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2025.07.04|

SHOWROOM

生活の質が上がるレザー家具

AD CORE DEVISE SHOWROOM COLUMN Vol.480(大阪・心斎橋ショールーム) 梅雨も明け、夏本番の暑さが続いていますね。暑い日が続くと自宅で過ごすことも多くなりますよね。そこで、自宅でより快適に過ごしていただく為に上質なレザー家具はいかがでしょうか。エーディコア・ディバイズでは、お客様の生活スタイルやインテリア空間に合わせて、ソファやチェアの張地はファブリックだけでなく、上質なレザーをお選び頂けます。今回はバリエーションが豊富な当社のレザーと、永く使用していただく為のお手入れ方法についてご説明させていただきます。 大阪ショールーム展示品の一人掛けソファMD-3211-1Pにはスムースレザー(es品番)を張っています。スムースレザーは革本来の表面を活かすために型押し加工を施していませんので、自然な傷跡やシワが表面に出る場合がありますが、表面が滑らかで上品な見た目で程よい光沢があり耐久性も備えています。傷に強い革をご希望でしたら、ウレタン仕上げのものがお勧めです。一人掛けソファAD-229S-1Pに張っているソフトレザー(ADC品番)やエグゼクティブチェアNC-015Hのゼブレザー(Aa品番)はシボの型押しをして仕上げているので、万が一傷がついても目立ちにくいです。また、本革でも汚れやメンテナンス性を重視する場合は、天然皮革用の撥水、撥油加工を施したプロテクトレザー(APR品番)がお勧めです。革の表面に加工しているのではなく鞣しの段階から加工しているので、家具を使っているうちに加工が剥がれる心配もなく持続性があります。革の風合いを楽しむのであれば、ヴィンテージレザー(AVS品番)がお勧めです。自然な色ムラやシワがあり、使っていくうちに革特有の味わいが出てきます。年月が経つにつれて革の味も出てきますので、より愛着が湧いてくると思います。 天然皮革は、日光が当たる場所や冬場に暖房器具の近くに置いていると硬くなったり、ひび割れ・変色の原因となってしまいます。表面がかさついた時は、レザー保湿クリームなどで栄養を補うと永く綺麗にお使い頂くことが出来ます。チェアやソファなどの張地は、肌が直接触れる部分だからこそ清潔に保ちたいものです。汚れがつかないように綺麗にお使い頂いていても、日常のお手入れは欠かせないかと思います。天然皮革は、使い込むほどに風合いが増し、経年変化を楽しめることも利点です。ファブリックの様々な表情やテクスチャーも魅力的ですが、天然皮革は耐久性に優れ、お手入れも比較的簡単です。革は種類が豊富でそれぞれに特徴がありますので、用途によって選ばれてはいかがでしょうか。 ショールームでも、家具のお手入れ方法をアドバイス出来ますので、気になることがございましたらお気軽にご相談ください。ショールームは完全予約制ですが、ご来店当日のご予約も承っております。お気軽にお問い合わせください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。 (ショールーム担当:天川 唯)

2025.06.30|

DESIGNER

家具レイアウトは快適性を左右します

AD CORE DEVISE DESIGNER COLUMN Vol.169 先日開催しました「家具のレイアウトと人間工学セミナー」に1300名を超えるお客様に参加いただき、当社で開催したWebセミナーでの最多参加者となりました。終了後のアンケートでは沢山のみなさまに感想をいただきました。いつも感想を書いていただくのですが、こんなに沢山のお客様から長文の記入をいただいたのはあまりなく、全てを拝読するのに半日かかりました。いただいた内容は「ストレスが無いレイアウト寸法と通れるだけのレイアウトは違う」「人が座った寸法を想定してのレイアウトが大切」「椅子やソファの定員でなく実際に使用できる人数が大切」「曲線家具が直線家具より有効に使用できる事が目からウロコでした」など、プロの方からの声をいただき、長年行ってきたスキルアップセミナーの中で一番やりがいのあったセミナーでした。 これまで家具の作り方、革の製造など素材について、インテリア写真の撮り方、家具の人間工学など、インテリア知識の一部となればと様々なスキルアップセミナーを開催してきました。今回のレイアウトセミナーは、コロナ禍中に当社スタッフが、お客様からいただいた平面図の家具位置に点線の場所に、指示された家具をレイアウトしてるだけの、理由や使い勝手を考えず、担当営業から言われた事をするだけの作業になっていて、意味も理由も考えないプレゼン用の図面を見て、社員教育をする必要性を強く感じました。実際の社会人になっての仕事は学校で教わる以外に実務を通して覚える事や、先輩たちから教えてもらい身につける事が多く、コロナ禍では現場に出る事も少なくなり、人との関わり合いも少なくなり、指導も不十分になります。その為、私自身も反省し社内勉強会を開く事にしました。 私自身、40年以上家具のデザイナーとして仕事をしてきましたが、会社の先輩だけでなく、ベテランのお客様から叱られたり教えられ、仕事を覚えてきました。家具のレイアウトもその一つで、家具デザイナーになりたいのに、レイアウトなんて平面に置くだけでしょ、と思っていました。しかし、実際に仕事をしていると、レイアウト次第でホテルや旅館などの宿泊施設の効率性、レストランでの快適性がリピートへ繋がる事など、家具デザイン以上に重要な仕事でした。また、人間工学的寸法だけでなく、国際的マナーでのサイズ決定などはお客様へのセールストークに繋がり、信用されるデザイナーと感じていただけるなど、本当に役立つ事が多くありました。レイアウトセミナーを開催する事を決めた際に、当社営業部からプロのお客様に失礼では?怒りを買うのでは?との声がありましたが、私自身、社外の大先輩から指導された経験からやるべきだと思い開催しました。 実際にセミナーをする事になり画像を作りながら、自分自身の経験値の事を見直す事になりました。人間工学的モジュールは学生時代に習った事ですが、様々な高さの家具との間など実践的なサイズについては、社会人になっての経験値で得てきた事が多く、改めて資料作成するとなると参考本が無く一からになりました。レイアウト資料を図面から作りながら改めて家具レイアウトの大切さを感じ、私自身も忘れかけていた事の再認識になりました。平面図で家具で埋めるだけだと使えない事が多く、ダイニングセットは、椅子を引いた状態でなければ座る事ができません。またソファやラウンジチェアなど低い椅子に座ると人は脚を前に出すのでセンターテーブルとの間は多く取る必要があり、ソファの座の高さによって隙間が変わります。どちらも人が使用する状態でレイアウトをする事が重要です。そのモジュールを決めるのは人間工学寸法で、なんとなくでなく、具体的なモジュールを示す事ができればお客様にも納得いただけます。 「曲線家具が直線家具より有効に使用できる事が目からウロコでした」は、レイアウトする場合には狭い場合ほど、デッドスペースを少なくする必要があり、狭い空間だからと通路や隙間をできるだけ少なくしてレイアウトすると逆にデッドスペースが増え使えないスペースが増えてしまいます。実際に人型を使うと視覚的に見やすくなり、L型のソファの角はデッドスペースで、コーナーをラウンドにするだけで人が座れるようになります。インテリアの流行だけでなく、ストレスの無いインテリアを作る為にも曲線家具が必要とされています。最近使う事の無くなった、テンプレートという樹脂板でできた手書き用の製図用品を手に取りながら、これを何枚もダメにして買い替えた事や、レウアウトを書く前にレストランやオフィスでも隣との距離を定規で決めてレイアウトをした事を思い出しました。次のセミナーもスキルアップのためのセミナーを企画します。お楽しみに!(クリエィティブディレクター 瀬戸 昇)

2025.06.25|

DESIGN

エーディコアとロサンゼルスの思い出

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.158 エーディコア・ディバイズのアイコンとも言える代表作の CERVO AD-861 が誕生したのが1985年。それから様々な時代を経て40年が経過しました。おかげさまで CERVO は現在もご注文をいただくロングセラー商品です。開発当時は、日本の美意識を意識しつつもイタリアのモダンデザインに少しでも追いつこうと、当時としては画期的な構造でエッジの効いたデザインでしたが、40年を経た現在では流行を何度か廻って、ちょっとヴィンテージの雰囲気も醸し出すアイテムになってきました。そろそろ「マスターピース」と呼ばれても良いのかな、なんて思える CERVO ですが、そんな CERVO との付き合いも30年になろうとしています。 「今までにないファニチャーブランドを創る」という理念からスタートしたエーディコア。当時の家具生産の常識からは逸脱した受注生産システムで、お客様が必要とする製品だけをご希望の仕様でお届けするスタイルを 目指しました。時はバブル経済が始まろうとしていた頃、カフェバーブームにも乗りその時大ヒットしたのが CERVO です。成形合板と木製の脚を金属パーツを介して組み立てたこの椅子は、昔ながらの職人さんからは「こんなの椅子じゃない」と揶揄されたこともありますが、この CERVO が椅子のデザイン性を広げることが出来たのではないかと思います。その後も、不均等厚成形合板に突板を張った製品や、3次元成型合板の加工の可能性を広げるなど、新しい取り組みを続けてきました。困難な時期でも毎年必ず新製品を発表し、展示会を開催してきました。夜中に図面を書き上げて、そのまま工場に車で向かうなんてこともありました。今ではほとんどなくなりましたが、新作の試作制作も夜中まで工場に通い詰めて作り込んでいたものです。新作の試作制作といえば夜通し作業、夜な夜なディテールを職人さんと作り込んで製品の完成度を上げていきました。そして、家具開発と同じくらいこだわりを持っていたのが製品カタログです。ブランド発足当初から、カメラマンの選定から製品の見せ方、カタログの形状から用紙、印刷の方法までオリジナルなモノを目指してきました。その中でも最もこだわってきたのが撮影のロケーションです。 撮影には製品を見せるためのスタジオ撮影と、イメージや世界観を表現するロケーション撮影があります。ロケ撮影はハウススタジオのレンタルが一般的ですが、当社では撮影に使われたことがないロケーションを探して撮影をしてきました。しかし、そんな物件探しも困難になって行き詰ってしまいました。そんな時、持ち上がったのがロサンゼルスでの撮影です。海外撮影なんて夢のようなことでしたが、いろんな出会いもあって、2007年からLA撮影をスタートしました。それまで、いろんな面でヨーロッパ志向だった私と瀬戸ですが、ロケハンで初めて訪れたロサンゼルスに衝撃を受けました。全てが自由でダイナミック、スケールの大きさに圧倒されました。ケーススタディハウスのコーニング邸から見た真っ青な空とダウンタウンの景色は今でも忘れられません。しかし海外撮影は想像以上に困難続き。初めての撮影の時でしたが、LAの倉庫に着荷した製品を確認しに行くと梱包の箱が潰れてぐしゃぐしゃに置かれていました。その時は瀬戸と2人で現地のフォークリフトを運転し、荷物を整理して全て梱包をし直しました。通関の問題で製品を引取ることが出来なかった時もあり、その時は「撮影キャンセルか・・・」と諦めかけた撮影前日の20時過ぎ、ギリギリで製品が引取れた時には皆で抱き合って大喜びしました。撮影でお借りする邸宅は住んでいるそのままの状態でお借りするので、撮影後はお借りする前より綺麗にしてお戻しします。搬出搬入を繰り返すので、普通の引越しよりも大変な作業になります。ライトJr 設計の住宅で撮影した時には(ライトの住宅はエントランスが狭いことで有名ですが)脱出シェルターのように狭い階段を通過しないといけないので鬼のように大変な撮影になりました。撮影時に作業を手伝ってもらうスタッフは現地で手配するのですが、ほぼ南米の出身者。お互い言葉が通じないどうしで身振り手振りを交えながらの楽しい共同作業でした。それ以外でも、数え切れないさまざまなトラブルがありましたが、それも今となっては良い思い出です。2007年から始まったLA撮影ですが、新型コロナウイルス感染の影響からコーディネーターのYasukoさんがロサンゼルスから日本に戻られたこともあり、2019年で一旦区切りをつけましたが、ロサンゼルスで撮影したたくさんの撮影画像はエーディコア・ディバイズの貴重な財産になりました。 2012年からスタートしたエーディコア・ディバイズのコラム。皆様に拙い文章をお送りしてまいりましたが、この6月をもって定年退職することになりました。毎回ネタ探しで苦労しながらもなんとか続けることができました。今まで読んでいただいた皆様、ありがとうございました。これからも独自の視点から家具の提案をお届けするブランド、エーディコア・ディバイズを引き続きよろしくお願いします。(開発 武田伸郎)

2025.06.25|

SHOWROOM

全社員で学ぶ、ものづくり

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.479(東京・六本木ショールーム) 当社では年に一度、自社製品への理解を深めスキルアップを図るために、全社員で工場研修を実施しています。新入社員にとっては見るもの聞くものすべてが新鮮な学びの機会となりますが、ベテラン社員にとっても知識を再確認する貴重な時間となり、毎年大変有意義な研修になっています。今年は、主に椅子やテーブルを製作いただいている山形の工場と、ソファのアルミ脚などを手掛けるアルミ鋳造工場を訪問しました。お客様と日々接することの多いショールームスタッフにとって、工場研修は大変貴重な経験の場です。普段は完成品しか目にすることがないため、製品内部の構造まで見る機会はほとんどありません。しかし、様々な部材が多くの工程を経て一つの製品へと仕上がっていく過程を実際に目にすることで大変勉強にもなりますし、お客様への説明にも説得力が増します。 当社では創業当初から環境への取り組みを積極的に行っていますが、材料を無駄にしない成型合板を用いた製品はその代表例です。木製の単板を繊維が直交するように糊付けして重ね、高周波のプレス機に入れ成型し、製品の部材となるようカットする工程も見学しました。製造過程を実際に目にすることで、その理念と技術への理解がさらに深まりました。見学した工場は、世界トップレベルの機械化が進められていますが、細かな調整が必要な箇所では、やはり熟練した職人の丁寧な手作業が施されています。わずかな微調整を重ねながら製品を仕上げていく様は、まさに職人技です。アルミ鋳造工場では、人気のシステムソファMD-3211などの脚部が製造される過程を見学させていただきました。この製品の脚にはリサイクルアルミ材を使用したアルミ鋳造パーツが使われており、国内で製造されています。MD-3211ソファは、本体の木フレームやクッション材も含め、すべての材料が国内で生産されたものを使用し製造されています。私たちが掲げる環境への取り組みを、工場の方々の協力で、実現できていることを改めて実感しました。これまでも、製品のデザインだけでなく、その構造や強度などについてもお客様にご説明してきましたが、今回の研修を通して、これからはさらに積極的に、当社の製品がいかに高品質であるかをお伝えしていきたいと強く感じました。 工場研修は、日頃お客様と接する私たちにとって、製品の奥深さを知る大変貴重な経験の場です。工場で学んできた、製品の見た目だけでは分からない技術やクオリティを、ぜひショールームで皆様にご案内させていただきます。AD CORE DEVISEの家具が持つ真の魅力を体感しに、ぜひショールームへお立ち寄りください。 (ショールーム担当:西條 恵理) ▷ご予約はこちらから

2025.06.18|

SHOWROOM

栄の中心にあるショールーム

AD CORE DEVISE SHOWROOM COLUMN Vol.478(名古屋・栄ショールーム) 名古屋・栄ショールーム前の久屋大通パークの樹々も梅雨の雨間にキラキラと輝き、季節の変わり目を感じられるようになりました。名古屋にもインバウンドの方々が増え、栄のランドマークでもあるテレビ塔周辺では、早朝から夕刻まで多くの方が訪れ思い思いに過ごしています。今回は、この四季の移り変わりを感じられる久屋大通パーク前にある名古屋・栄ショールームをご紹介します。 久屋大通パークを挟んで南北に走る久屋大通の西側に名古屋・栄ショールームはあります。最寄り駅の地下鉄・栄駅からは、中改札口を出てカフェ横の階段から「栄 森の地下街/北一番街」へお進みください。途中にある地上への出口「GATE10A」を出て直ぐ目の前のビルが弊社ショールームの入っているビルになります。1階には河合楽器さんのショールームが入っているビルなので、以前からこの場所をご存知の方も多いのではないでしょうか。地上に上がって直ぐ前のビルという好立地なので、雨の日でも傘が必要ないほどです。 地下鉄 名城線/東山線、また名鉄 瀬戸線の栄町駅からもアクセスが可能なので、交通機関でのご来場もストレスなくお越しいただけます。近くにはショッピングスポットや飲食店だけでなく、愛知芸術文化センターや愛知県美術館、オアシス21や昨年リニューアルオープンした中日ビルからも近い立地なので、お出掛けの際には是非お立ち寄りください。真夏や悪天候の時でも空調が効いた地下街を経由してお越しいただける名古屋・栄ショールームは、これからの季節は特に快適にご来店いただけます。 ショールームには、リビングテーブルやランプ、クッションなどとコーディネートされたソファセットやダイニングセットだけでなく、単品展示のチェアやラウンジチェア、TVボードを常時展示しています。空間に合わせてサイズ展開もバリエーション豊かに取り揃えておりますので、展示品以外の製品のご紹介もさせていただきます。また、組み合わせに悩まれましたらコーディネートのご相談も承っております。理想のイメージ写真や図面をご持参いただけましたら、お客様のご希望に合わせてご提案させていただきますのでお気軽にショールームスタッフにお声掛けください。ストレスなく快適にご来店いただける名古屋・栄ショールームで、皆様のご来場を心よりお待ちしております。 (ショールーム担当:水野 未佳子) ▷ご来場予約フォームはこちらから

2025.06.10|

SHOWROOM

機能性あるファブリック

AD CORE DEVISE SHOWROOM COLUMN Vol.477(大阪・心斎橋ショールーム) 6月に入り各地で梅雨入りしていますね。梅雨の時期はお子様も外では遊べず、家の中で過ごすことが多くなります。食事やおやつの時に何かをこぼしてソファやチェアが濡れてしまい、シミになってしまったりするという事があるかもしれません。お客様から「布張りだと汚れや引っ掻き傷が心配」といったお話をよくお伺いします。当社では、そのようなお客様のご要望にお応えする、機能性のあるファブリックをご用意していますのでご紹介させていただきます。 人気張地のVMシリーズは、イージクリーンという機能が施されており、お水で簡単に汚れが落とせます。防汚性、抗菌性、耐光性に優れ、60度のお湯で洗うことができます。目立つ汚れはスプーンなどの縁で除去してから、水を落とし軽く拭き取って落とすことができるので簡単です。BP、BCシリーズも同様に、イージークリーンの機能が備わっていますのでオススメです。テクスチャーや色合いなどお好みでお選びいただけます。aランクではFG・RXシリーズのファブリックには撥水加工が施されています。撥水加工とは、液体をファブリックの表面で球状にして弾くという性質で液体が中まで浸透しないのが特徴です。ほとんどのファブリックには後加工で撥水加工を施す事も可能です。色や生地の風合いを損なわずに家具を水や汚れから守ることができるので、大切な家具を綺麗にお使い頂けます。他にも引っ掛かりにくい張地としてPLシリーズのベルベットタッチの張地のご用意がございます。ベルベットタッチの張地は、ループ状に織り上げられていないのでペットの爪などが引っかかりにくい張地です。 既に弊社製品をお使いのお客様にも張り替えの時などは、機能性のある張地をオススメしています。ダイニングチェアやソファなど、張地の傷みや汚れが気になる家具をお使いであれば、弊社ではメンテナンスもお受けしております。製品をお預りして、クッション材などの中材の交換や張替えも可能です。永くご愛用いただきたい家具ですので、機能性を備えた備わった新しい張地でお使いの家具を張り替え、気持ち良くお過ごしください。大阪・心斎橋ショールームには今回ご紹介した張地を、実際に展示品に張っている製品もございます。ショールームではお客様のお好みや用途に合わせ、ファブリック選びのアドバイスをさせていただいております。皆様のご来場をお待ちしております。 (大阪・心斎橋ショールーム:天川 唯) ▷ご予約はこちらから

2025.05.30|

DESIGNER

ビリオネアズ・ロウのインテリア

AD CORE DEVISE DESIGNER COLUMN Vol.168 先日、NHKの「ステータス」という番組でニューヨークの「Billionaires' Row」ビリオネアズ・ロウのペントハウスの事を放送していました。ビリオネアズ・ロウは、ニューヨークマンハッタンのセントラルパークの南端近くにある住宅用の300メートルを超える超高層ビル群の事で、超高額レジデンスが並ぶ事から億万長者の列と言われています。そのビリオネア・ロウのペントハウスの最高額は360億円という事で、その最上階のペントハウスにディレクターが一晩過ごす為に奮闘すると言う番組でした。話題のニューヨークのビリオネアズ・ロウの番組なので見る事にしました。 番組内では、超高額住宅という事もありガードが固く不動産資料なども無く、住人に見せてもらおうとしても、不動産登記にも名前が掲載されないようにダミー会社になっていたり誰が住んでいるのかも分かりません。あきらめかけた時にようやく現地の購入希望の日系女性を紹介してもらい、同伴者として中を見る事ができるという内容でした。様々なハイエンドな物を取り上げている番組で、取材するディレクターは同じなのですが、Tシャツと野球帽の姿で、取材は無理だろうと思っていると、流石にハウスツアーの時にはスーツ姿で、TPOは分かっているんだと思いました。私自身も西海岸で住宅を取材する時はYASUKOさんの紹介で同伴するのですがアイロンの効いたシャツとジャケットを着て訪問します。 その番組では最高額の360億円の住宅を見る事はできなかったのですが、違うビルの80億円近いペントハウスには訪問する事が出来ました。超高層ビルでペンシルのように細長く、地震の多い日本では揺れが心配になります。エレベーターで上がる時に揺れるエレベーター内で「日本製のエレベーターでないので揺れますね」と日系女性の声で本当に揺れている事が分かります。案内人からは購入しても月の管理費と税金だけで7万ドル以上かかると聞くとディレクターはため息です。そして、それを安定的に支払う人でなければビリオネアズ・ロウの仲間に入れない世界と言われていました。先日、コラムに書いた西海岸のハイエンド戸建て住宅でも同様の経費がかかるので、アメリカの高額不動産の敷居の高さを感じました。 ペンシルよりももっと細長いビルで、狭そうに思ったのですが、ワンフロアは最大2戸で、上層階はワンフロア1戸か上下2~4フロアを占有する広い面積です。目指す部屋はエレベーターにはPHのマークがあるだけで最上階のペントハウスと分かります。エレベーターを降りると、どのビルよりも高い景色とセントラルパーク全体が見渡せます。北側に面したセントラルパークにはビルの影が長い影を落とし、自分がいかに高い位置にいるのかが分かります。目が眩みそうな高さに目を奪われながらインテリアに目を移すと、アメリカハイエンドならではのインテリアです。広い空間を埋めるだけの家具で無く、空間の中にコーナーごとに人の過ごす位置を置く、ゾーニングがしっかり考えられているようです。また、そこに置かれる家具は知っているブランドでは無く、ハイエンド家具とでも言うのでしょうか、流行にあまり左右されない落ち着きのある家具です。 柔らかなカーブした形のソファが空間の中心に置かれています。当社で3年前から展開しているキドニーソファのようにカーブしたソファが空間のメインと部屋のコーナーに置かれ、柔らかな雰囲気を出しています。2020年以降、欧米では曲線を使用した家具が多用されるようになってきました。これは、コロナ禍の息の詰まる緊張した世界から精神と感情に心地よい空間を作るために、バイオフィリックデザインという植物などの自然を感じさせる空間デザインに取り入れた事も一つと言われ、1970年~80年代の柔らかな家具が見直され復刻されている理由です。カーブした家具が生まれたのは1890年代からのアール・ヌーヴォーで、その後、1920年代~アールデコ、1950年代~ミッドセンチュリー、1970年代~ポストモダン、現代と曲線を基調とした家具デザインが精神を安定させ快適さを生む家具として使用されるようになりました。 一時期、忘れかけられていた曲線家具が近年に復活したのは、1970年代から多く使われるようになった現代ソファの基本になっている直線だけだったモジュラーソファに曲線の組合せが使われるようになったからです。広い空間の中心で存在感を演出したり、部屋の隅に心地よい空間を作るなど使いやすさも増したからかもしれません。当社のキドニーソファ/NC-075もモジュラータイプになり急に販売数が増加しました。空間の中心だけと思われていた曲線家具が部屋のコーナーで植物や照明と合わせながら設置すれば、柔らかな精神的に安らげる空間にする事も可能です。今回見た目が眩むような高さの超高層ビルからの緊張した景色を和げるような効果も考えたかもしれませんが、高さの恐怖感で緊張する空間に安らぎ感を出していました。 バスルームにも曲線のニッケルのバスタブが使われていたのも印象的でした。 ラウンジチェアも四角いデザインから柔らかな円形が人気になりつつある事も空間に安らぎと快適性を与えるからかもしれません。ホテルや旅館でも昔は馬蹄形の形を使ったのは空間の雰囲気作りだけでなく、動線などの通行性も考えてのことでした。近々開催するレイアウトと人間工学でも曲線家具を使ったレイアウトをお見せするかもしれません。お楽しみに!(クリエィティブディレクター 瀬戸 昇)

2025.05.30|

DESIGN

ビジネスマナーとブランド力

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.157 前回のコラムでお伝えしましたが、今年の4月よりエーディコア・ディバイズ東京本社に新しいスタッフが2名入社しました。2人のうち1人は新卒者、当社としては暫くぶりの社会人1年生を採用することになりました。大企業や上場会社では新入社員へむけて社会人としての心構えや基本的なマナーを身につけるため手厚い研修が実施されるようですが、中小企業では十分な時間をかけて研修を実施することは難しいのが現状です。当社でも採用のほとんどが中途採用の社会人経験者のため、新人研修は社内で出来る範囲で実施してきました。しかし今年は新卒者+全くの異業種からの転職ということもあり、アウトソーシングを活用したビジネスマナーの研修を受けてもらうことにしました。ビジネスマナーから社会人としての常識や仕事をする上での心構えまで、研修を受けたスタッフのレポートを見ると内容の充実ぶりが伺えます。そこで、当社では新人スタッフだけでなく、全社員が講師をお招きしてビジネスマナーの研修を受けることになりました。 新社会人に向けての(新社会人だけに限らないようですが)ビジネス・マナー講座の需要は益々高まっているようです。「社会人1年生でも当然身につけているであろう常識」が通用しなくなりつつある現在、専門部署があるような大企業であれば別ですが、中小企業の社内研修だけでビジネスマナーのスキルを習得させることは難しいようです。何かにつけ「ハラスメント」扱いされてしまう現代の状況では、社内のスタッフが社員に向けてマナー講習を行うよりも、客観的な立場でプロフェッショナルな方から教わる方がベストだと思われます。今回当社では、ANAビジネスソリューションの講師をお招きして研修を行いました。私自身、プロフェッショナルな方からビジネスマナー研修など受けたことがなく、長い間仕事に携わってきましたが正しいビジネスマナーの所作を理解していないこともたくさんあると思います。そんな「今さら聞けないビジネスの常識」も、こんな機会なら臆することなく聞くこともできます。名刺交換の作法から、お辞儀の仕方、挨拶や表情まで、なぜそうするのか、どうしてそのような作法が必要なのか分かりやすく実践しながらレクチャーしていただきました。大阪・名古屋のスタッフもZOOMミーティングで参加、研修の様子をモニターで見るだけでなく意見交換ができるようなセッティングで参加しました。講師の方から支社のスタッフに向けて質問を投げかけたり、支社のスタッフから意見を述べたり、ZOOMを活用することで全社で研修参加している感じも高まりました。 研修は3回を予定しており、先日2回目の講習を受けました。1回目はビジネスマナーの基本の「キ」。今までほとんど意識していなかったビジネス上の立ち居振舞いについて学ぶことができました。しかし、基本の「キ」が、なんと難しいことか。お辞儀の仕方や声の掛け方もさることながら、立っている姿勢や手先の収め方など、実際にやってみると本当に難しくて今まで出来ていなかったことを痛感しました。それから、身だしなみや立ち居振舞いがとても重要で、そのことが「相手」に対してたくさんの情報を伝えていることも教わりました。そういった一連の所作が相手に対する思いやりにつながり、信頼関係を築くことに繋がるのだそうです。そして2回目の研修は初回に学んだ基本をベースに、お客様の満足に向けたおもてなしについて。身だしなみから立ち居振舞い、会話力などを活かしてお客様と対応する際にどうしたらより満足いただけるのか?ショールームの中で実際にロールプレイングを行いながら研修を受けました。当社のスタッフ同士で行う接客マナーのロールプレイングは、気恥ずかしさも吹き飛ばして真剣に実践し、研修時間を超えてしまうほどいろんな質問が出て活発な意見交換もあり初回よりさらに有意義な研修になりました。 いつの間にか身についてしまった所作や立ち居振舞いを変えていくことは大変なことですが、今回受講した研修で自分がどんな動きや対応をしているのか「気付き」の機会になりました。そして日頃の対応からお客差の満足度を上げていくためには、マニュアルを守るだけでは達成できず、個々の感性を磨きそれぞれの対応力を高めることが必要なのだと感じました。よく耳にする「ブランド力」とは、製品のクオリティーやデザイン性の高さだけに限らず、スタッフの立ち居振舞いや対応力も大切なファクターになります。対応力が全体で高まってくることでブランド力も底上げされます。あと1回予定している研修会、どのような内容になるのかは当日のお楽しみですが「ブランド力」を高められるような良い研修に出来ればと思います。(開発 武田伸郎)

2025.05.28|

SHOWROOM

デザインの違うダイニングチェアの選び方

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.476(東京・六本木ショールーム) ダイニングは食事や団欒、勉強や作業など一日の中でも過ごす時間が長い場所です。だからこそ、心地よく使い続けられて飽きのこないチェア選びが大切です。一般的には、ダイニングチェアは統一したデザインのものを組み合わせることが多いのですが、近頃では違うデザインのものを組み合わせたいというご要望をいただくことが多くなりました。そんな時に気を付けるポイントなどご紹介いたします。 ダイニングチェアは身体に合ったサイズをお選びいただくことも大切ですが、テーブルの高さとのバランスも重要です。一般的に、チェアの座面の高さとテーブルトップの高さの差が25〜30cm程度が最適とされています。チェアに座って軽く脇をしめ、テーブルに手を下ろした時に肘が90度くらいになる高さがベストなバランスになります。デザインが違う椅子を合わせるとそれぞれ座面の高さが異なる場合があるので、この差尺を目安に組み合わせていただくと快適にお過ごしいただけます。座面の高さが合わない場合、当社ではチェアの脚をカットして高さを調整できる製品もございますので、ぜひご相談ください。テーブルとチェアの高さが適切でないと身体に負担がかかる場合があります。間隔が狭い場合は、食事や作業をするときに前屈みになり、良い姿勢がキープできなくなります。間隔が広い場合は、腕や肩が上がってしまい、疲労感が大きくなります。ショールームでは様々なタイプのチェアをお試しいただけますので、無理なく楽に座れるバランスを見つけてください。また、ダイニングチェアを揃えた場合は統一感のある落ち着いたコーディネートになりますが、バラバラの場合はバランスの取り方にテクニックが必要です。バラバラのチェアでのダイニング空間をコーディネートする際に注意するべきポイントは「調和」です。インテリアのイメージを決める要素として「色」「形状(フォルム)」「素材」「質感」の4つが挙げられます。その中でも、特に大きな影響を与える要素が「色」。次に「形状(フォルム)を合わせる」ことで調和が取りやすくなります。例えば、チェアのラインが、曲線なのか、直線的なのかによって、柔らかな印象、シャープで引き締まった印象など異なったイメージを感じ取ります。チェアを合わせる時、「色」や「形状(フォルム)」など、どこか一つでも共通点を持たせることで、異なったデザインでもチェアが調和して見えます。デザインはバラバラでも張地を統一したり、逆に同じデザインのチェアでも張地やフレームの色を変えることによって、アクセントのある調和した組み合わせにする事もできます。 エーディコア・ディバイズの各ショールームでは、様々なタイプのチェアをご覧いただきお試しいただけますので、ぜひお気に入りの1脚を見つけにご来場ください。皆様のご来場をお待ちしております。 (ショールーム担当:西條 恵理) ▷ご予約はこちらから

2025.05.14|

SHOWROOM

利便性の高いオットマン

AD CORE DEVISE SHOWROOM COLUMN Vol.475(名古屋・栄ショールーム) 5月も終わりに近づき、いよいよ梅雨入りの季節がやってきます。雨模様が続くと自宅で過ごす時間も多くなりますが、皆様がリラックスして心地良く過ごされる空間に重宝するオットマンを今回はご紹介したいと思います。 オットマンとは「フットスツール」と呼ばれることもあるように、一般的にはソファに座った状態で足を伸ばして乗せるためのソファです。ソファでゆったりと足を伸ばして座りたくても、スペースによってはシェーズロングソファを置くのが難しい場合があります。そのようなときに役立つのが、オットマンです。背もたれがないオットマンは圧迫感がなくすっきりとした形状なので、生活導線を邪魔することなくご使用いただけます。オットマンは他の家具に比べ移動もし易いので、気分やシーンに合わせてソファの背面やコーナーに移動をさせたり、単品のスツールで使用したりと活用の幅が広いです。また、オットマンは足を乗せるだけでなくさまざまな用途にも活用いただけます。来客時はソファの代わりとしてお使いいただいたり、トレイを置いてリビングテーブルとしてもご使用いただけます。アームレスソファの横に配置をすればソファを延長することもでき、空間の使い方にもバリエーションが増えます。背もたれがない事で360度どこからも座ることができ、空間の中央にも配置ができるのもオットマンのメリットです。 エーディコア・ディバイズのオットマンは、ソファシリーズとして展開をしているものがほとんどなので、ソファとセットでお使いいただくと統一感のあるインテリアを演出できます。曲線を活かしたソファシリーズ075-MODELのオットマンは円型で、厚みのある座面や側面まで膨らみを持たせたフォルムが空間を優しく演出してくれます。直径900mmのタイプは大きさのある座面なので、お手持ちのトレイを置いてセンターテーブルとしても活用いただけます。また、システムソファAD-229やMD-1105などは、ソファ間やコーナーにオットマンを配置をすることが出来るので、ご用途や生活スタイルに合わせてレイアウトをカスタマイズできます。利便性の高い家具として重宝するオットマンを生活にプラスして幅広くご活用ください。 レイアウトプランなどコーディネートで悩まれたときには、お気軽にショールームスタッフにご相談ください。空間をより有効活用出来る最適なプランをご提案をさせていただきます。皆様とショールームでお逢いできることを楽しみにお待ちしております。 (ショールーム担当:水野 未佳子) ▷ご来場予約フォームはこちらから

2025.05.01|

SHOWROOM

人気のカウンターチェアのご紹介

AD CORE DEVISE SHOWROOM COLUMN Vol.474(大阪・心斎橋ショールーム) 初夏のような陽気となりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。エーディコア・ディバイズでは、ダイニングからリビングスペースまで様々なアイテムをご用意しています。その中でも人気製品としてカウンターチェアがございます。カウンターチェアのバリエーションはスツールタイプから、ダイニングチェアのようにゆったりと座れるタイプなど、種類も豊富で充実しています。今回は、おすすめのカウンターチェアを3点ご紹介いたします。 エーディコアのブランド発足当初からロングセラーのチェア・チェルボシリーズにも、カウンターチェアのご用意がございます。今年で40年経った現在も廃盤にすることなく、今もなお生産中とお客様にお伝えすると皆様驚かれます。チェルボは、成型合板の背座とスレンダーな脚をスチールパイプで繋いでおり、座が浮遊したような軽やかなデザインが特徴的です。背座部分と脚部、脚4本がそれぞれ取り外せる構造になっているので、メンテナンス性に優れています。使い込んで汚れても傷んだ部分の交換ができ、レストランやバーはもちろん個人邸でも永くお使いいただいている人気のチェアです。また、背面が木製のタイプをお選びいただくと、手の触れる機会が多い、背の部分の布の汚れや傷みが少なく綺麗にご使用いただける点も人気の理由です。 次にご紹介するのは、MEDUSAです。MEDUSAはシンプルなスツールとしてバーカウンターなどでもお使いいただける製品です。座面のタイプは2種類あり、板座のPタイプとウレタンフォームのクッション材が入っているAタイプのご用意があります。張地の部分が少ないのでお手入れがしやすく、普段は軽く座面の汚れを拭き取っていただくだけです。ご自宅ではもちろん、飲食店などでも広く人気があるチェアです。座面の高さは3種類あり、ハイカウンターのSH750のAタイプとキッチンカウンターのSH600のBタイプ、テーブル用のSH450のCタイプがあります。ご用途に沿ってお選びください。 最後にご紹介するのはNC-001Hです。カウンターチェアとは思えない程の座り心地の良さで人気の製品です。ダイニングチェアと変わらないサイズ、クッション性が快適な座り心地の秘密です。特に滞在時間の長い、高級鮨店等にも多くご採用いただいています。座面クッション部分は、ダイメトロールという布バネを下地に厚みや硬さの異なる多層ウレタンを重ねています。底づき感の無い深みのある掛け心地と永くご使用いただける耐久性を兼ね備えています。背部分も厚みや硬さの異なる多層ウレタンを重ねていますので体をしっかりとホールドします。 また、カウンターチェアは脚カット対応をしていますので、カウンターの高さに合わせて座面高を調整する事が可能です。ぜひご相談ください。 今回ご紹介しましたカウンターチェア以外にも各ショールームにはカウンターチェアの展示がございます。ご来場の際はお問い合わせください。皆様のご予約・ご来場をお待ちしております。 (ショールーム担当:天川 唯) ショールームご来場予約はこちら▷

2025.04.30|

DESIGNER

ミラノサローネとデザインイベントを憂う

AD CORE DEVISE DESIGNER COLUMN Vol.167 今年もミラノへ行ってきました。ロー・フィエラで行われる家具見本市のミラノサローネと隔年開催の照明展ユーロルーチェ、ミラノ市内で行われるデザインイベントを回ってきました。ネットで発信されるニュースや画像も多く、今年も沢山の所でトレンドセミナーとして開催される予定です。今回のコラムでは40年近くミラノへ行きながら正直な気持ちをお伝えしたいと思います。今年のミラノで行われたイベントはコロナ禍以降に広がった、入場制限と顧客のみを入場させる振り分けをする上位ブランドと、顧客データ収集のための事前入場登録させるブランドや展示会、大行列を産むだけのファッションブランドのイベントなど、徒労に思う展示も多く本来のワクワクするようなデザインイベントとは違ってきていました。今年のミラノサローネ来場者は302,548人(2024年370,824人、2019年386,236人)と昨年の87%となりました。それ以上にミラノ全体の人出も減っていると思うのはミラノホテルの最沸騰や渡航コストなどが、費やす時間に合わないと思う人が多くなってきたからではないでしょうか。そろそろミラノで開催されるというだけで行く時代は終わりにしないと、と感じたミラノでした。 その理由を少し話したいと思います。25年以上前のミラノイベントはフィエラ会場が市内中心地に近くその会場がメインで、世界中から集まるバイヤーと年間成約する売上のための展示会でした。当社でもミラノサローネへ出展したのは1989年で今から36年前でした。その頃は世界から主要ブランドが出展しており、見本市で新しいデザインを発表していました。そのミラノサローネを訪れると一同に集まったブランドと新作が見られる貴重な場所と時間でした。その時代はインターネットが無く渡航して視察するしかなく自分の目で見るかありませんでした。各ブースでは情報として紙のカタログを受付で申請してもらいます。その紙媒体は重く一日回っているとキャリーバックを持参しないと、とても持てませんでした。写真に関してもも気軽に撮れるデジカメやスマホなど無く、また各ブランド共、撮影に対して規制が厳しくプレスパスを持っていても入場で許可を取らないといけなく、情報自体が価値のある物でした。その時代から毎年訪問し、情報を社内共有していたので、自社の情報だけにするのはもったいないとお客様へのミラノレポートとしてセミナーを始めました。 ミラノサローネ時期に家具の展示会だけだったイベントが大きくなり、世界中から見学者が増えてくると、その期間にデザイナー個人の作品発表や企業PRのインスタレーションなどデザイン祭りのイベントが中心となってきました。今ではミラノ市内で行われるデザインイベントがメインとなってきました。そのイベントの規模や質もミラノに行かなければ見られない事で、世界中からの来場者が増え、そのためミラノ市内ホテルの宿泊費も高騰しはじめ、20年前までは2倍程度だったのが、3倍~5倍になり、昨年宿泊した中心から少し離れた場所にあるホテルは昨年一泊6万円だったのが、今年は9.5万円と、通常一泊1.5万円程度の部屋が6倍以上の金額になりました。ミラノ中心に近いエリアのホテルは期間中、一泊平均12.5万円以上で、ホテルの高騰ぶりは狂乱状態です。それをスタッフ同行で3部屋5泊以上はとても宿泊する事はできず、4泊に減らさざるえませんでした。円安もあり航空券と滞在費を入れると平常時期の4倍の予算がかかるようになりました。また、フィエラのサローネ、国際家具見本市の€56(9,000円以上)する入場料も展示会としては高価なチケットになります。 高騰した滞在費に見合う内容なら我慢できますが、国際家具見本市の出展を取りやめた会社が多くなり市内イベントの質も落ちてきました。国際家具見本市では、数年前からPoltrona FlouやCassina、B&B、Zanotta、Morosoなど有名ブランドは出展せずに市内ショールームだけになり、今年はMorteni&CやFrexformも市内ショールームだけになりました。Morteni&Cで話を聞くと、高騰する会場の出展費とブース工事費用を考えると市内にショールームを設ける事ができる。今後も多くのブランドが出展を取りやめるだろうとの事でした。出展者が減少した国際家具見本市会場ではMinottiやFlouの顧客のみの入場制限が、PoliformやLEMA(2/3のエリア制限)でも顧客のみの入場になり、まったく中にも入れず見る事もできないブースが増え、高い入場料を払って展示も見られない、入場しても触れない座れないでは家具の展示会として、いかがなものかと思います。増えすぎた市内イベントでは見るイベントを決めて歩かなければ回りきれず、人気ファッションブランドでは長蛇の列で、やっと入場しても時間に見合わない内容が多く、画像拡散を狙ったSNS映えばかりを意識した展示が多く、がっかりする事が多くなってきました。また、やっと入った中でもスマホ撮影を待つ人でよけいに時間がかかっています。スペインの某ブランドは原宿で開催していたイベントの方が百倍良かったと思いました。 ミラノサローネの国際家具見本市も会場での入場拒否への規制や、市内参加イベントでは展示の質を審査する事も主催者側が考えるべきで、ホテル宿泊料金の上限規制をミラノ市も考えないと、今年から始まった来場者の減少がより進むのではないでしょうか。展示会として本来の姿とイベントの質向上をさせて、インテリアを仕事とするプロユーザー寄りに考えたイベントになるように考える時期にきているのではないでしょうか。(クリエィティブディレクター 瀬戸 昇)