COLUMN

2020.12.23 SHOWROOM

新しいファブリックシリーズ

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.319(東京・広尾ショールーム)
エーディコア・ディバイズ各ショールームでは、先月発表された2021モデルと合わせて新しい展示がスタートしております。新作のダイニングセットとシステムソファに加え、お客様からお問い合わせが多い商品や売れ筋の商品をご覧いただけるようにコーディネート展示しています。また、毎年新作の発表に合わせて規格ファブリックの入れ替えも行い、今回は新しく2種類のファブリックが加わりました。

各ショールームに展示している新作のコンフォートチェアMD-1101Aには、DT(サンドクレスト)シリーズを張っています。モケット調の生地でテクスチャーがあり、ホワイトアッシュ材の美しい杢目ともマッチしています。東京・広尾ショールームではボリュームがあるラウンジチェアNC-053L-Hに張っていますが、立体感があるファブリックですのでラグジュアリーな雰囲気になります。また、無地に近い色合いですので、幅広いシーンでお使いいただけます。
BA(アンゴラスタイル)は、ループ状の織りとふんわりした質感が特徴的です。柔らかい肌触りで、クッションにお勧めのファブリックです。スツールの張地としてお使いいただいても可愛らしい雰囲気になると思います。
また、高機能ファブリックとしてとても人気のLS(ラスターシャイン)シリーズには、新色が加わりました。これまでは、ベーシックカラーのラインナップでしたが、ライトブルーとオレンジが加わりカジュアルな雰囲気のコーディネートにもお勧めです。抗菌・防カビ・防汚・撥水・止水といった機能が施されておりますので、ご自宅だけでなくパブリックスペースでもご利用いただけます。

これまでは、ソファやチェアのファブリックに求められる機能は撥水性や防汚性が主なものでしたが、見えないものへの不安を解消するために当社では、ファブリック抗ウイルスコーティングのオプションをご用意いたしました。抗ウイルス効果・ウイルスの減少、抗菌効果、耐次亜塩素酸性・耐アルコール性、消臭効果があり、通常洗濯やドライクリーニングにも強いコーティングです。規格ファブリックだけでなく、ご支給のファブリックにも施すことができますのでぜひお問い合わせください。
(ショールーム担当:西條 恵理)
▷ご予約はこちらから
▷抗ウイルスパンフレットダウンロードページ

新作のコンフォートチェアMD-1101Aには、新ファブリックのDT-2を張っています。ホワイトアッシュの木目とのコントラストが綺麗です。右下:カラーは6色展開です。ペーシックカラーとボルドーとグリーンがあります。
左:ラウンジチェアNC-053L-Hに新ファブリック(DT-1)を張っています。光沢感と立体感のあるファブリックで、ラグジュアリーな雰囲気です。右上:新ファブリックのBAシリーズ。ふんわりした質感です。アクセントにもなるカラーがありますので、クッションにお勧めです。右下:高機能ファブリックのLSシリーズ。ライトブルーとオレンジが加わりました。

2020.12.23 PRODUCT

PRODUCT : MD-1102 TABLE

AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG vol.92
今回は先日発表された2021モデルから、MD-1102テーブルをご紹介します。安心と安全をテーマにデザインされた2021モデル、その中でMD-1102は感染対策に使われる消毒液にも考慮し、アルコールや次亜塩素酸での消毒が可能なガラスとセラミックの天板をバリエーションに加えています。北欧モダンヴィンテージを意識した柔らかでシンプルなデザインは、人が集うダイニングシーンからオフィスのデスク、ミーティングテーブルとしてもお使いいただけます。

MD-1102はW1800・W2100のサイズに、ガラス、セラミック、ホワイトアッシュの三種の天板をご用意しました。ガラス天板には厚み15mmの重厚なクリアガラスを使用。コーナーはR10の面取りが施され、重厚でありながら柔らかな印象も併せ持ちます。ガラスを通して見える天板受け部分には天然皮革を使用しています。セラミック天板はイタリア製の大理石模様のセラミック板を木天板に固定しています。マットな質感の大理石調の天板トップは表情豊かで上質な空間を演出します。また、ガラス天板同様、耐薬品性に優れ、消毒やメンテナンスが行いやすい機能性も併せ持ちます。木天板はホワイトアッシュ板目の突板を使用し、木目の表情がしっかりと感じ取れる温かみのあるデザインです。

脚部はホワイトアッシュの無垢材を使用、ダイニングチェアのMD-1101Aと共通した翼のような形状に削り出し天板を支えます。無垢材は削ぎを少なくし、木材の無駄が出ないよう、少ないパーツで構成しサスティナビリティを意識したデザインです。脚部同士をつなぐ貫のパーツは強度に優れたフィンランドバーチの合板でできており、裏面でボルトを用いて脚部と強固に接合することで、軽やかな見た目と高い強度を実現しています。貫の表面はホワイトアッシュの突板で仕上げられており、雑誌などを置くことでディスプレイにもお使いいただけます。

新しいライフスタイル対するAD CORE DEVISEの回答となる2021モデル。感染に対する消毒、メンテナンス性とそれぞれ表情の異なる三種の天板バリエーションが新しいインテリアシーンにフィットします。ご家庭のダイニングからオフィスのカンファレンスルームまでお使いいただけるMD-1102をショールームでご覧ください。
(エーディコア・ディバイズ 開発部/富所 駿)

■MD-1102 Table 製品ページ ▶

左上:ホワイトアッシュ材の脚部は翼のような形状に削り出され天板を支えます。左下:厚み15mmのガラス天板。コーナーは柔らかく面取りされています。ガラスの受けには天然皮革を使用しています。右上:大理石調のセラミック天板。右下:ホワイトアッシュ板目の突板で仕上げられた木天板
左:脚部は一本の貫で接続されています。貫の上はディスプレイ棚としてお使いいただけます。右上:貫の裏側でボルトを用い強固に接続しています。右下:マグネットを使用し、貫の裏に組立用六角レンチを収納しています。

2020.12.23 DESIGN

2020年から2021年に向けて

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.104
特別な年となった2020年も、残すところあと少し。新型コロナの感染問題により世界中が影響を受け、今まで経験したことのない1年になりました。海外ではワクチン摂取が始まりましたが、収束にはまだしばらく時間がかかりそうです。感染を防ぐために人との接触を避ける、移動を自粛するなどの新しい環境に対応するために、私たちの生活でも様々な変化をもたらした1年でもあります。オンラインによるコミュニケーションが飛躍的に広がったのも影響による変化の一つです。

エーディコア・ディバイズでは今年の新作展示会をオンラインにて開催しました。例年のようにショールームでの新作展示会が困難なため、東京ショールームからオンラインによる新作発表会のライブ配信を行いました。最近ではさまざまな製品の紹介やセミナーが開催されていますが、オンライン特有の難しさや見やすくするための工夫が必要になります。当社では6月のWebセミナーを皮切りに10月の「ジンバルを使ったインテリア撮影」まで4回のオンラインセミナーを行い、その経験を生かして新作発表会を開催しました。

オンラインはどこからでも参加いただけるメリットがありますが、離れている方にいかにして見やすく魅力的に製品を紹介できるかがカギとなります。出演者の話し方やカメラのアングルなども大切ですが、クリエィティブディレクターの瀬戸がこだわったのがライブ感とムービーによる製品紹介です。オンラインでの展示会ではモニター越しで製品を見ることになります。スマートフォンによるカメラ撮影で製品に近づいて写すことはできますが、どうしてもクオリティが落ちてしまいます。そこで取り組んだのがスタジオでの動画撮影と製品紹介のプロモーションムービーの製作。骨子となる動画素材を元に、画像調整から動画の編集、音楽のセレクトまで瀬戸自らが全て監修しました。動画と音楽のマッチング、画像の繋がりや動きのスピードまでこだわったムービーが完成しました。

新しい製品のどこを見てもらいたいか、どのアングルからのフォルムが美しいか。プロモーションムービーにはそんな想いが込められています。そして各製品のこだわりと特徴は、ライブ映像で直接皆さんに語りかけました。プロモーションムービーとライブ映像、双方の効果でオンラインならではの新作発表会が出来たのではないかと思います。オンラインの新作発表会は終了しましたが、各ショールムで新作を展示しています。プロモーションムービーは各ショールームのモニターでご覧いただけますので、ご来場になって新製品と合わせて是非ご覧ください。来年1月13、14日には「アメリカ西海岸建築レポート」をウェビナーで開催します。こちらも是非ご参加ください。今年も大変お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。(開発 武田伸郎)

オンライン新作展示会のライブ中継
左上:まるで小さな放送局。手前の機器は被写体との距離を一定に保てるカメラ用クレーン。 右上:製品の説明トークをジンバルで撮影 左下:オンライン展示会はこのアングルからスタート! 右下:営業部長の下山と瀬戸が綿密な打ち合わせ

2020.12.18 SHOWROOM

ミニカタログで家具選び

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.318(名古屋・栄ショールーム)
今年は新型コロナウィルス感染により、私たちの生活に様々な影響を及ぼしました。当社の今年の新作商品においてもこれからの時代を考え、デザインだけでなく衛生面や安全性に優れた商品を開発し発表しました。オンライン新作展示会に参加いただいた方たちや、実際に商品に触れ、体感をいただいたお客様から好評をいただいています。

これらの新作商品を掲載したミニカタログも発行しました。巻頭に新作のダイニングセットとシステムソファ、そしてラウンジチェアMD−901Lとセットでご使用いただけるオットマンもMD−901Lのページに追加掲載しております。ミニカタログには新作だけでなく当社で人気の売れ筋商品がシリーズ毎に掲載され、インテリアのテイストやお好みに合わせて選びやすい構成になっています。また後半には納入例も掲載されていますので、イメージもし易く、打合せで全体の雰囲気をお伝えするのにも役立ちます。また巻末にはマテリアルも掲載されていますので、仕様のご検討もこの一冊で可能です。外出先での急なお打合わせや、詳細を確認していただく際にもHPを開いていただくよりも早く確認いただけます。インテリアのイメージがまだ漠然とされているお客様も事前にご覧いただき、お好きなテイストを絞っていただくツールとしても是非活用ください。とてもコンパクトな一冊ですが、必要な情報が凝縮された充実した内容となっていますので、常に携帯いただきたい一冊です。ショールームまでお越しいただくことが難しいお客様や、ご来店を躊躇されているお客様には、このミニカタログ からおも充分に商品の良さを感じていただける内容となっています。ご自宅で過ごす時間が長くなった昨今「お家時間」にゆったりとご覧いただき、ご自宅で家具選びなどいかがでしょうか。ご希望のお客様はどうぞショールームまでお問い合わせください。

エーディコア・ディバイズでは、安心して当社家具をお使いいいただけるよう全商品の木部に抗菌塗装を標準で塗布していますが、抗ウィルス塗装、抗ウィルスコーティングもオプションでご用意しました。ご興味のあるお客様はお気軽にお問い合わせください。今年の3月より、東京ショールームは2時間制2組まで、大阪・名古屋のショールームは2時間制1組限定で運営させていただいています。定期的な換気や次亜塩素酸消毒液での拭き掃除も徹底しておりますので、どうぞ安心してご来店ください。皆様のご予約をお待ちしております。(ショールーム担当:水野 未佳子)
▷抗ウイルスパンフレットダウンロードページ
▷ミニカタログダウンロードページ

新作のダイニングセットとシステムソファ
左:ミニカタログ と新作掲載ページ  右:タブロイド誌と裏面のシステムソファレイアウトプラン

2020.12.4 SHOWROOM

新作の展示と温かなディスプレイ

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.317(大阪・心斎橋ショールーム)
エーディコア・ディバイズ各ショールームでは、2021年モデルの新作展示が始まりました。2021 NEW MODELは「Peace of mind and peace・安心感と安らぎ」をテーマに、北欧ミッドセンチュリーを意識したカリフォルニアモダンスタイルで、抗ウイルス仕様のメンテナンス性にも優れた製品が揃いました。

ご来場のお客様から特に好評なダイニングセットMD-1102と1101は、羽を広げたような脚が印象的です。ホワイトアッシュ材の柔らかな木質を活かしたフォルムと、ゆったりしたサイズ感のチェアは、座り心地にもこだわりました。背には多層ウレタン、座面の周囲にはチップウレタンを回しており当たりが優しく、ホールド感のあるカーブは座る人の体を包み込みます。「深く座っても、浅くかけても心地よい」「在宅ワークに最適」とのお声をいただいています。フォーマルダイニングだけではなく、オフィスのカンファレンス用としてもお使いいただけます。テーブルは厚さ15ミリの重厚なガラス天板に、貫の芯材には堅いフィンランドバーチ材を使用しホワイトアッシュの突板を貼り合わせて強度を出しています。つなぎ目の分からない様な無駄を削ぎ落としたデザインも好評です。ガラス天板の他、ホワイトアッシュ突板天板と、大理石模様のセラミック素材もございます。セラミック天板は傷や熱に強く耐薬品ですので、用途に応じて選んでいただけます。
現在、ショールームのディスプレイにはニューモデルのテーマをイメージして、ピンポンマムを合わせています。丸いフォルムが可愛らしく、見る人の心を癒します。マムは日持ちし、手がかからないのでご家庭で飾っていただくにもお勧めです。また、新製品のシステムソファMD-1105も展示しています。豊富なサイズバリエーションでレイアウトを自由自在に組め、ベンチにはオプショントレイを合わせてセンターテーブルや、サイドテーブル、またオットマンとしてもお使いいただける多様性のあるソファです。こちらにはオンシジウムを飾りました。蝶に似た花びらはそのまま飾ると平凡なアレンジになりますので、1本を長く残し、他は短く切り分けて散らしリズム感を出したアレンジにしました。温かみのあるカラーのクッションを合わせて冬のコーディネートの完成です。

今回ご紹介した新製品は、東京・広尾、大阪・心斎橋、名古屋・栄の各ショールームに展示しています。新しく加わった張地も実物をお確かめいただけます。新型コロナウィルス感染防止対策として、大阪ショールームは2時間枠で1組様限定でご覧いただけます。駐車場もご利用いただけますのでご予約の上ご来場ください。(ショールーム担当:中谷 有里)
▷ご予約はこちらから
▷抗菌塗装について
▷抗ウイルスパンフレットダウンロードページ

柔らかな木理と白い木肌の持つホワイトアッシュ材を使用したダイニングセット。清楚な白い花と透明の花器を合わせいます。
左上:ピンポンマムとオリーブの葉。清潔感が引き立ちます。右上:アルストロメリアとヒペリカム。安らげる空間をイメージして温かな色味を選んでいます。左下:オンシジウムとアイビー。長短を付けることでバランス良く見えます。右下:ジワっと滲み出たような赤い花びらはラナンキュラス。ユーカリの緑色との優しいコントラストが綺麗です。