛けの加工を施してありますので、扱い易いのが特徴です。ダイニングテーブルはエクステンション(伸縮)タイプのテーブルです。展示のテーブルサイズはW1800mmですが、必要な時にホスト面の伸長天板を引き出すと片側250mmの伸長がありますので、全長で2300mmの大きさになります。急なお客様や、離れてお住いのご家族がいらした際など必要な時にだけ伸長してご使用いただけます。その他には、今年発表となったダイニングセットがございます。MD-905のダイニングテーブルは、天板の小口(側面)からきれいなカーブを描いており、手触りもなめらかです。曲線が美しい楕円すい形状の脚との接合部も繊細でクオリティの高い仕上がりです。この美しい曲線を是非実物でご確認ください。この他にも展示期間の短い良品も特別価格で販売をしております。 展示商品はどれも一点限りで、早いもの勝ちです。完全予約制になりますが、ちょっとお立ち寄りいただくだけでも大歓迎です。いつも丁寧にメンテナンスをしていますので、良品がまだまだ数多くございます。お客様のご要望にあうものが見つかれば大変お買い得です。是非皆様お誘い合わせのうえショールームへお越しください。ご来場をお待ちしております。 (ショールーム担当:水野 未佳子) ▷ご予約はこちらから ▷オンラインストアはこちらから

2020.10.10|

SHOWROOM

年に一度の展示品スペシャルセールを開催中です

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.311(大阪・心斎橋ショールーム) だいぶ秋らしくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。エーディコア・ディバイズでは年に一度の展示品スペシャルセールを開催中です。今年は、10月10日から11月11日までの一ヶ月間開催いたしますので、是非お越しください。 大阪・心斎橋ショールームの展示品の中で特にお勧めは、A-mode Heritageのソファとリビングテーブルのセットです。MD-805のソファの張地は程よい光沢感があり、鮮やかなブルーが印象的です。ソファ本体の縁に施したレザーパイピングがアクセントになっています。また、カバーリング仕様ですので、もし汚してしまった場合にもクリーニングやカバー交換ができますので安心です。脚部はオークの無垢材を贅沢に削り出しており、ヴィンテージブラウンの塗装を施しています。木目がほどよく見え、木の温もりが感じられます。全体の高さは75cmと少し低めのデザインですので、抜け感があり狭いスペースでもお部屋を広く感じさせます。同シリーズのリビングテーブルとサイドテーブルもセットになっていますので、コーディネートにも統一感が出てお勧めです。もう1つのお勧め商品はMD-705のソファセットです。広々とした座面と、ポケットコイルスプリングによる快適な座り心地が特徴です。シンプルながら、レザーパイピングとボタン絞りが遊び心のある良いアクセントになっています。脚部は、ヴィンテージホワイト塗装ですのでお部屋が明るい印象になります。ナチュラル感と上品さを兼ね備えたソファですので、男女問わず人気のソファです。他にも人気のダイニングセット、リビングセットなど多数ございます。セットの商品がお買い得ですので是非この機会にご検討ください。 今回ご紹介したアイテムを含め全ての展示品は、毎日お手入れをしていますので良品ばかりです。今年は新型コロナウィルス感染予防対策の為ご予約制となっていますが、当日のお電話予約も可能です。お気軽にお問い合わせください。また、ご来場の難しい方にはオンラインでのご相談も承っておりますのでご検討ください。 (ショールーム担当:中谷 有里) ▷ご予約はこちらから ▷オンラインストアはこちらから

2020.09.30|

DESIGNER

ラグジュアリーカーのインテリアトレンド

AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.112 先日、カーコーティング会社の広告写真撮影のため、広尾本社のショールームガレージと愛車のカルマンギアを貸し出ししました。他人に車を磨いて頂くのは初めての事で、プロの磨きテクニックと溶けるような艶に惚れ惚れとしました。磨かれている時間にボディと同じ塗装のインテリアパネルを自分で磨いていたのですが、磨けば磨くほどピカピカしていく塗装を見て嬉しくなりました。 本社のある広尾の日赤通りは、青山方面への抜け道になっているので、高級車が多く通ります。当社の前はコーナー立ち上がり後の直線になる緩い坂道になっていて、立ち上がりに吹かすエンジン音がうるさく、イタリアのスーパーカーなど走ると爆音です。その多くが艶消し塗装のマットな姿をしていて、爆音と艶の無いボディは不気味で好きになれません。カーコーティングの方が作業しながら、ああいった艶消しの車の多くはフィルムが貼られた物も多くある事と、実際の艶消し塗装の場合は当てたり擦ったりして傷の修理が出来ずに大変で、洗車する喜びは無いですよ。そして、夜は他車から視認しにくいから本当に危ないんですよと、、。 車好きなので新車発表のニュースをチェックする事が多いのですが、先日発表されたロールスロイス・ゴーストやメルセデスベンツ最上位クラスのSクラスのインテリアを見て少し驚きました。どちらも艶消しのオープンポアやセミオープンポアの木目導管が見える仕上げです。ロールスロイスやジャガーなど、イギリス車の上位ブランドは希少木材に厚い塗装を施し、鏡面に磨きあげたインテリアパネルが特徴でもありましたが、新モデルではアッシュやウォールナットの艶消し仕上げです。太陽光の乱反射を防ぎ安全性はあるのですが、ラグジュアリーカーに導管の見える艶消しのオープンポア塗装にウッドパネルは合うのでしょうか。 9月1日に発表されたロールスロイス・ゴーストのデザインコンセプトはPost Opulence/ポスト・オピュレンス(脱贅沢)で、これ見よがしな表現ではなく、素材の本質的な価値によって定義つけられるミニマルな美学を追求したとの事です。インテリア素材は上質なハーフ・ハイドのレザーをできるだけシンプルなステッチで仕上げられ、ウッドパネルはパルダオ材、アッシュ材やウォールナット材の素材感を出したセミオープンポア塗装仕上げが新しく追加になりました。ゴーストはロールスロイスの中でもエントリーモデルですが3500万以上する車です。ロールスロイスを好む新しい富裕層が脱贅沢を望むかは分かりませんが、ラグジュアリーカーの新しいインテリア提案です。 9月2日にはメルセデスベンツSクラスがフルモデルチェンジして7代目が発表されました。メルセデスの最高クラス車で、世界の上級車がベンチマークとする車です。ハイテクとラグジュアリーの融合をテーマに創られたインテリアには、高級ヨットのデザイン要素が取り入れられ、ウッドパネルにはポプラウッドの艶消しブラック塗装のオープンポア仕上げが標準となり、ウォールナットにアルミラインが入った艶消し装飾ベニアの選択も可能です。現在、メルセデスベンツの新型車の上級モデルについてインテリアパネルはウッドの艶消しで導管が浮き出るオープンポア仕上げが標準になってます。 木の素材感を感じるオープン仕上げは家具については常識になっていて、艶消しのオープン仕上げは傷が目立ちにくく、使いやすい仕上がりです。当社の家具用の塗装は3分ツヤ有りのセミープンポア仕上げと、全消しのオープンポア仕上げがあり、現在全ての塗装は抗菌コート仕上げになっています。11月には抗ウイルス塗装を施した素材感を大切にした新作家具を発表します。お楽しみに!(クリエィティブディレクター 瀬戸 昇)

2020.09.28|

PRODUCT

PRODUCT : MD-901L Lounge chair

AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG vol.89 今回は2020モデルからMD-901Lラウンジチェアをご紹介します。MD-901Lは2019年に発表されたダイニングチェアMD-901のラウンジチェアバージョン。楕円をデザインのモチーフとして各所に使用し、くせのない上質で端正なフォルムを生み出しています。男女を選ばないユニセックスファッションのように、さまざまな空間でお使いいただけるラウンジチェアです。 MD-901Lはオフィスやラウンジなどのフォーマル空間に相性の良いローバックと、ホテルやご自宅などプライベート空間でリラックスしてお使いいただけるハイバックをご用意しました。人間工学に基づいて設計されており、ハイバックタイプのヘッドレストはボリュームを抑えコンパクトなデザインですが、小柄な女性から大柄な男性まで頭をしっかりサポートします。さらに脚カットなどの特注にも対応しており、お使いいただく人を選びません。 美しいカーブを描く背からアームが一体のシェルは成型合板でできており、身体を支える背のクッション部分にはスーパーソフトウレタンを使用するなど、様々な工夫が施してあります。腰に当たる部分の絞りは腰掛けた際に腰を支えしっかりとしたホールド感を生み出し、デザイン上のアクセントにもなっています。ホワイトアッシュ材を削り出した脚部は断面が楕円形状で、これもMD-901のデザインモチーフを踏襲したものです。断面を楕円にすることで強度を保ちつつ細く軽やかな脚になり、陰影がなめらかでナチュラルな印象を与えています。 MD-901Lはステッチのラインやウレタンの貼り方などディティールまでしっかりとデザインすることで、柔らかなラインとシャープなエッジを両立しています。様々なファブリックと相性の良いニュートラルなデザインのMD-901Lはご自宅やマンションのエントランス、応接室などでお使いいただいています。 (エーディコア・ディバイズ 開発部/富所 駿) ■MD-901L LOUNGE CHAIR 製品ページ ▶

2020.09.28|

DESIGN

特注収納家具のご紹介

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.101 エーディコア・ディバイズでは様々なインテリアスペースに活用いただくため、ダイニングスペースをベースにしたテーブルとチェアからリビング空間のラウンジチェアやソファを中心に、キャビネットや照明など幅広いアイテムをお客様のニーズに合わせてご用意し、お使いいただいています。そんな規格製品とは別に、当社では物件に合わせて制作する特注家具の対応を行なっています。 先日、シニアレジデンスの物件で、総ワイド4mを超える書棚と5mを超えるテレビボードのご注文をいただきました。ワイド寸法や天井までの高さを採寸し、きっちり納まる仕様で設置する収納家具です。当初はソファやラウンジチェア、照明器具などをスペックいただいていたのですが、「収納家具も製作出来ないか」とご依頼をいただき対応させていただきました。一般に作り付けの収納家具は、椅子やテーブルなどの「脚物家具」と呼ばれる家具とは違い、パーツを現場で組み上げて最終の納まりを見越して製作します。面積が広いので扉などの塗装仕上がりも大切で、テーブルやチェアと色調が調和していることも重要なポイントです。インテリアのイメージや収め方も大切ですが、詳細の仕様はコストの兼ね合いを見ながら詰めていきます。現調や設置に関わる配送や施工費も考慮しなければいけません。見せ所は手間を掛け、コストパフォーマンスを考慮しながら全体のバランスを加味して進めました。 今回納品させていただいたレジテンスでは、くつろいでいただくラウンジチェアやソファと同じくらい、皆様が集うライブラリーとモニタールームの収納家具がインテリアのメインアイテムとなっています。明るい色のフローリングと、ウォールナットブラウン色の壁面収納の組み合わせが落ち着いた雰囲気を醸し出します。ラウンジチェアとソファにセレクトいただいた上質なファブリックも、インテリアの設計コンセプトに沿ったくつろいだ安らぎの空間イメージを演出することができました。 エーディコア・ディバイズでは、規格製品の寸法変更から素材や塗装色のアレンジはもちろん、完全オリジナルの特注製品も制作しています。今回ご紹介したスペースに合わせたテレビボードや壁面収納など、個別の物件対応も行なっております。イメージや仕上がり、コストパフォーマンスを含めたご提案させていただきます。特注対応について、ぜひ弊社担当までご相談ください。(開発 武田伸郎)