COLUMN

2021.3.18 SHOWROOM

新生活の家具選び

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.328(東京・広尾ショールーム)
各地で桜が咲き始め、春の訪れを感じるようになってきました。春は、新生活が始まる季節でもあります。ここ1年で場所や時間にとらわれないリモートワークが定着し、ライフスタイルもさらに多様化してきました。新生活に向けて家具を選ぶ際にも理想の暮らしをイメージし、さまざまな選択肢のなかから丁寧に選んでいくことが大切になってきます。新しい生活スタイルでは、家具の使い方や選ぶポイントも変わってきました。

家で過ごす時間が増えたからこそ、リビングルームの主役となるソファは心地よさを実感できるものを選びたいですね。在宅ワークも定着した今では、くつろぐ目的だけではなくワークスペースの場として過ごすことも多いと思います。その場合には、ソファに合わせるテーブルはセンターテーブルだけでなく手元に置けるサイドテーブルもプラスすると快適にお使いいただけます。高さのあるサイドテーブルは、ノートパソコンやiPad等を置いて作業することができます。また、奥行きがゆったりしたソファを選べば、ソファの上で過ごすこともでき、自分だけのスペースを確保できます。
ダイニングルームは主に食事をするスペースになりますが、テーブルの使い方は人それぞれです。パソコンや仕事をする作業台、またはお子様の勉強机、ホームパーティーなどテーブルをどんな風に使いたいか具体的にイメージすることが大切です。来客やホームパーティーが多いお宅では、エクステンションのテーブルをお選びいただくことが多いのですが、仕事部屋をご自宅で確保できない場合には、ダイニングテーブルを広げてワークスペースを確保する新たな用途もできそうです。エクステンションテーブルは、普段はコンパクトにしてお部屋のスペースを有効的に使い、必要な時にゆとりのある大きさにできますのでお勧めです。

新しい生活様式に合わせて家具選びをすることも重要ですが、より安心してお使いいただける製品をお選びいただくことも大切です。当社の製品は全ての木製品の塗装を抗菌塗装として標準化しておりますが、抗ウイルス仕様の木製塗装と抗ウイルスファブリックコーティングをオプションとしてご用意しております。現在、6月30日(水)までご注文のお客様を対象に、抗ウイルス仕様無料キャンペーンを実施しております。ダイニング・リビングアイテムをセットでご注文いただいた場合に限りますので、この機会にぜひご検討ください。
(ショールーム担当:西條 恵理)
▷抗ウイルス仕様無料キャンペーン
▷ショールームご予約フォーム 

左・右上:MD-805ソファに合わせたMD-807リビングテーブルは、高さが2種類ございます。ハイタイプはソファに座りながらのパソコン作業もできますので、リモートワークにも活用していただけます。 右下:システムソファMD-1105は奥行きが90cmと110cmのタイプがございます。ゆったりした奥行きの110cmタイプは、ソファの上で脚を投げ出したりとソファの上でもくつろいでいただけます。
左・右上:エクステンションテーブルのMD-802。来客が多い時に広げて使うエクステンションテーブルも、これからはワークスペースの一部として活用できます。 右下:明治通りの桜も満開です。

2021.3.13 PRODUCT INFO.

MD-105 DINING TABLE

[AD CORE DEVISE PRODUCT INFORMATION]
クリエイティブディレクター瀬戸 昇が、デザイナーからの視点で写真だけでは伝わらない製品の魅力を動画でお伝えします。今回は、A-mode ブランドのMD-101に合わせてデザインされたシンプルなダイニングテーブルMD-105です。
■MD-105 TABLE 製品ページ ▶

2021.3.5 PRODUCT INFO.

MD-101 CHAIR

[AD CORE DEVISE PRODUCT INFORMATION]
クリエイティブディレクター瀬戸 昇が、デザイナーからの視点で写真だけでは伝わらない製品の魅力を動画でお伝えします。今回は、A-mode ブランドのシンプルでスクエアなチェアMD-101です。
■MD-101 CHAIR 製品ページ ▶

2021.3.3 SHOWROOM

春の訪れを感じて

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.326(大阪・心斎橋ショールーム)
先週の寒さから一変、今週は日差しの穏やかな陽気になりましたね。段々と街中も春らしい色に染まってきました。エーディコア・ディバイズ大阪・心斎橋ショールーム近くの難波神社では名物の梅の蕾が膨らみ始めています。

各ショールームのディスプレイも春色に変わりました。この春のテーマカラーはピンクとイエローです。メイン展示であるA-modeの新製品MD-1105ソファセットには、ピンクのラナンキュラスを飾りました。長短をつけた枝を合わせてリズム感を出しています。淡いピンクのクッションをディスプレイすると一気に春めいた表情に変わりました。MD-1102のダイニングセットにも春らしい桃の枝を飾っています。梅や桃が終われば桜が咲き始めるなど、豊富な枝ものが楽しめるのもこの時期ならではです。暖かくなるにつれ花の蕾が膨らみ、植物の成長で季節の移り変わりを感じさせてくれます。NEO CLASSICO Heritageのダイニングには、金魚草を飾りました。花びらがひらりと揺れて春らしいです。A-modeのMD-210Aソファにはイエローのクッションとティーセットを飾り、明るいイメージにしています。お部屋の雰囲気を春モードにするにはクッションや植物から取り入れてみてはいかがでしょうか?

各ショールームで、コーディネートのご提案をさせていただきます。難波神社の梅を見るがてら、エーディコア・ディバイズ大阪・心斎橋ショールームにもぜひお立ち寄りください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
(ショールーム担当:中谷 有里)

左:イエローで一気に明るい雰囲気に。右上:「ハーマイオニー」という品種のラナンキュラス。薄ピンクの花びらが春を感じさせる彼岸桜と一緒に飾りました。右下:NEO CLASSICO Heritageのコーディネート。シャビーな雰囲気が好評です。
左:ショールームの陽気に誘われ花が咲きました。右:難波神社の梅の花の蕾が膨らみ出しました。梅を見るのは毎年の楽しみです。

2021.2.26 DESIGNER

本当の実力

AD CODE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.117
日本の基幹産業は自動車産業です。私自身デザイナーになったきっかけはスーパーカー世代で自動車のデザインに興味があったからです。バブル期に人気になった自動車レースの最高峰のF1では、日本メーカーのエンジンやドライバーが多く参加しホンダとアイルトン・セナの強さは世界を席巻し、TVでも放映され自動車人気が最高潮に達したのもその時期でした。その後、景気後退で日本メーカーの参加も無くなり、TV放送もされなくなりいつの間にか知られないスポーツとなりました。自動車も環境に悪影響のある道具として見られるようになりました。F1へ久しぶりにエンジンサプライヤーで参加していたホンダもこの景気で今年限りの参加になっています。そういった事から日本メーカーの海外での人気や実力はあまり知られなくなっています。

新型コロナで日本でのスポーツ世界戦は中止になりモータースポーツも同様に日本戦は無くなりました。その中、少し驚く事がありました。2020年の世界ツーリングカー選手権(WTCR)で中国の自動車メーカーのLYNK&CO(リンクアンドコー)が2年連続チャンピオンになになった事で、それも日本ではまったく知られていません。世界ツーリングカー選手権は国際自動車連盟 (FIA) が開催している世界8カ国を転戦する国際自動車レースです。トヨタが参加している世界ラリー選手権(WRC)は一般道を走る競技レースで、自動車選手権と双璧の自動車レースなのですが、どちらも市販車に近い車両を使用する為、ヨーロッパでは人気が高く、市販車の販売にも大きく影響をします。世界ラリー選手権では韓国メーカーのヒュンダイも参加しており、2年連続チャンピオンになっていてトヨタは2位でした。どちらのレースでも一時期は日本車が活躍していただけに車好きとしては、とても残念です。

新型コロナの発生源と言われる中国がワクチンで新興国や東ヨーロッパを中心に外交戦略を展開していますが、自動車産業でもいつの間にか主役になろうとしています。そっくりな粗悪車を作っていた中国メーカーが、ヨーロッパ自動車メーカーを傘下にして技術や品質を吸収しています。LYNK&COは中国の吉利汽車集団のグループ会社で、吉利汽車集団は2010年にボルボを傘下に収め、2018年2月には、ダイムラーに10%出資して筆頭株主になりました。その中でLYNK&COは欧州では価格帯も中級から高級車市場に狙いを定めて展開しており、車の開発はスウェーデンで行われていています。自動車レースの世界の結果でイメージアップさせる手法は昔からあり、日本メーカーがしてきた事ですが、その手法を中国、韓国メーカーが行なっています。日本メーカーが環境や利益を優先している間に、レースの世界でも抜かれてしまったのは、車好きには本当に残念で、日本頑張れ!と思ってしまいます。今後、電気自動車が自動車の本流になるのは間違いない事で、欧州車はハイブリッド車から電気自動車に本流を定めていてメルセデスベンツやボルボからは電気自動車の発表が続いていますが、中国の電気自動車の販売台数は世界一になり、電気自動車の分野で主流を目指しています。

このコロナ禍の中で日本はコロナのニュースばかりで、世界へ目を向けていなかったように感じます。相変わらず日本のすごさを売りにするTV番組が多く、いつの間にか日本はなんでも世界で一番だと思い込んでしまっているようです。日本の物作りの良さは、使われる方の事を思い、長く使い続けられるメンテナンス性の高さです。感染終息後の事を見据え、この時間を有効に使い、新しい仕事のあり方、新しいデザイン、より細やかな物作りができるように、自分を磨きましょう!(クリエィティブディレクター 瀬戸 昇)

上:LYNK&CO 03 WTCR/世界ツーリングカー選手権の2019年、2020年のチャンピオンカー。アウディ、ワーゲン、ヒュンダイ、ホンダが参加。2020年2位はホンダでした。 下:ヒュンダイ・i20クーペWRC。WRC/世界ラリー選手権の韓国メーカーヒュンダイのマシンで2019年、2020年のチャンピオンカー。2020年の2位はトヨタでした。2021年のWRCの開幕戦のモナコラリーではトヨタが完全勝利したので今年のWRCは楽しみです。