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2022.11.07|

DESIGNER

ネオ70年代デザイン

AD CORE DEVISE DESIGNER COLUMN Vol.137 11月9日からエーディコア・ディバイズの2023モデルの新作発表会がスタートします。今年のテーマは「NEW70’」として製品作りを進めてきました。その触りを少しお話ししたいと思います。70年代のインテリアイメージはヴィヴィットカラーやプラスチックのイメージを持たれがちですが、それとは違い今のインテリアに合うようにリデザインされたセブンティーズデザインに注目が集まっています。注目されたのはファッションの世界で1970年代が注目され、若者を中心に新しい70年代の解釈がされ、さまざまなデザインにも取り入れられています。アメリカのオークションサイトでは1970年代デザインのソファが高額で取引されるようになり、ミッドセンチュリー家具から70年代家具に人気が移りつつあります。 私自身、小学校から高校まで1970年代をリアルに過ごしたので、昭和時代のファッションは古臭く、特にあの時代のファッションのベルボトムパンツなんてもう絶対来ないと思っていましたが、1990年代以降に生まれたY世代やZ世代にとっては生まれる20年以上前の時代の事で、古い感覚より新しい感覚で、今のファッションと組合せて使われています。私がデザインという言葉に初めて触れたのは1975年のスーパーカーブームでイタリアカロッテェリアの存在に胸踊らせた中学生時代でした。家具に興味を持ったのは高校のインテリアデザイン学科に入学してからで、書店の洋書コーナーでイタリアのインテリア雑誌のINTERNIやdomusを手に取った時の衝撃は忘れられません。また、その時代の洋書にあったオリベッティのマリオ・ベリーニデザインのタイプライターの広告で工業製品の美しさを知りました。 1970年代は、世界ではウォーターゲート事件、泥沼化していたベトナム戦争のサイゴン陥落よる終結、中東戦争での石油ショックの発生、スリーマイル島の原子力発電所の事故など暗い事が続きました。日本では大阪万博、沖縄返還、沖縄海洋博など明るい出来事が多くありましたが、日本列島改造論からの急激なインフレーション、石油ショックでの景気低迷やトイレットペーパー不足噂による狂乱、青酸コーラ無差別殺人、ロッキード汚職事件など暗いニュースも多くあり、1970年代の世相は今の時代に似て、不安が続く年代でもありました。その不安な時代の70年代終盤にその不安さを和らげるように世界では、柔らかな新しいデザインが生まれインテリアデザインにも多く取り入れられ、低い柔らかな形のモジュラーソファや椅子のデザインが生まれました。 2020年からの新型コロナウイルスの影響で、多くの人は働く場所や生活環境を急激に変える必要がありました。その事からリラックスできる環境空間や、目に優しい色合いと身体的心地よさが求められるようになりました。心を落ち着ける効果のある暖色系のブラウンや開放的な空間や、柔らかな座り心地のソファなど、70年代の柔らかなデザインが今の時代にピッタリだったのではないでしょうか。もう一つの70年代のファッションは、この数年、カジュアルな洋服の着こなしに対して社会全体が容認し、ノーネクタイやデニムでの出勤が許されるようになり、スニーカーがトレンドとして認められるようになった事、この閉鎖的な環境から解放されるようにリラックスしたフバギースタイルやオーバーサイズのファッションが合ったからです。しかし、1970年代そのままでなく、より進化したファッションやインテリアスタイルに生まれ変わってきています。 エーディコア・ディバイズではこの数年、エフォートレススタイル、大人のカジュアルをイメージしてデザインを発表してきました。2023モデルでは「NEW70’」として大人の快適なネオセブンティーズデザインを発表します。デザインだけでなく、より環境に配慮したこれからの家具がご覧いただけます。ぜひ、東京広尾、大阪心斎橋、名古屋栄ショールームでお確かめください。今回もレコードジャケットをイメージしたカタログ持ち帰り用のバッグやお土産を用意してお待ちしています。(クリエィティブディレクター 瀬戸 昇)

2022.11.07|

DESIGN

2023ニューモデル撮影レポート

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.126 このところ一気に気温が下がり、秋を通り越して冬が到来したような寒い日が続いています。寒暖差が大きい時期なので体調管理には注意したいところですが、冷たい雨の降る10月初旬、神奈川の某スタジオで今年の新製品の撮影を行いました。試行錯誤を繰り返し、瀬戸が撮影日直前まで九州と山形の工場を行き来してようやく新製品が完成。2日に渡って仕上がったばかりの新製品の撮影に臨みました。 今年はハウススタジオでのロケ撮影は行わず、白いホリゾントのスタジオでの撮影です。ここ数年で関東エリアの巨大な撮影スタジオが閉鎖してしまい、家具の撮影が出来る広いスタジオをキープすることが難しくなっているのですが、今回は国内撮影を長年お願いしているカメラマンの丸山さんが利用しているスタジオをキープすることができました。スタジオとバックヤードがとても広く、トラックで搬入口まで着けることが出来るのでとても便利なスタジオでした。今年の新製品はサイズもゆったりしていて重量感のあるアイテムが多いので、搬入や移動が楽だったのでとても助かりました。今回は2日間でイメージカットと製品カットを50カット近く撮る予定、加えて製品の特徴を収める説明カットはデザイナーの瀬戸が自分で撮るかなり強行な分刻みのスケジュールです。家具のスチール撮影もデジタル化されて以前ほどは時間が掛からなくなったとはいえ、光や陰影を作り込んでの撮影は簡単にはいきません。綿密な香盤表を元に早朝からスタートダッシュを掛け撮影を進めました。 今年の新製品は、構造資材をできる限り国産材を用いたりクッション材にリサイクルフォーム材のリボンテッドフォームを用いるなど、環境に配慮した製品創りを目指しました。その影響もあって今年の製品は、ボリューム感としっかりと重さのある製品に仕上がりました。座り心地も上質で快適なのですが、重量があるためスタジオでのセットや移動は大変です。大きなサイズになると製品を箱から出す作業だけでも大変な場面があったのですが、撮影スタッフの皆さんの協力によって撮影をスムーズに進めることができました。メインの製品撮影を効率よく進めるかたわら、瀬戸は自前のカメラで次々と説明カットを収めていきます。プロのカメラマンが驚くほどの手際良さ、瀬戸の説明カットは先に完了、時間のかかるイメージカットも加速度的にスピードを上げなんとか予定内の時間で撮り終えることができました。 2023のニューモデルのコンセプトは「NEXT  DESIGN  70’s」、どこか懐かしさもありつつ現在の視点には新鮮なスタイル。今年は視覚的にも手触りも優しい環境の負荷にも配慮したファブリックを採用して、快適でよりリラックスしたインテリア空間を意識しました。製品作りにもこだわりましたが、撮影にもこだわって良い画像が撮れたと思います。今月9日からはじまる 2023 ニューモデル新作展示で、ぜひご覧になってください。撮影した画像で製作したタブロイドをご用意してお待ちしています。(開発 武田伸郎)

2022.11.02|

SHOWROOM

環境に配慮した家具

AD CORE DEVISE SHOWROOM COLUMN Vol.382(名古屋・栄ショールーム) 朝晩は冷え込む日も多くなり、日に日に秋も深まってまいりましたが、いかがお過ごしでしょか。環境への配慮が求められる現在ですが、エーディコア・ディバイズでは、1985年創業から様々な環境への取組みをしてきました。 2022年モデルでは、より環境に配慮した製品作りにこだわリ、永くお使いいただける耐久性や材料を無駄にしない構造の製品を発表いたしました。その代表的な製品がダイニングテーブルのMD-1202Mです。ホワイトアッシュ材のフレームに人工大理石、バイオマーブルをトップに使用しています。バイオマーブルは、植物由来の原料を50%以上使用した環境配慮素材で、有害な原材料を使用していない環境に優しい建材というだけでなく、水のみで汚れも落ち易く、丈夫でキズも付きにくいため永くお使いいただけます。セットでお使いいただけるダイニングチェアMD-1201A/Cの脚部は、材料を無駄にしないデザインで、座クッションには耐久性のあるリサイクルチップウレタンを使用し、環境に配慮しながらも座り心地にこだわったチェアとなっています。このリサイクルウレタンは、以前から展開をしていますエブリシングクッションの中材にも使用されています。クッションカバーの天然皮革は、部位によって質感の異なるレザーを無駄のないように組み合わせてデザインされており、エコなクッションとしても人気があります。11月9日には、いよいよ2023モデルが発表されます。さらに進化した製品発表をどうぞご期待下さい。 環境への配慮を重荷に感じることなく、日常の生活にエーディコア・デイバイズの家具や小物を取り入れ、ストレスなく身近なところから環境への取り組みを始められませんか。何気ない日常がエコにつながる生活をお楽しみください。(ショールーム担当:水野未佳子) 2023モデル説明会参加申し込みはこちら▷

2022.10.29|

SHOWROOM

2023年モデル新作発表に向けて

AD CORE DEVISE SHOWROOM COLUMN Vol.383(東京・広尾ショールーム) 秋も深まり、今年は3年ぶりに各地でイベントが再開されたニュースを耳にするようになりました。インテリア業界では秋にイベントが多く開催されておりますので、足を運んだ方も多いと思います。当社でも、9月末から開催していた展示品セールに多くのお客様にご来場いただきました。次は、11月9日から東京・広尾ショールームでスタートする2023年モデルの新作発表に向けて準備中です。 2023年モデルは、新しい時代を見据え「NEXT DESIGN NEW 70’s」 をテーマに新製品を発表いたします。見た目に優しく身体や精神的にも心地よいネオセブンティーズデザインを目指しました。A-modeブランドからはダイニングセットを新たにリリースし、さらに、2002年モデルのAD COREブランドMASSAをシステムソファに再構築、また、2003年モデルのソファベットSOGNOをリデザインして東京・大阪・名古屋同時に11月9日(水)より展示発表します。また、各ショールームでは2023年モデルの展示と共に、各ブランドの人気モデルやお問い合わせの多い製品を新しい仕様でご覧いただけます。また、環境に配慮した新しいファブリックシリーズも加わります。これから春の新生活に向けて家具をご検討のお客様はぜひご来場ください。 ショールームでは、徹底した感染防止対策を行い、安心してご来場いただける環境を整えております。完全予約制にてご来場を承っておりますので、ホームページのショールーム予約フォームもしくは、お電話にて事前にご予約ください。当日のご予約も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。 (ショールーム担当:西條 恵理) ショールーム予約はこちら▷ 2023モデル説明会参加申し込みはこちら▷

2022.10.06|

SHOWROOM

ショールームを秋の装いに

AD CORE DEVISE SHOWROOM COLUMN Vol.381(大阪・心斎橋ショールーム) 暑さもだいぶ和らぎ、朝晩は秋らしい風が吹くようになってきました。街中のショーウインドウも一気に秋の装いに変わってきましたね。エーディコア・ディバイズ各ショールームでもディスプレイを秋仕様に変え、皆様をお迎えしております。 秋のディスプレイは、オレンジ系の実ものや、秋らしくダークグリーンなどの落ち着いた色味の植物を取り入れ、グッと秋らしい装いにしています。小物やクッションもオレンジや、グリーンを用いて秋の暖かさを加えました。ソファやカーテンを季節ごとに変えるのはなかなか難しいですが、クッションや小物に季節の色を加えるだけでお部屋の雰囲気はガラッと変わります。皆様も気分転換にお部屋の模様替えをされてみてはいかがでしょうか。エーディコア・ディバイズ各ショールームでは、家具の買い替えのご相談を承っておりますので、イメージチェンジされたい方や、困ったことがございましたらお気軽にご相談ください。 只今開催している展示品セールは10月で終了し、11月上旬には2023新作モデルを含む新しい展示がスタートします。是非、お近くのショールームにご来場下さい。WEBでご覧いただいた家具や、気になる家具がございましたら、ショールームで実際に掛け心地などお試し下さい。季節に合わせた暖かいフレーバーティをご用意してお待ちしております。 当社ショールームでは、引き続き完全予約制にて皆様のご来場を賜っております。ショールームスタッフのマスクの着用、定期的な換気、家具類の消毒、次亜塩素酸での加湿など、徹底した感染予防対策に努めて皆様をお待ちしております。ご予約のうえ、どうぞ安心してショールームへご来場下さい。(大阪・心斎橋ショールーム:天川 唯)

2022.09.30|

DESIGNER

アメリカ西海岸の今

AD CORE DEVISE DESIGNER COLUMN Vol.136 久しぶりにアメリカロサンゼルスへ行ってきました。2020年2月から2年半ぶりの海外です。アメリカ西海岸建築ツアーが復活できるか、現地のコロナ感染の状況や建築インテリア状況を見る事が目的です。2年半ぶりのロサンゼルス空港は少ない入国者数で混乱も無く、短時間に入国する事が出来ました。日本と違うのはマスク無しの人がほとんどで、空港内でのマスク着用を呼びかける垂れ幕だけが虚しく揺れていました。レンタカー会社のカウンターに並ぶ人のほとんどはマスク無しで、マスクをしている方が恥ずかしく思えるほどで、コロナ感染は無かったような雰囲気です。急激な円安で覚悟はしていましたがレンタカーもホテルも値上がりで、2年半前の2倍近い値段になっています。 定宿のウエストハリウッドのホテルは改装が終わり新しくなっていましたが、駐車場代が2年半前に1泊32ドルだったのが55ドルになっていたのには驚きました。いつも行くスーパーのTrader Joe’sでの生活必需品の値上がりはそんなに感じませんでしたが、高級オーガニック系のホールフーズではかなり値段が高く感じる物が多く、一般的な食品でもクラスの価格差が大きくなっているようです。ガソリンは市内の安い所でレギュラーで1ガロン(3.78L)5.2ドルと日本円で約200円と、2年半前の3.5ドルとはかなり値上がりしています。一般的なハンバーガーのFATBURGERのオリジナルが6.5ドルでドリンク付けて10ドルなので、日本円で1,450円。日本では同じ物が980円なのでかなりの割高です。エリアの価格差も大きく、サンタモニカのアボットキニー通りの普通のテイクアウトのサンドウイッチが20ドルと3,000円近くするので、ランチで1人5,000円払う事もありました。今のアメリカではエリアやクラスの差が大きくなったと感じました。 感染予防で外食する事はありませんでしたが、街の飲食店は感染前の賑わいに戻っています。インテリアやファッションの店がどうなっているか、ラ・ブレアにあるショッピングセンターのグローブを見に行きました。ザ・グローブはショーッピングモールの中でも勝ち組でしたが、行くとアパレルショップの多くが閉店していて中堅アパレルの苦境を感じ、いつも行く2階建の大きなスペースを持つインテリアのクリエイト&バレルだった場所がアップルストアに変わっていました。今、世界の企業の中で最も収益を上げているアップルは各地で新ストアをオープンさせていて、ザ・グローブの新ストアは昨年11月にオープン、同時期にダウンタウンにもアップルタワーシアターを新オープンさせいました。現地でも話題になっている2箇所を見てきました。 現在、主なアップルストアはノーマン・フォスターが率いるイギリスの建築設計事務所フォスターアンドパートナーズが設計しています。Apple at The Groveはグローブの中で最も大きなスペースがあり、9.5メーターの高さの全ての天井には鏡面素材が使用されその鏡天井が外まで伸び、店舗内の空気感を外まで伝える効果があり、道の向こうを歩いているのに店舗内にいるような感じを受けます。外のファザードには横3メートル、高さ9.5メートルの大きな引き戸があり、開け放された扉から反対側の扉を通して自然換気されています。両側の展示壁の前には16本の生木のベンジャミンツリーが床下に掘られたポッドに植えら、天井の直線状の天窓から自然光が取り入れられ外にいるようです。また、外のベンジャミンツリーと一体になったインテリアが建物内と外の空気の境界を無くしています。シャープでモダンな素材とナチュラル素材の組み合わせは、こらからのインテリアの方向性を感じます。 ダウンタウンのApple Tower TheatreはLAのダウンタウンの大規模都市再生のプロジェクトとして1927年にチャールズ リーによって設計された映画館を再生した店舗で、特徴的な時計台とテラコッタファサードと漆喰のインテリアを復元し、劇場の天井中心にあるドームには南カリフォルニアの空を再解釈したフレスコ画が描かれていました。一階の客席部は展示スペースで、二階の階段席には革張りのベンチが置かれ使い方レクチャーの席として使用されています。様々なフォーラムを行うアップル劇場としての機能もある店舗でした。アップルザグローブ、アップルタワーシアターどちらの店舗も劇場的要素を入れ、売るだけでなくブランドの世界観を見せるための店舗は、世界で最も収益を上げる会社の勢いを感じる店舗でした。 ザ・グローブのアップルストアにいて当社の広尾本社を思い出しました。エントランスも吹き抜け展示空間の前に大きな樹木があり、3階の天窓まで届く大きなベンジャミンツリーはここより背が高いかもと。やはり、生木の植物は癒されるなと思いました、ちょうど、11月初旬の新作展示前の展示品セールが始まりました。この機会にショールームへお越し下さい。アメリカ西海岸ツアーは現地プロデューサーYASUKOさんの完全帰国に伴い2023年2月に最後のツアー開催を予定しています。(クリエィティブディレクター 瀬戸 昇)

2022.09.29|

DESIGN

家具のメンテナンスはサスティナブル

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.125 あれほど暑かった夏も、台風一過、一雨ごとに少しづづ秋めいて過ごしやすい気持ちの良い季節になってきました。夏にかけて広まった第7波の新型コロナウイルスの感染もようやく終息に向かっています。もう3年余り続いている感染対策の生活ですが、私たちの生活にも色々な影響がありました。感染対策に基づいた、商空間やオフィスのリノベーション、在宅やリモート勤務に合わせた住空間の充実など、インテリアの業界にも様々な変化がありました。その中で増えていたのが家具のメンテナンス、椅子やソファの張り替えのお問い合わせです。 昨今はコントラクトやホームユース共に、サスティナビリティの意識が高くなっているので、リノベーションの物件でも家具を買い替えるのではなく、今まで使っていた家具をメンテナンスしてお使いになる方が増えています。お使いになっていた愛着のある家具を、手を加えてリフレッシュし、さらに永くお使いいただく、製作側もユーザーの皆様も双方で環境に配慮した空間作りが増えています。最近お問い合わせをいただく、椅子やソファの張り替えも、リノベーティブな対応の一環のようです。エーディコア・ディバイズ製品の張り替え対応は、痛んだ表面の張り地を変えるだけではありません。座り心地を左右する座面のベース部分や、クッション性を持たせるウレタン素材など、緩んでいたり劣化している場合は、手直しやパーツの補充を行い、見た目だけでなく使い心地もリフレッシュしてお届けします。ソファの張替えなどで、コスト的に割高な印象を持たれるお客様もいらっしゃいますが、布を剥がす手間等もありますが、中身までしっかり手を加えてお届けするための費用ですとご説明させていただいています。表面の張り地だけでなく、中身までしっかり手を加えた椅子やソファは、長年お使い頂いた愛着のある家具が見た目と同時に座り心地も刷新されるのでお客様にも非常に喜んでいただいています。 もう一点メンテナンスのお問い合わせで多いのが、天然皮革のキズや傷みについてです。天然皮革は鞣しや仕上げにもよりますが、椅子張り用のファブリックや人工皮革と比べても耐久性が非常に優れています。その分コストも上がってしまうのですが、天然皮革張りのソファは10年以上お使いになっても品質をしっかりキープしている例も珍しくありません。そんな耐久性のある天然皮革なので、一部分だけに傷がついたり、局所的に劣化が生じた場合、他の部分は全く問題がないのに張り替えてしまうメンテナンスを躊躇してしまう場合があります。本来であれば、全体を張り替えるメンテナンスがベストですが、軽度な症状の場合、費用的なご要望に合わせて、部分的な補修も可能な場合があります。傷んだ傷をウレタン樹脂などで補填、表面を研磨仕上げを施し、革の色に合わせて塗装補色するとても繊細なメンテナンス作業ですが、通常のご使用には問題ないレベルまで補修が可能な場合があります。お使いになっている革、痛んだ症状に合わせて対応を検討させていただきますので、お悩みの場合は是非ご相談ください。 エーディコア・ディバイズの製品は、ブランド発足時からご注文をいただいた製品のみを製作してお届けするサスティナブルな意識に基づいたモノ作りです。生産する側だけでなく、お使いになる方もサスティナブルの意識がますます高くなってきています。家具は生活の中で愛着を持って永く使い続けていくアイテムの一つ。新しい家具のお問い合わせはもちろん、お使いになっている当社製品のメンテナンスについても、是非お問い合わせ下さい。(開発 武田伸郎)

2022.09.22|

SHOWROOM

年に1度の展示品スペシャルセール開催

AD CORE DEVISE SHOWROOM COLUMN Vol.380(東京・広尾ショールーム) ここ最近、一気に秋を感じるようになり、過ごしやすい季節になってまいりました。秋はインテリアやデザインイベントがたくさん行われる時期でもあります。エーディコア・ディバイズでも11月上旬から2023モデルの新作発表会を開催します。それに先駆け、スペース確保のためにショールーム展示現品の一掃セールを開催いたします。9月28日(水)~10月29日(土)まで各ショールームとウェブストアで販売しております。 各ショールームの展示品は、お客様からのお問合せが多い商品や人気の商品、昨年秋に発表した2022モデルの新商品を中心に展示しています。また、リビングセット、ダイニングセットでコーディネートしていますので、これからお引越のご予定のお客様にもご好評をいただいております。ショールームの展示品は丁寧にメンテナンスをしており、状態の良いものが多いので、人気の商品は既にご売約となっているものもございますが、お勧め商品をご案内しますので、お気軽にご相談ください。既に家具がお揃いの方でも、ラウンジチェアや単品チェア、照明、クッション、アートなどの空間を彩るアイテムなども特別価格でご提供しています。中には、70%offや80%offのお買い得品もございますので、掘り出し物を見つけて下さい。対象商品は展示品となりますので、1点ものです。早い者勝ちとなりますので、ぜひお早めにご来場ください。 毎年、セールを心待ちにされているお客様もおり、多くのお客様にお問い合わせをいただいております。今年もコロナ禍での開催となっておりますので、完全予約制にてご案内しております。ホームページのショールーム予約フォームもしくは、お電話にて事前にご予約ください。当日のご予約も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。 (ショールーム担当:西條 恵理) スペシャルセール詳細はこちら▷ ショールーム予約はこちら▷ WEBストアはこちら▷

2022.09.21|

SHOWROOM

公式Instagramで最新情報をお伝えします

AD CORE DEVISE SHOWROOM COLUMN Vol.379(名古屋・栄ショールーム) 陽も短くなり、少しづつ秋の訪れを感じるようになってきました。エーディコア・ディバイズでは、毎日ショールームスタッフが公式Instagram( インスタグラム)を定期的に投稿しています。ぜひ当社Instagramをお楽しみください。 インスタグラムでは、カタログやホームページとは異なり、ユーザー目線の製品情報や人気の製品、お薦めの張地や納品させていただいたお客様のお声など、ショールームスタッフならではの視点で情報を紹介をさせていただいています。また、家具に特化した情報だけでなく、各ショールームでの日常の出来事や周辺地域の情報、ショールームのディスプレイや植物のご紹介など、皆様に興味を持っていただけるような話題を取り上げています。ホームページでご案内しているエーディコア・ディバイズの最新イベント情報なども、都度ご紹介させいただいています。これからのスケジュールでは、毎年秋に開催している期間限定の展示品セールのご案内や、2023新作モデルの情報などをご紹介していく予定です。是非お気軽に覗いてみてください。皆様のフォローもお待ちしておりします。 エーディコア・ディバイズの公式Instagramは、ホームページトップ画面から下にスクロールしていただき一番下のInstagramアイコンから、または、#adcoreで検索ください。これからも毎日、広尾・心斎橋・栄のショールームから最新の情報を発信していきます。お見逃し無く!(ショールーム担当:水野 未佳子)

2022.09.02|

SHOWROOM

大阪・心斎橋ショールーム SEDIC PLACEのご紹介

AD CORE DEVISE SHOWROOM COLUMN Vol.378(大阪・心斎橋ショールーム) エーディコア・ディバイズ大阪・心斎橋ショールームは、世界的な建築家・安藤忠雄氏が設計監修したSEDIC PLACEの2階にあります。 安藤氏独特のコンクリート打ちっ放しの建物は、一際目立つ存在です。 1階エントランスから2階の回廊には、この建物のオープニングの際に、安藤忠雄氏が自らセレクトしたニューヨークを題材にした写真が展示されています。その写真は、カメラマンの佐藤秀明氏が1967年より3年間ニューヨークに在住された時に撮影したもので、9.11のテロで崩れ去った今は無きワールドトレードセンタービル、ハーレムの日常や、公園でのチェス、ダンスの姿など活き活きとした写真ばかりです。 その建物の2階に大阪・心斎橋ショールームはあります。ショールームは通りに面した壁面いっぱいの大きな窓から自然光が差し込み、開放感溢れる空間が広がっています。ショールームでのお打合せの際は、お好きな家具や、お部屋の雰囲気が分かる写真等見せていただければコーディネートのご提案もスムーズに行えますので是非お持ち下さい。お部屋の図面をいただいて、プランを作成したり、コーディネートさせていただきます。私たちショールームスタッフは、お客様一人一人のライフスタイルやお部屋に合う家具をご提案させていただきますので、気になることがありましたらお気軽にご相談下さい。 季節のフレーバーティーもご用意しておりますので窓から気持ちのいい日差しを浴びながら、ぜひごゆっくりとお過ごしください。お待ちしております。(ショールーム担当:天川 唯)

2022.08.31|

DESIGNER

人間工学のモジュールは許容範囲として

AD CORE DEVISE DESIGNER COLUMN Vol.135 先日、人間工学セミナーを開催しました。1000名を超えるお客様にWeb参加いただきましたが、終了時に協力いただいているアンケートの感想やご意見の書込みが今までで一番多く、皆様からの反響の高さに驚きました。アンケートには「昔習った事を再度思い出した」、「参考資料を見て決めていた」、「人体寸法から割り出せれた数字が使われている事で認識が変わった」など沢山の感想をいただきました。今回の人間工学では高齢者のモジュールやカウンターの高さ、テレビを置く高さや距離など私自身も再度調べる事があり、勉強になりました。自分自身も人間工学的に高齢者(60歳以上)になっている事にもショックを受けましたが、何歳になっても勉強する事の大切さを知る機会になりました。 テレビの高さや距離については液晶やプラズマのハイビジョン対応の距離などの資料がありますが、メーカー推奨距離は4Kや8Kの高解像度からかなり近い観視距離になっていて、快適に見るための距離ではありません。現在のテレビの標準観視距離は,視力1.0で画素構造が見えなくなる距離で画面高の3倍以上とされていますが、この距離では画像自体を粗くなく見る事は可能ですが、画面全体を自然に見る事ができません。それは人間が自然に画像を見ることができる有効視野は左右30度程度だからです。高さは目線とテレビの中心の高さは同じと書いてある事が多いのですが、その高さは座る椅子やソファの座の高さや姿勢によって変わります。人間の日常生活での有効視野は上下20度程度でその範囲以内が最適な高さと言われます。しかし、楽に見る事のできる角度は-15度程目線を下げた状態です。この左右上下の有効視野は高齢になればだんだん狭くなってしまいます。 受付やキッチンの高さも人間工学から割り出されたモジュールで、カウンター高さは1000ミリ前後と決まっている事が多く、それに合わせて作る当社のカウンターチェアは座位点からの差尺は280ミリとしてSH750ミリ前後で設計されています。なぜ、この1000ミリのカウンターが決まったのか?と調べると、決まった理由については奥が深いものでした。郵政省のカウンター高さが1000ミリと決まったのは昭和46年ですが、人間工学的に人間が立った状態で肘を前に90度曲げた状態の床から肘頭までの距離、肘頭高(ちゅうとうこう)の高さと同じ作業台として1000ミリが割り出されました。これは日本でも検証されましたが、それより前にゼネラルモータース社のファーレイが男子と女子が立った状態の作業や上下の棚に手を伸ばす場合の台の高さなど標準値を定めた寸法が参考になっていますが、その時のモジュールは肘頭高距離が基本で男子で1050ミリ、女子で930ミリでした。現在でも日本人の平均から割り出された肘頭高の高さは男女平均1000ミリとして使用されています。 キッチンでは調理道具を使っての作業を行うために、その高さより100ミリ程度低い高さが良いとされ日本のJISではh800、h850、国際規格のISOではh900、h950となっていて、だいたいのメーカーからはこの4つのモジュールから選べるようになっています。これは日本人平均の肘頭高距離の1000から-100でh900となりますが、奥様が立たれる場合として女子の肘頭高距離平均のh964-100でh850が現在の標準キッチンの高さになっています。今は男性もキッチンに立たれる事が多いので、男女平均ではh900の方が男性女性両方が使える高さになるようです。しかし、私の母のように148センチの身長ではキッチン天板が高くステップを置いて料理をされている高齢者もいるのではないでしょうか?めったに台所に立たない身長180センチの父の方が使いやすそうでした。本当にその方に合ったキッチンの高さを出すためには肘頭高距離を測って、それから100ミリマイナスするしかありません。ご夫婦両方が使われる場合は平均値を、一方だけならその方に合わせた方が快適に使用できるようです。 産業に使われる人間工学の各部位は217箇所ありますが、モジュールは数百人の実際計測から平均値を出したもので、最高と最低からの5%の人は除外されます。その平均値から出されたモジュールですので、それから割り出されたモジュールを使っての製品は平均値から離れていない人は使用できるでしょうとの事です。洋服などでもサイズ感や下着など身体に合わせる必要がある場合はもっとサイズが細分化されています。しかし、家具など不特定多数の方が共有する場合は男女間の平均値で製作する必要があります。しかし、人間は器用なもので、ある程度の差は慣れで使いこなします。人間工学も絶対ではありません。許容範囲内で製品が作れる目安だという事を知る必要があります。 私自身は170センチと日本人の平均身長なので、自分が目安に作れるので恵まれた身体だと今では親に感謝しています。洋服など既製品が合うので、オーダーメイドはする事はありませんが、ジャケットなどは腕の長さが左右1センチ違うので、お直しに出します。メガネもまつ毛が長いので(鼻も低いのですが、、)鼻パッドが一体のセル素材の場合は、鼻パッドを金属の物に特注してもらいます。当社の家具はお客様一人一人に快適にお使いいただけるように、座の高さなど特注をお受けしています。ぜひ、ご相談ください。(クリエィティブディレクター 瀬戸 昇)

2022.08.30|

DESIGN

安心してお使いいただける抗菌塗装の家具

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.124 新型コロナウィルスの感染が始まって、すでに2年半が過ぎてしまいました。一旦は収束していた感染者数も、今年の夏には国内で第7波の感染が全国に広がり、心配な状況になりました。しかし、現在は感染者もやや減少に転じていて、長らく制限されていた感染対策も徐々に解除され始めています。まだしばらくは感染に注意が必要ですが、今回の新型コロナウィルスが収束したとしてもこれからは様々な感染症に対する対策が必要な生活になってくると思います。 新型コロナウィルスの感染が広がり始めた当初は、感染が広がらないためには何が有効なのか、どんな対策が必要なのか、様々な意見や試みがありました。マスクの着用や手洗い消毒、除菌や換気などが奨励され、飲食店には飛沫防止のアクリルパーテーションが必須となりました。テーブル席では使用のたびに除菌剤で消毒作業が行われ、身の回りの抗菌アイテムも一気に増えました。そんな中、エーディコア・ディバイズでは感染が広がり始めた第1波の2020年の春に、家具に用いる抗菌、抗ウィルス塗装の採用を目指し、塗料メーカーと協力して対応の準備を開始しました。 感染が広がり始めた当時、抗菌、抗ウイルス塗装の検討に入った際に、抗ウイルス塗装は認可の関係で採用するまでには時間がかかりそうでしたが、抗菌塗装は2003年頃に感染拡大したSARS(重症急性呼吸器症候群)の感染対策として塗料メーカーが開発した資材が存在していました。しかし、SARSの感染が収束し、日本国内への影響がほとんどなかったことから、抗菌塗装が活かされることはありませんでした。新型コロナウイルスの感染が広がりだした当初も、感染対策に採用するブランドもなく、家具を生産する工場でも抗菌塗装への関心はとても低いものでした。当社は、抗菌塗料のスペックやエビデンスを確認しすぐに対応を決定しました。抗菌作用を実際に自分たちで確認するため、培養器を購入して社内で抗菌試験を行い、菌繁殖の抑制状態や通常の塗装と耐性に違いがないことも確認し、2020年9月には全ての製品に抗菌塗装を標準仕様に変更しました。採用した当初は、抗菌塗装の効果や認知度も低かったため、お客様に感染対策への有効性をお伝えして徐々に広めていきました。(除菌スプレーや除菌加工は効果的な時間が制限されますが、抗菌塗装は塗装の塗膜が摩耗してなくならない限り効果が持続するなどはその一例です) エーディコア・ディバイズの製品は全て国内で受注生産しているため、全製品の抗菌塗装への仕様変更も早期に実現することができました。これから新型コロナウィルスの感染が収束した後でも、インテリア空間での感染対策は、スタンダードな仕様になってくると思われます。当社の製品は全て抗菌塗装が標準仕様になっていますので、家具をお使いいただくだけで抗菌対策になります。さらにオプションとして感染対策を進めた「抗ウィルス塗装」もご用意っしました。他にも椅子やソファ用の家具用張り地の抗ウィルス加工、日本で初めて天然皮革に抗ウィルス加工を施した抗ウィルスレザーの対応も行なっています。より安全で安心できるインテリア空間にぜひご検討下さい。皆様からのお問い合わせをお待ちしています。(開発 武田伸郎)