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2015.05.12|

SHOWROOM

大阪・歴史的建造物ご案内(大阪・心斎橋ショールーム)

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.118 エーディコア・ディバイズ大阪・心斎橋ショールームから徒歩10分の大丸・心斎橋百貨店は、アール・デコの華やかな造りの建物で築81年の歴史的建造物のひとつです。 建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの代表作とも言われているこちらの建物。外観が豪華絢爛なのはもちろん、階段やエレベーターホールなども美しい幾何学装飾で当時の最先端の建築デザインのアール・デコの装飾が濃密に施されています。正面玄関の扉はとても重厚感があり実際開けるのに一苦労するほど重いですが、良く見ると全体がゴールドで雪の結晶のような模様が綺麗に入っています。その扉の上にも設置されているシンボルマークのピーコック(孔雀)は、実はフェニックス(不死鳥)で海外メーカーに発注したのに、なぜかピーコックで製作されてしまいそのままピーコックになった、という裏話もあります。 大阪・心斎橋ショールームのあるSEDIC PLACEも安藤忠雄氏の建築として有名ですが、心斎橋〜北浜・淀屋橋付近にはレトロな建物がたくさんあります。これからの季節、お散歩がてら巡ってみてはいかがでしょうか?ご案内しますのでぜひお気軽にお声かけくださいね。(ショールーム担当:青木 由紀子)

2015.04.27|

DESIGNER

時代を超える物、残る物

AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.45 1月に始まったアメリカ西海岸インテリアレポートが先週、沖縄で終了しました。今回で9回目になるレポートでは、前回までとは少しスタイルが違い、1930年代のフェデラルスタイル(東海岸様式)やアールデコビルも紹介しました。来場された方からは今回はイア新鮮で良かったと、沢山の感想をいただきました。LAの住宅はケーススタディハウスに代表するようなシンプルモダンな建築が多い印象ですが、アメリカ人の多くが好むクラッシックスタイルがメインを占めます。今回はその一部をお見せできたのではないでしょうか。 スタイルは違っても今回も紹介した建築の多くは、リノベーションされた建築でした。1925年のナビスコの工場だったビルや、ダウンタウンに建つ1930年のイースタンコロンビアビルをリノベーションの写真を見ながら、ホテルオークラの建て替えを惜しむ声が世界中から届いているニュースを複雑な気持ちで思い出しました。ホテルオークラ東京の立て替えが発表されて、スティーブン・ホールなど建築家だけでなく、トーマス・マイヤーやポール・スミス、トム・ブラウンなど著名デザイナーからも反対の声が上がっています。ホテル側では東京オリンピックに向けて、様々な事情があっての建て替えだと思いますが、世界から惜しまれる建築とインテリアが姿を消すのは残念でしかたありません。私も会員の国際文化会館は、1955年に建てられた前川國男、板倉準三、吉村順三の共同設計の建築を保存改修をされて日本モダニズムを代表する姿を存続、保存されて活用されています。そのような道が無かったのか、、。 今回のレポートで紹介したアート地区に1925年に建てられたナビスコの工場は、90年経た外観はそのままですが、中の共有部のリノベーションも最小限で、ビスケット工場だった銅製の窓枠やエレベーターもそのままで、訪問した部屋も柱が工場だった時のままを残して雰囲気作りをしていました。一方ダウンタウンに建つ1930年のアールデコのランドマーク的なイースタンコロンビアビルは百貨店として建てられましたが、荘厳なエントランスだけでなく、本体もそのままに共有部のプールを増設し、143戸の価値あるアパートメントとして生まれ変わりました。どちらも昔は危険なエリアでしたが、近隣の価値を上げ、若者が集まる人気のエリアになっています。ビルだけでなく住宅も1930年のフェデラルスタイルの家や1963年にジョン・ラトナーが手がけた住宅も50年以上経て未だに大切に使われています。 横浜の古い雰囲気のあるビルも次々に取り壊されて、リノベーションと称してファザードだけを残してほとんどを壊す手法を沢山見てきました。数軒あった村野藤吾の住宅も全て取り壊されてマンションになってしまいました。建主や持ち主ではないので、何も言えませんが、今は違う価値を見いだすリノベーションも道の一つとしてあるように思います。アメリカでは、イームズ等の家具に価値をつけて商売にするだけでなく、古い建築にも価値を見いだす手法のビジネスは環境に配慮した、新しいビジネスのように思います。ファッションだけでなく、建築やインテリアのアメリカのビジネススタイルを考えてみるのもいいのではないでしょうか。きっと素敵な建築やインテリアができると思います。 そろそろ秋の新作発表会に向けてデザイン作業も佳境です。永く使われるような物を創らなければいけません。強度も永く使えるデザインも大切です。建築、インテリアと一緒に時代を超える家具も、、。                                  (クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)

2015.04.25|

DESIGN

モダン数寄屋建築と極上な座り心地のソファ

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.36 先日、御殿場にある旧岸邸を見て来ました。岸信介氏と言えば56代内閣総理大臣を務めた昭和を代表する政治家、現在の安倍総理の祖父にあたる方です。この邸宅は1970年、73歳の時に転居し晩年まで過ごされた住宅で、設計は近代数寄屋建築の祖とされる吉田五十八氏。庭園から臨む旧岸邸は、非常に穏やかで、シンプルな凛としたたたずまいがとても印象的です。豪華さを誇示することなく、これぞ近代数寄屋作りのスタイルなのかなと感心しました。 間取りや内装は、政治家としての自邸であることを念頭に、パブリック的な要素とプライバシーを保つための機能が盛り込まれていました。床の間やすだれ等、日本様式を取り込みつつ素材やスタイルは現代的で非常にモダンな印象を受けました。メインのリビングスペースには、当時スイスから輸入したソファセットが置かれていました。そして、岸氏が一番お気に入りだった、庭園を一望出来る位置に鎮座した特別なソファが1脚だけありました。堂々としたサイズ、時代を感じさせるデザイン。そのソファの座り心地が信じられない程、快適でした。柔らかさ、ホールド感、包み込まれるような安心感、手に馴染む革の感触。見た目では分からない極上の座り心地に驚きました。ダイニングルームには、12席のダイニングセットがありました。スチールフレームと皮革張りの背座、アームには無垢材の削り出しのパーツが取り付けてあります。ちょっとキッチュなデザイン、素材の組み合わせがどこか エーディコアのチェア CERVO III を思い起こさせます。開放的で柔らかい光に溢れた優しい空間ですが、ちょっと居住まいを正すような姿勢の良さを感じました。 これまで書籍でしか見た事が無かった吉田五十八氏の建築ですが、実際の建物を見てその素晴らしさを実感しました。そして、この邸宅のため家具達。時代を感じさせるデザインですが決して古いわけではなく、どこか懐かしく優しさを感じるデザインでした。「和洋折衷」なんて言葉では表現出来ない、シンプルな「和」のスタイルをモダンに昇華したとても素敵な空間でした。岸邸のお隣には、和菓子の老舗「虎や」さんのカフェも併設しています。これから春も本番、緑もさらに濃く良い季節になります。是非一度、見学に訪れてみてはいかがでしょうか。(エーディコア・ディバイズ/企画開発 武田 伸郎)

2015.04.24|

PRODUCT

PRODUCT : REMOⅡ [レモ デュエ] Folding Table

AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG Vol.25 自慢したくなるほどスタイリッシュ。フォールディングテーブルREMO/レモの機能美をさらに進化させた REMOⅡ(レモ デゥエ)。今回は、AD COREブランドの中から REMOⅡ/レモ デゥエを紹介します。レモはイタリア語で「オール」と言う意味です。オイルダンパー付ガススプリングにより、軽く動かすだけで折り畳みはスムーズ。 スチールパーツも天然木のやわらかい天板の風合いに包まれて、やさしげな印象。美しさと質の高さを誇るフォールディングテーブルとして、2002年に発表しました。 オイルダンパーの作用で、折りたたむ時と開く時の両方で、正確かつソフトな動きを実現し、メカニカルな美しさで、様々なスペースへ対応可能な画期的なフォールディングテーブルです。Φ12mmのスチールロッドと、オイルダンパー付ガススプリングを組合せた脚は、AD COREのオリジナルパーツ。オイルダンパーの作動により、折り畳みの脚の動きは非常にスムーズで、脚を畳んだ状態でもガススプリングの反力により、ストッパーがなくても脚部をホールドします。クロームメッキ仕上げのスチールロッド脚部は、意匠的な軽快さを表現するとともに、畳んだ時にもコンパクトに収納が可能です。天板サイズはW900☓D900 / W1500☓D800 / W1800☓D900を用意、天板材料はビーチ材(13色)とメラミン(白・黒)から選択ができます。 REMOⅡ/レモ デゥエはスタイリッシュで軽快なデザインから、ダイニングや会議室、オフィスなど幅広くお使い頂いています。また折り畳みでの収納だけではなく、壁に立て掛けてもインテリアの一つになってしまうほど、スタイリッシュなフォールディングテーブルです。 (エーディコア・ディバイズ 企画開発/菊地 裕輔)    ■REMOⅡ/レモデゥエ 製品ページ ▶    ■REMO/レモ 製品ページ ▶

2015.04.16|

SHOWROOM

ハワイのインテリア事情(東京・広尾ショールーム)

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.117 先日リフレッシュ休暇をとって、ハワイに行って参りました。久しぶりのハワイは、いろいろなお店やホテルが増えていました!最近のハワイの素敵なインテリアをご紹介します。 ハワイというとリゾートらしい雰囲気のホテルが多いと思いますが、最近はかなりモダンなホテルも増えています。以前からあった建物を改築した『THE MODERN HOTEL』 は、ヴィンテージ感のあるモダンなホテルにリノベーションしていました。エントランスを入ると照明は暗めで、家具の陰影を引き立てています。チェックインカウンターにはサーフボードをオブジェのように用い、スタイリッシュでヴィンテージ感のある素敵な空間でした。 もう一件のオススメは、ワイキキビーチやダイアモンドヘッドを一望出来るレストラン『53 by the sea』です。新しく開発中の『カカアコエリア』の一部で海岸に沿っ建てられています。窓からの眺望がとても素晴らしく、ウェディングも出来る建物はクラシカルモダンな雰囲気です。ぜひ一度訪れてみてください。 ハワイで買い物をしたセレクトショップのオーナーさんが日本人のご夫妻で、広尾にも店舗を出されているとのことでした。エーディコア・ディバイズ東京・広尾ショールームにお越しの際には、ハワイにも店舗があるセレクトショップ『Middi』にも足を運んでみてはいかがでしょうか。これからの季節にぴったりのアイテムが揃いそうですヨ。 (ショールーム担当:巻嶋 久美子)

2015.03.30|

SHOWROOM

カサマンスクッション春バージョン入荷(大阪・心斎橋ショールーム)

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.115 エーディコア・ディバイズ大阪・心斎橋ショールームでは、春にぴったりなカサマンスのクッションが多数入荷しました。 色や素材が様々で、一つ置く事でインテリアのアクセントになる人気のカサマンスのクッション。今回は更にカラフルな柄物を多数取り入れました。ピンクや赤など色とりどりなのはもちろん、フリルが付いていたり裏表柄違いだったりと、何通りにも楽しめるのが魅力のひとつです。ショールームでは季節やディスプレイに合わせて展示していますが、もちろん他にも様々な種類のクッションがあります。リストをご用意していますのでその中からイメージにぴったりのものをお選び頂く事も可能です。無地のクッションを色違いで並べても素敵ですよね。 今年の桜は東京が開花宣言1番乗りでしたね。大阪も3日程遅れての開花宣言となりました。ショールームではクッションを含め、ディスプレイもすっかり春仕様になっています。ショールームから徒歩で行けるお花見スポットもご案内しますので、ぜひ皆様お越し下さいね。お待ちしております。 カサマンスHP   (ショールーム担当:青木 由紀子)

2015.03.27|

DESIGNER

見えないけど大切

AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.44 先日、ソファ工場へ行ってきました。打合せが終わり、製品チェックの為に製造ラインを歩いたのですが、まだ張り上がっていないソファのフレームを見ながら、ソファは中の構造が見えないけど、座り心地や耐久性に関わる大切な所という事を改めて感じました。その後、ガレージで久しぶりに愛車のメンテナンスをしました。30年前に購入してずっと使い続けていた座席が、へたって掛け心地が悪くなってきたので、中身をリフレッシュしました。その時に中のウレタンやフェルトなど必要なパーツをソファ工場の職人さんに送ってもらい作業をしたのですが、購入してずっと座ってきたのに中についてはまったく知らず、張りを剥がした初めて見るシートの構造に感心しながら、ソファ工場での事を思い出しました。 家具と車の構造の違いはフレームです。フレームは家具は木材が使われていますが、車はスチールが使われています。強度も必要ですが、燃えないような構造でないといけません。家具はそのフレームにタッカーというホッチキスのような針で打ち付けて止めていきますが、スチールフレームにはタッカーが使えません。その為に金具に引っ掛けたり、針金で止めたりをして張り上げます。中身のクッションに使われるバネや、ウレタンはあまり差はありませんが、張り方法が違うので最初は戸惑いました。張りを剥がして見ると、中が全てバネ構造になっていて、かなり凝った作りをしています。53年前の道路事情に合わせたのでしょうか、振動が身体に伝わらないようにバネの上に身体が乗るようになっています。私と同い年の1962年生まれの53年間そのままの構造が現れた時には感動しました。53年前のドイツ車のシートは凄いなと。学生時代に中古の軽自動車、1972年製のスズキ・フロンテクーペを乗っていましたが、シートはへたって表皮のビニールレザーもボロボロでした、、。その頃の技術力の差だったんでしょうね。 30年前にアメリカ西海岸でレストアされて日本に来たので、下張りの麻布はボロボロでウレタンも少しへたっていましたが、まだ学生時代の車よりましです。表皮はまだ大丈夫だったので、今回は中身のみ張り直しました。ソファではフラットで自由に身体を動かせようにしなければいけませんが、車のシートは前後、左右に加重がかかり、身体をホールドする必要があります。その為に左右に盛り上がりを付けながら形を作っていきます。結局2席のシートの中身を張り替えるのに8時間以上かかってしまいました。おかげで、1962年製の身体は筋肉痛になってしまいましたが、カルマンギアのシートは新品のような描け心地になりました。 椅子も構造は表から見えますが、座や背の中身は見えません。ソファについては張り上がった固まりなので、構造がまったく見えません。また、中身を見る機会も普通はありません。でも、その中がとても大切なんです。耐久性や掛け心地に影響するのが構造です。デザインする時に、椅子はフレームの構造を描くので製作工場へ意思が伝え易いのですが、ソファは中の構造まで細かく描けません。工場での職人さんとの試行錯誤がとても大切なんです。皆さんもソファを選ばれる時にデザインだけだなく、中の構造も気にして見て下さい。中に何を使ってどのような構造かきちんと話せる、ショップか営業から購入されて下さい。 今年はミラノサローネには行きません。昨年からキッチン展のある年の隔年に行く事にしました。その代わりにアメリカ西海岸へロケハン取材に行きますので、夏頃取材レポートをしたいと思います。その前にソファ等見えない所をお見せする家具セミナーをするかもしれません。お楽しみに!          (クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)

2015.03.25|

DESIGN

マラソン走って来ました。

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.35 いまや一大ブームのランニング、先日の横浜マラソンも2万人を超えるランナーが参加してました。廻りでも走っている方が多く、出張の際にはランニングコースが名所の近くに宿を取り、お仕事前に走る方や、女性でも海外レースに参加して年間10本以上のレースを走る強者もいらっしゃいます。かくゆう私も、知人のマラソン自慢話に「そんくらい走れんだろ」と、ぶっつけ本番でレースに参加したのがきっかけで走るようになりました。 それから毎年レースに参加して徐々に記録を縮めながら、なんとかサブスリー(フルマラソンを3時間以内で走りきる)を目指すところまで来ました。しかし最近は年齢的な限界を感じて現状維持もままならず、なんとなくレースに参加する感じでした。ところが、マラソン女子金メダリストのQちゃんの指導で有名な小出義雄氏の「サブスリーを達成する為の3ヶ月メニュー」という著書を読む機会があり、ダメ元でやってみる事にしました。今までの適当な練習と違い、プチ陸上選手並み!インターバル走やビルドアップ、35キロタイムトライアルなんてメニューもあります。なんとかメニューの7~8割はこなしたでしょうか。すると、何となく効果が見えて来ました。これまで練習では出した事の無いタイムが出るようになりました。これでなんとか記録達成!?、と先週日曜にレースに参加して来ました。 気温が高いものの、まずまずのコンディション。体調も問題無し。レースのイメージは、前半押さえて脚を温存し、中盤イーブンで35キロからトップスピード、2時間58分でゴール!です。スタートからコースが混雑し、思うようにコース取りが出来ません。かなりのタイムロスで折り返しが1時間36分。想定タイムよりだいぶ遅れてしまいました。気温も上昇し、疲労がたまって来ますがここからペースアップします。走るマシーンと化して30キロを通過、タイムは2時間13分。残りの距離を考えるとかなり厳しいタイムですが、ペースを保ちどんどんランナーを抜いていきます。力技で40キロまでたどり着きますが、どうしようもない疲労が全身を襲い、時間は既に2時間54分!ちょっとめまいがして意識も朦朧。ここで勝負有り?何人ものランナーに抜かれてしまいますが、すでにがんばる気力もなく、どうにかこうにかゴールイン。タイムは3時間4分33秒。もうちょっとのところでしたがゴールした瞬間は悔しい気持ちも皆無、もう走らなくて良い安堵感で一杯でした。 自己記録は更新したものの、今回もサブスリーは達成出来ず。廻りからは「歳なんだからもういい加減辞めなさい!」という声も多く、この先どうするかはちょっと考えどころです。僕の勝手なストーリーでは「50歳までサブスリー達成、その後はトライアスロンに取りかかる」予定でいたのですが・・・。(エーディコア・ディバイズ/企画開発 武田 伸郎)

2015.03.25|

PRODUCT

PRODUCT : CERVO Ⅲ [チェルボ トレ] Chair

AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG Vol.24 草原に立つ若鹿のように、凛々しく躍動的なたたずまいのCERVO III( チェルボ トレ) 今回は、AD COREブランドの中から、CERVOⅢ/チェルボ トレを紹介します。チェルボはイタリア語で「鹿」と言う意味です。「鹿脚」と名づけられたスレンダーな脚とスチールフレーム。均整のとれたハイバックのプロポーションに 型押しのクロコダイルやハラコの毛皮をマテリアルに加え、ラグジュアリー・スタイルの新しいチェルボとして、2004年に発表しました。 エーディコアのロングセラー、CERVO/チェルボをさらに進化させ、高級感あるエグゼクティブバージョンとして2004年に生まれたチェルボ トレ。一体成型の成型合板シェルの背面は天然木の突板仕上げに、座り心地を決める背座表面はファブリック張りの贅沢な仕上げ。成型合板のしなりを活かした座り心地は、初代とはまた違った快適な座り心地です。特徴ある成型合板のシェルと、スレンダーなビーチウッド材の脚を繋ぐXフレームと名付けたスチールパイプフレーム。パーツ化された構造はメンテンナス性に優れています。モダンなデザイン性と共にスタッキング機能も持ちあわせています。 成型合板シェルは7枚の単板をプレスして成型しており、背面の天然木はビーチ材とマホガニーの2種類から選択ができます。チェルボシリーズの中で背を最も高くしたデザインは、男性の方でもゆったりと座る事ができ、長時間座っていても疲れにくく心地良くくつろぐことができます。アーム部分はそのシャープなスタイルに合わせたデザインに仕上げ、専用の金物で固定しています。またシェルの廻りにパイピング用の溝を設けて張り込むことにより、厚みを押さえたシャープなデザインに仕上げました。 チェルボ トレは、カフェやレストラン、オフィス、住宅等幅広くご利用頂き、雑誌掲載などにも取り上げられるADCORE ブランドの代表作とも言える製品です。金属と成型合板との斬新な異素材の組合せが、デザインだけでなくメンテナンス性にも優れた、永く使い続けられるダイニングチェアです。 (エーディコア・ディバイズ 企画開発/菊地 裕輔)    ■CERVOⅢ/チェルボ トレ 製品ページ ▶

2015.03.23|

DESIGNER

カリフォルニアスタイルの中の日本製

AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.43 4月に代官山にロサンゼルスの老舗高級セレクトショップのフレッドシーガルがオープンします。ロスではデヴィット・ベッカムが夫婦でプライベートジェットで買いに来る事で有名になりました。店には何度か行きましたが、高くてセールでしか買えませんでした。日本で先に展開しているロン・ハーマンはそのメルローズ本店の中にあり、元はフレッド・シーガルの一部でした。ブランドの関係性は複雑でよく分かりませんが、ロスではメルローズのフレッドシーガルの事はみんな知っていますが、ロン・ハーマンの事はあまり知られていません。いつのまにか日本ではロン・ハーマンが有名になってしまいました。それにしても西海岸を初めアメリカファッションの勢いは止まらないようです。 清澄白河と青山にアメリカ西海岸コーヒーのブルーボトルコーヒーがオープンしました。清大人気でオープンには3時間並んだニュースが流れていました。日本人の新し物好きにも驚きます。ブルーボトルコーヒーには昨年10月にロサンゼルスのアート地区にある店に行きました。その時の印象を以前のブログには書きましたが、お店のスタッフの清潔感と爽やかな接客が印象的ででした。今回はその店の事をもう少し書きたいと思います。 元はハンサムコーヒーという人気の店だったのですが、今はブルーボトルコーヒーになりました。シンプルな店で、店の三分の一くらいを焙煎の部屋になっています。でも、焙煎をしているのに焙煎の香りが店の中や外には漂っていません。カウンターは家庭用のペーパードリップでコーヒーを一杯ずつ入れるので、スタバやアースコーヒーのようなマシンが無く、シンプルです。きちっと髪を整えて髭を剃った店員が笑顔で接客してコーヒーを入れてくれます。店の中はホワイトオーク材のカウンターテーブルで、他のコーヒーショップのように背のある椅子やラウンジチェアがありません。スツールがあるだけなので、ゆっくりリラックスして休むというよりコーヒーを飲むだけの感じです。それでこの金額は高いかなと思ってしまいました。やっぱりコーヒーは多少座り心地の良い椅子があって、リラックスして飲めればもっと美味しく飲めるのですが、、。 店の中で豆も販売しているのですが、一緒にドリップ用の器です。中でも日本語表記の物が、、。日本のカリタの物を置いています。アメリカのコーヒーになぜ日本製の?。ペーパードリップはメリタ式とカリタ式があり、1908年に考案されたドイツのメリタ・ベンツが発明した1つ穴のメリタ式が始まりですが、1959年に日本の会社のカリタが真似をして、穴3つのカリタ式のドリッパーを作りました。その日本製カリタ式がブルーボトルコーヒーに置かれているなんて、なんだか不思議な感じです。日本のブルーボトルコーヒーの店にはカリタのドリッパーは置かれていませんが、ロスには販売しています。日本から遠いロスでカリタのドリップを見て、それが日本に出店したアメリカ西海岸の話題のブルーボトルコーヒーに置かれているなんて、少し嬉しく思いました。               (クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)

2015.03.11|

SHOWROOM

ショールームのお花や植物(名古屋・栄ショールーム)

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.113 エーディコア・ディバイズ名古屋・栄ショールームでは、季節やテーマに応じて植物やお花をディスプレイしていますが、今回はショールームから徒歩15分程の人気フラワーショップをご紹介いたします。ショールームでディスプレイしているお花や植物の一部もこちらのお花屋さんで見つけてきています。 栄・矢場町・伏見にほど近い、名古屋市中区栄でSHOPを構えるオシャレなフラワーショップ『deja-vu-デジャヴ-』。植物大好きと言うスタッフの方が、こだわりをもって仕入れたお花や観葉植物を多数取り扱っています。隠れ家的なたたずまいですが、中に入れば可愛いお花やオシャレな植物たちに出合えます。イメージや育て方など、親切に相談に乗ってくだる気さくなスタッフの方が対応してくださいます。 店内のディスプレイもとっても凝っていて、このお店にいるだけで楽しい気分になり、つい帰りたくなくなってしまいます…ショールームにお越し頂いた際、家具以外にもディスプレイのお花や植物も是非ご覧ください。季節のフレーバーティをご用意してご来場を心よりお待ちしております!(ショールーム担当:小田切 里子) 『deja-vu-デジャヴ-』のサイトへ

2015.03.05|

SHOWROOM

春のお茶ご用意しています(大阪・心斎橋ショールーム)

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.112 エーディコア・ディバイズ大阪・心斎橋ショールームでは、立春を過ぎてもまだ風が冷たい日が多く寒い日が続いていますが、今月より、春を感じさせるフレーバーティーをお出ししています。 春のフルーツの代表といえば苺ですが、2種類の苺を使った緑茶と紅茶をセレクトしました。一つ目は、とちおとめの緑茶。緑茶+苺なのでびっくりされる方も多いですが、とちおとめ特有の甘酸っぱい香りと味が爽やかな飲み心地です。もう1つは、紅茶ベースの「サクラ&ベリー」をご用意しました。こちらは、桜葉塩漬けがブレンドされた茶葉に、ベリーが入っているので、香りは甘くふんわりとした味で今の時期にぴったりです。どちらも飲んでみましたが、とちおとめの緑茶は苺本来の味がしっかりと味わえて、サクラ&ベリーの方は甘い香りが広がって桜の葉と木苺の味を感じる事が出来きます。どちらも苺を使っていますが、全く違う印象の春らしい味になっています。 ショールームのクッションやディスプレイも徐々に春仕様に変えています。家具の買い替えやお使いの家具のメンテナンスや布の張替えなどのご案内致しますので、ぜひお気軽にお問い合わせ、ご来店ください。お待ちしております。                                         (ショールーム担当:青木 由紀子)

2015.02.26|

DESIGNER

上質と高級

D CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.42 先日、上質について話をする機会がありました。品質の事だけでなく、全体的なイメージとなるとなかなか難しいテーマです。改めて上質について考えてみました。 上質とは直訳でHigh qualityの事ですが、欧米ではClassicと言われる事が普通です。日本ではクラシックと聞くと古く古典的なと思われていますが、、。クラッシック音楽とは古典音楽ではなく、最高水準で高尚な音楽と言う意味で、クラシックカーは古い車でなく、流麗な上質な車、ファッションでは、はやりすたりの無いスタイルという意味です。クラシック建築とは近代以前の建築という意味でなく、古代ギリシャ、ラテンの芸術様式にならった建築の事を指します。男性靴で先の尖って反り返った靴をイタリアンクラシコなどと称して販売していますが、まったくのでたらめで、イタリアンクラシコは職人が作ったオーソドックスで上質な靴の事です。 一方Luxuryという言葉があります。ラグジュアリーとは高級や贅沢品に使われます。最近はラグジュアリーと言うとなんとなくカッコ悪く感じます。昭和の時代、高級品があまり無い時代、店の看板に高級紳士服、高級下着、高級家具など書かれていた事を思い出してしまいます。本当の高級で自信のあるブランドは高級、ラグジュアリーなんて使いません。高級かはそれを買われる方や回りが決める事で、自分で言ってはダメです。海外でもラグジュアリーブランドと自分で言っている会社を見るとちょっと田舎っぽく感じてしまいます。 当社では2003年から新しい上質さをテーマにした「ネオ・クラシコ」ブランドを展開しています。ヨーロッパの伝統的な様式を今のインテリアに合うようにリ・デザインしたのがネオ・クラシコです。アメリカ西海岸で撮影を行い、ロケハンなどで住宅を見る事が多くなってきて、アメリカンと言われるジョージアンスタイルのインテリアや家具が中流層以上の多くの人々に指示されている事が分かりました。アメリカでジョージアンスタイルの代表的な建築とインテリアはホワイトハウス。 昨年10月にビバリーヒルズでフェデラルスタイルという東海岸スタイルの家を取材しました。有名デコレーターのマーティン·ローレンス・ブラードが手がけた住宅で、1930年代に建てられた家をクラッシックの基本と作法に基づいてモダンテイストも加えながらリノベーションしていました。クラッシックの基本は左右対称のレイアウトで、デコレーションされた小物は左右対称になるように必ず2つが置かれ、アーンと呼ばれる水瓶も置かれます。それを見てモダンテイストを加えながらもきちんと作法を守ったインテリアを作っているのに関心しました。 私自身、学生時代から家具本体の構造やデザインを勉強してきたので、上質なインテリアには作法があり、使われる家具にも作法や意味がある事を知り、使われるインテリアの歴史や作法から勉強しないといけないと反省した事を思い出しました。テーブルサイズも合板のサイズから作られたW1800×D900の奥行き900が日本の常識でしたが、フォーマルなインテリアではテーブル作法によってD1000以上無ければ使えない、テーブルのゲストが座るサイドに置かれるからサイドチェアと呼ばれるなど、様々な決まりがあり、それがクラッシック、上質なインテリアです。高級とは別物という事を理解しながら物作りをしなければいけません。 昨年末、アメリカンクラッシックのネオ・クラシコ・ヘリテージシリーズを発表しました。シャヴィーでヴィンテージなテイストは新しい上質さを感じていただけましたでしょうか?今年はそれがどのように進化するか、今年はどんなデザインをするか、、少し悩み中です。そろそろ企画をまとめなければいけません。                                 (クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)