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2024.9.26 SHOWROOM
年に1度の展示品セール開催
AD CORE DEVISE SHOWROOM COLUMN Vol.452(東京・広尾ショールーム)
まだ日中はまだ汗ばむ日もありますが、朝晩の空気は秋を感じるようになり過ごしやすい季節になってまいりました。秋はインテリアやデザインイベントがたくさん行われる時期ですが、エーディコア・ディバイズ各ショールームでは2025モデルの新作発表会に向けて、ショールーム展示品のスペシャルセールを開催します。今回は東京本社ショールームの移転に伴い、展示品売り尽くしの大変お得なセールになります。10月23日(水)~11月22日(金)まで各ショールームとWEB STOREで販売いたします。
各ショールームの展示品は、お客様からのお問合せが多い人気の商品や、昨年秋に発表した新商品を中心に展示しています。また、リビングセット、ダイニングセットでコーディネートしていますので、これからお引越のご予定のお客様にもご好評をいただいております。人気のソファセットMD-3211や、人工大理石(バイオマーブル)を天板トップに使用したダイニングセットなどお勧め商品をご案内しますので、お気軽にご相談ください。既に家具がお揃いの方でも、ラウンジチェアや単品チェア、照明、クッション、アートなど、空間を彩るアイテムなども特別価格でご提供しています。中には、80%offや90%offのお買い得品もございますので、掘り出し物を見つけて下さい。展示品セール期間中、11月には特別な企画もご用意しておりますので、お問い合わせください。また、遠方の方はWEB STOREよりご購入いただけますので、ぜひご利用ください。
毎年心待ちにされて、事前に下見に来場されるお客様もいらっしゃいます。ご来場が難しい場合は、ホームページのSHOWROOMのページからVirtual Tourで現在の展示状況をご覧いただけます。完全予約制にてご案内しておりますので、ホームページのショールーム予約フォーム、もしくはお電話にて事前にご予約ください。当日のご予約も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。(ショールーム担当:西條 恵理)
ショールームご来場予約はこちら▷
ショールームVirtual Tourはこちら▷
WEB STOREはこちら(10月23日オープン)▷


右上:NEO CLASSICOシリーズのダイニングテーブルNC-029とチェアNC-007M。
左下:A-modeのソファMD-3211-3PLは背の柔らかな山と座のカーブが特別な印象を与え、対面での座り方が新しいラブソファです。
右下:流れるような有機的なフォルムのキドニーソファNC-075。
2024.9.20 SHOWROOM
シリーズでコーディネートを楽しむ
AD CORE DEVISE SHOWROOM COLUMN Vol.451(名古屋・栄ショールーム)
エーディコア・ディバイズの家具には、シリーズ展開をしている製品があります。ダイニングチェアやラウンジチェアなど異なるアイテムでも、デザインが揃っているとコーディネートに統一感が出るのでお薦めです。今回は、名古屋・栄ショールームに展示のあるシリーズ展開している製品をご紹介したいと思います。
NEO CLASSICOの001シリーズは、ダイニングチェア・コンフォートチェア・カウンターチェア・ラウンジチェアと豊富なラインナップで人気があります。ダイニングチェアの001-MODELは、ベーシックなフォルムのシンプルで上質なチェアです。背の高さをハイタイプ、ロータイプをお選びいただけます。また、カウンターチェアはサイドチェアと同じ座面サイズなので、高さがある座面でも軽く腰掛けるだけでなく、キッチンカウンターなどでのお食事のシーンでも安心してご使用いただけます。ダイニングチェアよりゆったりしたサイズ感のNC-001Mのコンフォートチェアは、大柄な方にもゆったりとお使いいただけます。その名の通り、快適な(コンフォート)くつろぎの時間にぴったりのチェアです。ご紹介した001シリーズは、座り心地が良いので、高級和食店やラグジュアリーなバーカウンターなどでも多く採用いただいています。ベーシックなデザインですが、シンプルなフォルムの中にも凛とした存在感があるので、普段使いにもフォーマルなシーンにも幅広くお使いいただけるチェアシリーズです。
A-modeのMD-901シリーズは、チェアとラウンジチェアのご用意があります。シンプルなデザインなので空間を選ばずご使用いただけます。背は成型合板のシェルに柔らかいウレタンフォームを多層に重ねているので、腰を包み込むようなホールド感に定評があります。また、脚部は楕円形状を脚先に向かってシェイプした優しいデザインで、温かみのある優しい空間をコーディネートできます。MD-905ダイニングテーブルも同じ脚部の形状のデザインなので、ダイニングセットとしてお薦めです。MD-901Lにはオットマンのご用意もありますので合わせてお使いいただくと、よりラグジュアリー感が増します。ダイニングシーンとリビングシーンで同シリーズの家具をコーディネートすると、統一感のある空間になります。
「家具の組み合わせが難しい。」と悩まれている時は、是非シリーズ展開をしている家具を組み合わせてみてください。きっとまとまりのあるコーディネートが実現できると思います。
ご紹介した家具は、各ショールームに展示をしておりますので、実際に見てご検討いただけます。皆様のお悩みやご希望をお伺いしながらご提案させていただきますので、ぜひショールームへご来場ください。皆様のご来場を心よりお待ち致しております。
(ショールーム担当:水野 未佳子)
▷ご来場予約フォームはこちらから


2024.9.11 SHOWROOM
ディスプレイを秋色に
AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.450(大阪・心斎橋ショールーム)
まだまだ日中の日差しの暑さは続きそうですが、朝晩はようやく涼しい風が吹くようになり、秋の気配を感じる今日この頃。街中のショーウインドウも一気に秋の装いに変わってきましたね。エーディコア・ディバイズ各ショールームでもディスプレイを秋色にチェンジし、皆様をお迎えしております。
2024年秋のテーマカラーは、オレンジ・ゴールド・ブラウン・イエローで暖かみのあるカラーをアクセントにしています。ダイニングには、ケイトウやヘリコニアなどオレンジ系のお花を活けました。植物は秋らしく深みのグリーンをディスプレイにはドライフラワーなどの落ち着いた色味を取り入れることによって、グッと秋らしさが増します。小物やクッションカバーもテーマカラーで秋の暖かさを加えました。クッションとディスプレイ小物の色を合わせるとより印象が強くなります。ソファやカーテンのカラーを季節ごとに変えるのはなかなか難しいですが、クッションやディスプレイ小物に季節の色を加えるだけでもお部屋の印象は変わります。季節によって簡単に始められますので是非皆様も季節ごとにプチ模様替えをしてみるのはいかがでしょうか?
エーディコア・ディバイズの各ショールームではソファに合わせたファブリックを選んでクッションをお作りできます。「少しお部屋の雰囲気を変えたい」などご相談がございましたらショールームスタッフにお声掛け下さい。皆様のご予約・ご来場をお待ちしております。
(ショールーム担当:天川 唯)


2024.8.30 DESIGNER
西海岸ハイエンド住宅の経費を考える
AD CORE DEVISE DESIGNER COLUMN Vol.159
先日開催したアメリカ西海岸のハイエンド住宅レポートはかなりの反響がありました。アンケートの中で、内と外の掃除にどのくらいかかるのか?維持する経費は?との質問がありました。掃除だけでも心配するほど大きな住宅でした。日本では1人8時間で掃除できる広さが2,000平方メートル~と言われるので、今回紹介した住宅で大きい家は土地で0.69エーカー/2,792平方メートル/845坪、建物は18,500平方フィート/1,720平方メートル/521坪あります。家の中は1人で朝から夕方まで掃除して終わるくらいでしょうか。それにベッドメイキング、洗濯等があるので、中だけのメイドさんで2人それに料理を頼むならもう1人。外の庭は毎日1人、プールは1週間に一回程度の清掃は必要となり4人は最低必要となります。普通の家ならメイド1人と庭のガーデナーが週2~3回でいい所ですが、、。
経費は?と思われるかと思いますが、ロサンゼルスの住宅でメイドをしている方の多くはラティーナと言われる南米系の方です。200軒以上住宅を回りましたが、それ以外の人種の方を見た事はありません。ロケハンやツアーで見るミドルクラスの上のクラスだと1人のメイドさんが通いで3時間来ていて、洗濯と掃除をお願いして料理は自分でするオーナーがほとんどでした。そのメイドさんはほぼ、イリーガルの不法移民の方で、相場は3時間で高くで100ドル程度だそうです。アメリカ社会はメイドや庭師、レストランの下働きの方など不法移民で成り立っているので、トランプさんの言う不法移民の締め出しをすれば、社会が成り立たなくなります。セミナーで紹介した家だと1人200ドルで4人で1日800ドル以上のお金がかかる計算です。日曜日以外来てもらうと月に300万円、年間3,600万円以上、プールの水など管理費用を入れると4,000万以上はかかるのではないでしょうか。
住宅に住むと光熱費や維持費、固定資産税などがかかってきます。今回のオープンハウスの住宅を不動産エージェントとして見てきましたが、売主は不動産エージェントに支払う手数料などに7〜8%かかり、それと個人売主であれば、販売時にキャピタルゲイン税が18.3%、合計25%以上経費がかかります。今回紹介した住宅は2,995万ドル/43億4千万円なので、748万ドル/10億8千万の経費がかかる事になります。キャピタルゲイン税は繰り延べして払う事ができるようですが驚く経費です、、。購入者は不動産購入手数料2〜3%だけで、消費税や不動産登録免許税はありませんので、購入者は優遇されています。しかし、ロサンゼルスの不動産の固定資産税は物件価格の1.25%程度で購入金額に対して毎年課税されます。今回紹介した住宅は2,995万ドル/43億4千万円なので、37万4375ドル/5,428万円が毎年住宅の固定資産税として徴収されます。固定資産税は購入金額で決まるので、同じ位の大きさでも購入金額で大きく変わります。ロスでお世話になっているYASUKOさんの家は50年前に2500万円で購入したので固定資産税は低いのですが、隣の同じ広さの新築を10億円で購入したトミー・フィルフィガーの息子さんは固定資産税は年間1,250万円支払っているそうで、YASUKOさんの家と数十倍違うそうです。
さて、今回紹介した43億4千万円の住宅に住むためにはいくら経費がかかるのでしょうか。使用人4人で年間人件費3,600万円〜、あのクラスのプールだと水代と管理で年間1,000万円〜、セントラルのエアコンなどの光熱費は月に3万ドル/435万、年間5,220万円。それに固定資産税の5.428万を加えると維持するだけで月に1,250万円、年間1億5,000万円以上の固定費がかかる事になります。それに生活費など、、。アメリカでは年収の3倍から5倍の範囲が保有できる家の金額と言われていますので、年収15億円は最低必要なのでしょうね。2軒目のベルエア通りの住宅は5年前に1,500万ドルで購入して販売価格1,950万ドルと聞いて、利益が出ると思っていましたが、諸経費と税金でトントンな感じでした。でも新築で購入した家が5年後に1.3倍の価格で販売できるのはアメリカの住宅は財産なんだなと改めて思いました。アメリカでは一生のうちに5回住まいを変えると聞きます。生まれた家、独り立ちの家、結婚した時、家族が増えた時、最後は子供が巣立った時。最後の住まいを小さな家に住み替える事で生活費を得ると。住まいに貯金をする感覚なのでしょうね。
日本では都心を中心にマンションの価値が下がらないとも聞くようになりました。日本も資産価値が下がらないようになって欲しいものです。そういえば、YASUKOさんのウエストハリウッドの自宅が売れたと連絡がありました。YASUKOさんは早く日本に帰りたいので、今の家を大切に使ってくれる人ならと225万ドル/3億2,600万円で売ったそうです。50年前に2500万円で購入し、手入れしてきた家だからですが、相場よりかなり安く売られたとの事。私にとってはロスの実家のような存在だったので、少し寂しい気持ちです。ロサンゼルスの拠点が無くなって行く機会も減るかもしれませんが、機会があれば不動産エージェントとしてロスの高級住宅街を回ってみたいと思います。(クリエィティブディレクター 瀬戸 昇)


2024.8.29 DESIGN
次回が最終回?「アメリカ西海岸建築レポート」
AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.148
先週開催しましたWebセミナー「アメリカ西海岸建築レポート」ですが、皆様参加いただけましたでしょうか?アメリカはロスアンゼルスでカタログ撮影を行うようになり、撮影場所を探すために物件下見を重ねたことからスタートした西海岸の建築、インテリアレポートですが、今回でなんと27回目になります。今回も2日間の日程で1.000名を超えるお申し込みをいただき、好評の内に終了することができました。
「アメリカ西海岸建築レポート」は、当社のクリエイティブディレクター瀬戸昇が、カタログ撮影や建築見学ツアーのためロケハンや取材で実際に見てきた物件を、自身で撮影し取材した内容を皆さまにご紹介するセミナーです。下見する物件も、現地のエージェントから提案された物件ではなく、エージェントサイトの膨大な件数の中から瀬戸がセレクトし、ロケハンのリクエストをします。ロサンゼルスに行き始めた頃は、西海岸の真っ青な空と豊かな緑に囲まれた建築に、ただただ感激して見ていたのですが、場数を積むことでどんどん目も肥えてきました。数ある物件の中には、サイトの画像は綺麗ですが実際見てみるとそれほどでもなかったり、逆に期待してなかった物件が実際見てみると素晴らしい物件だったりすることも多々ありました。多くの物件を見ることで素晴らしい経験を積むことが出来ましたし、ロスアンゼルスの建築やインテリアの素晴らしさを体感することができました。そんなロケハンを重ねていくうちに「素晴らしい物件だけど、予算や間取りなど諸々の理由で今回の撮影には使用できない」という物件がいくつもありました。そんな物件を画像だけストックしているのは勿体無い、「素晴らしい物件をたくさんの方に紹介できれば」と思って始まったのが「アメリカ西海岸建築レポート」です。
カタログ撮影のための下見ロケハンでしたが、建築レポートを行うようになって瀬戸のロケハンの見方も徐々に変化してきました。後々チェックするため確認用に収めていた撮影も「レポートセミナーに使えるように・・・」体裁を整えて ”映える”画像で収めるようになりました。ロケハンをする物件も、撮影するか否かだけではなく、撮影では使用しないかもしれないけど、レポートで紹介したい物件も視察するようになりました。西海岸地区には、ビバリーヒルズをはじめ高級住宅街のエリアがいくつもあり、超モダンな住宅からクラシカルなアメリカン住宅まで眩いばかりの素晴らしいハイエンド住宅があまたの数だけ存在します。ダウンタウン地区には、F.Oゲーリー氏設計の先鋭的な「ディズニーコンサートホール」から旧い劇場を改装したアップル社の「アップルタワーシアター」のような歴史を感じさせる建築まで、魅力的な建築が目白押し、常にブラッシュアップされているので見たい建築が後を断ちません。日本ではほとんど知られていない物件が本当にたくさんあります。そんな素晴らしい物件の数々を、Webセミナーで皆様に紹介してきました。配信でお見せする画像は、現地に足を運んで実際に撮影した何千枚という画像を、一点一点画像補正しセミナー用の画像に調整します。セミナー開催後のアンケートでは「画像が綺麗で素晴らしい」とたくさんの方から感想をいただいています。(私などは、「自分の目で見てきたよりも画像で見た方が良いかも・・・」なんて思ってしまうくらい綺麗です)毎回、LIVE配信で開催しているWebセミナーですが、前日にショールームの打ち合わせ室を配信ルームにセッティング、リハーサルを行って本番に臨んでいます。機材の設置や配信中のカメラやマイクの切り替えなど、専門スタッフなどにはお願いせずに全て当社スタッフで行なっています。セミナー講師の瀬戸、PR担当の営業部長の下山含め精鋭スタッフがチームワークを活かしながら今後のWebセミナーも配信してまいります。
たくさんの素晴らしい建築物件をご紹介してきました「アメリカ西海岸建築レポート」、次回開催のインフォメーションもお伝えしておりますが、今のところ次回開催が最終回になる予定です。ロサンゼルスで長い間コーディネーターとしてお世話になっているYasukoさんが、住まいを日本に移すことになるためです。次回「アメリカ西海岸建築レポート」でご紹介する物件も、これまで以上に選りすぐりの建築、インテリアの物件ばかりをご紹介する予定です。後日、改めてご案内をしてまいりますので、皆様奮ってご参加ください。(開発 武田伸郎)

