COLUMN

2015.3.27 DESIGNER

見えないけど大切

AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.44
先日、ソファ工場へ行ってきました。打合せが終わり、製品チェックの為に製造ラインを歩いたのですが、まだ張り上がっていないソファのフレームを見ながら、ソファは中の構造が見えないけど、座り心地や耐久性に関わる大切な所という事を改めて感じました。その後、ガレージで久しぶりに愛車のメンテナンスをしました。30年前に購入してずっと使い続けていた座席が、へたって掛け心地が悪くなってきたので、中身をリフレッシュしました。その時に中のウレタンやフェルトなど必要なパーツをソファ工場の職人さんに送ってもらい作業をしたのですが、購入してずっと座ってきたのに中についてはまったく知らず、張りを剥がした初めて見るシートの構造に感心しながら、ソファ工場での事を思い出しました。

家具と車の構造の違いはフレームです。フレームは家具は木材が使われていますが、車はスチールが使われています。強度も必要ですが、燃えないような構造でないといけません。家具はそのフレームにタッカーというホッチキスのような針で打ち付けて止めていきますが、スチールフレームにはタッカーが使えません。その為に金具に引っ掛けたり、針金で止めたりをして張り上げます。中身のクッションに使われるバネや、ウレタンはあまり差はありませんが、張り方法が違うので最初は戸惑いました。張りを剥がして見ると、中が全てバネ構造になっていて、かなり凝った作りをしています。53年前の道路事情に合わせたのでしょうか、振動が身体に伝わらないようにバネの上に身体が乗るようになっています。私と同い年の1962年生まれの53年間そのままの構造が現れた時には感動しました。53年前のドイツ車のシートは凄いなと。学生時代に中古の軽自動車、1972年製のスズキ・フロンテクーペを乗っていましたが、シートはへたって表皮のビニールレザーもボロボロでした、、。その頃の技術力の差だったんでしょうね。

30年前にアメリカ西海岸でレストアされて日本に来たので、下張りの麻布はボロボロでウレタンも少しへたっていましたが、まだ学生時代の車よりましです。表皮はまだ大丈夫だったので、今回は中身のみ張り直しました。ソファではフラットで自由に身体を動かせようにしなければいけませんが、車のシートは前後、左右に加重がかかり、身体をホールドする必要があります。その為に左右に盛り上がりを付けながら形を作っていきます。結局2席のシートの中身を張り替えるのに8時間以上かかってしまいました。おかげで、1962年製の身体は筋肉痛になってしまいましたが、カルマンギアのシートは新品のような描け心地になりました。

椅子も構造は表から見えますが、座や背の中身は見えません。ソファについては張り上がった固まりなので、構造がまったく見えません。また、中身を見る機会も普通はありません。でも、その中がとても大切なんです。耐久性や掛け心地に影響するのが構造です。デザインする時に、椅子はフレームの構造を描くので製作工場へ意思が伝え易いのですが、ソファは中の構造まで細かく描けません。工場での職人さんとの試行錯誤がとても大切なんです。皆さんもソファを選ばれる時にデザインだけだなく、中の構造も気にして見て下さい。中に何を使ってどのような構造かきちんと話せる、ショップか営業から購入されて下さい。

今年はミラノサローネには行きません。昨年からキッチン展のある年の隔年に行く事にしました。その代わりにアメリカ西海岸へロケハン取材に行きますので、夏頃取材レポートをしたいと思います。その前にソファ等見えない所をお見せする家具セミナーをするかもしれません。お楽しみに!          (クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)

左上:1962年生まれのカルマンギア。今年で53歳です。右上:シートを外して作業の始まり。これが大変でした。 左下:30年経たチップウレタンはまだ使えそうです。右下:バネの上に張られた麻布はボロボロでした。
左上:スチールフレームの上に細いコイルスプリングが無数に使われていました。本当に手がかかっています。右上:麻布の代わりにメッシュ布を張り、その上にフェルトを置いてナイロン糸で止めました。左下:両脇にはウレタンで両側を盛り上げます。その上に古いチップウレタンを貼ります。右下:完成!張り上がりはホールド性があり描け心地が良くなりました。
左:NEO CLASSICOの016モデルは伝統的なデザインで座にコイルスプリング、背はウェーブバネが使われています。 右:A-modeのMD-505シェーズロングの座はウェーブバネが全面張られて、背は弾性ベルトがクロスに張られています。ブルーのテープは背の下が下がらないように伸びないテープが使われています。

2015.3.23 DESIGNER

カリフォルニアスタイルの中の日本製

AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.43
4月に代官山にロサンゼルスの老舗高級セレクトショップのフレッドシーガルがオープンします。ロスではデヴィット・ベッカムが夫婦でプライベートジェットで買いに来る事で有名になりました。店には何度か行きましたが、高くてセールでしか買えませんでした。日本で先に展開しているロン・ハーマンはそのメルローズ本店の中にあり、元はフレッド・シーガルの一部でした。ブランドの関係性は複雑でよく分かりませんが、ロスではメルローズのフレッドシーガルの事はみんな知っていますが、ロン・ハーマンの事はあまり知られていません。いつのまにか日本ではロン・ハーマンが有名になってしまいました。それにしても西海岸を初めアメリカファッションの勢いは止まらないようです。

清澄白河と青山にアメリカ西海岸コーヒーのブルーボトルコーヒーがオープンしました。清大人気でオープンには3時間並んだニュースが流れていました。日本人の新し物好きにも驚きます。ブルーボトルコーヒーには昨年10月にロサンゼルスのアート地区にある店に行きました。その時の印象を以前のブログには書きましたが、お店のスタッフの清潔感と爽やかな接客が印象的ででした。今回はその店の事をもう少し書きたいと思います。

元はハンサムコーヒーという人気の店だったのですが、今はブルーボトルコーヒーになりました。シンプルな店で、店の三分の一くらいを焙煎の部屋になっています。でも、焙煎をしているのに焙煎の香りが店の中や外には漂っていません。カウンターは家庭用のペーパードリップでコーヒーを一杯ずつ入れるので、スタバやアースコーヒーのようなマシンが無く、シンプルです。きちっと髪を整えて髭を剃った店員が笑顔で接客してコーヒーを入れてくれます。店の中はホワイトオーク材のカウンターテーブルで、他のコーヒーショップのように背のある椅子やラウンジチェアがありません。スツールがあるだけなので、ゆっくりリラックスして休むというよりコーヒーを飲むだけの感じです。それでこの金額は高いかなと思ってしまいました。やっぱりコーヒーは多少座り心地の良い椅子があって、リラックスして飲めればもっと美味しく飲めるのですが、、。

店の中で豆も販売しているのですが、一緒にドリップ用の器です。中でも日本語表記の物が、、。日本のカリタの物を置いています。アメリカのコーヒーになぜ日本製の?。ペーパードリップはメリタ式とカリタ式があり、1908年に考案されたドイツのメリタ・ベンツが発明した1つ穴のメリタ式が始まりですが、1959年に日本の会社のカリタが真似をして、穴3つのカリタ式のドリッパーを作りました。その日本製カリタ式がブルーボトルコーヒーに置かれているなんて、なんだか不思議な感じです。日本のブルーボトルコーヒーの店にはカリタのドリッパーは置かれていませんが、ロスには販売しています。日本から遠いロスでカリタのドリップを見て、それが日本に出店したアメリカ西海岸の話題のブルーボトルコーヒーに置かれているなんて、少し嬉しく思いました。               (クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)

元はハンサムコーヒーだったお店がブルーボトルコーヒーになっていました。ロスのアート地区のお店は空いています。
テーブルと棚はホワイトオーク材を使用してフレームはブロンズです。棚の上には日本語で書かれたパッケージのカリタのドリッパーが置かれていました。なんとなく誇らしい気持ちになります。日本のお店には置いていませんが、、。

2015.2.26 DESIGNER

上質と高級

D CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.42
先日、上質について話をする機会がありました。品質の事だけでなく、全体的なイメージとなるとなかなか難しいテーマです。改めて上質について考えてみました。

上質とは直訳でHigh qualityの事ですが、欧米ではClassicと言われる事が普通です。日本ではクラシックと聞くと古く古典的なと思われていますが、、。クラッシック音楽とは古典音楽ではなく、最高水準で高尚な音楽と言う意味で、クラシックカーは古い車でなく、流麗な上質な車、ファッションでは、はやりすたりの無いスタイルという意味です。クラシック建築とは近代以前の建築という意味でなく、古代ギリシャ、ラテンの芸術様式にならった建築の事を指します。男性靴で先の尖って反り返った靴をイタリアンクラシコなどと称して販売していますが、まったくのでたらめで、イタリアンクラシコは職人が作ったオーソドックスで上質な靴の事です。

一方Luxuryという言葉があります。ラグジュアリーとは高級や贅沢品に使われます。最近はラグジュアリーと言うとなんとなくカッコ悪く感じます。昭和の時代、高級品があまり無い時代、店の看板に高級紳士服、高級下着、高級家具など書かれていた事を思い出してしまいます。本当の高級で自信のあるブランドは高級、ラグジュアリーなんて使いません。高級かはそれを買われる方や回りが決める事で、自分で言ってはダメです。海外でもラグジュアリーブランドと自分で言っている会社を見るとちょっと田舎っぽく感じてしまいます。

当社では2003年から新しい上質さをテーマにした「ネオ・クラシコ」ブランドを展開しています。ヨーロッパの伝統的な様式を今のインテリアに合うようにリ・デザインしたのがネオ・クラシコです。アメリカ西海岸で撮影を行い、ロケハンなどで住宅を見る事が多くなってきて、アメリカンと言われるジョージアンスタイルのインテリアや家具が中流層以上の多くの人々に指示されている事が分かりました。アメリカでジョージアンスタイルの代表的な建築とインテリアはホワイトハウス。

昨年10月にビバリーヒルズでフェデラルスタイルという東海岸スタイルの家を取材しました。有名デコレーターのマーティン·ローレンス・ブラードが手がけた住宅で、1930年代に建てられた家をクラッシックの基本と作法に基づいてモダンテイストも加えながらリノベーションしていました。クラッシックの基本は左右対称のレイアウトで、デコレーションされた小物は左右対称になるように必ず2つが置かれ、アーンと呼ばれる水瓶も置かれます。それを見てモダンテイストを加えながらもきちんと作法を守ったインテリアを作っているのに関心しました。

私自身、学生時代から家具本体の構造やデザインを勉強してきたので、上質なインテリアには作法があり、使われる家具にも作法や意味がある事を知り、使われるインテリアの歴史や作法から勉強しないといけないと反省した事を思い出しました。テーブルサイズも合板のサイズから作られたW1800×D900の奥行き900が日本の常識でしたが、フォーマルなインテリアではテーブル作法によってD1000以上無ければ使えない、テーブルのゲストが座るサイドに置かれるからサイドチェアと呼ばれるなど、様々な決まりがあり、それがクラッシック、上質なインテリアです。高級とは別物という事を理解しながら物作りをしなければいけません。

昨年末、アメリカンクラッシックのネオ・クラシコ・ヘリテージシリーズを発表しました。シャヴィーでヴィンテージなテイストは新しい上質さを感じていただけましたでしょうか?今年はそれがどのように進化するか、今年はどんなデザインをするか、、少し悩み中です。そろそろ企画をまとめなければいけません。
                                (クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)

ビバリーヒルズのフェデラルスタイルの家です。リノベーションを手がけたのはイギリス人の有名デコレーターのマーティン·ローレンス・ブラードです。家具や小物が全て2個で左右対称に置かれます。プールに面した外のフォーマルダイニングには黒いホスト用のアームチェアとテーブルのサイドにサイドチェアが並びます。
テーブルセッティングでは1人スペースでW600×D350が必要でその中に花やキャンドルの共有スペースのD300ミリが必要です。その為にはフォーマルなテーブルとしては奥行き1000以上が必要となります。写真はホワイトハウスのプライベートダイニングの写真です。

2015.1.29 DESIGNER

シャヴィーシックとヴィンテージ

AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.41
2015年も始まってもう一月が経ちます。本年もよろしく願いいたします。昨年は西海岸ファッションが世界を席巻し、緩く楽なファッションが人気でした。インテリアの世界でもナチュラルな素材やヴィンテージといった緩い家具が人気でした。1月20日の東京から始まったアメリカ西海岸インテリアレポートには500名近いお客様においでいただきました。名古屋、大阪を含め7回開催しましたが、その時セミナー毎、スライド写真を見ながらコメントしていて感じた事があります。

ウエストハリウッドにあるジェットライナービューの1956年住宅は、60年経ても内装や家具がそのまま使われ経年変化した全てが使い込まれて良い感じでした。ダウンタウン近くのアートディストリクトの1925年のビスケット工場では、構造やパーツをそのまま残してリノベーションされたアパートメントの建物自体が本物の歴史を感じました。2軒とも数十年経て変化した本物のヴィンテージです。そういった家を完璧までにリノベーションして、より価値を見いだす不動産取引はロサンゼルスで沢山見てきました。今回、別の日に訪問した住宅で、別の経年変化した住宅を見る事ができました。それはシャヴィーシックの住宅です。

サンタバーバラの2軒の住宅で、見た目はシャヴィーな雰囲気で数十年経た住宅としか見えません。使われている家具や建材そしてスイッチ類等も古く、大切に使われてきた住宅と勘違いしてしまいました。2軒の住宅とも数年しか経っておらす、1軒の家はまだ1年でした。よくある表面を古く見せただけの仕上げならパッと見ただけで見破る事ができるのですが、、まったく分かりません。シャヴィーシックをテーマに古い建材、材料を買い集めて全てそれを使って仕上げていったとの事でした。家自体は新しいのに表面に使われている材料や金物は全て中古品でした。新築には新品の材料という日本人からは考えられません。日本でも古民家を再生させて新品のような仕上げにする事はよくありますが、、。

デコレーターのオーナーから話を聞いて理解できたのですが、ロサンゼルスには古い金具の店や古材を扱う店があります。ここまでは日本でも取扱いの店はありますが、暖炉や外壁など家本体に付随していた物で、壊れてしまいそうな物まで扱っている店があるそうです。見せていただいた家の玄関ドアにはフランク・シナトラの玄関ドアまで付いていました。イームズなどのヴィンテージ家具を価値をつけて商売にするのはロサンゼルスで始まりましたが、今では古い家を取り壊した時にでる廃材を価値をつけて販売する商売まであり、新品より高い金額で取引されているのは驚きです。中古という考えではなく、経年変化した価値あるシャヴィーな風合いに価値を見いだすのでしょうね。よく考えると産業廃棄物にしかならない物を再利用する事はエコロジーで環境に優しい事です。

上記のヴィンテージ住宅、シャヴィーシック住宅どちらも時代を経た表面が特徴です。どちらが本物と考えるとどちらも本物のような、、。捨てる物を再利用するのは本当にエコロジーな良い考え方だなと思いました。私達がお届けしている家具達も時代を超え、ヴィンテージやシャヴィーなインテリアに合うくらい使われたいと思いました。さて、今年はどんなファッションやインテリアが新しく見えるのでしょうか。そういったニュースをお届けできればと思っています。
                                 (クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)  

1956年に建てられたウエストハリウッドの住宅で、家具や内装がほぼ建てたままで60年経過しています。右:色あせたインテリアで目を引いたのは壁の鏡です。経年変化で鏡の銀面がさびて模様のようになっています。
2012年に新築されたスパニッシュコロニアルの住宅です。左下:スパニッシュコロニアル様式の古い協会の窓部分を切り取った外壁を暖炉に使用しています。右:NYの古いビルに使われていた鏡を壁面に使っています。経年変化で銀面が錆びています。
2006年に建築された貴族のカントリーハウスです。イギリス貴族フレミングファミリーの直系の方がオーナーで、007の原作者のイアン・フレミングは親戚だそうです。全ての建材がシャヴィーで家具は本物のアンティークでした。右:お祖母さんがイギリスで使っていたシェラトン様式の家具を置いています。

2014.12.26 DESIGNER

写真とインテリア

AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.40
今年も終えようとしています。皆さんはどんな一年だったでしょうか。3月までは消費税前の駆け込み需要でインテリア業界も盛況でした。当社は在庫を持たない受注製造のため、売上にはあまり関係ありませんでしたが、、。今年もしばらく続くアメリカを意識したインテリアやファッションが人気でしたが、来年はどのような新しいデザインが生まれてくるのでしょうか。私自身は4月のミラノサローネ、秋のアメリカ西海岸への取材旅行をしましたが、しっくりくるのはアメリカでした。

11月の新作ではアメリカンクラッシックをイメージした製品を発表しましたが、西海岸で取材した写真を展示の一部として使いました。私自身が撮りためた写真の中から、展示コーナー別にシーンに合う写真を選びパネルにしました。サイズはB0とB1と大きなサイズで、木製パネルにしました。LA住宅では家具だけでなく、インテリアの一部としてアートが使われます。日本では大きなアートは美術館に置かれ、小さな風景画しか使われませんが、LAでは壁面の空間を埋めるように大きなアートが置かれます。現代アートだけでなく、パサディナのハンティントンライブラリーへ行った時に家具と一緒にインテリアの一部としての展示も印象的でした。撮影に使用する住宅の現代アートが素晴らしく、当社の展示会でも家具に関係するアートパネルを製作し展示するようになりました。

10月にアメリカ西海岸の住宅を10軒訪問したのですが、壁の写真が印象的でした。1920年代のナビスコの工場だったビルを改装したロフトの住宅や、建築家の環境住宅もモノクローム写真を効果的に使い、壁面と空間のバランスをとっていました。訪問した中で一番印象的だったのが、トップフォトグラファーのグレン・ルッチフォードが作ったベニスビーチにあるThe Rose Hotel。カメラマンの彼自身が撮影した写真だけでなく、セレクトしたアートワークは素晴らしい物でした。しかも、トップフォトグラファーであっても、インテリアに溶け込むようなセレクトなのには感心しました。その他、どの住宅でも写真の多くはモノクロームの写真で、空間に違和感なく溶け込んでいました。

今回は、グレンさんのThe Rose Hotel、1920年代のナビスコ工場跡のロフト、LAダウンタウンのアールデコビルの3カ所かで撮影したカットとハンティントンビーチの夕暮れの写真を展示しました。各展示シーンに合っていたでしょうか?今は東京、名古屋、大阪ショールームの展示に使用しています。製品だけでなく、写真も見ていただければ、今回のコンセプトを感じていただけると思います。ぜひ、ショールームへ足をお運び下さい。 
                                 (クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇) 

グレン・ルッチフォードが作ったベニスビーチにあるThe Rose Hotel。撮影していたらちょうど70年代のクーペが通りかけたのでシャッターを押しました。今はこの年代の車が流行です。
展示したのはモノクローム写真ですが、元写真はカラーです。カラーでも雰囲気ある写真が撮れたのですが、モノクロームにするとより雰囲気が出てインテリアに置きやすくなります。The Rose Hotel、ナビスコロフト、ダウンタウンのイースタンビルのロフトです。