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2015.03.27|

DESIGNER

見えないけど大切

AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.44 先日、ソファ工場へ行ってきました。打合せが終わり、製品チェックの為に製造ラインを歩いたのですが、まだ張り上がっていないソファのフレームを見ながら、ソファは中の構造が見えないけど、座り心地や耐久性に関わる大切な所という事を改めて感じました。その後、ガレージで久しぶりに愛車のメンテナンスをしました。30年前に購入してずっと使い続けていた座席が、へたって掛け心地が悪くなってきたので、中身をリフレッシュしました。その時に中のウレタンやフェルトなど必要なパーツをソファ工場の職人さんに送ってもらい作業をしたのですが、購入してずっと座ってきたのに中についてはまったく知らず、張りを剥がした初めて見るシートの構造に感心しながら、ソファ工場での事を思い出しました。 家具と車の構造の違いはフレームです。フレームは家具は木材が使われていますが、車はスチールが使われています。強度も必要ですが、燃えないような構造でないといけません。家具はそのフレームにタッカーというホッチキスのような針で打ち付けて止めていきますが、スチールフレームにはタッカーが使えません。その為に金具に引っ掛けたり、針金で止めたりをして張り上げます。中身のクッションに使われるバネや、ウレタンはあまり差はありませんが、張り方法が違うので最初は戸惑いました。張りを剥がして見ると、中が全てバネ構造になっていて、かなり凝った作りをしています。53年前の道路事情に合わせたのでしょうか、振動が身体に伝わらないようにバネの上に身体が乗るようになっています。私と同い年の1962年生まれの53年間そのままの構造が現れた時には感動しました。53年前のドイツ車のシートは凄いなと。学生時代に中古の軽自動車、1972年製のスズキ・フロンテクーペを乗っていましたが、シートはへたって表皮のビニールレザーもボロボロでした、、。その頃の技術力の差だったんでしょうね。 30年前にアメリカ西海岸でレストアされて日本に来たので、下張りの麻布はボロボロでウレタンも少しへたっていましたが、まだ学生時代の車よりましです。表皮はまだ大丈夫だったので、今回は中身のみ張り直しました。ソファではフラットで自由に身体を動かせようにしなければいけませんが、車のシートは前後、左右に加重がかかり、身体をホールドする必要があります。その為に左右に盛り上がりを付けながら形を作っていきます。結局2席のシートの中身を張り替えるのに8時間以上かかってしまいました。おかげで、1962年製の身体は筋肉痛になってしまいましたが、カルマンギアのシートは新品のような描け心地になりました。 椅子も構造は表から見えますが、座や背の中身は見えません。ソファについては張り上がった固まりなので、構造がまったく見えません。また、中身を見る機会も普通はありません。でも、その中がとても大切なんです。耐久性や掛け心地に影響するのが構造です。デザインする時に、椅子はフレームの構造を描くので製作工場へ意思が伝え易いのですが、ソファは中の構造まで細かく描けません。工場での職人さんとの試行錯誤がとても大切なんです。皆さんもソファを選ばれる時にデザインだけだなく、中の構造も気にして見て下さい。中に何を使ってどのような構造かきちんと話せる、ショップか営業から購入されて下さい。 今年はミラノサローネには行きません。昨年からキッチン展のある年の隔年に行く事にしました。その代わりにアメリカ西海岸へロケハン取材に行きますので、夏頃取材レポートをしたいと思います。その前にソファ等見えない所をお見せする家具セミナーをするかもしれません。お楽しみに!          (クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)

2015.03.25|

DESIGN

マラソン走って来ました。

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.35 いまや一大ブームのランニング、先日の横浜マラソンも2万人を超えるランナーが参加してました。廻りでも走っている方が多く、出張の際にはランニングコースが名所の近くに宿を取り、お仕事前に走る方や、女性でも海外レースに参加して年間10本以上のレースを走る強者もいらっしゃいます。かくゆう私も、知人のマラソン自慢話に「そんくらい走れんだろ」と、ぶっつけ本番でレースに参加したのがきっかけで走るようになりました。 それから毎年レースに参加して徐々に記録を縮めながら、なんとかサブスリー(フルマラソンを3時間以内で走りきる)を目指すところまで来ました。しかし最近は年齢的な限界を感じて現状維持もままならず、なんとなくレースに参加する感じでした。ところが、マラソン女子金メダリストのQちゃんの指導で有名な小出義雄氏の「サブスリーを達成する為の3ヶ月メニュー」という著書を読む機会があり、ダメ元でやってみる事にしました。今までの適当な練習と違い、プチ陸上選手並み!インターバル走やビルドアップ、35キロタイムトライアルなんてメニューもあります。なんとかメニューの7~8割はこなしたでしょうか。すると、何となく効果が見えて来ました。これまで練習では出した事の無いタイムが出るようになりました。これでなんとか記録達成!?、と先週日曜にレースに参加して来ました。 気温が高いものの、まずまずのコンディション。体調も問題無し。レースのイメージは、前半押さえて脚を温存し、中盤イーブンで35キロからトップスピード、2時間58分でゴール!です。スタートからコースが混雑し、思うようにコース取りが出来ません。かなりのタイムロスで折り返しが1時間36分。想定タイムよりだいぶ遅れてしまいました。気温も上昇し、疲労がたまって来ますがここからペースアップします。走るマシーンと化して30キロを通過、タイムは2時間13分。残りの距離を考えるとかなり厳しいタイムですが、ペースを保ちどんどんランナーを抜いていきます。力技で40キロまでたどり着きますが、どうしようもない疲労が全身を襲い、時間は既に2時間54分!ちょっとめまいがして意識も朦朧。ここで勝負有り?何人ものランナーに抜かれてしまいますが、すでにがんばる気力もなく、どうにかこうにかゴールイン。タイムは3時間4分33秒。もうちょっとのところでしたがゴールした瞬間は悔しい気持ちも皆無、もう走らなくて良い安堵感で一杯でした。 自己記録は更新したものの、今回もサブスリーは達成出来ず。廻りからは「歳なんだからもういい加減辞めなさい!」という声も多く、この先どうするかはちょっと考えどころです。僕の勝手なストーリーでは「50歳までサブスリー達成、その後はトライアスロンに取りかかる」予定でいたのですが・・・。(エーディコア・ディバイズ/企画開発 武田 伸郎)

2015.03.25|

PRODUCT

PRODUCT : CERVO Ⅲ [チェルボ トレ] Chair

AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG Vol.24 草原に立つ若鹿のように、凛々しく躍動的なたたずまいのCERVO III( チェルボ トレ) 今回は、AD COREブランドの中から、CERVOⅢ/チェルボ トレを紹介します。チェルボはイタリア語で「鹿」と言う意味です。「鹿脚」と名づけられたスレンダーな脚とスチールフレーム。均整のとれたハイバックのプロポーションに 型押しのクロコダイルやハラコの毛皮をマテリアルに加え、ラグジュアリー・スタイルの新しいチェルボとして、2004年に発表しました。 エーディコアのロングセラー、CERVO/チェルボをさらに進化させ、高級感あるエグゼクティブバージョンとして2004年に生まれたチェルボ トレ。一体成型の成型合板シェルの背面は天然木の突板仕上げに、座り心地を決める背座表面はファブリック張りの贅沢な仕上げ。成型合板のしなりを活かした座り心地は、初代とはまた違った快適な座り心地です。特徴ある成型合板のシェルと、スレンダーなビーチウッド材の脚を繋ぐXフレームと名付けたスチールパイプフレーム。パーツ化された構造はメンテンナス性に優れています。モダンなデザイン性と共にスタッキング機能も持ちあわせています。 成型合板シェルは7枚の単板をプレスして成型しており、背面の天然木はビーチ材とマホガニーの2種類から選択ができます。チェルボシリーズの中で背を最も高くしたデザインは、男性の方でもゆったりと座る事ができ、長時間座っていても疲れにくく心地良くくつろぐことができます。アーム部分はそのシャープなスタイルに合わせたデザインに仕上げ、専用の金物で固定しています。またシェルの廻りにパイピング用の溝を設けて張り込むことにより、厚みを押さえたシャープなデザインに仕上げました。 チェルボ トレは、カフェやレストラン、オフィス、住宅等幅広くご利用頂き、雑誌掲載などにも取り上げられるADCORE ブランドの代表作とも言える製品です。金属と成型合板との斬新な異素材の組合せが、デザインだけでなくメンテナンス性にも優れた、永く使い続けられるダイニングチェアです。 (エーディコア・ディバイズ 企画開発/菊地 裕輔)    ■CERVOⅢ/チェルボ トレ 製品ページ ▶

2015.03.23|

DESIGNER

カリフォルニアスタイルの中の日本製

AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.43 4月に代官山にロサンゼルスの老舗高級セレクトショップのフレッドシーガルがオープンします。ロスではデヴィット・ベッカムが夫婦でプライベートジェットで買いに来る事で有名になりました。店には何度か行きましたが、高くてセールでしか買えませんでした。日本で先に展開しているロン・ハーマンはそのメルローズ本店の中にあり、元はフレッド・シーガルの一部でした。ブランドの関係性は複雑でよく分かりませんが、ロスではメルローズのフレッドシーガルの事はみんな知っていますが、ロン・ハーマンの事はあまり知られていません。いつのまにか日本ではロン・ハーマンが有名になってしまいました。それにしても西海岸を初めアメリカファッションの勢いは止まらないようです。 清澄白河と青山にアメリカ西海岸コーヒーのブルーボトルコーヒーがオープンしました。清大人気でオープンには3時間並んだニュースが流れていました。日本人の新し物好きにも驚きます。ブルーボトルコーヒーには昨年10月にロサンゼルスのアート地区にある店に行きました。その時の印象を以前のブログには書きましたが、お店のスタッフの清潔感と爽やかな接客が印象的ででした。今回はその店の事をもう少し書きたいと思います。 元はハンサムコーヒーという人気の店だったのですが、今はブルーボトルコーヒーになりました。シンプルな店で、店の三分の一くらいを焙煎の部屋になっています。でも、焙煎をしているのに焙煎の香りが店の中や外には漂っていません。カウンターは家庭用のペーパードリップでコーヒーを一杯ずつ入れるので、スタバやアースコーヒーのようなマシンが無く、シンプルです。きちっと髪を整えて髭を剃った店員が笑顔で接客してコーヒーを入れてくれます。店の中はホワイトオーク材のカウンターテーブルで、他のコーヒーショップのように背のある椅子やラウンジチェアがありません。スツールがあるだけなので、ゆっくりリラックスして休むというよりコーヒーを飲むだけの感じです。それでこの金額は高いかなと思ってしまいました。やっぱりコーヒーは多少座り心地の良い椅子があって、リラックスして飲めればもっと美味しく飲めるのですが、、。 店の中で豆も販売しているのですが、一緒にドリップ用の器です。中でも日本語表記の物が、、。日本のカリタの物を置いています。アメリカのコーヒーになぜ日本製の?。ペーパードリップはメリタ式とカリタ式があり、1908年に考案されたドイツのメリタ・ベンツが発明した1つ穴のメリタ式が始まりですが、1959年に日本の会社のカリタが真似をして、穴3つのカリタ式のドリッパーを作りました。その日本製カリタ式がブルーボトルコーヒーに置かれているなんて、なんだか不思議な感じです。日本のブルーボトルコーヒーの店にはカリタのドリッパーは置かれていませんが、ロスには販売しています。日本から遠いロスでカリタのドリップを見て、それが日本に出店したアメリカ西海岸の話題のブルーボトルコーヒーに置かれているなんて、少し嬉しく思いました。               (クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)

2015.03.11|

SHOWROOM

ショールームのお花や植物(名古屋・栄ショールーム)

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.113 エーディコア・ディバイズ名古屋・栄ショールームでは、季節やテーマに応じて植物やお花をディスプレイしていますが、今回はショールームから徒歩15分程の人気フラワーショップをご紹介いたします。ショールームでディスプレイしているお花や植物の一部もこちらのお花屋さんで見つけてきています。 栄・矢場町・伏見にほど近い、名古屋市中区栄でSHOPを構えるオシャレなフラワーショップ『deja-vu-デジャヴ-』。植物大好きと言うスタッフの方が、こだわりをもって仕入れたお花や観葉植物を多数取り扱っています。隠れ家的なたたずまいですが、中に入れば可愛いお花やオシャレな植物たちに出合えます。イメージや育て方など、親切に相談に乗ってくだる気さくなスタッフの方が対応してくださいます。 店内のディスプレイもとっても凝っていて、このお店にいるだけで楽しい気分になり、つい帰りたくなくなってしまいます…ショールームにお越し頂いた際、家具以外にもディスプレイのお花や植物も是非ご覧ください。季節のフレーバーティをご用意してご来場を心よりお待ちしております!(ショールーム担当:小田切 里子) 『deja-vu-デジャヴ-』のサイトへ

2015.03.05|

SHOWROOM

春のお茶ご用意しています(大阪・心斎橋ショールーム)

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.112 エーディコア・ディバイズ大阪・心斎橋ショールームでは、立春を過ぎてもまだ風が冷たい日が多く寒い日が続いていますが、今月より、春を感じさせるフレーバーティーをお出ししています。 春のフルーツの代表といえば苺ですが、2種類の苺を使った緑茶と紅茶をセレクトしました。一つ目は、とちおとめの緑茶。緑茶+苺なのでびっくりされる方も多いですが、とちおとめ特有の甘酸っぱい香りと味が爽やかな飲み心地です。もう1つは、紅茶ベースの「サクラ&ベリー」をご用意しました。こちらは、桜葉塩漬けがブレンドされた茶葉に、ベリーが入っているので、香りは甘くふんわりとした味で今の時期にぴったりです。どちらも飲んでみましたが、とちおとめの緑茶は苺本来の味がしっかりと味わえて、サクラ&ベリーの方は甘い香りが広がって桜の葉と木苺の味を感じる事が出来きます。どちらも苺を使っていますが、全く違う印象の春らしい味になっています。 ショールームのクッションやディスプレイも徐々に春仕様に変えています。家具の買い替えやお使いの家具のメンテナンスや布の張替えなどのご案内致しますので、ぜひお気軽にお問い合わせ、ご来店ください。お待ちしております。                                         (ショールーム担当:青木 由紀子)

2015.02.26|

DESIGNER

上質と高級

D CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.42 先日、上質について話をする機会がありました。品質の事だけでなく、全体的なイメージとなるとなかなか難しいテーマです。改めて上質について考えてみました。 上質とは直訳でHigh qualityの事ですが、欧米ではClassicと言われる事が普通です。日本ではクラシックと聞くと古く古典的なと思われていますが、、。クラッシック音楽とは古典音楽ではなく、最高水準で高尚な音楽と言う意味で、クラシックカーは古い車でなく、流麗な上質な車、ファッションでは、はやりすたりの無いスタイルという意味です。クラシック建築とは近代以前の建築という意味でなく、古代ギリシャ、ラテンの芸術様式にならった建築の事を指します。男性靴で先の尖って反り返った靴をイタリアンクラシコなどと称して販売していますが、まったくのでたらめで、イタリアンクラシコは職人が作ったオーソドックスで上質な靴の事です。 一方Luxuryという言葉があります。ラグジュアリーとは高級や贅沢品に使われます。最近はラグジュアリーと言うとなんとなくカッコ悪く感じます。昭和の時代、高級品があまり無い時代、店の看板に高級紳士服、高級下着、高級家具など書かれていた事を思い出してしまいます。本当の高級で自信のあるブランドは高級、ラグジュアリーなんて使いません。高級かはそれを買われる方や回りが決める事で、自分で言ってはダメです。海外でもラグジュアリーブランドと自分で言っている会社を見るとちょっと田舎っぽく感じてしまいます。 当社では2003年から新しい上質さをテーマにした「ネオ・クラシコ」ブランドを展開しています。ヨーロッパの伝統的な様式を今のインテリアに合うようにリ・デザインしたのがネオ・クラシコです。アメリカ西海岸で撮影を行い、ロケハンなどで住宅を見る事が多くなってきて、アメリカンと言われるジョージアンスタイルのインテリアや家具が中流層以上の多くの人々に指示されている事が分かりました。アメリカでジョージアンスタイルの代表的な建築とインテリアはホワイトハウス。 昨年10月にビバリーヒルズでフェデラルスタイルという東海岸スタイルの家を取材しました。有名デコレーターのマーティン·ローレンス・ブラードが手がけた住宅で、1930年代に建てられた家をクラッシックの基本と作法に基づいてモダンテイストも加えながらリノベーションしていました。クラッシックの基本は左右対称のレイアウトで、デコレーションされた小物は左右対称になるように必ず2つが置かれ、アーンと呼ばれる水瓶も置かれます。それを見てモダンテイストを加えながらもきちんと作法を守ったインテリアを作っているのに関心しました。 私自身、学生時代から家具本体の構造やデザインを勉強してきたので、上質なインテリアには作法があり、使われる家具にも作法や意味がある事を知り、使われるインテリアの歴史や作法から勉強しないといけないと反省した事を思い出しました。テーブルサイズも合板のサイズから作られたW1800×D900の奥行き900が日本の常識でしたが、フォーマルなインテリアではテーブル作法によってD1000以上無ければ使えない、テーブルのゲストが座るサイドに置かれるからサイドチェアと呼ばれるなど、様々な決まりがあり、それがクラッシック、上質なインテリアです。高級とは別物という事を理解しながら物作りをしなければいけません。 昨年末、アメリカンクラッシックのネオ・クラシコ・ヘリテージシリーズを発表しました。シャヴィーでヴィンテージなテイストは新しい上質さを感じていただけましたでしょうか?今年はそれがどのように進化するか、今年はどんなデザインをするか、、少し悩み中です。そろそろ企画をまとめなければいけません。                                 (クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)

2015.02.25|

DESIGN

新製品のご注文、お待ちしております。

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.34 先日、山形の工場へ行って来ました。皆さんもご存知だと思いますが今年の寒さと積雪は例年にも増して非常に厳しく、当日の天気予報も大雪の予報でした。(昨年は山形工場出張の帰り、関東地区の大雪の為、ポイント故障により新幹線が止まってしまい帰れなくなりそうになりました、、、)行きの峠は吹雪模様でしたが、平地は積雪は多いものの天候はそれほど荒れていなかったので、予定通り移動が出来ました。今回の出張は、物件の製品確認と、新製品の出荷前の確認が目的です。工場到着後のご挨拶後、各工場の部署廻るわけですが、外廊下や通路の寒い事!!現場用の防寒ジャケットを着ているものの寒さがジンジン伝わってきます。工場内は幾分暖かいとは言うものの、寒さの中での作業は本当に大変です。 予定の打ち合わせも済んで、最後に新製品の仕上がりの確認です。新製品の試作品は、試作担当の凄腕マイスターが製作します。細かいディテール、微妙な力加減、納めた後の使い心地や意匠的な仕上がり感など、何度もすり合わせしながら試作を仕上げて新作展示会でお披露目します。量産化する際にはソノマイスターが立ち会いのもと、ライン生産担当者へ製品のポイントや注意点を伝授しながら引き継いでいきます。製品の片側を見本として仕上げて見せて、もう片方をライン担当者に実際に作業をさせて善し悪しをチェックして進めます。指示書では伝えきれない、モノ作りの職人の勘所を伝える大切なところです。 1脚の椅子を仕上げるにも、渾身の力を込めて張り込むのが見ていて分かります。これから量産化が本格化する製品ですが、仕上がりをチェックする治具を用いながら注意深く作業は進み、最初の1脚を仕上げるのに大変な労力と時間を費やしました。全体の仕上がり、細部も含めてとても奇麗に仕上がりました。 昨年発表した新製品は、皆さんからたいへん好評をいただきました。これからたくさんご注文をいただけるのではないかと期待しております。1脚1脚、丁寧に仕上げて皆様にお届けします。(エーディコア・ディバイズ/企画開発 武田 伸郎)

2015.02.25|

PRODUCT

PRODUCT : 041-MODEL Chair

AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG Vol.23 アメリカン・ジョージアンスタイルをモチーフに、調和の取れた威厳あるデザイン041-MODEL 今回は昨年秋に発表したNEOCLASSICO Heritageの中から、041-MODELを紹介します。アメリカの植民地時代に大陸へ渡ったジョージアンスタイルをリデザインしました。サイズモジュールはゆったりくつろげるサイズ感ながら、日本で使い易いデザインにしています。スリップカバータイプも用意したことで、さらに豊かな変化のあるインテリアシーンを楽しんでいただけるダイニングチェアに仕上げました。 最大の特徴は、サイドチェアで幅480㎜、アームチェアで幅600㎜とゆったりとしたサイズ感。背も通常のダイニングチェアは100度ですが、よりリラックスできるように背当たりで110度傾けました。座は弾性ベルトをクロスに編み、その上に固さの違うウレタンフォームを多層に置き、ソファのような掛け心地を実現。座面はメンテナンスしやすいように取り外しが可能です。背は樹脂製ベルトのクロス編みにウレタンフォームを多層に置き貼り込みました。フレームはホワイトオーク材で、長く使える堅牢度と豊かな表情を出しています。今回NEOCLASSICO Heritageには使い込まれた上質なイメージを残しつつ、ナチュナルなヴィンテージ感を出した染色塗装、ヴィンテージホワイト(D-6)とヴィンテージブラック(D-7)を新たに用意しました。 スリップカバー(カバーリング)タイプは、カバーリングを変える事により、生活するインテリアシーンに合わせて表情を変えてお楽しみいただけます。カバー下のファブリックはベーシックモデル専用布が張られています。通常下張り用の布より強度があり、表面が滑りにくい仕上げをしています。カバーを装着した時に形が崩れにくくなる効果がある布を使用し、通常使用にも十分対応する事が可能です。また、カバーの座と背の接合部についてる布を、座のフレームにマジックテープで接合する事によって、座ってもズレないようになっています。アームチェアはアーム部内側にフェルトが付いており、アーム部の張り上がりの綺麗さと、木アームへの肘掛け時に柔らかなタッチを実現しています。 041-MODELは、使い方・素材感も大切にし、更にリラックスできるモジュールを追求しています。ベーシックモデルではシンプルなデザインを、スリップカバーモデルでは華やかさやモダンさを、様々な表情を楽しむことができる次世代に継承されるダイニングチェアです。 (エーディコア・ディバイズ 企画開発/菊地 裕輔)    ■041BC-MODEL 製品ページ ▶    ■041C-MODEL 製品ページ ▶

2015.02.18|

SHOWROOM

東京・広尾ショールーム建築ご紹介(東京・広尾ショールーム)

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.111 エーディコア・ディバイズ東京・広尾ショールームにご来場される方の中には、家具はもちろん、ショールームの建物にご興味を持って頂ける方も数多くいらっしゃいます。今回は東京・広尾ショールームの建物について、ご案内させていただきます。 エーディコア・ディバイズ東京・広尾ショールームの建物は、30年近く前に建てられたもので、当初個人の住宅だった所を、某著名人の事務所や店舗等を経て当社が本社ショールームとしてオープンして15年が経ちます。随所に贅を尽くした作りが見受けられ、まず3階までのガラス張りの吹き抜けが目を引きます。吹き抜け天井の一部は、鉄骨とガラスで緩やかなカーブを持たせたデザイン。床材は黒の大理石張りで磨き上げられ、壁面は御影石を贅沢に使用しています。金色に輝く真鍮の手すりの階段を登ると3階は天窓から柔らかな光が入る空間で、床材は杉綾のフローリングとモザイクの大理石の組み合わせ。当初から有ったバーカウンターは天板にもモザイクの大理石がはめ込まれ、厚みのある無垢材の天板が上質な印象です。今ではこれだけの材料を取り寄せるのも大変そうですね。 ぜひ、建築デザインのアイデアをお探しの方にもご覧頂きたいショールームです。家具との調和もとっても素敵ですので、色々な視点でエーディコア・ディバイズ東京・広尾ショールームにご来店下さい。春らしいベリー系のお茶をご用意してお待ちしています。(ショールーム担当:巻嶋 久美子)

2015.02.12|

SHOWROOM

おすすめカフェスポットのご紹介(名古屋・栄ショールーム)

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.110 エーディコア・ディバイズ名古屋・栄ショールーム付近のおすすめカフェスポットをご紹介いたします。 サカエチカ内にあるちょっと斬新な和カフェ「緋毬」は、和菓子職人とパティシエが作る新しいスイーツが楽しめるお店で、お洒落でスタイリッシュな店舗デザインも印象的ですが、ういろ・寒天・ぜんざい・かき氷…どれを食べても新体験・新感覚が味わえると注目のお店です。実はこのお店は、名古屋の老舗「大須ういろ」の新ブランド1号店。和と洋を取り入れた甘味が味わえます。テイクアウトもイートインもでき、店内は女性客が多い…?かと思い入ってみると男性客も半数ほどいらっしゃいました。少し休憩したいときなどに和菓子はさらっといただけるのでおすすめです。ランチタイムも営業していて、お茶漬けやぜんざいなども人気だそうですよ。四季や歳時記にちなんでメニューも変わって行くとのことで、楽しみです。 ショールームを出てすぐの地下道と繋がっておりますのでアクセスも良く、本当におすすめです!新感覚和カフェ、ショールームにお越し頂いた際は是非お立寄ください!!いつでもご案内いたしますよ。お待ちしております。 (ショールーム担当:小田切 里子)

2015.02.03|

SHOWROOM

浪速の味をご紹介します(大阪・心斎橋ショールーム)

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.109 エーディコア・ディバイズ大阪・心斎橋ショールームから徒歩5分ぐらいにある、少し珍しい浪速の味をご紹介します。 心斎橋商店街から少し入ったビルの1階にある「浪速オムライス」と言う一見普通のオムライス屋があります。お昼を過ぎた時間でも店内は満員!という、この辺りにはよくあるカウンターだけの小さなお店です。どこが「浪速」かと言うと、ケチャップライスを卵で包み、その上になんと「どて煮」がのっているんです。ちゃんとネギまでトッピングされていてます。見かけはボリューム感たっぷりでこってりに見えますが、ケチャップやデミグラスソースのオムライスより意外とあっさりしています。更に唐揚げやイカリングなど様々なトッピングもあってオリジナルなオムライスが楽しめます。もちろんふわふわ卵のみのプレーンなオムライスもあります。 大阪・心斎橋ショールーム付近には新旧様々なお店があります。ご案内致しますのでぜひお気軽にお声かけくださいね。皆様のご来店お待ちしております。                      (ショールーム担当:青木 由紀子)

2015.01.29|

DESIGNER

シャヴィーシックとヴィンテージ

AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.41 2015年も始まってもう一月が経ちます。本年もよろしく願いいたします。昨年は西海岸ファッションが世界を席巻し、緩く楽なファッションが人気でした。インテリアの世界でもナチュラルな素材やヴィンテージといった緩い家具が人気でした。1月20日の東京から始まったアメリカ西海岸インテリアレポートには500名近いお客様においでいただきました。名古屋、大阪を含め7回開催しましたが、その時セミナー毎、スライド写真を見ながらコメントしていて感じた事があります。 ウエストハリウッドにあるジェットライナービューの1956年住宅は、60年経ても内装や家具がそのまま使われ経年変化した全てが使い込まれて良い感じでした。ダウンタウン近くのアートディストリクトの1925年のビスケット工場では、構造やパーツをそのまま残してリノベーションされたアパートメントの建物自体が本物の歴史を感じました。2軒とも数十年経て変化した本物のヴィンテージです。そういった家を完璧までにリノベーションして、より価値を見いだす不動産取引はロサンゼルスで沢山見てきました。今回、別の日に訪問した住宅で、別の経年変化した住宅を見る事ができました。それはシャヴィーシックの住宅です。 サンタバーバラの2軒の住宅で、見た目はシャヴィーな雰囲気で数十年経た住宅としか見えません。使われている家具や建材そしてスイッチ類等も古く、大切に使われてきた住宅と勘違いしてしまいました。2軒の住宅とも数年しか経っておらす、1軒の家はまだ1年でした。よくある表面を古く見せただけの仕上げならパッと見ただけで見破る事ができるのですが、、まったく分かりません。シャヴィーシックをテーマに古い建材、材料を買い集めて全てそれを使って仕上げていったとの事でした。家自体は新しいのに表面に使われている材料や金物は全て中古品でした。新築には新品の材料という日本人からは考えられません。日本でも古民家を再生させて新品のような仕上げにする事はよくありますが、、。 デコレーターのオーナーから話を聞いて理解できたのですが、ロサンゼルスには古い金具の店や古材を扱う店があります。ここまでは日本でも取扱いの店はありますが、暖炉や外壁など家本体に付随していた物で、壊れてしまいそうな物まで扱っている店があるそうです。見せていただいた家の玄関ドアにはフランク・シナトラの玄関ドアまで付いていました。イームズなどのヴィンテージ家具を価値をつけて商売にするのはロサンゼルスで始まりましたが、今では古い家を取り壊した時にでる廃材を価値をつけて販売する商売まであり、新品より高い金額で取引されているのは驚きです。中古という考えではなく、経年変化した価値あるシャヴィーな風合いに価値を見いだすのでしょうね。よく考えると産業廃棄物にしかならない物を再利用する事はエコロジーで環境に優しい事です。 上記のヴィンテージ住宅、シャヴィーシック住宅どちらも時代を経た表面が特徴です。どちらが本物と考えるとどちらも本物のような、、。捨てる物を再利用するのは本当にエコロジーな良い考え方だなと思いました。私達がお届けしている家具達も時代を超え、ヴィンテージやシャヴィーなインテリアに合うくらい使われたいと思いました。さて、今年はどんなファッションやインテリアが新しく見えるのでしょうか。そういったニュースをお届けできればと思っています。                                  (クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)  

2015.01.28|

DESIGN

再びのテニスブーム到来

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.33 巷では、錦織選手の活躍でテニスが盛り上がっています。最近はテニスコートの確保が難しく、テニススクールもキャンセル待ちの状態です。先日新しいラケットを試そうと思って問い合わせしたら、人気商品のためモニターに廻す製品が無いほど売れていると言われました。今までそんな事は無かったのですが、スタープレイヤーの影響はすごいですね。 テニスブームと言えば、自宅近くにあるお店があります。古びた看板に「森下テニス」とあるので、テニスショップ?のようですが、営業しているかどうかも分からず何年も経過しました。時々シャッターが開いているのですが、ある日店の前を通ると店内に人の気配がしました。勇気を出して?お店のドアを開けてみると、オジさんがラケットにガットを張っていました。お店のファサードもかなりのものですが、店内も相当なものです。壁際にシューズや色んな製品が箱のまま積み上げてあります。壁には数本ラケットが掛けてあり、中には何十年も前のヴィンテージモノ(ウッド?!)のラケットがぶら下がっていました。オジさん曰く、最近はテニスグッズの利益率も悪く薄利多売の商売でないとやっていけない、このお店は近くに大学もあるので学生のガット張りでなんとかやっているのだそうです。確かにガットだけはたくさんぶら下がっている、床にまで•••。それから、ガットの交換はこのお店に頼むようになりました。「こんなお店に人が来るのかな•••」なんて思っていたのですが、以外に、というかたくさんいるのです。売れないであろうと思っていた製品が、来るたびに入れ替わっています、というか売れている、しかも安い。(ちなみにラケットは商売抜きの価格で売ってくれます)最近では色々このお店で購入するようになりました。 そんなある日、下北沢のマニアには有名なテニスショップ(「何でも鑑定団」で鑑定したりするオーナーのお店)に行った時の事。オーナーに『どこでガットを張っているの?』と聞かれました。「近所の不思議なお店で張ってます」『なんてお店?』「森下テニス」『えぇ~!森下さん!!』、と、いうことでそのお店、昔自社でラケットまで作っていた有名なお店だったのです。ストリンガー(ラケットにガットを張るプロ職人)としてもかなり有名な方でした。世の中、分からないものです。最初見た時は、つぶれた自転車屋?と思ったお店が、そんな歴史を持っていたんですね。 この間オジさんに聞いたら、1月に出た新製品がこのお店に廻ってくるのが4月になるとの事でした。昨今のテニスブームも、このお店にまで波及しているんですね。皆さんもテニスブームに乗ってテニスを始めようと思っている方、関心のある方はこちらのお店を覗いてみませんか?お店に入るにも、なかなか勇気がいると思います、、、ちなみに日曜はお休みです。(エーディコア・ディバイズ/企画開発 武田 伸郎)