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2021.12.27|

DESIGN

名作ヴィンテージ家具のリペア

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.116 日本ではあまり浸透していませんが、エーディコア・ディバイズのカタログ撮影で訪れているアメリカの西海岸では、ミッドセンチュリーの家具を中心にヴィンテージの家具の取引が盛んで近年はますますその価値が高まっています。基本的には同じ仕様の新しい製品が購入できるにも関わらず、何十年も前のヴィンテージ製品が新品の何倍もの価格で取引されます。自動車や住宅もそうですが、欧米では旧いものを価値を高めながら大切に使い続ける意識が高いのですが、日本では「中古品」のイメージが強くあまり価値を見出しません。お国柄、文化の違いなのかもしれません。 先日、瀬戸が旧くからお世話になっている設計のお客様から、自宅でお使いになる家具のご相談があり、ショールームにお越しいただきました。20数年前に、宿泊施設や保養所など様々なお仕事をご一緒させていただいた方です。ソファやテーブル、特注の収納のご注文をいただいたのですが、今お使いの椅子のことで相談をいただきました。何十年もご自宅で使っている椅子が傷んでいるので補修ができないかと、1脚の椅子をお持ちになりました。塗装もかなり劣化し、座面も痛んでいましたが、デンマークの家具デザイナー Hans J. Wegner(ハンス・ウェグナー)氏の最も有名な椅子の一つ The Chair と呼ばれている JH501でした。フレームの接着も一部切れていて若干の歪みが出ていましたが、新品にはない「味」がありました。お客様はこの椅子の出所の記憶が曖昧だったのですが、実はこの椅子、その昔瀬戸がプレゼントしたものだったのです。 The Chair は、1949年にデザインされた椅子で、1960年のアメリカ大統領選でジョン・F・ケネディー氏とニクソン氏がテレビの討論番組で使用されたことでも有名です。お持ちいただいた椅子は、50年代のオリジナルではありませんでしたが、現行品とは仕様も造りも異なるヴィンテージ品。普通に使える程度に補修のご希望でしたが、雰囲気を損なうメンテナンスを施したくはありません。現在の状態を踏まえて、瀬戸の指示の基、メンテナンスを行いました。まずは表面の塗装剥離と仕上げ直しです。オーク材に染み込んだ劣化した塗料は導管に入り込んでいて中々落ちないのですが、開発スタッフの富所君が、初めは恐る恐る慎重に、時間を経るに従って大胆に仕上げ直しを進め、フレームのガタつきは接着をし直しました。座面の張り直しと塗装仕上げは九州の工場にお願いして、ヴィンテージ感を損なうことなく見違えるような仕上がりになりました。メンテナンスに携わった富所君も無垢材の質感や研磨の手加減、名作と言われる家具の仕口なども勉強になったようです。 先週、ご注文をいただいた家具と一緒に、メンテナンスを施したThe Chairをお届けしました。ご注文をいただいた家具はもちろん、メンテナンスを施したThe Chairの仕上がりもとても喜んでいただけました。何十年も使い続けている椅子をリフレッシュしてさらに使い続ける、まさにSDGsの意識そのものです。当社の製品でも、今週20年以上お使いになったチェルボのメンテナンスの依頼をいただきました。70年以上の歴史を持つThe Chairにはまだまだ及びませんが、当社の製品もヴィンテージの家具と呼ばれるまで頑張りたいと思います。(開発 武田伸郎)

2021.12.24|

SHOWROOM

家具選びと搬入経路

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.353(東京・広尾ショールーム) 新型コロナウイルスの感染が広まり、新しい生活スタイルも定着し、暮らし方や住まいを見直す方が増えているように思います。住宅においては戸建・マンション・別荘など種類は様々ですが、リビングやダイニングのご相談を承ることが多く、年間多くの図面を拝見させていただきます。そんな中でよくあるケースが、お部屋は十分なスペースがあるのに玄関からお部屋までご希望の家具を運び込めないケースです。家具をお部屋まで運び込むには、搬入経路の確認が必要となりますので、ポイントをご紹介します。 まずは、家具のサイズW(横幅)、D(奥行)、H(高さ)をご確認ください。 次に、玄関から搬入するお部屋まで搬入経路を確認します。 ・玄関ドアの幅、高さ(ドアノブも考慮する) ・玄関の幅、天井までの高さ ・廊下の幅、天井までの高さ(照明などの出っ張りも考慮する) ・搬入するお部屋のドアの幅、高さ(ドアノブも考慮する) マンションと戸建ての場合ではそれぞれ追加で確認する箇所があります。 マンションの場合 ・エレベーターのサイズ (入り口の横幅、高さ/内部の横幅、奥行、高さ) ・共有部分の搬入経路 ・室内の廊下の形状(玄関からお部屋まで真っ直ぐか、クランクしているか) 戸建ての場合(2階以上の搬入) ・階段の横幅、高さ ・踊り場の横幅、奥行、高さ ・天井や壁の照明等の突起物の有無 階段搬入の場合、折り返しがある場合は特に注意が必要です。 ご希望の家具をお部屋まで安全に搬入するには様々なチェックポイントがありますので、ご来場の際に図面をお持ちいただけましたら私たちも確認をさせていただきます。通常の搬入が難しい場合にも吊上げ搬入やクレーン車での搬入など承っておりますので、お気軽にご相談ください。 また、図面を見ながら搬入経路も考慮し、理想のお部屋づくりのご提案もいたします。当社のソファの中でもA-modeシリーズのMD-1105システムソファやMD-805ソファは、アームや背を外せる構造になっておりますので比較的狭い搬入経路でも搬入が可能です。人気のソファMD-210シリーズはコンパクトなサイズ感ですが、シェーズロングスタイルの組み合わせも可能です。 特に大型の家具を搬入する際は様々な条件をクリアしなければいけませんが、解決策がありますので、諦めずにご相談ください。 今年も残すところわずかとなりましたが、たくさんのお客様にご来場いただきましてありがとうございました。引き続き、完全予約制でショールームをご案内させていただきます。年明けは1月6日(木)より通常営業いたしますので、ぜひご来場ください。(ショールーム担当:西條 恵理) ショールーム予約はこちら▷

2021.12.15|

SHOWROOM

ホームページリニューアル

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.352(名古屋・栄ショールーム) 新型コロナウィルスの感染が発生してから2年が経過しようとしています。エーディコア・ディバイズでは、十分な感染対策を取りながら、今年も2022年モデルの新作発表会を行い、大変好評をいただきました。「環境に優しい安心」をテーマに発表した新モデルは、製品の製造過程での材料ロスを少なく考えられたデザインです。また、梱包仕様の改善にとどまらず、紙媒体での総合カタログの廃止など環境に配慮した取り組みを行っております。 それに伴い12月には、ホームページを一新しました。ビジュアルイメージも刷新し、より見易く、製品アイテムの検索もよりスムーズに行えるようになりました。従来通りBRANDからお好みのテイストに沿って検索も可能ですが、アイテムを絞っても製品を探すことができます。アイテム別にお探しの場合は、用途別にカテゴリーから閲覧できますので、他の商品と比較しながら検討し、お好みの製品を見付けてください。また、製品情報を確認したい場合にはCATALOGUESが便利です。ブランド毎に直ぐにご覧いただけるので検索がスムーズです。価格表もシリーズ毎に分けられているので素早く必要な製品の情報をご確認いただけます。また、お手元で製品確認をされたい方には新しく『ブランド・プロダクトリスト』が加わり、一覧で全商品をご覧いただけます。この『ブランド・プロダクトリスト』と共に「Material&Fabric」や「ミニカタログ」「NEWMODELタブロイド誌」が1セットとなったDOCUMENT BOXもご用意しておりますので、ご希望の方はお問合せください。 気が付けば今年も残すところ僅かとなり、街中は年末のイベントに向け華やかな装いに包まれています。新型コロナウイルス感染予防にはこれからも充分配慮をして、昨年までとはちょっと違う賑やかな年の瀬、年越しを楽しまれてはいかがでしょうか。名古屋・栄ショールーム近くのオアシス21にも恒例の冷たくないアイスリンクがも登場しました。是非お近くにおみえの際には当社ショールームにもお越しください。完全予約制にて皆様のご来店をお待ちしております。 (ショールーム担当:水野 未佳子) ▷ショールームご予約フォーム ▷カタログはこちら

2021.12.02|

DESIGNER

家具とインテリアのSDG’s

AD CODE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.126 SDG’s(エスディージーズ)を掲げる企業が増え、テレビでも聞かない日はありません。改めてSDG’sについて考えてみました。2015年9月25日の国連総会国連総会で採択された国際社会共通の目標で、2030年までの新たな持続可能な開発の指針として策定した「持続可能な開発目標」Sustainable Development Goalsが、SDG’s(エスディージーズ)です。17の世界的目標、169の達成基準、232の指標からなる持続可能な開発のための国際的な開発目標なのですが、全ての事を企業が目標として達成することは不可能で、様々な企業が17の目標に対して自分達の分野で取り組みを始めています。 17の目標の中で、家具やインテリア業界が目標として取組みやすくすぐにでも実行できるのは「11. 住み続けられるまちづくりを」と「12. つくる責任つかう責任」「15. 陸の豊かさも守ろう」の3つです。この3つを達成する努力をすれば、他の目標も目標に近づきます。具体的には下記の3つの目標に対しての達成基準に対して取組む事が可能です。 11. 住み続けられるまちづくりを:持続可能な都市及び人間居住を実現する -3 包摂的かつ持続可能な人間居住計画・管理の能力を強化。 -6 大気質、廃棄物管理への特別な配慮などを通じて、都市部の一人当たり環境影響を軽減 12. つくる責任つかう責任:持続可能な生産消費形態を確保する -2 天然資源の持続可能な管理および効率的な利用を達成 -4 製品ライフサイクルを通じて化学物質やすべての廃棄物の環境に配慮した管理を達成し、環境への排出を大幅に削減 -5 予防、削減、リサイクル、および再利用により廃棄物の排出量を大幅に削減 15. 陸の豊かさも守ろう:持続可能な森林の経営、土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する -2 森林の持続可能な管理の実施を促進し、森林破壊を阻止し、劣化した森林を回復し、森林再生を大幅に増加させる エーディコア・ディバイズでは、1985年創業から、永くお使いいただけるように「一度製品化した製品を廃盤にしない」無駄な物は作らない「受注生産のオーダーシステム」環境に配慮する「国内工場で有毒物質を含まない材料で生産」自然環境に配慮する「森林循環型の木材を使用」を行いSDG’sへの取組は始まっていたのかもしれません。しかし、今後、一層のサステナブルを考えた製品作りを目指すために2022年受注分より、梱包の製品梱包時に使用している養生材の化石燃料を原料とするプラスチックカバーや発泡スチロール等の保護材を全面廃止など様々な取り組みを行います。 SDG’sについて長く書いてしまうと、取組む事がとても難しい事のように思えます。一番は物を大切に永く使っていただく事が一番で、そのために、永く使えるデザイン、強度やメンテナンス性を考えた製品作りをする事が必要です。普段から使う物も、使い捨ての製品よりも、永く使える息の長い製品を選ぶようになれば、SDG’sを実践できると思います。などと、思いながら自分の靴を修理に出しに行きました。このコロナ禍で外出や出張が少なくなり、靴の裏を減らす事は少なくなりましたが、定番のデザインで、修理可能製法と素材で作られた靴なら数十年修理しながら履く事が出来ます。それも、修理可能な状態で修理に出すことが安価に長く使えるコツです。 新しい革靴は足が慣れるまでに時間がかかりますが、履き続けた革靴はソール内のコルクが足裏に馴染んでとても履きやすくなっています。それを捨てるなんてもったいない事なんです。また、永く使った物には愛着と思い出が残っています。修理から帰った靴を磨きながら、ミラノやパリの街を歩いた事を思い出していました。良い感じに使い込まれた靴を見ながら、自分もこのように良い感じになれれば良いのになとも、、。2022年モデルも永くお使いいただける製品になったと思います。ぜひ、ショールームでお確かめ下さい。(クリエィティブディレクター 瀬戸 昇) 環境への取組み 詳細はこちら https://www.adcore.co.jp/news/13927

2021.12.01|

DESIGN

脱炭素社会への取り組み

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.115 取り組みが始まった当初は、賛否両論があり、ちょっとした混乱もありましたが、今やお買い物の際には袋が有料になる事は常識になりました。世界的なカフェチェーン店がプラスチックのストローを廃止したり、プラスチックのゴミを出さないようマイボトルを活用したりと、大手企業が進めているカーボンニュートラル(脱炭素社会)とは別に、これまでの環境対策より一歩踏み込んだ対策が私たちの生活にも定着してきたようです。 サスティナブル、SDGsの取り組みも広がっていますが、家具を製作している私たちに最も関連があるのが、二酸化炭素の排出を削減して地球温暖化を抑える脱炭素社会への取り組みです。2021年は脱炭素社会元年とも言われており、大手企業ではSDGsの対策を大々的に進めていますが、エーディコア・ディバイズでは、ブランド発足当時からSDGsの指標に沿ったモノ創りを行なってきました。大量消費が経済の主役だった1980年代。たくさん生産し、単価を可能な限り抑えて最大数を販売する。旧くなったモノは新しいものに買い換えて消費する時代でした。そんな時代に、当社ではご注文をいただいたものだけを製作し、メンテナンス性を重視した永く使い続けることが出来る製品を送り続けてきました。製品化したものは廃盤にせず、発売から30年以上経過したモデルでも製品として今も生き続けています。 そして今、新たに取り組んでいるのが、カタログなどの印刷物の削減や、配送に使われる梱包材の化石燃料を原料とする資材を廃止する取り組みです。大切な家具をお届けした後に残るたくさんの梱包材。4人家族のご家庭にダイニングセットをお届けした場合、椅子4脚とテーブル1台分の梱包材が残ります。擦り傷や打痕を防ぐ「ミラーマットシート」やビニール袋、保護材の発泡スチロール等は、家庭用のゴミで処分するのも大変です。商業施設などの大規模な物件の場合、養生や梱包材の処分だけで、スタッフやトラックの手配が必要な場合もあります。梱包に使用された資材は「残材」と呼ばれ、1度しか使うことがありません。誰もがもったいないと感じている資材ですが、効果とコストの兼ね合いから廃止できないのが現状でした。 エーディコアでは2022年から新たな取り組みとして、化石燃料を原料とする梱包資材を廃止することにしました。リサイクル資材を積極的に取り入れ、環境に負担をかけない製品創りを目指していきます。コスト対策や製品配送の安全性など、難しい課題がたくさんありましたが、今取り組むべき事として出来ることから積極的に行なっていきます。日々改善を重ねてより良いSDGs、カーボンニュートラルへの対応を進めていきたいと思います。(開発 武田伸郎)

2021.11.30|

SHOWROOM

環境に配慮した新ファブリックシリーズ

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.351(東京・広尾ショールーム) エーディコア・ディバイズ各ショールームでは、先月発表した2022モデルと合わせて新しい展示がスタートしております。新作のダイニングセットやバリエーションが豊富になったシステムソファに加え、お客様からお問い合わせが多い商品や売れ筋の商品をブランドごとにご覧いただけるように、コーディネート展示しております。毎年、新作の発表に合わせて規格ファブリックの入れ替えも行なっております。今回は2022モデルのテーマである「Peace of mind and eco-friendly・環境に優しい安心」を踏まえ、環境に配慮したファブリックシリーズが加わりました。 ベルベット素材に織り柄をプリントしたEB(アースベルベット)シリーズと日本製のOW(オックスウェーブ)シリーズは、有害な化学物質が含まれていないことを証明する「エコテックス®️スタンダード100」を取得しています。各国の繊維製品への有害物質規制は様々ですが、「エコテックス®️スタンダード100」は全ての国の規制をカバーできるよう、世界最高水準の安全基準となっています。ショールームの展示品に採用しておりますので、ソファやチェアに張った雰囲気をご覧いただけます。 ゆったりとした奥行きとシンプルな形状のシステムソファMD-1105と、柔らかなフォルムが人気のチェアMD-901にはEBシリーズを張っています。ベルベット特有の滑らかな手触りがお客様からも好評をいただいています。シンプルになりがちなベルベットも、織り柄がプリントされておりますので風合いが出ます。OWシリーズはカラーがミックスされていますので、様々なカラーとコーディネートしやすいファブリックです。 新型コロナウィルスの感染拡大などの影響もあり、身の回りの物に安心・安全を求める傾向は、高まっているように思います。それだけでなく、物作りの背景にも関心を持つ人が増えています。エーディコア・ディバイズでも使われる材料から見直し、環境に配慮し「環境に優しい安心」な製品を2020モデルの新製品として発表しておりますので、ぜひショールームでご覧ください。ご来場をお待ちしております。 (ショールーム担当:西條 恵理) ▷ファブリックページ  ▷ショールームご予約フォーム

2021.11.19|

SHOWROOM

2022 NEW MODELの特徴

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.350  (名古屋・栄ショールーム) エーディコア・ディバイズ各ショールームでは、2022年モデルの展示が始まりました。2021年モデルでは「安心と安らぎ」をテーマに、コロナ禍でのインテリアを意識したデザインを発表しましたが、2022 NEW MODELは、そのスタイルを継続しながら、環境に配慮した「Peace of mind and eco-friendly 環境にやさしい安心」をテーマに進化をさせた商品です。永くお使いいただけるデザイン性と耐久性だけでなく、製造過程の材料のロスも少なく考えられた環境に優しい新モデルです。 新作の中でも目を引くのが、ダイニングテーブルMD-1202W/Mです。天板にホワイトアッシュ材を使用した木天板と、植物由来の原料を50%以上使用した人工大理石バイオマーブル樹脂を使用した天板をお選びいただけます。6㎜厚のバイオマーブル天板は、汚れも水でさっと拭き取れ、熱にも強く、ガラスと同等の硬さもありながら割れ難いという特性もあるので、お手入れも簡単です。また意匠的にも明るさを抑えたホワイトなので清潔感も演出できます。ソファセットは、昨年発表されたMD-1105にサイズ展開が増え、アームのオプションを選べるなどより実用的なスタイルに進化しました。また新たにリビングテーブルも発表されました。サイズ展開が豊富で、天板もガラスとホワイトアッシュ材を選べるなどバリエーションが豊かなのも特徴です。また、リビングテーブルだけでなくTVボードとしてもお使いいただけるサイズ感で、幅広くお使いいただけます。 また、これらのシリーズは新しくなったミニカタログにも掲載されています。ブランド毎に当社製品のほぼ全商品を掲載していますので、インテリアのテイストやお好みに合わせて選びやすい構成になっています。巻末には代表的なファブリックと、マテリアルも掲載していますので、外出先での急なお打合わせや、詳細を確認していただく際にも役立ちます。コンパクトな一冊ですが必要な情報が凝縮された、とても充実した内容となっています。是非ご請求ください。 新型コロナウイルス 感染者数も減少傾向にあり、人の動きも徐々に活発になり元の生活に戻りつつありますが、当社ショールームはご来場組数を限定し、完全予約制にて対応をしております。ショールーム内も徹底した感染予防対策に努めておりますので安心してご来店ください。皆様のご予約をお待ちしております。 (ショールーム担当:水野 未佳子) ▷ショールームご予約フォーム

2021.10.30|

DESIGNER

建築写真家とカリフォルニアスタイル

AD CODE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.125 昨日から2022年モデルの新作展示がスタートしました。新作展示の後ろに飾られている大きな写真パネルと、ショールームでお渡ししている大判のタブロイドカタログの表紙の写真が、今までの当社のカタログとは印象がかなり違うので、お客様に驚かれています。今回の新作のカタログ用写真は古都鎌倉にある築90年の古民家で撮影を行いました。その写真は今までロサンゼルスで撮影してきたカタログ写真と全く違う印象で、反響を心配したのですが、お客様の反応は好意的でとても良い感想を頂いて少しホッとしています。 今回の新作はカリフォルニアスタイルのエーモードからの発表なのですが、カリフォルニアスタイルの家具を日本の古民家の撮影とは、不思議に思われた方もいると思います。新型コロナ禍の中でロケに行けなかったからなんだろうと。しかし、私にとってはごく自然な流れだったんです。それはいつかブログでも書いたのですが、建築家のリチャード・ジョセフ・ノイトラらが始めた新しいモダン建築のカリフォルニアスタイルの源流が日本建築だったからです。世界のモダン住宅の基本にもなっているカリフォルニアスタイルの源流が日本で、そのカリフォルニアスタイルに合うデザインすればモダンインテリアに合う家具になる事を想像し、A-modeブランドを創りました。 ロサンゼルスのケーススタディハウス#22のスタール邸もカリフォルニアスタイル建築の一つです。この住宅を世界的に有名にしただけでなく、建築写真をアート的な価値に高め、カリフォルニアのモダン建築の美学を世界中に広め沢山の建築家を有名にしたのはジュリアス・シュルマン。シュルマンは1936年にノイトラの事務所で製図技師として働いていた時に、コダックのポケットカメラでハリウッドのノイトラ建築を撮影した写真が、ノイトラの目にとまり建築作品の撮影を依頼を受けるするようになり1950年に独立しました。その後、ノイトラ建築のほとんどを彼が撮影しました。ここでもノイトラが関係していた事は驚きですが、フランク・ロイド・ライト事務所から始まったカリフォルニアスタイルが、ノイトラが形にしてそれをノイトラのスタッフだったシュルマンが世界的に広めた事を知り繋がっている事に少し驚きました。シュルマンはアメリカ建築家協会の名誉生涯会員資格を与えられた唯一の写真家です。 シュルマンの撮影した住宅はノイトラの代表作のカウフマン邸、ピエール・コーニッグのケーススタディハウス、イームズの自邸など、建築に詳しくなくても彼の撮影した建築は知っている方も多いのではないでしょうか。彼のクライアントはフランク・ロイド・ライトからオスカー・ニーマイヤーとミース・ファン・デル・ローエなど1950年代から60年代のミッドセンチュリー時代の有名建築写真のほとんどを手がけました。Life、Look、Timeなどの雑誌に掲載された写真から、建築様式としてのモダニズムの広報に重要な役割を果たしました。その事によって、近代的な家を促進することを目的とした「ケーススタディハウスプログラム」プロジェクトが立ち上がり、ピエール・コーニグなどその時代の若手建築家が手がけた多くの家が、カリフォルニアのモダン建築の象徴となりました。その源流になっているのが日本建築です。 アメリカ西海岸でコーニッグやノイトラの建築を見て、当社の新しいブランドを創りましたが、世界のモダン建築の源流が日本で、全て繋がっていた事に運命的な感情を持ちました。新作展示のショールームではロサンゼルスでの撮影にお世話になっているYasukoさんにいただいた、本も飾られています。Yasukoさん自身もシュルマンが撮影した多くの家で撮影をし、彼にもお会いした事があると聞きました。全て何かで繋がっている事を感じた秋です。東京広尾、大阪心斎橋、名古屋栄のショールームで鎌倉で撮影した写真もご覧ください。お待ちしています。 (クリエィティブディレクター 瀬戸 昇)

2021.10.28|

SHOWROOM

2022年モデル展示スタート

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.349(東京・広尾ショールーム) エーディコア・ディバイズ各ショールームでは、2022年モデルの新作を含む新しい展示がスタートしています。ニューモデルは、A-modeブランドから「Peace of mind and eco-friendly・環境に優しい安心」をテーマに、ダイニングスペース・リビングスペースの家具を新しいライフスタイルに合わせて提案をしています。カリフォルニアスタイルの源流となる日本建築のインテリアにもマッチする事で、様々な空間に合わせることができるエーディコア・ディバイズのスピリッツを感じていただけます。 ショールームには、ニューモデルと合わせてお客様からお問い合わせの多い人気商品を中心に展示をしております。リビングダイニングでコーディネートしておりますので、インテリアの雰囲気もイメージしていただきやすいと思います。2022年モデルの発表に合わせてソファやチェア用のファブリックも一部新しくなっておりますので、先行して実際にソファやチェアに張りお見せしております。織りをプリントしたベルベットやモケット、撥水機能があるファブリック等ラインナップに加わりますので様々なシーンでお使いください。 また、2022年モデルと新ファブリックを掲載したミニカタログをご用意しております。既存の商品と合わせて2022年モデルは全てのアイテムを掲載しております。ショールームでお渡ししておりますので、ぜひお手元でご覧ください。ご郵送も承っておりますので、ショールームまでお問い合わせください。また、新しいライフスタイルに合わせたエーディコア・ディバイズの提案をぜひ、ショールームでご覧ください。皆様のご来場をお待ちしております。 (ショールーム担当:西條 恵理)

2021.10.26|

SHOWROOM

曲線美を活かした家具

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.348  (名古屋・栄ショールーム) 当社のブランドは、趣の異なった4つのブランドから構成されています。それぞれテイストの異なったブランドですが、主張しすぎないシンプルでモダンな雰囲気は、どれも現代のインテリアにマッチします。シャープでシンプルなデザインだけでなく曲線美を活かした柔らかな印象の製品も多くあります。今回はその様な優しいデザインの製品をご紹介します。 A-modeのチェアMD-1101Aは、2021年モデルで、背の緩やかな曲線が腰や背中に程よくフィットして、少し低めの座面とあいまって、ゆったりとした座り心地です。温かみのある風合いはダイニングチェアとしてはもちろんですが、在宅でのリモートワークにもお使いいただけます。最近では、ダイニングでくつろぎの時間を過ごされる方も多く、そのような用途にも対応できるよう少し低めのシートハイが小柄な女性でも床にしっかり足が届き、疲れることなくお使いいただけます。またNC-020は曲線美そのものを前面に出したクラシカルなデザインで女性的な印象の一脚です。ダイニングセットだけでなく、ドレッサー前のチェアとして、またホテルのラウンジやパウダールームなどクラス感を上げてくれる一脚です。ラウンジチェアからはNC-043Lをご紹介します。背中を包み込むように体にフィットし、周りを遮断するような安心感があります。4本脚の木脚だけでなく、キャスター付きのタイプもご用意していますので、デスクチェアとしても人気があります。ラウンジチェアのゆったりとしたサイズ感が疲れを忘れて、デスクワークも捗ります。また、背面が目隠し代わりにもなるので、リモートの際にも背景を覆ってくれます。どの製品も曲線の美しさだけでなく、機能性と優しく包み込む座り心地の良さを兼ね備えたチェアばかりです。曲線美というと女性的な印象が先走ってしまいますが、上品で高貴な演出には不可欠なデティールです。ご使用になられる空間に合わせて上手く取り入れていただきたいデザインです。 緊急事態宣言も解除され、徐々に元の生活に戻りつつありますが、当社ショールームでは引き続き完全予約制にてみなさまのご来場を賜っております。ショールームスタッフのマスクの着用、定期的な換気、家具類の消毒、次亜塩素酸での加湿など、徹底した感染予防対策に努めて、皆様をお待ちしております。ご予約のうえ、どうぞ安心してショールームへご来場ください。 (ショールーム担当:水野 未佳子)

2021.10.26|

DESIGN

2022年モデルとこれからのインテリアスタイル

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.114 エーディコア・ディバイズでは、製品やアイテムの特性、デザインに合わせて家具に用いる樹種を選定しています。それぞれの樹種が持つ木肌の表情や風合い、椅子やテーブルの場合は強度的なことも考慮して材料を決めています。今年の新製品2022年モデルでは、SDGsの対応やサステナビリティの観点から製品のデザインと合わせて、樹種や素材の選定を行いました。今回の製品では、エーモードでお馴染みの森林循環型の樹木としてサステナビリティ性の高いホワイトアッシュ材の他、天然のチーク材と、天板トップに人工大理石のバイオマーブルを使った製品を開発しました。バイオマーブルは植物由来の原材料を50%以上使用した環境に配慮した素材で、6ミリのメラミン樹脂素材により傷が付きにくく永く使える素材です。 今年の新製品のテーマは、欧米のインテリアスタイルだけでなく、純和風な空間にも溶け込む快適性を持った家具、大人のインテリアスタイルです。日本の建築様式が源流とされるカリフォルニアスタイルのインテリアを進化させ、様々なインテリアスタイルに融合する、汎用性の高いデザインが特徴です。そして今回、初めてアウトスペースでもインドアでも使用できる多様性のあるダイニングチェアとテーブル MD-1201HOとMD-1202HO を発表しました。室内から屋外へとつながる、アウトスペースをインテリアに取り込むような空間、広がりと解放感を感じさせる自然を取り込んだインテリア、そんな空間に使っていただくためのアイテムです。そのシリーズに使用しているのが、「木の王様」と呼ばれるチーク材です。 チーク材は以前から高価な木材でしたが、現在はさらにその価値が高まり貴重な材料となっています。その希少性から伐採が進み枯渇の恐れもあったのですが、現在は計画的な伐採に加 え 循環植林を実施しています。当社では森林省から計画的に伐採され承認された天然のチーク材のみ使用して製品開発を行いました。チーク材は優れた耐久性を持ち、非常に強靭で磨耗にも強く木材として非常に優秀な材料ですが、チーク材の人気を誇る一番の理由は、木材としての美しさにあります。独特のツヤ感が美しく、経年変化もまた格別です。室内で利用されていた材は濃厚な飴色へと変化し、屋外で使われていたものはシルバー調の色に変化していきます。チークで作られた家具は耐用年数が非常に長く、「ヴィンテージ品」としてその姿を現代に残すものも多いのですが、チーク材の真価がより強く現れるのは「屋外で使用」されたものです。そのため、船舶の材料に多く用いられたのですが、そんなチーク材の特性を活かした、アウトスペースでも使用できるダイニングチェアとテーブルが、今年発表したMD-1201HOチェアとダイニングテーブルMD-1202HOです。 新型コロナウイルスの感染もようやく落ち着いてきましたが、アフターコロナと言われる感染対策は今後も続いて行くと思われます。身の回りの除菌や消毒、外気を積極的に取り込む開放的なインテリアスタイルはこれから必須になるのではないでしょうか。たくさんの人とコミュニケーションを取りながら気持ちの良い時間を過ごせる、そんなインテリア空間に使っていただきたいのが今年の新製品です。東京、大阪、名古屋の各ショールームに新製品を展示していますので是非ご覧になってください。(開発 武田伸郎)