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2020.2.25 DESIGN
家具のお手入れ「除菌」についての注意
AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.94
元号が変わり、令和2年もあっという間に2ヶ月が経とうとしています。この冬は記録的な暖冬で、厳しい冷え込みも少ない暖かい穏やかな日が続いていました。オリンピックイヤーの今年、これから春に突入して本格的に盛り上がっていこうという矢先、新型コロナウィルスの問題が発生してしまいました。
昨年末に発生が確認された新型コロナウィルスは、急激に問題が拡大し状況も刻々と変化しています。最近はTVなどの報道ばかりではなく、インターネットやSNSなど様々な情報が飛び込んでくるので、いろんな事に左右されてしまいがちです。正しい情報をつかむことは大切ですが、あまり情報に左右されることなく各自で出来る事をしっかり行ってこの問題に対処しないといけないと思います。マスクの着用や外出先からの手洗いやうがいの実施など、地道なことではありますが感染防止には大切な対策です。最近では感染を塞ぐために、手の触れる箇所の除菌クリーニングの施工が広がっています。一般的には病院などで実施されている作業ですが、家具の除菌については注意しなければいけないことがあります。
身の回りの除菌というと、手の触れる箇所を除菌効果のある液体やスプレー、またはシートなどで拭き上げる作業になります。ドアノブやハンドル、椅子やテーブル、ソファなども除菌する対象になります。注意しなければいけないのが、除菌材が家具に使われている素材を劣化や変質させてしまう場合があることです。使ってはいけない代表的なものが「アルコール」です。薬局などで販売されている除菌スプレーはアルコールが多く、成分表示を見るとアルコールではなくエタノールと記載されていることもあります。製品により濃度が変わり揮発してしまうものもありますが、いずれも木部の塗装やソファの布、人工皮革や天然皮革は変質してしまう可能性があります。(アルコール除菌剤でもしっかり拭き取れば影響がないタイプもありますが)ウレタン塗装を施したテーブルやチェア、布や人工皮革、天然皮革のソファなど、安心して使えるのが中性洗剤です。キッチン用やお風呂用など種類はありますが、家中の掃除に使える万能洗剤です。製品によっては、除菌率が99%以上で洗浄成分は100%植物由来で2度拭きの必要がない便利な製品もあります。ただし、中性洗剤でも直接振り掛けず、洗剤が残らないように拭きあげる注意が必要です。この時期、いろいろと不安になってしまいますが、慌てて除菌処理してしまい大切な家具を台無しにしてしまわないように注意しなくてはいけません。
ここにきて感染拡大を防ぐため、学校の休校やスポーツイベント、催事の自粛が要請されはじめました。これからの2週間が感染を抑えるための重要な期間になるようです。あまり過剰に慌てることなく、自分たちで出来ることをしっかり行って感染終息にむけて頑張りたいと思います。(開発 武田伸郎)
2020.2.24 SHOWROOM
トレンドカラーとインテリアの効果
AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.289(東京・広尾ショールーム)
今年も早くも2ヶ月が過ぎようとしています。これから春に向けてファッションやメイクなど、女性は特にトレンドカラーを意識する季節になりました。毎年PANTONE社から発表される「カラー・オブ・ザ・イヤー」。2020年のトレンドカラーは「クラシックブルー(暗くなりかけた“夕暮れ時の空”を連想させるブルー)」と発表されています。以前はとても少なかったのですが、インテリアにブルーを取り入れる傾向も増えてきたように思います。お客様からご要望をいただくことも多く、ショールームの展示品にもブルーを取り入れています。もはや、インテリアにも定着したブルーのインテリアにおける効果や取り入れ方をご紹介します。
クラシックブルーは、テクノロジーの急速な進歩によって社会が変化する中、人々の「安定」に対する欲求を象徴する色として、2020年のトレンドカラーに選ばれました。広大で無限に続く夜空を思い起こさせるブルーは、見る人に安心感や連帯感を与えてくれます。またPANTONE社は、クラシックブルーを以下のようにも表現しています。
•集中力を高める色
•レーザーのような明晰さをもたらす色
•思慮深く、回復力を培う色
洋服などファッションはもちろん、インテリアに取り入れてもしっくりきそうな「クラシック・ブルー」は、藍色やデニムの雰囲気があり日本のインテリアになじみやすそうな色です。ブルーを使った部屋と言えば、男性の部屋を連想してしまうかもしれませんが、ブルーには部屋を広く見せる効果の他に、鎮静効果や集中力を高める効果がありますので、寝室に薄いブルーを使ってリラックス効果や安眠効果を高めたり、集中して作業や勉強をこなせるようにデスク周りに青を使うと効率が上がるようです。また、ブルーと言っても、明度や彩度の違いでアクアブルー、シアン、ネイビー、インディゴなどの様々なバリエーションがありますので、コーディネートによって様々な雰囲気の空間にすることができます。また、壁面やカーテンなど大きな面積に用いたり、家具や小物などアクセント的に取り入れたりと使用する面積や合わせる色によっても雰囲気は変わりますので、ぜひ取り入れてみてください。
エーディコア・ディバイスショールームでは、皆様からインテリアのご相談を承っております。理想のお部屋のイメージ写真や図面などございましたら、ぜひお持ちいただきショールームにご来場ください。現在ショールームでは、新型コロナウイルスの感染防止対策として、完全予約制とさせていただいております。感染拡大の防止のため、マスクの着用及び手指のアルコール消毒などの対策をしておりますので、安心してご来場ください。皆様のご来場をお待ちしております。(ショールーム担当:西條 恵理)
2020.2.14 SHOWROOM
新しい展示のご紹介
AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.288 (名古屋・栄ショールーム)
先日、家の近くを散歩していると梅の花が咲き始めていました。まだ寒い日もありますが、春が少しづつ近づいていると感じます。エーディコア・ディバイズ名古屋・栄ショールームに、A-modeシリーズのMD-110ソファの展示が新しく加わりました。
各ショールームでは、それぞれのブランド毎にリビングとダイニングをトータルコーディネートで展示しています。スチール脚が特徴的な人気のダイニングセットMD-105N,MD-101シリーズとコーディネートとしたMD-110ソファは、脚部をスチール脚,アルミ脚、木脚からお選びいただけます。スチール脚はシルバーとヴィンテージブラックから選ぶことができ、シンプルで高級感のあるコーディネートをお楽しみ頂けます。また張地は新しくバリエーションに加わった、PPLシリーズでお作りしています。こちらの張地は撥水・防汚加工が施してあり、メンテナンスにも優れていますので、風合いや色をショールームでお確かめください。ソファでよくお客様から、『カバーリングはできますか?』というご質問をいただきます。MD-110ソファはカバーリング仕様ですので、カバーを変えるだけでお部屋の雰囲気を簡単にイメージチェンジ出来るのでオススメです。
エーディコア・ディバイズではクッションやソファのカバーのみの販売も承っております。お部屋の雰囲気と併せてご提案させていただきますので、ぜひお問い合わせください。皆様のご来場をお待ちしております。
(ショールーム担当:川瀬 真里奈)
2020.2.6 SHOWROOM
場所を選ばないダイニングセット
AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.287(大阪・心斎橋ショールーム)
立春も過ぎ、少しずつ春らしくなってきました。街中のショーウインドウにはパステルカラーの洋服が並び、見ているだけで気持ちが弾みます。春は新生活のシーズンでもあります。今回は、新生活にもおすすめのダイニングセットをご紹介します。
エーディコア・ディバイズ各ショールームに展示している新作のダイニングテーブルMD−905は、楕円形状の脚部とつながるように削り込まれた天板が特徴で、ユニセックスでシンプルなデザインが人気です。大阪・心斎橋ショールームの展示のウォールナットブラウン色を合わせると、お部屋が落ち着きのある雰囲気になります。同シリーズのチェアMD−901の展示品は、座面内側をチェック柄、背裏を無地で張り分けています。チェック柄はカジュアルで温かみのあるイメージで、ウール素材はベーシックで落ち着いた雰囲気になります。納入例のような光沢のあるモケット素材を選べば、ラグジュアリーな雰囲気にコーディネートできます。デザインがシンプルなチェアですので、張地やフレームの色でイメージが変わり、コーディネートの幅も広がります。柔らかなフォルムは、特に女性から人気があります。見た目だけでなく座り心地も快適で、背の切り替えは背中から腰のカーブに沿うようにフィットします。お座りいただいたお客様から、「気持ちが良い」と高評価をいただいています。楕円の脚はミニマムなフォルムで抜け感もあります。実際にショールームにお越しいただき、実物をお確かめください。
ショールームでは、家具の色、張地、レイアウト等のご相談をお受けしています。美味しいフレーバーティーを飲みながら、ゆっくりと家具を選ばれてはいかがでしょうか。この季節のフレーバーは「ひらき」です。芳醇な梅と桃の香りが広がる紅茶に癒されます。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
(ショールーム担当:中谷 有里)
2020.1.30 DESIGN
天領の町、日田市の工場訪問
AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.93
関東地方に大雪注意報が発令された1月末、九州の工場へ行ってまいりました。来月納入する物件の製品検査と製品の確認と業務的な打ち合わせに、今回は業務管理と同行して製品確認以外にも配送やパーツ在庫についてなど、いつもとは異なるスタッフの方とも打ち合わせを行いました。
出発当日の東京は、夕方から雪の予報。翌朝にかけて積雪の可能性がありニュースで大々的に報道していました。東京は雪の予報でしたが西日本は暴風雨で大荒れの予報。夕方発の便はほぼ予定通りに出発し、無事到着できました。エーディコア・ディバイズの製品をお願いしている工場は大分県の日田市、江戸時代に幕府直轄の天領だったことでも有名な町です。九州とはいえ東北地方並みに寒さが厳しく、冬の工場訪問の際は防寒対策をして伺います。しかし今年は記録的な暖冬で、暖房機器のない工場内でも寒さを感じませんでした。(それでもここ最近では寒い方だと言うことでしたが)寒気に震えることなく、製品倉庫から品質管理室、工場の制作現場と廻ることができました。今回は規格モデルをカスタマイズした物件用のラウンジチェアと、商業スペースにお使いいただくハイバックのラウンジチェア、マンションの共用部にお納めするソファなどたくさんの製品を検品しました。
製品検品は、仕上がった製品が指定通りに出来ているか、寸法から張りの仕上がり、キズやガタツキがないかどうかなど、チェックしていきます。(今回は広いエリアに納品する大型物件があり、梱包の設置場所表記シールの確認も行いました)ソファやラウンジチェアはファブリックや革で仕上がりが決まってくるので、ちょっとしたテンションの違いや留め方の具合で見栄えが変わってきます。張り方もそうですが張り上げた後のセッティングもとても大事になります。エーディコア・ディバイズの製品は要所要所にこだわりのポイントがあるので、制作を手掛けるのは限られたスタッフのみです。納め方を熟知したスタッフに丁寧に仕上げていただいているのですが、慣れてくると少しずつ仕上がりが変わってしまうことがあり、気がつかないうちにそれが通常の仕上がりになってしまう場合もあります。それを是正するのも工場確認の目的です。工場で流れていた製品も、パイピングの収め方やコーナーや立体的な箇所の布の差し込み方など、仕上がりをスタッフの方と確認しながら擦り合わせを行いました。
夕方には製品パーツの確認も終えて、帰京の途につきました。大雪注意報が出ていた東京は甲信地方でちょっと雪が舞った程度だったようで、大きな交通の混乱もなく、帰りの便に乗ることができました。今回確認してきた物件の製品は、来月中旬から納品が始まる予定です。エーディコア・ディバイズの製品が、また新たにいろいろなところでお使いいただけるのが楽しみです。(開発 武田伸郎)