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2020.2.6 SHOWROOM
場所を選ばないダイニングセット
AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.287(大阪・心斎橋ショールーム)
立春も過ぎ、少しずつ春らしくなってきました。街中のショーウインドウにはパステルカラーの洋服が並び、見ているだけで気持ちが弾みます。春は新生活のシーズンでもあります。今回は、新生活にもおすすめのダイニングセットをご紹介します。
エーディコア・ディバイズ各ショールームに展示している新作のダイニングテーブルMD−905は、楕円形状の脚部とつながるように削り込まれた天板が特徴で、ユニセックスでシンプルなデザインが人気です。大阪・心斎橋ショールームの展示のウォールナットブラウン色を合わせると、お部屋が落ち着きのある雰囲気になります。同シリーズのチェアMD−901の展示品は、座面内側をチェック柄、背裏を無地で張り分けています。チェック柄はカジュアルで温かみのあるイメージで、ウール素材はベーシックで落ち着いた雰囲気になります。納入例のような光沢のあるモケット素材を選べば、ラグジュアリーな雰囲気にコーディネートできます。デザインがシンプルなチェアですので、張地やフレームの色でイメージが変わり、コーディネートの幅も広がります。柔らかなフォルムは、特に女性から人気があります。見た目だけでなく座り心地も快適で、背の切り替えは背中から腰のカーブに沿うようにフィットします。お座りいただいたお客様から、「気持ちが良い」と高評価をいただいています。楕円の脚はミニマムなフォルムで抜け感もあります。実際にショールームにお越しいただき、実物をお確かめください。
ショールームでは、家具の色、張地、レイアウト等のご相談をお受けしています。美味しいフレーバーティーを飲みながら、ゆっくりと家具を選ばれてはいかがでしょうか。この季節のフレーバーは「ひらき」です。芳醇な梅と桃の香りが広がる紅茶に癒されます。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
(ショールーム担当:中谷 有里)


2020.1.30 DESIGN
天領の町、日田市の工場訪問
AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.93
関東地方に大雪注意報が発令された1月末、九州の工場へ行ってまいりました。来月納入する物件の製品検査と製品の確認と業務的な打ち合わせに、今回は業務管理と同行して製品確認以外にも配送やパーツ在庫についてなど、いつもとは異なるスタッフの方とも打ち合わせを行いました。
出発当日の東京は、夕方から雪の予報。翌朝にかけて積雪の可能性がありニュースで大々的に報道していました。東京は雪の予報でしたが西日本は暴風雨で大荒れの予報。夕方発の便はほぼ予定通りに出発し、無事到着できました。エーディコア・ディバイズの製品をお願いしている工場は大分県の日田市、江戸時代に幕府直轄の天領だったことでも有名な町です。九州とはいえ東北地方並みに寒さが厳しく、冬の工場訪問の際は防寒対策をして伺います。しかし今年は記録的な暖冬で、暖房機器のない工場内でも寒さを感じませんでした。(それでもここ最近では寒い方だと言うことでしたが)寒気に震えることなく、製品倉庫から品質管理室、工場の制作現場と廻ることができました。今回は規格モデルをカスタマイズした物件用のラウンジチェアと、商業スペースにお使いいただくハイバックのラウンジチェア、マンションの共用部にお納めするソファなどたくさんの製品を検品しました。
製品検品は、仕上がった製品が指定通りに出来ているか、寸法から張りの仕上がり、キズやガタツキがないかどうかなど、チェックしていきます。(今回は広いエリアに納品する大型物件があり、梱包の設置場所表記シールの確認も行いました)ソファやラウンジチェアはファブリックや革で仕上がりが決まってくるので、ちょっとしたテンションの違いや留め方の具合で見栄えが変わってきます。張り方もそうですが張り上げた後のセッティングもとても大事になります。エーディコア・ディバイズの製品は要所要所にこだわりのポイントがあるので、制作を手掛けるのは限られたスタッフのみです。納め方を熟知したスタッフに丁寧に仕上げていただいているのですが、慣れてくると少しずつ仕上がりが変わってしまうことがあり、気がつかないうちにそれが通常の仕上がりになってしまう場合もあります。それを是正するのも工場確認の目的です。工場で流れていた製品も、パイピングの収め方やコーナーや立体的な箇所の布の差し込み方など、仕上がりをスタッフの方と確認しながら擦り合わせを行いました。
夕方には製品パーツの確認も終えて、帰京の途につきました。大雪注意報が出ていた東京は甲信地方でちょっと雪が舞った程度だったようで、大きな交通の混乱もなく、帰りの便に乗ることができました。今回確認してきた物件の製品は、来月中旬から納品が始まる予定です。エーディコア・ディバイズの製品が、また新たにいろいろなところでお使いいただけるのが楽しみです。(開発 武田伸郎)


2020.1.29 DESIGNER
ライフスタイルとロケーション
AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.105
先週までロサンゼルスへ西海岸建築インテリア視察旅行の引率として行ってきました。9回目になる西海岸建築視察ツアーでは、新しい視察先を探すのも大変です。それも今の時代に合う旬な住宅や施設を見つけるのは至難で、現地のプロデューサーのYASUKOさんと半年かけて探して視察先を決めました。カタログ撮影のロケハンでは撮影に適した建物を探しますが、ツアーや取材目的ではビジュアル感が重要です。今回も様々な住宅やオフィス、ホテルなどを視察しましたが、どれも見応えのある建築ばかりでした。
今回の旅で強く印象に残った視察先はマリブの住宅です。パシフィックコーストハイウエイ1号線から、ゲートのある急な私道を下った所にある家は、建築家Harry Gesner氏が1970年に自邸として建築した住宅で、目の前にはサーフィンのできるプライベートビーチが広がっていました。左隣には1957年のモダン住宅の傑作として有名なWave Houseがあり、その住宅もHarry Gesner氏の設計です。ロサンゼルス市内のケーススタディハウスなど、街並みが眼下に見えるロケーションは多く見てきましたが、目の前に砂浜とサーフィンに適した波が寄せる風景が広がる景色は初めてです。それも防波堤の無いプライベートビーチで、家の中のリビングに座ると、波のきらめきと寄せる波音が心地よく、時間の経つのを忘れそうでした。ハリー・ゲスナー氏はとても親日家で、第二次世界大戦も経験した94歳になる方でしたが、彼が自分自身の事や住宅の説明をしてくれました。
彼はフランク・ロイド・ライトに師事しましたが、数日で辞めて大工仕事や左官など職人をしながら建築家になった方で、彼を有名にしたのが、革新的な空力設計のコクーンハウスで、左隣にある1957年に建てられたWave Houseはオーストラリア、シドニーにあるオペラハウスのデザイン原点として正式に採用されています。このWave Houseはロックスターのロッドスチュアートが長く住んでいましたが、今は一般人が所有されて、昨年公開されたビートルズを題材にした映画イエスタディの音楽プロデューサー邸として使われています。ゲスナー氏の自邸は、建築資材を折れた電柱や火事で残ったレンガなど、ほぼ全てをリサイクル材を使って建てられました。お金が無かった事が理由と話されていましたが、海辺の潮風の中で50年以上経った家とは思えない丈夫さと良いヴィンテージ感を出していました。
ゲスナー氏はサーフィンがライフスタイルの建築家で海を愛した伝説のサーファーとしても有名で、カリフォルニアブランドのムートンブーツのUggのイメージ広告のキャラクターとしても採用されています。お話をされるゲスナー氏の足元にはUggのムートンブーツが履かれていました。自分のライフスタイルに合わせて設計した住宅に50年以上住み続けて、今は終の住処として波の音を聞きながら静かに過ごす家は彼そのものでした。急斜面を登りながら振り返り海を背にしたナチュラルな家を見ると、このロケーションだから生まれたデザインだった事を理解しました。私も人のライフスタイルに寄り添うような家具のデザインができればと思いました。(クリエィティブディレクター 瀬戸 昇)


2020.1.27 PRODUCT
PRODUCT : NC-061A FORMAL CHAIR
AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG vol.82
今回はエフォートレスシックがテーマの2020モデルから、NC-061Aフォーマルチェアをご紹介します。背のカーブが円弧を描くスタイルはバレルバックと呼ばれ、アメリカン アール・デコをイメージしたフォーマルなチェアです。ゆったりとしたサイズ感とデザインはフォーマルダイニングだけでなく、オフィス用テーブルやデスクに合わせてお使いいただけます。
NC-061Aは幅580mm、座面の奥行は450mmとゆったりお使いいただけるセミラウンジサイズにデザインされています。フレームには北米産のオーク材を使用し、木目の表情がはっきりとした質感豊かな仕上がりです。背は成型合板をベースに使用し、立体的なカーブで腰をやさしく支えます。座の特別仕様としてキルティングされた天然皮革バージョンも用意し、さらに上質さを醸し出しています。
座面の下地にはしっかりとした反発力と、耐久性を持ったファニチャーメッシュを使用しています。さらに厚みと硬度を変えたウレタンフォームを6層に重ねることで底付き感の無い、身体の感覚に寄り添った上質な掛け心地を実現しています。意匠的にも適度な厚みと滑らかなカーブを生み出しています。身体を包み込むような円弧を描く背のクッションは成型合板をベースに使用し、その上に8層のウレタンフォームとフレンチパイル布を組み合わせた手の込んだ構成です。重ねられるウレタンフォームの形状は一枚一枚異なり、身体を預けた際に腰を優しく支える立体的な曲線を実現しました。また、背パーツは張地がシンプルに美しく仕上がるよう、フレームとは別パーツになっています。
余裕のあるサイズ感とやわらかなカーブが上質さを醸し出すNC-061Aは、フォーマルな場でも活躍します。細部の仕上がりまでこだわり抜き、レストランやオフィスに上質な質感を与えます。表情豊かなアール・デコの雰囲気をインテリアに取り入れてみてはいかがでしょうか。
(エーディコア・ディバイズ 開発部/富所 駿)


2020.1.24 SHOWROOM
ショールームの展示品
AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.286(東京・広尾ショールーム)
エーディコア・ディバイス各ショールームでは、2020モデルを含む新展示の製品が揃いました。ショールームには、新製品とお問い合わせが多い商品を中心にAD CORE・NEO CLASSICO・A-modeの3ブランドとPMMA+Woodからアイテムを絞って展示をしています。また、それぞれのブランドでお客様がインテリアのイメージを広げていただけるように、リビングとダイニングシーンでコーディネートしています。
ショールームに来場されるお客様は、カタログやホームページをご覧になってから、ショールームで実物を確認いただくことが多いので、カタログ写真と近いイメージで展示をしています。椅子やソファはファブリックによって雰囲気が変わりますので、展示する製品の多くはインパクトのあるファブリックよりもイメージの妨げにならないニュートラルなファブリックを選ぶようにしています。今回は総合カタログの改訂に伴い、ファブリックのラインナップも変わりましたので、新しく加わったファブリックを使用してカタログとは違ったイメージで展示をしている製品もあります。
アクリルを使ったダイニングチェア TA-001は、新色で加わったウルトラスェード US-2756と木部色はD-2(チークブラウン)で展示をしています。近頃はオフィスの休憩スペースやカフェテリアに当社の製品を採用いただくことも多く、リラックスした空間にもマッチするように、明るいカジュアルな色合いで展示をしています。お客様からのご要望が多かったパープル系のファブリックも加わりました。スムースベルベットのSB-8と撥水・防汚加工が施されたPPL-5とPJ-5です。NEO CLASSICOの001-MODELのチェアはSB-8と木部はN-7(ダークブラウン)で展示をしています。パープルと赤味をおびたダークブラウンの組み合わせは、エレガントで女性らしい雰囲気になります。
エーディコア・ディバイスショールームでは、皆様のインテリアの参考にしていただけるようにアイディアを取り入れながら、コーディネート展示をしております。実際の商品を見ながらインテリアのイメージを膨らませて見ませんか?ご来場をお待ちしております。
(ショールーム担当:西條 恵理)

