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2021.1.7 SHOWROOM
ロングセラーのチェルボシリーズから最新モデルまで揃いました
AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.320(大阪・心斎橋ショールーム)
エーディコア・ディバイズ各ショールームに、新しい展示品が揃いました。2021 NEW MODELを中心に人気のダイニングセットやリビングセットをシーン別にコーディネートしています。
建築家 安藤忠雄氏が手がけたSEDIC PLACEの2階に大阪・心斎橋ショールームはあります。自然光が明るく降り注ぐゆったりした空間で家具を見ていただけます。ご来場の難しい方でも、ホームページのバーチャルツアーを新展示に更新していますので、ショールームに来たような感覚で商品を見ていただくことができます。バーチャルツアーでは商品をクローズアップして確認ができ、角度を変えて見ることもできますので、家具のディティールをよりリアルに体感していただけます。
エーディコア・ディバイズの製品は、「一度商品化した製品は廃盤にしない」をコンセプトに40年近くご愛顧いただいています。先日もバーのオーナー様からAD COREのロングセラーチェアCERVO(チェルボ)のメンテナンスの依頼をいただきました。チェルボは背座と脚が外せる構造になっているので、今回は背座部分のみ交換させていただきました。前のオーナーから譲り受けたもので、メンテナンスをしながら永く大切に使っていただいているそうです。誕生から30年以上経ったチェルボですが、今も現役で生産しています。メンテナンスだけでなく、店舗の拡張などで追加して揃えていただくことも可能です。
ブランド発足当時に誕生したこちらのチェルボシリーズや、2021 NEW MODEL、人気の製品を中心にショールームの展示品が揃いました。ブランドごとに統一感のあるコーディネート展示をしています。NEW MODELと共に新しく加わったファブリックやレザーも、ショールームでお確かめいただけますので是非お越しください。
現在ショールームは完全予約制となっております。大阪・心斎橋ショールームは、2時間制で1組ずつのご案内ですので、他のお客様と会わずに家具をを選んでいただけます。また、駐車場もございますので、お気軽にお問い合わせください。(ショールーム担当:中谷 有里)
▷ショールームご予約フォーム
▷ショールームバーチャルツアー


2020.12.28 DESIGNER
2020年の最後に思う事
AD CODE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.115
2020年は新型コロナウイルスの発生から始まり、収まるどころか感染拡大中と本当に大変な一年でした。一年を通してマスクをして、人との接触を避ける状況は人生で初めての事でした。日本の経済への影響も大きく当社でも大きな影響を受けました。当社では2月から手の消毒、ショールームの完全予約や建物内の消毒、次亜塩素酸加湿器、換気扇の新設、外食の禁止、事務所内マスクの着用はもちろん、スタッフの席を1.5メートル以上離して対策をしてきました。しかし、マスクのストレスの大きさと、発声しなければ唾液が飛散しない事から、猛暑の夏以降、各自デスクでの業務中のマスクを外す事は認め、社内の移動やミーティングにはマスク着用としました。
第三波の感染が広がる中、政府から家庭内でもマスク着用とのニュースが流れてきましたが、少し違和感を持ちました。私の母は定年間際に癌で亡くなるまで現役の看護婦長でした。家ではいつもエタノールの臭いがしていて、私にとってはエタノールの臭いは母の匂いです。自宅近くの病院で永く勤めていて、小学校での予防接種で先生と並んで同級生に注射している母を見るのは少し恥ずかしいけど、誇らしい気持ちにもなりました。実家にいる時は感じませんでしたが、インフルエンザ、はしかなど流行している時は家庭内に持ち込まないように、母も気を使ったと思います。小さい頃に街で赤痢が発生して対応した時にも家ではマスクをせずに、いつもと変わらない笑顔で夕食を作っていました。母が言っていたのは白衣とナースキャップを脱いで、通勤の洋服は家で着替えて、手をしっかり洗えば大丈夫と。結核病棟でも看護していた母なので、感染対策の知識はあったと思いますが、家ではエタノールの臭い以外は普通のお母さんでした。今、新型コロナウイルスで病院に従事されている方は、家庭でも本当に気を使われていると思います。
今、マスク無しの生活は考えられません。公共な場所ではしかたがありませんが、家庭内でのマスク着用の推奨はどうなのかと思います。母のように家に持ち込まないように気をつける事を徹底し、家庭や近しい方とは、ストレスの無い安らぎのある過ごし方ができるように、感染防止の啓蒙を行った方が良いと思います。親子で笑顔を見せられない生活なんて悲しすぎます。仕事場も感染防止をしっかり行わなければいけませんが、換気をしっかり行い、密にならない環境で飛沫がなければ、ストレスが少ない働き方ができるはずです。今は抗菌性や抗ウイルス性を持たせた機能製品が多く見られるようになりました。それを上手く使いながらストレスの無い生活が送れるはずです。
インテリアでも徐々に抗ウイルス性能を持った素材が発表されてきました。しかし、身体に密接な家具についてはあまり進んでいません。お客様からはエーディコアさんの抗菌への取り組みは早かったと言われますが、抗菌塗装や抗ウイルス仕様についてやったほうが良いのは分かるが、エーディコアさんだけの家具に抗ウイルスがあるのは説明しにくい。全ての素材や家具がそうなってくれれば良いんだけどと。たしかに当社の家具だけ抗菌や抗ウイルス性能があっても説明しにくいかもしれませんが、ファブリックだけでもお預かりすれば抗ウイルスコーティングできます。そうすれば手に触れる箇所は対策した事になりますとお答えしました。
当社で行なっている感染対策は、アクリル板の代わりの大きなPCモニター、建物内の整理整頓と定期的な消毒、ランチの外食は禁止、電車や外でカバンや荷物は絶対に床に置かない、事務所や家に帰ったら手を洗いうがいをし、家では帰ったら部屋着に着替えるです。でも、デスクや家ではマスクしないでストレスを溜めない事も感染対策としています。2021年はマスク無しで笑顔で話せる日がきっと来ると思います。それまで頑張りましょう!皆様本年もありがとうございました。1月のWebセミナーでお目にかかりましょう。(クリエィティブディレクター 瀬戸 昇)


2020.12.23 SHOWROOM
新しいファブリックシリーズ
AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.319(東京・広尾ショールーム)
エーディコア・ディバイズ各ショールームでは、先月発表された2021モデルと合わせて新しい展示がスタートしております。新作のダイニングセットとシステムソファに加え、お客様からお問い合わせが多い商品や売れ筋の商品をご覧いただけるようにコーディネート展示しています。また、毎年新作の発表に合わせて規格ファブリックの入れ替えも行い、今回は新しく2種類のファブリックが加わりました。
各ショールームに展示している新作のコンフォートチェアMD-1101Aには、DT(サンドクレスト)シリーズを張っています。モケット調の生地でテクスチャーがあり、ホワイトアッシュ材の美しい杢目ともマッチしています。東京・広尾ショールームではボリュームがあるラウンジチェアNC-053L-Hに張っていますが、立体感があるファブリックですのでラグジュアリーな雰囲気になります。また、無地に近い色合いですので、幅広いシーンでお使いいただけます。
BA(アンゴラスタイル)は、ループ状の織りとふんわりした質感が特徴的です。柔らかい肌触りで、クッションにお勧めのファブリックです。スツールの張地としてお使いいただいても可愛らしい雰囲気になると思います。
また、高機能ファブリックとしてとても人気のLS(ラスターシャイン)シリーズには、新色が加わりました。これまでは、ベーシックカラーのラインナップでしたが、ライトブルーとオレンジが加わりカジュアルな雰囲気のコーディネートにもお勧めです。抗菌・防カビ・防汚・撥水・止水といった機能が施されておりますので、ご自宅だけでなくパブリックスペースでもご利用いただけます。
これまでは、ソファやチェアのファブリックに求められる機能は撥水性や防汚性が主なものでしたが、見えないものへの不安を解消するために当社では、ファブリック抗ウイルスコーティングのオプションをご用意いたしました。抗ウイルス効果・ウイルスの減少、抗菌効果、耐次亜塩素酸性・耐アルコール性、消臭効果があり、通常洗濯やドライクリーニングにも強いコーティングです。規格ファブリックだけでなく、ご支給のファブリックにも施すことができますのでぜひお問い合わせください。
(ショールーム担当:西條 恵理)
▷ご予約はこちらから
▷抗ウイルスパンフレットダウンロードページ


2020.12.23 PRODUCT
PRODUCT : MD-1102 TABLE
AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG vol.92
今回は先日発表された2021モデルから、MD-1102テーブルをご紹介します。安心と安全をテーマにデザインされた2021モデル、その中でMD-1102は感染対策に使われる消毒液にも考慮し、アルコールや次亜塩素酸での消毒が可能なガラスとセラミックの天板をバリエーションに加えています。北欧モダンヴィンテージを意識した柔らかでシンプルなデザインは、人が集うダイニングシーンからオフィスのデスク、ミーティングテーブルとしてもお使いいただけます。
MD-1102はW1800・W2100のサイズに、ガラス、セラミック、ホワイトアッシュの三種の天板をご用意しました。ガラス天板には厚み15mmの重厚なクリアガラスを使用。コーナーはR10の面取りが施され、重厚でありながら柔らかな印象も併せ持ちます。ガラスを通して見える天板受け部分には天然皮革を使用しています。セラミック天板はイタリア製の大理石模様のセラミック板を木天板に固定しています。マットな質感の大理石調の天板トップは表情豊かで上質な空間を演出します。また、ガラス天板同様、耐薬品性に優れ、消毒やメンテナンスが行いやすい機能性も併せ持ちます。木天板はホワイトアッシュ板目の突板を使用し、木目の表情がしっかりと感じ取れる温かみのあるデザインです。
脚部はホワイトアッシュの無垢材を使用、ダイニングチェアのMD-1101Aと共通した翼のような形状に削り出し天板を支えます。無垢材は削ぎを少なくし、木材の無駄が出ないよう、少ないパーツで構成しサスティナビリティを意識したデザインです。脚部同士をつなぐ貫のパーツは強度に優れたフィンランドバーチの合板でできており、裏面でボルトを用いて脚部と強固に接合することで、軽やかな見た目と高い強度を実現しています。貫の表面はホワイトアッシュの突板で仕上げられており、雑誌などを置くことでディスプレイにもお使いいただけます。
新しいライフスタイル対するAD CORE DEVISEの回答となる2021モデル。感染に対する消毒、メンテナンス性とそれぞれ表情の異なる三種の天板バリエーションが新しいインテリアシーンにフィットします。ご家庭のダイニングからオフィスのカンファレンスルームまでお使いいただけるMD-1102をショールームでご覧ください。
(エーディコア・ディバイズ 開発部/富所 駿)


2020.12.23 DESIGN
2020年から2021年に向けて
AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.104
特別な年となった2020年も、残すところあと少し。新型コロナの感染問題により世界中が影響を受け、今まで経験したことのない1年になりました。海外ではワクチン摂取が始まりましたが、収束にはまだしばらく時間がかかりそうです。感染を防ぐために人との接触を避ける、移動を自粛するなどの新しい環境に対応するために、私たちの生活でも様々な変化をもたらした1年でもあります。オンラインによるコミュニケーションが飛躍的に広がったのも影響による変化の一つです。
エーディコア・ディバイズでは今年の新作展示会をオンラインにて開催しました。例年のようにショールームでの新作展示会が困難なため、東京ショールームからオンラインによる新作発表会のライブ配信を行いました。最近ではさまざまな製品の紹介やセミナーが開催されていますが、オンライン特有の難しさや見やすくするための工夫が必要になります。当社では6月のWebセミナーを皮切りに10月の「ジンバルを使ったインテリア撮影」まで4回のオンラインセミナーを行い、その経験を生かして新作発表会を開催しました。
オンラインはどこからでも参加いただけるメリットがありますが、離れている方にいかにして見やすく魅力的に製品を紹介できるかがカギとなります。出演者の話し方やカメラのアングルなども大切ですが、クリエィティブディレクターの瀬戸がこだわったのがライブ感とムービーによる製品紹介です。オンラインでの展示会ではモニター越しで製品を見ることになります。スマートフォンによるカメラ撮影で製品に近づいて写すことはできますが、どうしてもクオリティが落ちてしまいます。そこで取り組んだのがスタジオでの動画撮影と製品紹介のプロモーションムービーの製作。骨子となる動画素材を元に、画像調整から動画の編集、音楽のセレクトまで瀬戸自らが全て監修しました。動画と音楽のマッチング、画像の繋がりや動きのスピードまでこだわったムービーが完成しました。
新しい製品のどこを見てもらいたいか、どのアングルからのフォルムが美しいか。プロモーションムービーにはそんな想いが込められています。そして各製品のこだわりと特徴は、ライブ映像で直接皆さんに語りかけました。プロモーションムービーとライブ映像、双方の効果でオンラインならではの新作発表会が出来たのではないかと思います。オンラインの新作発表会は終了しましたが、各ショールムで新作を展示しています。プロモーションムービーは各ショールームのモニターでご覧いただけますので、ご来場になって新製品と合わせて是非ご覧ください。来年1月13、14日には「アメリカ西海岸建築レポート」をウェビナーで開催します。こちらも是非ご参加ください。今年も大変お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。(開発 武田伸郎)

