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2021.02.21|

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抗ウイルス仕様のインテリア空間

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.106 文字通り三寒四温の時節、上着がいらないくらいの暖かい日があったかと思えば冬に逆戻りしたかのような寒い日もあり、体調管理も大変です。くしゃみをするにも気を使いますし、風邪をひいたりしたら大変なことになります。そんな状況の中、新型コロナウイルスの感染が広がり始めてから1年余りが経過してしまいました。日本でもようやくワクチンの接種が始まり、寒く厳しい冬もようやく終わろうとしています。感染者の数も徐々に終息に向かい始めているようですが、本当に感染が収まるまでは油断大敵です。 エーディコア・ディバイズでは、この感染が確認され始めてすぐに「抗菌塗装」や、抗菌仕様の実験を開始し、対策を始めました。手洗いや除菌作業と同様に、できるだけ感染のリスクを軽減して安全な生活がおくれるように家具に抗菌などの機能を持たせる対策を実施しました。しかし、抗菌仕様は早期に対応ができたのですが「抗ウイルス」対応は難航しました。資材や薬品の入手が困難で、試験や認可の取得も順番待ちの状態で時間がかかりましたが、当社の取り組みが早かったため、2021年の新作発表会には間に合わせてインフォメーションすることができました。 オプションでご注文をお受けする「抗ウイルス」仕様ですが、ここにきてご注文やお問い合わせが増えてきました。緊急事態宣言やロックダウンなどの人の移動や接触を制限しての感染防止ではなく、持続的な環境整備による感染防止策にシフトしてきたように思います。介護施設関係や住宅関係の展示場、ホームユースでのご利用など、様々なジャンルからご注文をいただいています。飲食や公共スペースでは不特定多数の方が安全にお使いいただけるように、ホームユースでは日々の生活が安心できる住環境にするために、感染リスクを抑える抗ウイルス対応のニーズが広がっています。塗料に薬剤が調合されているため、塗膜が劣化するまで継続して効果が得られる木部用の「抗ウイルス塗装」、ソファなど直接肌に触れても安心なファブリック用の「抗ウイルスコーティング」、レザーメーカーと共同開発した天然皮革の質感を活かした日本で初めての「抗ウイルスレザー」。抗ウイルス対応は3つのアイテムで対応しています。 これから本格的な感染収束に向けて、生活や経済も回復していかなくてはなりません。今後は新型コロナウイルスに限らず、感染予防がインテリア機能のスタンダード仕様になってくるかもしれません。1日でも早く、日常の生活に戻れるよう、少しでも安心な生活にお役立て出来るよう、エーディコア・ディバイズの「抗ウイルス」対応、是非ご検討ください。お問い合わせ、お待ちしています。(開発 武田伸郎)

2021.01.27|

DESIGN

オンラインミーティング活用術

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.105 新たな2021年がスタートして、早1ヶ月が過ぎようとしています。新型コロナウイルスの感染状況は日々めまぐるしいく変化していますが、今は1日でも早く安心して過ごせる日が来るように一人一人が感染防止に努めるしかありません。すでに1年の長期にわたり世界中がウイルスの感染対策を強いられていますが、この感染の発生により生活や仕事の面でも様々な変化がありました。オンラインミーティングの普及もその一つです。 感染防止期間中「出来るだけ人と接触しない」ことを推奨され、どうやってコミュニケーションを図るかが問われてきました。これまでもネット回線を使った会議なども使われていましたが、あまり広く普及はされていませんでした。しかし、昨年の移動自粛期間にZoomをはじめとするオンラインミーティングは、あっという間に広まって定着しました。当初はいろいろと問題があったようですが、利用者が増加するにつれどんどん改善されて、今ではいつでもどこでも他者とつながるコミュニケーションツールとなりました。TV放送でも必須のツールとなりましたよね。エーディコア・ディバイズでは、リモート出勤時の朝礼ミーティングから始まり、新作発表会をはじめ5回にわたるオンラインセミナーを開催してオンラインコミュニケーションツールを活用してきました。現在は、お客様とのコミュニケーション以外にも、生産をお願いしている工場との打ち合わせにもオンラインミーティングを活用しています。 エーディコア・ディバイズでは、アイテムの特徴により製品に適した工場に生産を依頼しています。木加工に特化した工場、張りが得意なところ、金属加工だけをお願いしている会社もあります。長年のお付き合いがあり定期的に訪問している工場ですが、移動自粛によりお伺いできない状況が今も続いています。昨年は新製品の開発でもZoomを使ったリモートミーティングを行いましたが、現在は製品チェックをZoomミーティングで行っています。複数の参加者が共通の資料やモニターを共有したり発言を行えるメリットを生かしての打ち合わせです。工場内での現場、設計室、東京の事務所など、各所から一同に参加できるので非常に効率的。スマートフォンで参加すれば移動カメラとしてのミーティング参加も可能になります。今は自粛制限で出来なくなっている「お客様による製品の工場検査」も、オンラインで開催できます。今までは出張の時間やコストを掛けて行なっていた工場検査も、オンラインなら効率的に実施が可能です。 はじめはギクシャク気味だった工場とのオンラインミーティングも、徐々にスムーズに開催できるようになってきました。(私も口が重いのですが現場の方はシャイな方が多いので・・・)来月からワクチン接種が開始予定で感染終息に向けて明るい兆しも見え始めていますが、まだしばらくは自粛期間が続くと思われます。1日でも早く感染が収束し、皆さんと安心してお会いできる日を待ちながら、それまではオンラインミーティングを活用しながら、しっかりコミュニケーションを取っていきたいと思います。(開発 武田伸郎)

2020.12.23|

DESIGN

2020年から2021年に向けて

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.104 特別な年となった2020年も、残すところあと少し。新型コロナの感染問題により世界中が影響を受け、今まで経験したことのない1年になりました。海外ではワクチン摂取が始まりましたが、収束にはまだしばらく時間がかかりそうです。感染を防ぐために人との接触を避ける、移動を自粛するなどの新しい環境に対応するために、私たちの生活でも様々な変化をもたらした1年でもあります。オンラインによるコミュニケーションが飛躍的に広がったのも影響による変化の一つです。 エーディコア・ディバイズでは今年の新作展示会をオンラインにて開催しました。例年のようにショールームでの新作展示会が困難なため、東京ショールームからオンラインによる新作発表会のライブ配信を行いました。最近ではさまざまな製品の紹介やセミナーが開催されていますが、オンライン特有の難しさや見やすくするための工夫が必要になります。当社では6月のWebセミナーを皮切りに10月の「ジンバルを使ったインテリア撮影」まで4回のオンラインセミナーを行い、その経験を生かして新作発表会を開催しました。 オンラインはどこからでも参加いただけるメリットがありますが、離れている方にいかにして見やすく魅力的に製品を紹介できるかがカギとなります。出演者の話し方やカメラのアングルなども大切ですが、クリエィティブディレクターの瀬戸がこだわったのがライブ感とムービーによる製品紹介です。オンラインでの展示会ではモニター越しで製品を見ることになります。スマートフォンによるカメラ撮影で製品に近づいて写すことはできますが、どうしてもクオリティが落ちてしまいます。そこで取り組んだのがスタジオでの動画撮影と製品紹介のプロモーションムービーの製作。骨子となる動画素材を元に、画像調整から動画の編集、音楽のセレクトまで瀬戸自らが全て監修しました。動画と音楽のマッチング、画像の繋がりや動きのスピードまでこだわったムービーが完成しました。 新しい製品のどこを見てもらいたいか、どのアングルからのフォルムが美しいか。プロモーションムービーにはそんな想いが込められています。そして各製品のこだわりと特徴は、ライブ映像で直接皆さんに語りかけました。プロモーションムービーとライブ映像、双方の効果でオンラインならではの新作発表会が出来たのではないかと思います。オンラインの新作発表会は終了しましたが、各ショールムで新作を展示しています。プロモーションムービーは各ショールームのモニターでご覧いただけますので、ご来場になって新製品と合わせて是非ご覧ください。来年1月13、14日には「アメリカ西海岸建築レポート」をウェビナーで開催します。こちらも是非ご参加ください。今年も大変お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。(開発 武田伸郎)

2020.11.25|

DESIGN

抗ウイルス仕様の家具

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.103 11月18日のオンラインでの2021年新作発表会は、新型コロナウイルス感染拡大により例年とは違った新作発表会となりましたが、たくさんの方に参加いただきました。今年の新作開発には、コンセプトやデザインと並行して、いち早く「抗ウイルス対応」の仕様開発を進めていました。 エーディコア・ディバイズでは、新型コロナウイルス感染が広まりつつあった3月には抗菌塗装仕様を取り入れ、安心して家具をお使いいただけるよう早急な対策を取りました。そしてその時期すでに「抗ウイルス資材」の開発を各工場と進めていました。抗菌と抗ウイルスでは、同じような感染防止策のように取られることもありますが、内容は大きく異なります。菌は目視が可能で個人でも試験をすることが可能ですが、ウイルスは国内でも限られた施設でした扱うことができず、認証試験も長い期間が必要となります。私たちはいち早く開発を進めて今回の新製品に間に合わせることができましたが、現在は試験を受けるのに1年以上待たなくてはならない状況のようです。抗ウイルス仕様の開発は、木部の抗ウィルス塗料、天然皮革の抗ウイルスレザー、張り地にコーティングする抗ウイルス加工の3アイテムを企画し準備を進めました。 抗ウイルス仕様の開発は、薬剤の調達からはじまり効果の承認、それぞれの加工を施した際の仕上がりに問題がないかどうか、そして抗ウイルス効果の試験を経て実際の製品に仕上げてチェックし最終確認を行います。今年の新製品には各社のご協力のもと、なんとか新製品に間に合わせることができました。抗ウイルスレザーは日本で初めて抗ウイルス性能を承認された天然皮革となりました。抗ウイルス塗料と抗ウイルスレザーは、トップコート材に薬剤を拡散して仕上げているので永続的に効果があります。ファブリックに施す抗ウイルス加工は、決められた工程でコーティングすることにより、風合いを損なうことなく、3回のドライクリーニングや50回の洗濯でも持続効果があるので安心してお使いいただけます。 一旦は終息に向かった感染ですが、ここに来て感染が進んでいます。更なる感染防止対策が大切になって来ますが、今回の感染が収まった後でも抗ウイルス対応は安心して家具をお使いいただくために欠かせない仕様になってくると思います。各ショールームには今年の新製品が展示してあります。デザインや使い心地と合わせて、抗ウイルス仕様の家具をぜひご覧ください。(開発 武田伸郎)

2020.10.26|

DESIGN

2021新製品撮影記

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.102 先日、新製品の撮影を都内某撮影スタジオにて行いました。今年はコロナ渦の影響で、フォトグラファーやグラフィックデザイナーとの打合せもWebを使って行いました。いつもなら、撮影カットの手書きスケッチを見せながら打合せをするのですが、今年はZoomの画面共有で3D画像を見せながら参加スタッフ全員でミーティングです。 スタジオでの撮影は使用時間で料金が大きく変わってくるので、準備と工程が大切です。いつも撮影のカット割りを手書きで作って進行していたのですが、今年はクリエイティブディレクター瀬戸が作成した撮影カットから、空間を3D化したイメージを製作し、スタジオ内のカメラ位置からレンズの高さまで割り出して図面化、精度の高い香盤表(撮影順表)を作り時間の短縮を図りました。また、今回初めてWeb製品発表会に使用する動画撮影をするために、模型を使ったシュミレーション動画も作りました。 昨今はスマートフォンの活用で動画データは身近なものになっています。しかし、プロショットとなると話は別です。スタジオ料金から機材、アシスタントのスタッフもスチール撮影とは別になります。カメラの移動にも専用の機材が必要になります。テレビや映画の撮影で目にしたことがあると思いますが、アングル移動にはレールを設置してカメラがぶれないようにトロッコで移動します。上下動の撮影には、被写体との距離が円弧移動にならないアームクレーンを使います。スチール撮影も照明セッティングや影の調整など大変な作業が多いのですが、動画はさらに大掛かりな準備やセッティングが必要でした。 撮りたい動画イメージをカメラマンに伝えながら撮影を進行。シャッターを押す瞬間の「間」とは違う、数十秒単位での動画撮影はスチール撮影とは違った緊張感がありました。それぞれのアイテムの特徴を捉えた数々の動画カット。11月18日に開催する2021モデル発表会に向けて編集作業中です。ショールームにご来場できない方にも、新製品のイメージをお伝えできるような動画をお届けしたいと思います。ぜひ参加ください。(開発 武田伸郎)

2020.09.28|

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特注収納家具のご紹介

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.101 エーディコア・ディバイズでは様々なインテリアスペースに活用いただくため、ダイニングスペースをベースにしたテーブルとチェアからリビング空間のラウンジチェアやソファを中心に、キャビネットや照明など幅広いアイテムをお客様のニーズに合わせてご用意し、お使いいただいています。そんな規格製品とは別に、当社では物件に合わせて制作する特注家具の対応を行なっています。 先日、シニアレジデンスの物件で、総ワイド4mを超える書棚と5mを超えるテレビボードのご注文をいただきました。ワイド寸法や天井までの高さを採寸し、きっちり納まる仕様で設置する収納家具です。当初はソファやラウンジチェア、照明器具などをスペックいただいていたのですが、「収納家具も製作出来ないか」とご依頼をいただき対応させていただきました。一般に作り付けの収納家具は、椅子やテーブルなどの「脚物家具」と呼ばれる家具とは違い、パーツを現場で組み上げて最終の納まりを見越して製作します。面積が広いので扉などの塗装仕上がりも大切で、テーブルやチェアと色調が調和していることも重要なポイントです。インテリアのイメージや収め方も大切ですが、詳細の仕様はコストの兼ね合いを見ながら詰めていきます。現調や設置に関わる配送や施工費も考慮しなければいけません。見せ所は手間を掛け、コストパフォーマンスを考慮しながら全体のバランスを加味して進めました。 今回納品させていただいたレジテンスでは、くつろいでいただくラウンジチェアやソファと同じくらい、皆様が集うライブラリーとモニタールームの収納家具がインテリアのメインアイテムとなっています。明るい色のフローリングと、ウォールナットブラウン色の壁面収納の組み合わせが落ち着いた雰囲気を醸し出します。ラウンジチェアとソファにセレクトいただいた上質なファブリックも、インテリアの設計コンセプトに沿ったくつろいだ安らぎの空間イメージを演出することができました。 エーディコア・ディバイズでは、規格製品の寸法変更から素材や塗装色のアレンジはもちろん、完全オリジナルの特注製品も制作しています。今回ご紹介したスペースに合わせたテレビボードや壁面収納など、個別の物件対応も行なっております。イメージや仕上がり、コストパフォーマンスを含めたご提案させていただきます。特注対応について、ぜひ弊社担当までご相談ください。(開発 武田伸郎)

2020.08.28|

DESIGN

特注製品の対応いたします

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.100 記録的な猛暑と新型コロナ感染対策に終始した今年の夏、本来なら少しずつ秋めいてくるこの時期ですが、まだまだ暑い日が続いています。新型コロナ渦の中、マスク着用が必須の状況下ですが、しばらくは熱中症にも注意が必要のようです。今回がデザインブログを開始してちょうど100回目のメールマガジンになります。今回は、ご存知ない方もいらっしゃるようなので、エーディコア・ディバイズの特注製品の対応をご紹介したいと思います。以前から手掛けている対応なのですが、今回納品させていただいた事例と合わせて、改めて紹介させていただきたいと思います。 エーディコア・ディバイズでは3つのブランドを中心に、ホームユースのダイニングやリビングスペースからオフィスやパブリックスペースのコントラクト物件まで、幅広いアイテムでお客様のニーズにお応えしてきました。素材やサイズバリエーションを豊富にご用意し、モダンデザインからクラシカルなスタイルまでインテリアに合わせてスペックいただける家具をご提案してきました。それに加え、お客様のニーズに合わせて部分的な仕様変更やアレンジを施したり素材の変更や塗装をご希望の色に合わせる仕上げ、ソファやテーブルのサイズを変更するなど、既製品の家具では難しいサービスを行ってきました。ご注文を頂いてから製作する「受注生産システム」のメリットを活かして、大幅な価格アップをせずにお客様の要望にお応えする特注対応です。さらに、お客様の要望に答えられるよう製品のアレンジだけではなく完全特注製品の制作も対応してきました。これまで完全特注の家具は「数がまとまらないと出来ない」「制作は可能だがコストが高い」ことが常識とされていましたが、これまで以上に生産の効率化を図り、お客様のニーズに沿った対応が出来るよう体制をさらに促進しました。 自粛期間中の真っ只中、日本でも有数のお鮨店のオリジナル椅子の問い合わせをいただきました。海外デザイナーが監修したインテリアと椅子のデザインはお鮨屋さんのイメージを凌駕した超モダンデザイン。チェアのイメージスケッチも「どうやって制作するのか?」と、悩んでしまうような意匠です。設計ご担当者の方の方曰く「コストを掛けても作れる工場がない」と、ご相談いただきました。制作台数は9脚、イメージに合わせて作るには型も必要になります。自粛期間中のため、お客様との打ち合わせや工場での確認も思うようにできませんが、意匠、ディテールについては3Dデータで確認し工場との打ち合わせはWebミーティングも活用し詳細を詰めていきました。木材のマテリアルを表現して指定のファブリックを張り込み、接合部のチリや全体のバランスまで3Dで見ていただきチェックを取りながら進めました。(今後は3Dプリンターでイメージ確認することも検討しています)座り心地や強度、重量も使い勝手でクリアしないといけません。制作可能な仕口や仕様を検討し、デザインとスペックを決定しました。 自粛期間中で打ち合わせも難しい時期でしたが、試作を作らずにイメージを掴んでいただきながら完全特注の制作を進めることができました。デザイナー・設計の方とデータのやり取りを重ね、工場と様々な課題をクリアしながら今まで見たことがないようなオリジナルチェアを制作して納品させていただきました。オーナーの方にも納得いただいた、超オリジナルなインテリアが完成、完全特注対応の実績の一例となりました。エーディコア・ディバイズでは、規格製品の寸法変更から素材や塗装色のアレンジはもちろん、完全オリジナルの特注製品も制作しています。テーブルやチェア以外にも、テレビボードや壁面収納など個別の物件に合わせた対応も行なっております。特注対応について、ぜひ弊社担当までご相談ください。いろんな角度から情報を精査してご提案させていただきます。(開発 武田伸郎)

2020.07.30|

DESIGN

オンラインセミナーの演出

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.99 1200名以上のお客様に参加いただいた第一回のZoomオンラインセミナーから1ヶ月経ち、つい先日Zoomを使用した第二回目のオンラインセミナーを行いました。今回はショールームの空間を感じていただけるようなセミナーになるよう、演出にも様々な工夫を凝らしました。いつもは開発部長の武田が執筆しているDESIGIN Blogですが、今回はセミナーの裏方、ディレクターとして参加した開発部富所からオンラインセミナーの裏側をお伝えします。 今回のセミナーはスマートフォンを用いた「インテリア写真の撮り方」講座。撮影を実演しながら操作方法をパワーポイントで説明するスタイルです。ショールームの3Fを会場に、講師であるデザイナーの瀬戸がインテリアを撮影しながら、カメラを持つ姿勢や立ち位置なども実演しながら説明します。機材を準備する上で前回のセミナーと異なるのは、講師が歩き回りながらショールームを撮影するということです。前回のセミナーはノートパソコンについたカメラで講師の顔だけを映していましたが、今回は撮影の実演する姿の全身を映したり、スマートフォンを操作する手元を写したり様々なシチュエーションに対応しなければなりません。 そこで今回「ジンバル」という機材を導入しました。ジンバルはスタビライザーとも言われ、カメラのブレや揺れを抑えてスムーズな撮影を可能にする機材です。セミナーではリアルタイムで撮影、放送するため通常のカメラ用ではなく、スマートフォン用のジンバルを用意しました。スマートフォンを用いた「インテリア写真の撮り方」講座ということもあり、お客様には動画の撮影に使用しているカメラもスマートフォンのものというご案内をしています。ジンバルは三脚に固定することもでき、セミナー序盤は固定した状態、実演の際はジンバルを手持ちに変えて講師の瀬戸とともに動きながら引いて撮ったり、手元を撮ったりライブ感のある撮影を行うことができました。お客様の家具を選ぶコーディネーターの方や、物件を案内する不動産関係の方などではお仕事にジンバルを用いている例があると聞きました。 カメラだけではなく、マイクもワイヤレスのものを用意し、同時に営業PRを行う営業部長の下山の音量や音質が合うようにテストを行い調整しながらセミナーを行なっています。オンラインでもショールームの空間が美しく見えるよう、ショールームのアイテムはLEDの撮影用ライトを用いてライトアップを行い、出演者に当たる光も調整しながらセミナーに臨みました。 今回のセミナーでは一部音声が乱れる場面があり、参加者の皆様には大変ご迷惑をおかけしました。次回のセミナーではこのようなことがないよう万全の準備を行ってまいります。来月8月にはアメリカ西海岸の住宅セミナーを予定しております。皆様のご参加お待ちしております。(エーディコア・ディバイズ 開発部/富所 駿)

2020.06.29|

DESIGN

ステイホームと家具のメンテナンス

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.98 新型コロナウィルスの移動自粛も解除になり、私たちの生活もようやく回復基調になってきました。一時は、飲食店はもとより公的な施設まで機能が止まってしまい街から人影が途絶えてしまいました。エーディコア・ディバイズの製品は、ホームユースから様々な商業施設やパブリックスペースにお使いいただいていますが、そういった施設がほぼシャットダウンしてしまったことになります。緊急事態期間は、当社でもチーム制で在宅勤務の対応を取っていましたが、自宅での自粛生活が一ヶ月以上続いたことになります。そんな営業活動もままならない自粛期間にお問い合わせをいただいていたのが、家具の張替えやメンテナンスのお仕事でした。 ホームユースでは自宅で過ごす時間が長かったため、椅子やソファの張替えを検討する方が増えたのですが、商業施設や飲食店などでも自粛休業中に普段ではなかなかできない椅子やソファの張替えのお問い合わせをいくつもいただきました。今回お話をいただいたお客様は、渋谷駅から徒歩数分の道玄坂にある大人のシガーバー「 IRIE 」さま。入り口の扉は栃の木、無垢材の温もりを最大限に活かしたミズメ材のカウンターの前にAD-023 ルッソカウンターチェアがセットされている上質な大人の空間のお店です。15年に渡り当社の製品を使っていただいていたのですが、今回椅子の入れ替えもしくは張替えのお問い合わせをいただきました。椅子の状態を確認し、予算も検討いただいて張替えの対応となりました。 ルッソは、2002年に発表したAD COREのチェアシリーズ。オーソドックスなデザインですがAD COREらしく構造にこだわり細部の仕上がりまでこだわった製品です。エーディコア・ディバイズの製品は廃盤がないため、非常に長くお使いいただいてるお客様がたくさんいらっしゃいます。20年以上お使いいただいているお客様から、製品のブランドシールの電話番号を辿って連絡をいただくこともあります。今回お店でお使いいただいていたカウンターチェアも、長期のご使用により、全体に汚れが目立ち座面のクッション性もだいぶ落ちていました。今回は張替えに合わせて座面のクッションも交換対応しました。汚れやキズもレタッチし、張り上がった椅子は見違えるように仕上がりました。リフレッシュしたチェアはこれからもお客様をおもてなししてくれると思います。 新型コロナウィルスの感染は国内では終息に向かいつつありますが、まだまだ一進一退の状況です。世界的な終息までにはまだしばらく時間がかかりそうですが、こんな時期にこそお使いになっている家具のメンテナンスを検討されてみてはいかがでしょうか。ホームページでもご紹介していますが、今なら抗菌や次亜塩素酸対応のファブリックもお選びいただくことができます。ソファなど違うファブリックで張り替えるとイメージも一新し、愛着のある家具も見違えるように蘇ります。普段はあまり使わない鮮やかなファブリックにしてみるなど、イメージを膨らませて検討してみてはいかがでしょうか。お問い合わせお待ちしています。(開発 武田伸郎) ■ BAR IRIE ■

2020.05.27|

DESIGN

緊急事態宣言解除と信頼の国内管理製品

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.97 先月のメールマガジンをお送りした4月末、これから日本でも欧州や米国のように感染が拡大するのではないかと不安な日々を送っていた時です。緊急事態宣言が出され、これまで経験したことのない自粛生活の日々を過ごしてきました。エーディコア・ディバイズでも出来うる限りの対策を取り感染防止対策の日々を送ってきましたが、今週ようやく緊急事態宣言が全国的に解除されました。感染の第2波の不安などもあり、まだまだ安心は出来ませんが次の感染対策の段階に進んだように思います。 当社でも緊急事態宣言発令により、様々な感染対策を行ってきました。出勤時の消毒から検温の徹底、オフィスのレイアウト変更から定期的な除菌作業。館内の加湿器に次亜塩素酸水をセットし除菌換気、次亜塩素酸水の価格が急騰したので、現在は次亜塩素酸水生成器を購入して次亜塩素酸水を作って使用しています。エントランスの消毒も、手動のポンプ式から手をかざすだけて消毒液が出てくる自動のタイプに換えました。人との接触を避けるためWebミーティングを推進し、必要なイヤホンやマイクなど備品を揃えて対応してきました。そんな対策で大変だったのが、必要な備品を揃えることでした。納期が掛かってしまっては意味がありません。ネットで入手できるものを探してみると、中国や海外生産のモノしかありませんでしたが、大手通販サイトで販売しているものなので大丈夫であると判断してもろもろ購入しました。ところが・・・。 出荷連絡があってから2週間以上たっても届かない、中には一ヶ月も掛かった製品がありました。しかも、届いた検温気は梱包がボロボロで説明書は中国語のみ、加湿器は3台とも水漏れ、報告すると返品せずに物も見ないで返金されました。次亜塩素酸水生成器も1台ごとに出来がバラバラ、組み立てもデタラメで使えるかどうかの確認もされていない製品でした。大手通販会社でこんな製品を扱うことも問題ですが、出荷するメーカーが売れれば良いとばかりに何の管理もしていない事に呆れるばかりでした。 そんな中、手配できる製品も増えてきたので国内の会社が管理しているメーカーにWebミーティング用の音響備品を発注してみました。高価なものではありませんが、指定通りの納期で梱包もしっかりしており、説明書もキチンと付いて着荷しました。もちろん製品に問題ありません。その他の資材でも、たとえ海外生産であっても日本のメーカーが管理して出荷しているモノは、品質管理がされており信頼が持てるものばかりでした。この緊急事態宣言中、いかに日本製品、日本の管理体制がきちんとしているかを実感した2ヶ月となりました。エーディコア・ディバイズの製品も、全て国内で生産し品質管理を行って出荷しています。長くお使いいただくためにメンテナンスや不具合の対応もしっかり行なっています。これからも安心してお使いいただける製品を、皆様のもとにお届けしてまいります。(開発 武田伸郎)

2020.04.24|

DESIGN

オンラインミーティング

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.96 いつもなら初夏の気配が漂う緑が芽吹き始める気持ちのいい季節。GW直前のそわそわした時期にあたりますが、今年はみんなで自宅で自粛する期間となります。連日、新型コロナウィルスのニュースで不安な日々が続いていますが、今は1日でも早くこのウィルス感染が終息できるように、出来うる限りのことを実践するしかありません。 エーディコア・デバイズでは感染が広がり始めた2月末から、検温や除菌の実施などを行い、感染者数の増加に即した社内の業務体制をステージごとに設定してきました。時差通勤やショールームの完全予約制、社内での3密を避けるためのレイアウト変更など可能な限り業務を遂行できるような対策も取ってきましたが、さらに自粛要請が広がってきたことを受けて、先週より社員スタッフを2チームに分けて在宅勤務体制を始めました。ニュースでも在宅勤務が取り上げられていますが、電話やメール、その他ネット通信ツールを活用しての勤務体制になります。 在宅勤務になると、業務連絡や外部との調整が多岐にわたる場合コミュニケーションが難しくなります。社内全体のコミュニケーションも一度に取るのが大変です。そこで、当社ではオンラインミーティングシステムの「Zoom」を活用しています。これまでスカイプ会議なども行ってきましたが、もっとスムースでフレキシブルに対応ができるシステムです。めんどうな準備も必要なく、いつでもどこでも簡単に参加できることが最大のメリットです。画面を通しての会話から図面やCADデータを共有しながらの打ち合わせ、ホワイトボードを共有してそれぞれが書き込みができる機能など、便利なスペックがたくさんあります。この自粛制限が解除になっても、ますます広がっていくシステムだと思います。 エーディコア・ディバイズでは、毎朝の朝礼と夕方の終礼を「Zoom」で行なっています。出勤チームも3密を避けてそれぞれのデスクから参加、在宅チームと合わせて合同朝礼を行なっています。まだ慣れないことが多いのですが、日々使うことによって活用度合いも進化しています。感染問題の在宅勤務で活用を始めたツールですが、工場との打合わせの他にもお客様への営業活動などで使用が増えてくるのではないでしょうか。今後は、会場を設けて開催していたセミナーを「Zoom」を活用した開催も検討しています。感染問題が収まっても、これからは必須のアイテムになると思います。(開発 武田伸郎)

2020.03.30|

DESIGN

国内で生産した家具を抗菌塗装仕上げで対応いたします

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.95 記録的な速さで桜が開花したこの春、暖かい日が続いて夏日まで気温が上がった日もあったというのに・・・先日の日曜日には都内でも雪が降り積雪まで記録しました。満開の桜と雪模様、いつもならあまり見ることのできない美しい季節の組み合わせに見入ってしまいそうですが、目まぐるしく状況が変化する新型コロナウィルスの問題で、残念ながら例年のように桜を楽しむ事もできなくなってしまいました。 そんな折、感染防止、感染対策には細心の注意を払い、エーディコア・ディバイズの製品をお願いしている九州の工場に製品確認に行ってまいりました。今回の工場視察では、皆様にご案内しています「抗菌塗装」の仕様確認も目的の一つです。世界中で大変な問題になっている新型コロナウイルス、家具業界に携わっている私たちに何ができるのか?今できることとして取り組んだのが「抗菌塗装」「抗菌ファブリック」のご提案です。手洗いの徹底やマスクの着用などと同様に、今できることで少しでも感染を防止できれば、とはじめた対応です。 新型コロナウィルスの問題が深刻になるにつれ、いろんなメディアで「抗菌」アイテムのPRも一気に増えてきました。建材やスプレーなどアイテムは様々ですが、手軽さや即効性だけではあまり意味がありません。今回採用した抗菌塗装は、ポリウレタン塗装のトップコートに高機能抗菌剤を配合し抗菌性を持たせ、塗装膜の中に均等に分散されたナノサイズの抗菌剤が効果を発揮する持続性のある抗菌塗装仕上げです。添加剤は無色透明で、これまでの通常塗装の仕上げと違いがないことも確認しました。エーディコア・ディバイズの製品は全て国内で生産しており、仕様の変更や対策がすぐにできることが強みです。新型コロナウィルスの問題が広がる以前に、塗料メーカーと工場で準備を進め抗菌塗装の対応を取りました。 新型コロナウィルスが世界規模に拡大していく中、日本での感染拡大も心配ですが不安がってばかりもいられません。お客様にはご注文をいただいた家具を、今までと同様にお届けしてまいります。お伺いした九州の工場でも感染予防をしっかりと行って、フル稼働で生産を進めています。エーディコア・ディバイズの「すべての製品は国内生産」、こんな時こそ Made in Japan の底力を発揮する時だと思います。抗菌塗装もぜひお問い合わせください。今できることを最大限に、エーディコア・ディバイズでは家具作りを続けてまいります。(開発 武田伸郎)

2020.02.25|

DESIGN

家具のお手入れ「除菌」についての注意

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.94 元号が変わり、令和2年もあっという間に2ヶ月が経とうとしています。この冬は記録的な暖冬で、厳しい冷え込みも少ない暖かい穏やかな日が続いていました。オリンピックイヤーの今年、これから春に突入して本格的に盛り上がっていこうという矢先、新型コロナウィルスの問題が発生してしまいました。 昨年末に発生が確認された新型コロナウィルスは、急激に問題が拡大し状況も刻々と変化しています。最近はTVなどの報道ばかりではなく、インターネットやSNSなど様々な情報が飛び込んでくるので、いろんな事に左右されてしまいがちです。正しい情報をつかむことは大切ですが、あまり情報に左右されることなく各自で出来る事をしっかり行ってこの問題に対処しないといけないと思います。マスクの着用や外出先からの手洗いやうがいの実施など、地道なことではありますが感染防止には大切な対策です。最近では感染を塞ぐために、手の触れる箇所の除菌クリーニングの施工が広がっています。一般的には病院などで実施されている作業ですが、家具の除菌については注意しなければいけないことがあります。 身の回りの除菌というと、手の触れる箇所を除菌効果のある液体やスプレー、またはシートなどで拭き上げる作業になります。ドアノブやハンドル、椅子やテーブル、ソファなども除菌する対象になります。注意しなければいけないのが、除菌材が家具に使われている素材を劣化や変質させてしまう場合があることです。使ってはいけない代表的なものが「アルコール」です。薬局などで販売されている除菌スプレーはアルコールが多く、成分表示を見るとアルコールではなくエタノールと記載されていることもあります。製品により濃度が変わり揮発してしまうものもありますが、いずれも木部の塗装やソファの布、人工皮革や天然皮革は変質してしまう可能性があります。(アルコール除菌剤でもしっかり拭き取れば影響がないタイプもありますが)ウレタン塗装を施したテーブルやチェア、布や人工皮革、天然皮革のソファなど、安心して使えるのが中性洗剤です。キッチン用やお風呂用など種類はありますが、家中の掃除に使える万能洗剤です。製品によっては、除菌率が99%以上で洗浄成分は100%植物由来で2度拭きの必要がない便利な製品もあります。ただし、中性洗剤でも直接振り掛けず、洗剤が残らないように拭きあげる注意が必要です。この時期、いろいろと不安になってしまいますが、慌てて除菌処理してしまい大切な家具を台無しにしてしまわないように注意しなくてはいけません。 ここにきて感染拡大を防ぐため、学校の休校やスポーツイベント、催事の自粛が要請されはじめました。これからの2週間が感染を抑えるための重要な期間になるようです。あまり過剰に慌てることなく、自分たちで出来ることをしっかり行って感染終息にむけて頑張りたいと思います。(開発 武田伸郎)

2020.01.30|

DESIGN

天領の町、日田市の工場訪問

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.93 関東地方に大雪注意報が発令された1月末、九州の工場へ行ってまいりました。来月納入する物件の製品検査と製品の確認と業務的な打ち合わせに、今回は業務管理と同行して製品確認以外にも配送やパーツ在庫についてなど、いつもとは異なるスタッフの方とも打ち合わせを行いました。 出発当日の東京は、夕方から雪の予報。翌朝にかけて積雪の可能性がありニュースで大々的に報道していました。東京は雪の予報でしたが西日本は暴風雨で大荒れの予報。夕方発の便はほぼ予定通りに出発し、無事到着できました。エーディコア・ディバイズの製品をお願いしている工場は大分県の日田市、江戸時代に幕府直轄の天領だったことでも有名な町です。九州とはいえ東北地方並みに寒さが厳しく、冬の工場訪問の際は防寒対策をして伺います。しかし今年は記録的な暖冬で、暖房機器のない工場内でも寒さを感じませんでした。(それでもここ最近では寒い方だと言うことでしたが)寒気に震えることなく、製品倉庫から品質管理室、工場の制作現場と廻ることができました。今回は規格モデルをカスタマイズした物件用のラウンジチェアと、商業スペースにお使いいただくハイバックのラウンジチェア、マンションの共用部にお納めするソファなどたくさんの製品を検品しました。 製品検品は、仕上がった製品が指定通りに出来ているか、寸法から張りの仕上がり、キズやガタツキがないかどうかなど、チェックしていきます。(今回は広いエリアに納品する大型物件があり、梱包の設置場所表記シールの確認も行いました)ソファやラウンジチェアはファブリックや革で仕上がりが決まってくるので、ちょっとしたテンションの違いや留め方の具合で見栄えが変わってきます。張り方もそうですが張り上げた後のセッティングもとても大事になります。エーディコア・ディバイズの製品は要所要所にこだわりのポイントがあるので、制作を手掛けるのは限られたスタッフのみです。納め方を熟知したスタッフに丁寧に仕上げていただいているのですが、慣れてくると少しずつ仕上がりが変わってしまうことがあり、気がつかないうちにそれが通常の仕上がりになってしまう場合もあります。それを是正するのも工場確認の目的です。工場で流れていた製品も、パイピングの収め方やコーナーや立体的な箇所の布の差し込み方など、仕上がりをスタッフの方と確認しながら擦り合わせを行いました。 夕方には製品パーツの確認も終えて、帰京の途につきました。大雪注意報が出ていた東京は甲信地方でちょっと雪が舞った程度だったようで、大きな交通の混乱もなく、帰りの便に乗ることができました。今回確認してきた物件の製品は、来月中旬から納品が始まる予定です。エーディコア・ディバイズの製品が、また新たにいろいろなところでお使いいただけるのが楽しみです。(開発 武田伸郎)

2019.12.24|

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年の瀬の工場研修

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.92 先日、9月に入社した2名の新入社員が、3ヶ月の研修期間を終えたので、エーディコア・ディバイズの製品を製造している工場へ研修に行ってまいりました。まだ本格的な寒さが到来していない東北の工場でしたが、やはり寒さが一段違います。例年よりは暖冬傾向とのことで雪も全くありませんでしたが、日差しのないところや床がコンクリートの工場内は寒さが身にしみました。 工場内では、各工程ごとに粛々と家具の製作が進行しています。新人スタッフは、入社後の研修で家具の主な材料になる「木」のことや作り方についてのレクチャーは受けているのですが、実際の製造現場を見るのは初めて。巨大なプレス機や、工場の天井までそびえ立つ電動ラックに収められた沢山の成型合板の型など、初めて見る工場の設備に圧倒されていました。今回の、研修先の工場は、図面データから精緻な機械加工まで連動した高度にシステム化された工場で、一般的な家具製作の現場を知る者にとっては驚くような加工技術ばかりです。パーツごとの専用治具にセットされた木材は、一旦セットされるといろんな角度に回転しながら様々な切削加工を経て精密なパーツが出来上がります。削る、切る、掘る!!複数の加工をいっぺんにこなしてしまう多軸のNCマシーンはまるでブラックボックスのようです。 それでも製品の仕上がりを決定付けるのはやはり人の力です。天然の木材や椅子やソファの張り地については、データと共に職人さんの感覚がとっても重要になります。完全には数値化できない天然皮革の伸縮性や天然木の木肌や滑らかさを仕上げ切るのは職人さんの技術と経験のなせる技です。「AIの時代」とも言われますが、微妙な手加減が仕上がりを大きく左右します。木製家具に温もりを感じるのはそんな手作業があるからかもしれません。今回研修したスタッフも、思いの外手作業が多い家具の製造現場にそんな思いを感じたようでした。 夕暮れまで続いた工場研修、空港へ向かう道すがら急に雪が舞い始め吹雪模様になってきました。これから本格的な冬が到来、厳しい寒さがやってきます。そんな厳しい環境の中、温もりのある家具が今日も創り続けられていきます。来年も作り手の温もりを感じていただけるような家具をお届けできればと思います。今年も一年ありがとうございました。(開発 武田伸郎)