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2018.12.27|

DESIGN

師走の工場訪問

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.80 冬の到来を迎えたと思ったらあっと言うに年の瀬、今年も残り少なくなってまいりました。本格的な寒さがまだ到来していなかった先週、九州の工場へ品質管理の打ち合わせに行ってまいりました。あいにくの雨模様でしたが、例年の底冷えするような冷え込みはなく工場を見て廻る事が出来ました。今回お伺いしたのはソファを中心に生産をお願いしている九州の工場です。 エーディコアでは、開発した製品を最も適した工場へお願いして生産しています。製品の特徴よって製造方法も変わり、工場の得手不得手により納期やコストが変わってきます。資材調達や量産体制、コストなどを含めたバランスを考慮して工場を決めています。しかし、ご存知の通り国内で家具の生産ができる工場が年々減っています。加えてエーディコアの製品は、高い技術がなければ作る事が出来ない製品ばかりです。正確な技術がなければ、デザインはもちろん強度も保てないのです。ですから、どこでもお願いできるわけではありません。デザイナーの瀬戸は、いつも「今以上のモノを」と、職人さんから「出来ない」と言われてもその度に試行錯誤をしながら、ダメでもいいから一度やってみましょう、と工場を説得してトライしてきました。そのチャレンジでたくさんの実績を上げ、エーディコアの製品を作ることにより、工場の持つ潜在的な技術力を引き出してきたようにも思います。今では瀬戸の無茶振りも工場の方から「とりあえずやってみますか」と、言っていただけるようになり、工場によっては無理なリクエストを期待しているところもあるくらいです。長きにわたって切磋琢磨してきた結果だと思います。 今回の工場訪問は、生産中の製品の品質や仕上がりを確認するためです。新製品開発の革新的な試みではなく、日々実践するモノ作りの土台となる作業です。工場では各製品が決められた仕様に沿って進められていきますが、それらの製品が仕様通りに仕上がっているかどうかを見て廻ります。ちょっとした細部の仕上がりの差を許容範囲として見逃していると後々大きな不具合となって問題が起きることもあります。そういうポイントを見つけ出すのは非常に難しいのですが、以前は工場内をウロウロしていると好意的には見ていただけず、問題点を指摘しても前向きな対応ではないことが多々ありました。しかし、最近は現場の方も若い方が増えてきて、工場の方にも協力していただきながら品質向上に向けて改善する体制になってきたように思えます。今回の品質検査も、問題があると他の部署の方も集まってきて、どう改善できるかディスカッションをして改善策を立てる事が出来ました。 これからも革新的な製品作りを目指すのと同時に、地道な品質管理、品質工場に努めて行きたいと思います。来年も良い製品作りを目指し、良い製品をお届けできるよう頑張っていきたいと思います。(開発 武田伸郎)

2018.12.21|

PRODUCT

PRODUCT : LOTUS [ロータス] Chair

AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG Vol.69 今月は2019年モデル、アクリル樹脂と木のコンビネーションが新鮮なダイニングチェア、PMMA+Woodシリーズ LOTUSをご紹介します。LOTUSはその名の通り蓮の花びらをイメージしたデザインです。 ガラスを超える透明度を持ったアクリル樹脂のシェルは厚みが12ミリあり、時間をかけオーブンで熱したアクリル板をアルミの金型でプレスして作られています。木製の成型合板に比べると自由に三次曲面を作り出すことができるアクリルの性質を生かし、身体を包み込むようなカーブを実現し、背をもたれかけるとわずかにしなることで上質なかけ心地に仕上がっています。シェルは背の根元からトップに向かってシェイブし、さらに木口の面取りが大きくなっていくことで、蓮の花びらの持つ優美な曲線を表現しています。シェルの表面の仕上げはわずかな歪みもないように人の手で時間をかけて磨き上げています。 座面にセットされるクッションは、LOTUSの持つ軽やかなイメージを崩さないようトップがフラットで薄く見えるデザインです。三次曲面のシェルにフィットするようウレタンを積層してできており、深みがあり底付き感の無いかけ心地に仕上がっています。また、クッションは座面に空いた穴に紐を通し、裏からボタンで留めることで容易に着脱できるようになっています。 フレーム、脚部はホワイトアッシュ材を使用しています。フレームと座面の接合部は三次曲面のシェルの裏面にぴったりと合うように面取加工を行っています。フレームはアクリルの座面を通して見えるため、角木のデザインにもこだわり、塗装もどの角度から見ても美しく見えるように仕上げてあります。 アクリル樹脂と木部の組み合わせが新鮮な印象を与えるLOTUS、アクリルの樹脂の成型技術と木部の加工技術が組み合わされて出来上がりました。透明なシェルは空間を広く見せ、洗練された存在感のあるデザインです。写真では表現しきれない魅力をぜひショールームでご覧下さい。 (エーディコア・ディバイズ 開発部/富所 駿) ■LOTUS TA-001 DINING CHAIR 製品ページ ▶

2018.12.20|

SHOWROOM

アメリカ西海岸建築・インテリア視察ツアーに参加しました。

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.247(東京・広尾ショールーム) 12月上旬に今年で8回目となるアメリカ西海岸建築・インテリア視察ツアーに、お客様のアテンドとして参加して参りました。今回は住宅のみならずホテルやオフィス、インテリアショールームなど様々なジャンルを視察し、お客様にも満足いただきとても有意義なものでした。視察先は2月に開催されるアメリカ西海岸建築レポートセミナーでご紹介させていただきますので、このブログではロサンゼルスの街の様子などをご紹介いたします。 12月ということもあり、至る所でクリスマスツリーを飾りデコレーションが施されていて、街はクリスマスモード一色でした。日本では、12月25日を過ぎるとお正月モードに早変わりですが、キリスト教では1月6日の公現祭(エピファニー)までの12日間がクリスマスのお祝い期間とされており、アメリカやヨーロッパではそれまで飾ることが当たり前だそうです。ロサンゼルスでは、赤やゴールドを使った温かみのあるツリーやナチュラルテイストのツリーが多かったように思います。一風変わったオーナメントが飾られていたのは、鉄道王と言われた実業家ヘンリー・E.ハンティントンの邸宅だったThe Huntington Libraryのツリーです。有名な絵画トマス・ゲインズボロの「The Blue Boy」とトーマス・ローレンスの「Pinkie」のオーナメントが飾られていました。何だろう?と思わず近づいて見てしまいました。 また、街を歩いていて驚くのは、サボテンや観葉植物の大きさです。日本では見たこともない大きさで、圧倒されてしまいます。視察で伺った住宅やインテリアショールームでも、多肉植物や観葉植物はよくディスプレイに使われていました。ショールーム担当としては、植物と花器のコーディネートや植え方などとても参考になりました。多肉植物はショールームのディスプレイで利用するのですが、梅雨の時期に駄目になってしまうことが多く、乾燥している西海岸ならではだなぁと羨ましくも思いました。今回の視察ツアーで学んできたことを、ショールームにも活かして皆様にお伝えしていきたいと思います。 アメリカ西海岸建築レポートセミナーはいつも大人気で、ご案内後すぐに満席となってしまいます。年明けにはご案内させていただく予定ですので、ぜひご来場ください。アメリカ西海岸の生きたインテリア情報をたっぷりとお伝えいたします。(ショールーム担当:西條 恵理)

2018.12.17|

SHOWROOM

写真家の荒川弘之氏のフォトアート販売開始しました。

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.246 (名古屋・栄ショールーム) エーディコア・ディバイズ各ショールームでは、展示製品のイメージに合わせてフォトパネルやアートパネルを展示販売しています。アートは、お部屋にひとつ飾ってあるだけで雰囲気を華やかに演出してくれる、インテリアには欠かせないアイテムです。 2019モデル新作展示会では、お花をデザインモチーフにしたアクリルの家具を発表しました。新作のイメージと合わせて、写真家の荒川弘之氏とコラボレーションでモノクロームのお花のフォトアートを展示し、2019年新作モデルの優美な花のイメージともぴったり合って、ご来場いただいたお客様からも大変ご好評をいただきました。太陽が沈むわずかな時間のマジックアワーの光が差し込む窓辺で長時間露光により行われる撮影方法で、漆黒の中に浮かび上がる白い花々を撮影したアート作品です。ソファの後ろやキャビネットの上の壁など、寂しくなりがちなスペースにインテリアにマッチしたアートを飾ったり、アクセントとして大きいものを一枚飾ってみたり、空間も気持ちも豊かにしてくれます。ショールームでは、各コーナーのイメージに合わせたフォトパネルを飾り、シーンを演出しています。空間に合わせてアートのカラーを選んだりと考えるだけで、ワクワクしてしまいます。荒川弘之氏の作品以外にも、クリエイティブ・ディレクターの瀬戸が自らロサンゼルスで撮影した、住宅や街の風景等のフォトパネルも販売しています。どれも自然体な写真ばかりなので、主張しすぎず空間にとけ込んでくれます。 フォトパネルは、サイズも様々ご用意がございます。実際の図面などをお持ちいただき、配置のご確認やご提案などもさせていただきます。またフォトパネルの他にもグラフィックデザイナー高原 宏氏のアートパネルも販売しています。こちらもポップな色使いで人気のアートパネルです。ご希望の方は是非ショールームでご覧の上、お声掛け下さい。冬の季節のフレーバーティをご用意して皆様のご来場をお待ちしております。(ショールーム担当:小田切 里子)

2018.12.07|

SHOWROOM

ショールームの展示が変わりました。

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.245(大阪・心斎橋ショールーム) 今年もいよいよ残りわずかとなってしまいましたが、エーディコア・ディバイズ各ショールームでは、2019年モデルを含む新しい展示が始まりました。 2019モデルのPMMA +Woodはアクリル樹脂と木製素材を組合わせた、新しいスタイルの家具です。今までにない素材の組み合わせにお客様に大変興味を持って頂いて、実際に見た時のアクリルの透明度や座り心地など好評を頂いております。また、25mmのアクリル天板は重厚感がありますが、透明度が高いため空間を遮ることなく広く見えます。カタログやホームページでは伝えきれないアクリルの良さを実際に見て、座っていただく事でより分かっていただけると思います。また、NEO CLASSICO Heritage の人気ラウンジチェアNC-053Lにローバックタイプが加わりました。ローバックは空間を広く見せることが出来るため、個人邸や多人数に対応するパブリックな空間など様々な場所でご利用頂くことが出来ます。 他にも、新しく商品の展示が加わっております。以前と変わったショールームをご覧になって頂けます。新しく加わったアクリルの商品のメンテナンス方法についてもお伝えできますので、お気軽にお声掛け下さい。ご来店お待ちしております。(ショールーム担当:三谷 佳菜子)

2018.11.30|

DESIGNER

初めての素材と

AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.91 先週の名古屋で2019年モデル展示会が終了しました。1000名のお客様においでいただき、新製品に触れていただきました。実際に見ると良さが分かるとお客様から言われました。カタログ写真ではアクリル樹脂の透明さと柔らかさは伝わりません。また、会場ではあまりにも透明な素材が風景に溶け込んで不思議な存在感だとも言われました。今回のアクリル樹脂パーツは初めて海外で製作した製品です。座のシェルを中国深センで製作し日本で最終加工して、日本の工場で製作した木フレームと接合して完成させました。 国内生産にこだわってきた当社がなぜ?と思われるかもしれませんが、マテリアルファニチャーブランドのトランスペアレンシーの家具デザインをする事になり、製造工場が海外だったからです。キャスト製法で作られた厚みのあるアクリル原板を成形する製法は難しく、後加工での磨き工程を出来る工場が国内ではほとんど無く、安い価格の製品を作るためでなく、手をかけて良いものを仕上げるために、中国の深センで製造する事にしました。 ファッションの世界ではコストのために中国で作るではなく、良いものを作るために使う工場があると聞きます。私自身愛用しているセレクトショップのオーダースーツなど、昔は国内生産でしたが、今は中国で作られています。手仕事で仕上げる箇所の多いオーダースーツの細かな作りも、日本の工場以上に細やかな作りに対応していると言う事で、良いものを作るために使っているそうです。当社の椅子やソファを製作している国内の工場は、NCマシンを駆使したもの作りで、世界的にも高い水準の製品を作っているので国内生産を続けられますが、パーツなどは物によってグローバルな生産を考えなくてはいけないかもしれないと思うようになってきました。 今回の2019年モデルは3次元の成形された樹脂を作るためにデザインや設計は、いつもの金属や木加工の考え方と違う手法で取り組む必要がありました。また薄物を作るペレットを使ったインジェクション型のように自由な成型はできません。透明感を出すために厚物板を無理なく成形させるカーブを3次元的に考える必要があり、ジェット戦闘機のキャノピーを作るような作業です。また、三面図では表現できないパーツなので、3Dデータを製作して原寸模型を手作りして現地に送り、木型での試作、その型で綺麗な形になるかを検証して金型を作りました。新作試作の時には国内の工場へも何度も通うのですが、言葉の壁がある海外の工場なので、それ以上に現地に通い製作を進めました。 深センの工場でもここまでの3次元のカーブを熱成形するのは初めてで、試行錯誤しながら進めました。最初は当社の三面図を基に木型を作りましたが、全く違う物が出来てしまい、当社で3次元の模型を作って現地に送りました。それでも上手くいかず、3次元のデータを作って送って木型がようやく出来上がりました。しかし、表面に凸凹がある物で綺麗な物が出来ません。当社の椅子の成型合板用の型も手で触って少しでも凸凹があると、板の表面に出てしまいます。型の表面を手で触って触りながら、指先に少しでも段差が分かると、良い製品は出来ないと教えます。最後は段差にパテを入れて削って仕上げて見せました。最後はアルミの金型の仕上がりや、成型させるプレス機械まで指定して、ようやく量産前までくる事ができました。 33年前に当社をスタートした時に国内工場で同じような事をしましたが、深センでするとは思っていませんでしたが、その時と同じ現場の人たちのやる気が感じました。深センの工場の社長さんはデザイナーでここまでやるとは、工場のみんながリスペクトしています。と言ってくれました。いつも以上に苦労と情熱を傾けて創り上げた新製品です。花をイメージしたアクリルシェルは触れるほど良さが分かるように感じます。まだご覧になっていないお客様はぜひ、各ショールームでお確かめ下さい。(クリエィティブディレクター 瀬戸 昇)

2018.11.29|

SHOWROOM

クリスマスツリーの季節です。

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.244(東京・広尾ショールーム) 11月に開催した新作発表会は先週の名古屋で無事終了しましたが、気が付けば今年も残すところ1ヶ月となりました。今年は暖冬のようですが、エントランスにクリスマスツリーを飾ると冬の訪れを感じます。 毎年3mも高さのあるモミの木の枝を丁寧に広げていく作業からスタートします。フェイクのツリーでも枝を上向きに広げると本物のような枝ぶりになりますので、これから飾る方は試してみてください。ライトを付けオーナメントを飾っていきますが、毎年テーマを決めてオーナメントをセレクトしています。今年は新作でアクリルを使った家具を発表しましたので、ガラスのオーナメントをポイントに飾りました。温かみのあるレッドとガラスの透明感が相まって、上品で大人っぽいツリーに仕上がりました。ツリーを飾ると、ショールームの前を通る方々も足を止めて見入っています。 エーディコア・ディバイズの各ショールームでは2019モデルの新作家具も含め新しい展示がスタートしています。「PMMA + Wood」は、アクリル樹脂と木製素材という異素材を組合せ、温かさと柔らかさを持った、今までに無い新しいファニチャーシリーズです。実際にご覧いただき、写真では伝わらない良さを多くの方々に実感していただきたいです。皆様のご来場をお待ちしております。 (ショールーム担当:西條 恵理)

2018.11.27|

DESIGN

JID60周年記念式典へ参加してきました。

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.79 今年も残すところあと1ヶ月。本格的な冬の到来はまだちょっと先のようですが皆様いかがお過ごしでしょうか。先日、秋の気配漂う六本木の国際文化会館で行われた JID60周年記念式典のパーティーに参加してきました。JIDは、日本のインテリアデザインの文化的向上や創作活動の発展を目的に、1958年に日本室内設計家協会として結成され、2012年に公益社団法人日本インテリアデザイナー協会となった団体で、今年は60周年の記念の年。会場にはこの60周年を支えてきた重鎮の方から、これからのインテリアデザインを担う方々で賑わっていました。JIDが発足した1958年は、東京オリンピック開催から大阪万博へと続く高度成長期の真っ只中、日本が非常に盛り上がっていた時期です。折しも2020年東京オリンピックから2025年大阪万博と、現在の状況と重なるところが多く、JID60周年を迎えた今、日本のインテリア業界を盛り上げようと話題も尽きない盛況ぶりでした。 式典が行われたのは六本木の国際文化会館。華やかな都心のど真ん中にあるとは思えないほど閑静な空間です。この国際文化会館は、エーディコア・ディバイズとしても思い入れがある場所で、2006年に新作展示会を開催した場所でもあります。時期もまさしく、美しい庭園の紅葉が色付きはじめた頃でした。国際文化会館は1952年8月27日に設立され、戦後の米欧諸国との文化的交流を図るため、日本人建築家3人(前川国男、坂倉準三、吉村順三)の共同設計で1年余を経て竣工しました。しかし、老朽化のため取り壊される案も出たのですが、昭和の名建築を再評価する機運が高まり、2006年(平成18年)3月には国の登録有形文化財に登録され、2005年(平成17年)に耐震構造を含む大規模な改修を実施。日本のモダニズム建築を代表する名建築の外観や、庭と建物の伝統的なたたずまいは変えることなく保存されることになり、現在はレストランや宿泊施設に活用されています。2006年当時、あまり知られていない新作展示会場を探すのに苦心していたのですが、耐震工事を終えた直後の国際文化会館を探し当て、建築はもちろんですが素晴らしい庭園を見て「ここしかない」と開催にこぎつけました。現在の庭園は、1930年に作庭され近代庭園の傑作と言われていますが、2006年の新作展示会の際も庭園に人が溢れ出て、当時の入館記録を更新したほどの盛況振りでした。JIDのパーティーでも、庭園に出て眺めを楽しむ方がたくさんいました。 エーディコア・ディバイズ クリエーティブディレクターの瀬戸は、今年の6月までJIDの理事を努めていました。今回の60周年記念のイベントについても尽力し、12月5日まで新宿のリビングデザインセンターOZONE 1F で開催している JIDアワード60年の歴史展&JID AWARD 2018受賞作品展も担当スタッフとしてディレクションしてきました。日本のインテリアの歴史を垣間見える展示会、ぜひ足を運んでご覧になってみてはいかがでしょうか。(開発 武田伸郎)

2018.11.25|

PRODUCT

PRODUCT : 022-MODEL Lounge Chair

AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG Vol.68 今回はNEO CLASSICOシリーズよりクラシカルモダンテイストのラウンジチェア、NC-022をご紹介します。 コンパクトなサイズ感のラウンジチェアのNC-022はファブリックにより大きく表情を変え、重厚なスタイルにも、やわらかなスタイルにも変化します。 NC-022は空間を広く見せるローバックと、よりフォーマルな印象を与えるハイバックタイプをご用意しています。脚部はメープルの無垢材を削り出し、座の柔らかいラインに沿うように高い精度で加工されています。座面の構成はフレームにダイメトロールという柔らかさと反発力を兼ね備え耐久性に優れた布バネを張り、その上に厚みと硬さの異なる6層のウレタンを重ねることで、底付き感の無い、身体の感覚に寄り添った上質な掛け心地を実現しています。 目に見えない内部構造ですが、背座のフレームは強度と軽さを両立するため中空になっています。美しい三次曲面のラインを作り出すために、中空のフレームはそれぞれ異なる形状の17枚の合板を放射状に並べてできています。合板の縁材には堅木の無垢材を三次曲面に削り出した物を用いることでエッジまで滑らかなカーブを作り出し、同時に強固な構造になっています。このフレームに下張りを施しウレタンを貼り、ファブリックを張りこむと美しい曲面の背座が生まれます。 クラシカルモダンテイストで上質な掛け心地を実現したNC-022。ゆったりとしたダイニングチェアとして、また上質な時間を過ごすためのパーソナルチェアとしてもお使いいただける絶妙なサイズ感のチェアです。1930年代の華やかなアール・デコのテイストを現代に蘇らせ、華美になりすぎないクラシカルなデザインはレストランやオフィスなどシーンを選びません。ぜひショールームでお確かめください。 (エーディコア・ディバイズ 開発部/富所 駿) ■NC-022 LOUNGE CHAIR 製品ページ ▶

2018.11.19|

SHOWROOM

La.Mur(ラ・ミュール)さんへ家具を納品させていただきました。

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.243(名古屋・栄ショールーム) 先日、愛知県豊橋市のヘアサロンLa.Mur(ラ・ミュール)さんへ家具を納品させていただきました。La.Murさんはヘアだけでなく、エステ・まつ毛エクステ・ネイルなどトータルで美をサポートされています。店内は女性スタッフのみで、お客様へリラックスできる空間というコンセプトのヘアサロンです。インテリアコーディネーター様と何度かお打ち合わせをしながら、お客様のイメージや空間に合った家具をお選びいただきました。 今回、ヘアサロンのウェイティングスペースということもあり、お客様がよりリラックスして寛げる空間をイメージされ、NEO CLASSICO Heritageシリーズのソファ「055-MODEL」とコンフォートチェア「030M-MODEL」を選定いただきました。ソファはボタン絞りと、アーム部分の丸クッションがシックな中にエレガントさを演出し、両サイドにはフランスのファブリックメーカー、カサマンス社のマルチカラークッションをプラスすることによって雰囲気を引き出して、アクセントになっています。コンフォートチェアはスロープアームが美しいセミラウンジサイズのチェアでゆったりおかけいただくことが出来て、背部からアームにかけての革パイピングで引き締めています。ソファと張地を合わせることにより、統一感がありとても上品な印象です。インテリアコーディネーター様と内装のイメージや空間をシュミレーションしながら、ショールームでお打合せさせていただいた家具が、お客様のイメージ通りの空間になったと喜びの声をいただき、大変嬉しく思っています。 エーディコア・ディバイズ各ショールームでは、インテリアのトータルイメージなどお伺いしながら、空間に合わせた家具をご提案させて頂きますので、お気軽にご相談ください。お待ちしております。(ショールーム担当:小田切 里子) La.MurさんHPはこちら▷

2018.11.19|

SHOWROOM

10年目の御堂筋イルミネーション

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.242(大阪・心斎橋ショールーム) 日ごとに寒くなり、すっかり街も冬の装いで様々な場所でイルミネーションが輝く季節になってきました。エーディコア・ディバイズ大阪・心斎橋ショールーム近くの御堂筋では、光輝く並木ストリートのイルミネーションが始まっています。 大阪のシンボルストリートでもある御堂筋のイルミネーションが、今年で開催10年目となりました。今年は⽔都⼤阪にちなんで”流(る)”をコンセプトに御堂筋の約4kmを光の川に見立てて装飾しています。淀屋橋から新橋までの間は流れる光を表現しており、動きのあるイルミネーションとなっています。中央⼤通から北御堂へ向かう歩道には光で波紋を映し出したりと、視覚的にもボリュームアップしたイルミネーションが楽しめます。大阪では、大阪・光の饗宴と御堂筋のイルミネーションだけでなく、中之島にある中央公会堂会館にプロジェクションマッピングを施すなど様々な催しを開催しております。普段何気無く通っている道や駅が鮮やかなライトで彩られ、寒くて歩くのが嫌な時も気分が華ぎます。 エーディコア・ディバイズ大阪・心斎橋ショールームでは、11月14日、15日と2019年モデル新作展示会を行いました。お忙しい中、たくさんのお客様にご来場頂き、誠にありがとうございました。今年の新製品は、透明感のあるアクリル樹脂を初めて使用し新シリーズを発表しました。実際に見ていただき、たくさんのお客様に興味を持っていただけました。11月27日より新作もショールームに展示致しますので、是非一度ショールームにご来店下さい。 (ショールーム担当:三谷 佳菜子)

2018.10.30|

DESIGNER

透明な素材

AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.90 来週から2019年モデル展示会が始まります。カタログも入稿が終わり印刷上がりを待つだけになりました。今回の新作は初めてアクリル樹脂を使った透明感のある製品です。成型合板や木素材を使った木製家具や、金属ではスチール、アルミダイカストや鋳造した物は手がけてきましたが、プラスチック樹脂素材は初めてです。マテリアルファニチャーブランドのトランスペアレンシーの家具デザインをする事になり、初めてアクリル素材を使用することになりました。 アクリル樹脂と聞いてプラスチック製としてイタリアの樹脂メーカーやイームズの樹脂素材の椅子を思い浮かべる方がほとんどだと思いますが、樹脂メーカーの多くの家具はポリカーボネート製で、イームズの樹脂は昔はグラスファイバーで今はPP樹脂で成型されます。両方ともの樹脂のペレットを使った射出成型の薄い物です。今回、当社が発表する家具はアクリル家具でも美しいキャスト方法で作られた厚いアクリル樹脂板を使用して成型した製品です。 私自身アクリル樹脂についての知識がありませんでしたが、アメリカ西海岸での撮影や住宅取材を通して、ヴィンテージ家具にアクリル家具が多く存在することは知っていました。60年以上経た椅子やテーブルが透明感や輝きを失わず、良い感じで時を経た家具が沢山あります。最初はそんなに時間が経っていないように思った家具も60年以上経て、座のクッション素材や布や革がボロボロになっても、樹脂自体は透明感を失っていません。素材自体を調べると1930年代にドイツで発明され、プラスチック樹脂素材としてはもっとも歴史があり、様々な用途に使われてきました。開発当初は戦闘機の風防に使われパイロットの視線と安全を守ってきました。現代では透明度と耐久性が最も必要とされる水族館の水槽に使用され、接着技術の進歩から巨大な水槽を持つ水族館が続々と作られています。その素材の多くを生産しているのが、日本のケミカルメーカーです。 アクリル樹脂は弱いのではと思われる方が多いと思いますが、高い透明度のアクリルはポリカーボネートやペット樹脂に比べ紫外線に強く、黄変や劣化はしにくい特性を持ちます。そういったことから航空機や水族館でも使われる素材で、傷については常識内の硬度があります。皆さんの身の回りにある透明アクリル樹脂のアクセサリー入れなど傷は気にならないはずです。また、十分の板厚を持ったアクリル樹脂は、水族館の水槽と同じで、磨いて輝きを取り戻すことができます。使い込まれたヴィンテージのアクリル家具を見てきましたが、長く愛される素材として家具に使えると確信をして使用しました。ガラスより透明度の高いアクリル樹脂は冷たい無機質な素材と思っていたましたが、実は柔らかで温かみのある素材であることに気づかされました。2019年モデルのPMMA+Woodは、皆さんの樹脂素材への固定観念を変えてくれると信じています。 同時に発表するA-mode、NEO CLASSICOの家具も柔らかさをイメージした製品で、いつも以上に苦労と情熱を傾けて創り上げた新製品です。11月7日からスタートする展示会は花をイメージした荒川 弘之氏のフラワーアート写真とのコラボ展示で、広尾本社会場はいつもの展示会と違うプレゼンテーションを行います。少人数制でゆっくり感じていただける会ですのでぜひおいでください。花をイメージしたアクリルシェルがお待ちしています。 (クリエィティブディレクター 瀬戸 昇)

2018.10.29|

DESIGN

フォトグラフィック アーティストとのコラボレーション

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.78 今から遡ること約30年前、AD CORE のカタログを製作する際、インテリアやプロダクト製品を撮影するカメラマンではなく、主にファッションをフィールドにお仕事をしているフォトグラファーに撮影をお願いしていました。家具のデザインもそうですが、クリエィティブディレクターの瀬戸のこだわりで、お決まりのアプローチではなく違った視点から家具を捉えて欲しいという希望があったからです。AD CORE の代名詞でもあるCERVOから撮影をお願いしていたのがフォトグラファーの荒川弘之さんです。 当時はまだ20代だった私達と、フォトグラファーとしてバリバリお仕事をされていた荒川さんとでガップリ四つに組んで撮影を行なっていました。1カットに費やす時間が2〜3時間なんて当たり前、スタジオ撮影の時はいつもエンドレスでした。現在のようにデジタル撮影ではなくフイルム撮影のため、モニターでチェックすることもできず、カメラのレンズで構図を確かめるか再現性の悪いポラ(ポラロイド写真)で確認するしかありませんでした。荒川さんとの撮影はいつも緊張感が漂っていて、現場にはアシスタントに鋭く指示を出す荒川さんの声が響いてました。今でもよく思い出すのが、フラッシュを焚いてのストロボ撮影が多かったのですが、荒川さんはいつもシャッターを切る時は空調のスイッチをOFFにするのです。微細な振動が起きないようにという気配りだったのですが、周りにいる僕たちは、もちろん息を殺してシャッターを切るのを待っていました。当時は自分たちで製品をトラックに積み込みスタジオまで運転して、撮影が終わったら再び梱包して夜明けの街を会社まで製品を持ち帰っていました。今となっては懐かしい思い出です。 そんな懐かしい荒川さんと先日20数年ぶりの出会いがあり、今年の新製品発表会でコラボレーションをすることになりました。ファッション関係のお仕事をしていた荒川さんですが、10年前のリーマンショック以来商業的な撮影はやめて、現在は自分の作品だけを撮影するフォトグラフィック アーティストとしての活動をしています。これまで「Yohji Yamamoto」氏とのコラボレーションやNYでの作品発表など、新しいフィールドで活躍されていました。今年発表する新製品と、荒川さんの作品とのイメージが偶然にもピッタリ。来週から始まる新作展示会、全く新しい試みの新製品も期待していただきたいのですが、荒川さんのアート作品とのコラボレーションも是非ご覧ください。皆様のお越しをお待ちしています。(開発 武田伸郎)

2018.10.28|

SHOWROOM

2019モデル 新作発表会

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.241(東京・広尾ショールーム) 朝夕はだいぶ涼しくなり、秋の深まりを感じるようになってきました。先週末に開催した東京の展示品一掃セールでは、多くのお客様にご来場いただきましてありがとうございました。セールは好評のうちに終了し、新作発表会にむけて本格的に準備がスタートしました。 2019モデルとして発売する「PMMA + Wood」は、アクリル樹脂と木製素材という異素材を組合せ、温かさと柔らかさを持った、今までに無い新しいファニチャーシリーズです。硬いイメージのアクリルが生み出す柔らかなフォルムが印象的です。新作発表会の形式も初の試みで、少人数制の着席形式で映像によるコンセプト説明と商品説明を行います。期間中ご来場の方に限り、新製品タブロイドをオリジナルバッグに入れてお渡しいたしますので、お誘い合わせのうえご来場ください。また、2019モデルの発売と同時に新しいファブリックを追加いたします。光沢のあるランバーモケットやウール素材のチェック柄などトレンド感あるバリエーションです。新作発表会よりご覧いただけますので、お楽しみに!! 説明会は各回定員を設けております。もうすぐ満員の回もございますのでお早目にお申し込みください。また、期間内ご自由にご覧いただけますので、お気軽にお立ち寄りください。スタッフ一同心よりお待ちしております。 新作発表会のご案内▶︎ (ショールーム担当:西條 恵理)

2018.10.26|

PRODUCT

PRODUCT : 023-MODEL Lounge Chair

AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG Vol.67 今回はNEO CLASSICOシリーズよりアール・デコのエッセンスを現代に蘇らせたラウンジチェア、NC-023Lをご紹介します。馬蹄形の優美なラインのフレームに、重厚な座り心地、ボタン絞りを施したキルティングの張地が特徴です。 NC-023Lはフレームと脚部にメープルの無垢材を使用しています。柔らかなカーブを描くアームのフレームのジョイント部分には、継ぎ目が目立たず高い強度のフィンガージョイントを用いています。脚部はシンプルな形状ですが、アーム部分と同様に高い精度で加工されています。また、フレームとのジョイント部には目地を切ることでエレガンスなデザインになっています。 表に見えない内部構造もしっかりと考え、座面にはポケットコイルを使用し、へたりにくく長くお使いいただけます。さらにポケットコイルに硬さの異なるウレタンを重ねることで、硬さの中に深みのある座り心地を実現しました。背クッションの内部はフレームにベルトを貼った上に力布で覆い、弾力を出しています。さらに厚みのあるウレタンを力布に貼り付け、その上から張地を貼ることでしっかりとした硬さの背クッションになっています。ワタを生地と一緒に縫い込んだキルティングの張地は、18のブロックに分けられており、それらはすべて異なる型紙で生地をカットし縫い合わされています。NC-023Lの特徴であるアール・デコの華やかなテイストを表現するため、背クッションにはボタン絞りが施されており、凹凸を強調するためボタン絞りは裏側から紐で引っ張られフレームに固定しています。また、張地とフレームの収まりはパイピングを使用しデザインのアクセントになっています。 1930年代の華やかなアール・デコのテイストを現代的に解釈しNEO CLASSICOブランドとして現代に蘇らせたNC-023L。華美になりすぎないクラシカルなデザインはリビングシーンや応接室などに上質な空気感をもたらします。 (エーディコア・ディバイズ 開発部/富所 駿) ■NC-023L LOUNGE CHAIR 製品ページ ▶