COLUMN

コラム

FILTER OPTION

CATEGORY

2015.07.07|

DESIGNER

2015新春アメリカ西海岸レポートのアンケート結果!

AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.47 2015アメリカ西海岸レポート(Vol.9)は今年の1月の東京から4月の沖縄まで全国8カ所でセミナーを開催しました。昨年の10月に取材した9軒の住宅、アパートメント、ホテルなどテイストの違うインテリアスタイルを紹介したレポートは、500名近いお客様にご覧になっていただき、セミナー後に参加の皆様にどの住宅が良かったのかアンケートしました。プロの皆さんがどのスタイル、どの建築が良かったのか聞けるのは興味深く、私自身楽しみなアンケートです。次の2015Summerアメリカ西海岸レポート(Vol.10)がお盆休み明けに始まりますので、その前に結果を発表いたします。 1位:Beverly hills house /イーストコーストスタイルのアメリカンハウス 1936年建築 ビバリーヒルズに建つ1936年の住宅です。フェデラルスタイル(東海岸スタイル)の住宅で、弁護士の女性と女のお子さんの二人でお住まいで、オバマ大統領もロスに来る時にはよく訪問する家です。2007年にこの家を購入し、友人のデコレーター、マーティン・ローレンス・ブラードの手によってリノベーションされました。アメリカの中流階級以上には人気のフェデラルスタイルで、ジョージアンスタイルを取入れたインテリアになっています。大人のインテリアの住宅でした。 2位:Industrial Loft /ナビスコ工場のロフトハウス 1925年建築 今、話題のダウンタウン近くのアート地区に建つアパートで、1925年建築のナショナルビスケットカンパニー(ナビスコ)の元工場だったビルをアパートメントに改装したビルです。フォトグラファーのご主人とDJの奥様の2人でお住まいで、工場内の最上階の2フロアを改装しました。窓のあるレンガの壁やビスケットを焼くオーブンがある為に熱に強い銅製の窓枠をそのまま使い、NYのソホーをイメージし、シャヴィーな雰囲気を残したインテリアでした。今、アメリカの若者が憧れる住宅です。 3位:Venice house /建築家の環境住宅 1995年〜今も建築 海に近いベニスに建つ建築家の環境住宅。環境住宅の建築で有名な建築家デイビット・ハーツの住宅で、様々な環境に配慮した装置や新しい機器を実験しながら家族と住まう住宅です。1995年から建築が始まり今も改装が続いています。中庭のプールが南洋の雰囲気を出していて、そのプールに面した部屋がパーティスペースになっていて、住宅を作るために機器を提供した企業にその機器の発表の場として貸出すというアイデアで、いつも最新式の機器を使う住宅として進化しています。 2007年に始まったアメリカ西海岸レポートも次回で10回目のVol.10になります。そんなになるかと自分でも驚きますが、毎回違った新しいインテリアスタイルをお見せして、紹介した建築も90カ所を超えます。8月のアメリカ西海岸レポート(Vol.10)でも8カ所をレポートいたします。今回のインテリアも良い写真が沢山あります。お楽しみに!                                 (クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)

2015.06.30|

DESIGNER

今のカリフォルニアスタイル

AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.46 先日、ロサンゼルスへ行ってきました。9月に撮影に使用する住宅を探すロケハンなのですが、今回もいろいろな住宅を見る事ができました。今回のロサンゼルスはずっと曇りで小雨もパラつきいつものカラッとした天気と違い、日本の梅雨のようでした、、。いつもは青い空と乾いた空気の中で住宅が見れるのですが、曇天の中でのロケハンは、光の回り方やカリフォルニア建築らしさを感じるには難しいロケハンでした。一日も晴れの無いロサンゼルスを走りながら感じた事をお話します。 数年前までは景気の後退から、住んでいた家をそのままに売りに出ている住宅が多かったのですが、アメリカ経済が好転して、ウエストハリウッドからビバリーヒルズの高級住宅街は、建築中の住宅が多く見られました。そこで目立ったのが、古い住宅をリノベーションするのではなく、更地にしての新築住宅です。そのオーナーの多くはIT関係等で財を得た若い人や海外からの移住者だそうです。そういった人たちはヴィンテージ等のイメージではなく、白いクールモダンなデザインを好むらしく、外観もシャープで夜も照明がビカビカで、外観からしてあまり趣味の良い感じではなく、成金趣味的なデザインが多く見られました。 ロケハンに初めて訪れた12年前は、新しいモダンな住宅に圧倒されたのですが、100軒以上様々な住宅を見てきた今は、古い住宅をリノベーションして、ふたたび価値を与えられた家は心地よく、今のカリフォルニアスタイルのインテリアに通じる心地良く感じます。今回のロケハンでも訪問した住宅の中にも新築モダン住宅がありましたが、温かみが少なく、ぱっと見た目は「おーっ」となるのですが、住むとなるとどうなんだろうと思ってしまいました。大人の住まいというよりは、趣味の良い成金のような、。程よいヴィンテージ感のある住宅のほうが、余裕ある生活が感じられて、心地よく感じられるのですが、、。様々な住宅を見てきましたが、住宅は住まわれている方のイメージが反映されます。インテリアは知性の表現と西洋では言われるのですが、小物一つやアート一つで印象がまったく変わります。 今の流行のダウンタウンエリアにある話題のエースホテルにも行きました。場所も治安の良くなく、綺麗な場所ではありません。ロビー回りやスタッフがあまりにラフすぎて、なんだか大人のホテルとは違うように思います。日本の雑誌に多く取り上げられて今の西海岸を代表するホテルと紹介されていますが、、。その近くにある、以前取材に行ったブルックスブラザーズのビルを改装したロフトの一階にある、カフェレストランのボッテガ・ルイ/Bottega Louieに行きましたが、綺麗なインテリアとスマートなサービスは大人のカフェという感じで朝から活気があり、清潔感のあるスタッフの服装と接客は心地良く感じました。メルローズにある話題の人気レストランのCecconi'sでも同じように清潔感あるインテリアとスタッフが心に残りました。 今、日本では西海岸スタイル、カリフォリニアスタイルを十把一絡げとして、雑な仕上げがナチュラルとして取り上げられていて、インテリアも手作り感満載なラフなインテリアがカリフォルニアスタイルとして紹介されています。ファッションも清潔感があるように思えません。先のブログにも書きましたが、ジーンズでも清潔感のあるシャツ。髭があっても手入れされていて、髪の毛は刈り上げられて清潔感があるのが、今の西海岸ファッションです。ファッションの世界ではエフォートレススタイル(大人カジュアルスタイル)が主流になっています。インテリアの世界でもエフォートレスな大人のインテリア、大人の西海岸スタイルが望まれているように感じました。 今回のロケハンした住宅の中から2軒ロケをする予定です。カタログの完成は11月の予定です。まだ先の話ですが、お楽しみに!                              (クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)

2015.06.29|

DESIGN

LA カタログ撮影ロケハンに行ってきました。

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.38 澄み切った抜けるような青空と心地よい乾いた風・・・梅雨の日本とはうってかわって清々しい初夏のロサンゼルス!そんな気分で乗り込んだ今年のカタログ撮影・ロケハンでしたが、今年は異常気象なのか空港に着いた瞬間ムッとした湿気が身体にまとわりついてきました。(ロスはどんなに暑くても空気が乾燥しているので、ほとんど汗をかかないのですが)時には小雨がパラつくあいにくの天候。今回のロケハンは、終始どんよりとした空模様で天候には今ひとつ恵まれませんでしたが、今年も素敵な住宅をたくさん見る事が出来ました。 渡米前に、瀬戸がロケーション物件をつぶさにチェックし、見たい物件をピックアップ。物件情報があっても、改装中やオーナーが変わったりと見られない場合もたくさん有ります。(時にはアポも取っているのに実際訪問してみたら見れない!なんて事も)視察の時間も限られているので、件数と場所のコーディネートも重要です。最近の瀬戸は、これでもかっていうくらいGoogleearthを使いこなしているので、まだ見ぬ物件も経路や大きさ、ロケーションのイメージもあらかた掴んでいます。事前に周到な準備をし、スケジュールを立ててロケハンに臨みました。 今回のロケハンは、天候には優れませんでしたが大きなトラブルも無くオーナーの皆さんも非常に良い方ばかりで順調に進みました。カタログ撮影をイメージしながら、瀬戸が詳細に画像を納めてきました。ここで撮影した写真は、カタログ撮影の検証はもとより、インテリアセミナーで皆さんにお見せする画像でもあります。引きやアングル、光の入りや背景まで、計算しながら写真に納めます。(物件が決まると、寸法もあたってないのに帰国してから平面図を起こすのには毎回驚きます!!)現在、画像を見ながら、どの物件で撮影するのか思案中です。 今年のカタログ撮影は、どんなイメージで進めるのか、これから練り上げていきます。アメリカ西海岸のインテリアセミナーもこれまでとは違った雰囲気を感じさせる住宅を紹介出来ると思いますので、そちらも是非お楽しみにして下さい。(エーディコア・ディバイズ/企画開発 武田 伸郎)

2015.06.26|

PRODUCT

PRODUCT : 016-MODEL Sofa

AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG Vol.27 今回はNEO CLASSICOの中から、016-MODELを紹介します。重厚で張りのあるたたずまい、クラフトマンにより丁寧に創り込まれた存在感のあるソファシリーズです。 016-MODELは、モダンクラシックとでもいうべき、現代にフィットした落ち着きのあるデザインをコンセプトに作られました。座にはコイルスプリング、背にもウェーブスプリングを使用し、伝統的な手法を用いた懐かしい座り心地のソファとして、2005年に発表しました。 サイズバリエーションは、1人掛けから3人掛けまでの3種類を用意しました。座面のコイルスプリングの上に、5層もの硬さの違うウレタンを載せて深みのある座り心地に仕上げています。背にはカーブに合わせたウェーブスプリングを使用。一般的なソファの背にはバネを使用しませんが、ウェーブスプリングを使用する事により上質なクッション性をもたせました。その上に、硬さと形状の違うウレタンを重ねて背のカーブを綺麗に形造ります。昔ながらのワラ芯を思わせるようなアームには、へたりの少ないチップウレタンを使用しています。アーム正面の装飾部分の立体的な仕上げや、アーム側面のやわらかなラインは、職人による手仕事があって実現しました。またこのシリーズの為に鞣した天然レザーを取り入れ、しっとりとした風合いと風格のある仕上りが堪能できます。 016-MODELは、モダンでシンプルなソファとは一味違う、シート・背に鋼製のバネを使用した、伝統的な製造方法で職人が丁寧に作り上げた製品です。へたりのこないしっかりとした仕上がり感と重厚な深みのある座り心地で、永くお使い頂けるソファシリーズです。 (エーディコア・ディバイズ 企画開発/菊地 裕輔)    ■016-MODEL 製品ページ ▶

2015.06.17|

SHOWROOM

イメージチェンジしてみませんか?(東京・広尾ショールーム)

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.123 最近エーディコア・ディバイズ東京・広尾ショールームでは、チェアの張替や脚の交換などのメンテナンスのお問合せやご要望が増えて来ています。 先日は、10年程前にご購入頂いたお客様よりチェアの張替のご依頼があり、ルッソチェアをベージュから鮮やかな赤のファブリックに張り替えました。落ち着いたベージュから、スタイリッシュなレッドに変わった愛着のあるチェアを見て、大変喜んで頂けました!チェアは工場での張替が必要なものがほとんどですが、AD COREシリーズのソファやラウンジチェア、A-Mode のソファ、NEO CLASSICO Heritageのソファやチェアには、カバーリングタイプのものがたくさん有ります。カバーリングタイプですと大きな家具を運び出す必要もなく、カバーのみご注文を頂ければ交換することが出来ます。ソファのカバーリングをチェンジするだけで、お部屋の雰囲気がガラリと変わること間違い無しです!エーディコア・ディバイズの家具は廃盤がなくソファ等の型も全て保管しておりますので、ぜひ一度ご相談ください。 梅雨に入りましたが気分転換も兼ねて、ぜひエーディコア・ディバイズ東京・広尾ショールームにご来場ください。ラベンダーやグレープフルーツの爽やかなアロマを焚いてお待ちしています。(ショールーム担当:巻嶋 久美子)

2015.06.03|

SHOWROOM

おすすめショップご紹介(大阪・心斎橋ショールーム)

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.121 エーディコア・ディバイズ大阪・心斎橋ショールームのある南船場1丁目〜4丁目付近に続々と新しいカフェがオープンしています。中でも今話題の「サタデーズサーフニューヨーク」をご紹介します。 国内4店舗目となる大阪店はカフェ併設で国内最大規模で今年4月にオープンしました。2Fで展開しているアパレルはメンズのみですが、TシャツのXSサイズは女性でも着用できておすすめです。オープン時は限定アイテムの「OSAKA」ロゴ入りグッズの販売も行われ大行列でした。1Fのカフェは、コーヒーはもちろん、パニーニやドーナツ、マフィンなどの軽食も提供されていてランチタイムに最適です。店内中央の大きなテーブルに座ってサーフボードを眺めながらゆっくりとコーヒーを飲む事ができます。私も訪れる度についつい長居してしまいます。 店内がおしゃれなのはもちろん、店員さん、訪れるお客さんまでもがおしゃれで本当におすすめです!エーディコア・ディバイズ大阪・心斎橋ショールームからも近く、長堀通を四ツ橋方面へ徒歩5分ほどの場所にありますので、ショールームにお越しの際に立ち寄ってみて下さい。 サタデーズサーフニューヨークHPへ  (ショールーム担当:青木 由紀子)

2015.05.29|

SHOWROOM

夏に向けディスプレイ変更しました。(東京・広尾ショールーム)

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.120 毎日爽やかな気候が続いて、一年の中でも一番過ごしやすいシーズンとなりましたね。エーディコア・ディバイズ東京・広尾ショールームでは、梅雨の前に夏を先取りした爽やかなディスプレイに変更しました。 今回は、『マリンテイスト』や『リゾート』をテーマにディスプレイをしています。1階のネオクラシコはネイビーやシルバー、ストライプの小物を用いてフレンチマリンテイストのイメージ、ネオクラシコヘリテージはシェルやガラスに水色を差し色に使い全体的に夏らしい印象に仕上げています。3階のA-modeはイエローやグリーンを差し色に明るい南国のリゾートの様な色使いに。AD COREのシーンは、水色のクッションにガラスのディスプレイを合わせて爽やかな印象になりました。エアープランツや観葉植物等が、涼しげな雰囲気を醸し出しています。お客様に「テーブルの植物も素敵ね!」と言って頂けたり、「参考にしたいので」と写真を撮って頂けたりするので、とてもやりがいがあります。 梅雨の前の爽やかなこの時期に、お散歩がてらぜひエーディコア・ディバイズ東京・広尾ショールームに脚をお運びください。グレープフルーツやマスカットフレーバーの美味しい冷茶をご用意してお待ちしております。 (ショールーム担当:巻嶋 久美子)

2015.05.29|

DESIGNER

長持ちする物とは

AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.46 最近ますますアメリカンファッションが席巻し、イタリアブランドの靴メーカーでもコンバースのワンスターなどを真似たスニーカーを出すようになりました。アメリカブランドだけでなく、ヨーロッパブランドも70年代のアメリカファッションがお手本のようです。その頃アメリカで流行ったアディダス・スタンスミスもまた流行っていて、まっさらなスタンスミスを履いている人を見るようになりました。 高校生の時、38年前のスタンスミスはハイレットという名前で、白に後ろのグリーンが綺麗で、アメリカにスケボー留学していた時に買いました。さすがに真っ白いスニーカーを買って履く勇気は無いので、15年くらい眠っているスタンスミスを出して履く事にしました。いい感じによれていて久しぶりのスタンスミスもいいかもと一日履いていました。家に帰って脱いだスニーカーを見てびっくり、後ろのグリーンのマークが無くなっていました。人工皮革のグリーンのマークがジーンズに摩れて取れてしまっていました。何年か前にイタリアの有名ブランドのト○ズのウレタンソールの革スニーカーを買って、2年くらいでウレタンのソールが加水分解してボロボロになっていてびっくりしたのですが、それを思い出しました。加水分解とは反応物と水分が反応して生成物に分解する事で、特にスニーカーの底に使われるウレタンゴムに多く見られます。履かずに大切に取っておいたスニーカーがもしあれば、お気をつけ下さい。 家具の世界では椅子やソファの張りに使われるビニールレザーと呼ばれる塩化ビニルや、合成皮革のポリウレタンも耐性期間に差はありますが、ビニールレザーはカチカチになり割れて、ポリウレタンはボロボロやベトベトになるものがあります。ビニールレザーや人口皮革は強いと思われている方は多いのですが、置く場所によってもかなり変わります。昔仕事をした、温泉施設の日光の当たる場所にあるソファが半年でボロボロになった事があり、汗などの水分と日光が当たる場所にはビニールレザーは使ってはいけないんだと実感しました。国産レザーメーカーではそのような事が少ない素材も出されていますので、指定や購入される際は素材をよく吟味して下さい。人口皮革やビニールレザーは汚れに無敵と思われている方が多いのですが、新しいジーンズの色の移行があったりもするのでお気をつけ下さい。革製品は高いですが、大切に使うと本当に永く持ちます。私自身持っている革靴は20年以上履いていますが、まだまだ働いてくれそうです。 表皮だけでなく、ソファ等の見えない場所に使われる素材も大切です。クッション材に使われるウレタンフォームも粗悪品だと劣化が早く、ボロボロになりますが、その下にあるスプリング素材が問題です。かなり前に流行ったウェビングテープというゴム素材のテープが使われるソファが流行ったのですが、ボロボロと劣化して伸びてしまい、座が下がり問題になりました。今はその対策をして長持ちする弾性ベルトが出ていますが、そのイメージが強いので使いたくありません。ゴム素材は長持ちしても10年程度ではないでしょうか。進んだ技術を持つ車のタイヤもそんなに持つタイヤはありませんよね。前々回のメルマガでも書きましたが、53年前の愛車の車のシートの中に使われているコイルスプリングはまだしっかりとしていました。やっぱり鋼線のスプリングは強いんです!家具は大切に使えばずっと使えます。中が見えないソファでも触って、メーカーの方に聞いて中の素材を知って選んで下さい。 来月早々にアメリカ西海岸へロケハンに行きます。今年も西海岸でカタログ撮影を行う予定です。街では何が流行っているのでしょうか。帰ってお伝えできればと思います。    (クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)

2015.05.28|

DESIGN

テーブル天板レスキュー隊

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.37 予期せぬ出来事、思いもよらないトラブルは「よりによって・・・」という時に起こります。お使いになっている家具でも、思い当たる事がありますよね。椅子やソファに飲み物をこぼしてしまったり、テーブル天板に照明器具を落としてしまったなんてお客様もいらっしゃいました。そんなお客様のご依頼を受けて、修理やメンテナンスを行う事があります。 先日、チーク材の無垢天板に接着剤をこぼしたお客様がいらっしゃって、メンテナンスのご相談が有りました。お納めしてまだ間もなく、お客様も大変恐縮していらっしゃいました。塗装と接着剤のトラブルは修復が非常に困難です。無垢材も突き板仕様のテーブルも、局部的な修復は基本的に出来ません。木の木目の表情を活かしたオープン塗装の修復は、さらに難しくなります。(無垢材の場合は、削って仕上げ直しも可能なので補修の幅は非常に広いです) 今回のお客様の場合、チークの無垢材、うずくり加工を施した天板に瞬間接着剤をこぼしてしまい、一部は接着剤が広がっていて、一部はそのままの状態で固まっていました。補修の難易度としてはウルトラ C レベル。少しずつテストをして症状を見ながら、補修を進めます。初期段階に出来るだけ接着剤だけを取り除けるように、いくつかの溶剤やリムーバーを試し、広がったモノと固まってカチカチになった瞬間接着剤を根気よく取り除きます。木目に入り込んだものも、溶かして柔らかくし丁寧に取り除きます。そうしておいて乾燥させ、修復部と全体に違和感がないように研磨していきます。研磨しすぎると、木目の表情が変わってしまうのでここも慎重に。研磨を終えたら下地処理をして、トップに塗装を掛けます。これも、一部分では違和感が生じてしまうので全体を仕上げ直します。職人さんのきめ細かな作業により、きれいにメンテナンス作業が仕上がり、お客様にも大変喜んでいただきました。 家具の補修や修理、メンテナンスは思いのほか手間やコストが掛かります。お見積もりをすると金額に驚いてしまうお客様もいらっしゃいます。椅子やソファの張り替え等もそうですね。でも、大切な愛着のある家具です。メンテナンスをお考えの際は、ご相談下さい。(エーディコア・ディバイズ/企画開発 武田 伸郎)

2015.05.21|

PRODUCT

PRODUCT : 046C-MODEL Sofa

AD CORE DEVISE PRODUCT BLOG Vol.26 今回は昨年秋に発表したNEO CLASSICO Heritageの中から、046C-MODEL(ベルジャン キャメルバック ソファ+スリップカバー)を紹介します。スクエアなボックス形状のフォルムに、アームから背に繋がる柔らかなカーブが空間に優しさと華やかな美しさを与え、スリットスカートを持ったスリップカバータイプは、豊かな変化のあるインテリアシーンをお楽しみ頂けます。046モデル ベルジャン キャメルバック ソファは、ヨーロッパの伝統的なソファを女性的な優しいラインでリデザインしました。スリップカバーを使用することで、夏はナチュラルなリネン素材のフォーマルなスタイル、冬はウール素材の温かみのあるスタイルに変えることが出来ます。生活するインテリアシーンに合わせ表情を変えて楽しむ事ができるソファとして、2014年に発表しました。 豊富なサイズバリエーションは、1人用から3.5人用まで5種類用意しました。2人掛けのW1500から300mm刻みでW2400まで展開し、様々な広さの空間にお使い頂けます。座は鋼製のウェーブバネを木フレームにしっかりと固定、その上に固さの違うウレタンフォームを多層したクッションを置きました。ソフトなファーストタッチから、鋼製バネがしっかりと体重を受け止め、強度と快適な掛け心地を実現しました。厚みのある背は、木枠に弾性ベルトを編み込み、多層ウレタンフォームを貼り込んで、柔らかく包み込むように体を支えます。背と座の表面には綿の代わりにスーパーソフトウレタンを使用し、羽毛のように柔らかく、型くずれやへたりの少ない長く使えるソファに仕上げました。 スリップカバーは、カバーリングを変える事により、様々な空間に合わせて表情を変えてお楽しみいただけます。カバー下のファブリックは、専用のベースファブリックが張られていて、一般的な下張り用の布よりも強度があり、表面が滑りにくい仕上げになっています。カバーを装着した時に形が崩れ難くなる効果があり、通常の使用にも十分対応する事が出来ます。ベーシックモデルは、木脚が覗くシンプルなデザインを、スリップカバーモデルでは、カバーリングにより華やかさやモダンな表情をお楽しみ頂けます。生活するインテリアシーンに合わせて、表情を変える事ができる新しいソファシリーズです。 (エーディコア・ディバイズ 企画開発/菊地 裕輔)    ■046-MODEL 製品ページ ▶    ■046C-MODEL 製品ページ ▶

2015.05.20|

SHOWROOM

初夏にぴったりなイベントのご紹介(名古屋・栄ショールーム)

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.119 この頃、初夏のような日が続いていますね。エーディコア・ディバイズ名古屋・栄ショールーム前の希望の広場では、素敵なイベントが始まっています! 東日本震災からの復興を目的とした東北地方のアンテナショップ「東北屋台村みちのく食堂」。津波被害や風評被害にあっている企業のものを中心に販売し東北と名古屋をつなげて復興支援を行おうというイベントです。「美味しい東北の食材を提供し、東北をより身近に感じていただきたい。」東北の郷土料理、地酒、地ビールなど様々なショップが出品し、平日はランチタイムも営業していて子供連れの家族も多く、賑わっています。夜は会社帰りのサラリーマンや学生で活気付いていて緑溢れる自然の中でいただくお酒や郷土料理は格別です。なんといっても美味しい物をいただいて、それが少しでも復興支援に繋がると言うのは嬉しい事ですよね! このイベントは、7月20日(月・祝)まで開催されているので、エーディコア・ディバイズ名古屋・栄ショールームにお越しの際はぜひ立ち寄ってみてください。前を通ると美味しそうなにおいでいっぱいですよ!いつでもご案内いたしますので、是非お声掛けください♪(ショールーム担当:小田切 里子) 『東北屋台村みちのく食堂』のサイトへ

2015.05.12|

SHOWROOM

大阪・歴史的建造物ご案内(大阪・心斎橋ショールーム)

AD CORE DEVISE SHOWROOM BLOG Vol.118 エーディコア・ディバイズ大阪・心斎橋ショールームから徒歩10分の大丸・心斎橋百貨店は、アール・デコの華やかな造りの建物で築81年の歴史的建造物のひとつです。 建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの代表作とも言われているこちらの建物。外観が豪華絢爛なのはもちろん、階段やエレベーターホールなども美しい幾何学装飾で当時の最先端の建築デザインのアール・デコの装飾が濃密に施されています。正面玄関の扉はとても重厚感があり実際開けるのに一苦労するほど重いですが、良く見ると全体がゴールドで雪の結晶のような模様が綺麗に入っています。その扉の上にも設置されているシンボルマークのピーコック(孔雀)は、実はフェニックス(不死鳥)で海外メーカーに発注したのに、なぜかピーコックで製作されてしまいそのままピーコックになった、という裏話もあります。 大阪・心斎橋ショールームのあるSEDIC PLACEも安藤忠雄氏の建築として有名ですが、心斎橋〜北浜・淀屋橋付近にはレトロな建物がたくさんあります。これからの季節、お散歩がてら巡ってみてはいかがでしょうか?ご案内しますのでぜひお気軽にお声かけくださいね。(ショールーム担当:青木 由紀子)

2015.04.27|

DESIGNER

時代を超える物、残る物

AD CORE DEVISE DESIGNER BLOG Vol.45 1月に始まったアメリカ西海岸インテリアレポートが先週、沖縄で終了しました。今回で9回目になるレポートでは、前回までとは少しスタイルが違い、1930年代のフェデラルスタイル(東海岸様式)やアールデコビルも紹介しました。来場された方からは今回はイア新鮮で良かったと、沢山の感想をいただきました。LAの住宅はケーススタディハウスに代表するようなシンプルモダンな建築が多い印象ですが、アメリカ人の多くが好むクラッシックスタイルがメインを占めます。今回はその一部をお見せできたのではないでしょうか。 スタイルは違っても今回も紹介した建築の多くは、リノベーションされた建築でした。1925年のナビスコの工場だったビルや、ダウンタウンに建つ1930年のイースタンコロンビアビルをリノベーションの写真を見ながら、ホテルオークラの建て替えを惜しむ声が世界中から届いているニュースを複雑な気持ちで思い出しました。ホテルオークラ東京の立て替えが発表されて、スティーブン・ホールなど建築家だけでなく、トーマス・マイヤーやポール・スミス、トム・ブラウンなど著名デザイナーからも反対の声が上がっています。ホテル側では東京オリンピックに向けて、様々な事情があっての建て替えだと思いますが、世界から惜しまれる建築とインテリアが姿を消すのは残念でしかたありません。私も会員の国際文化会館は、1955年に建てられた前川國男、板倉準三、吉村順三の共同設計の建築を保存改修をされて日本モダニズムを代表する姿を存続、保存されて活用されています。そのような道が無かったのか、、。 今回のレポートで紹介したアート地区に1925年に建てられたナビスコの工場は、90年経た外観はそのままですが、中の共有部のリノベーションも最小限で、ビスケット工場だった銅製の窓枠やエレベーターもそのままで、訪問した部屋も柱が工場だった時のままを残して雰囲気作りをしていました。一方ダウンタウンに建つ1930年のアールデコのランドマーク的なイースタンコロンビアビルは百貨店として建てられましたが、荘厳なエントランスだけでなく、本体もそのままに共有部のプールを増設し、143戸の価値あるアパートメントとして生まれ変わりました。どちらも昔は危険なエリアでしたが、近隣の価値を上げ、若者が集まる人気のエリアになっています。ビルだけでなく住宅も1930年のフェデラルスタイルの家や1963年にジョン・ラトナーが手がけた住宅も50年以上経て未だに大切に使われています。 横浜の古い雰囲気のあるビルも次々に取り壊されて、リノベーションと称してファザードだけを残してほとんどを壊す手法を沢山見てきました。数軒あった村野藤吾の住宅も全て取り壊されてマンションになってしまいました。建主や持ち主ではないので、何も言えませんが、今は違う価値を見いだすリノベーションも道の一つとしてあるように思います。アメリカでは、イームズ等の家具に価値をつけて商売にするだけでなく、古い建築にも価値を見いだす手法のビジネスは環境に配慮した、新しいビジネスのように思います。ファッションだけでなく、建築やインテリアのアメリカのビジネススタイルを考えてみるのもいいのではないでしょうか。きっと素敵な建築やインテリアができると思います。 そろそろ秋の新作発表会に向けてデザイン作業も佳境です。永く使われるような物を創らなければいけません。強度も永く使えるデザインも大切です。建築、インテリアと一緒に時代を超える家具も、、。                                  (クリエイティブ・ディレクター/瀬戸 昇)

2015.04.25|

DESIGN

モダン数寄屋建築と極上な座り心地のソファ

AD CORE DEVISE DESIGN BLOG Vol.36 先日、御殿場にある旧岸邸を見て来ました。岸信介氏と言えば56代内閣総理大臣を務めた昭和を代表する政治家、現在の安倍総理の祖父にあたる方です。この邸宅は1970年、73歳の時に転居し晩年まで過ごされた住宅で、設計は近代数寄屋建築の祖とされる吉田五十八氏。庭園から臨む旧岸邸は、非常に穏やかで、シンプルな凛としたたたずまいがとても印象的です。豪華さを誇示することなく、これぞ近代数寄屋作りのスタイルなのかなと感心しました。 間取りや内装は、政治家としての自邸であることを念頭に、パブリック的な要素とプライバシーを保つための機能が盛り込まれていました。床の間やすだれ等、日本様式を取り込みつつ素材やスタイルは現代的で非常にモダンな印象を受けました。メインのリビングスペースには、当時スイスから輸入したソファセットが置かれていました。そして、岸氏が一番お気に入りだった、庭園を一望出来る位置に鎮座した特別なソファが1脚だけありました。堂々としたサイズ、時代を感じさせるデザイン。そのソファの座り心地が信じられない程、快適でした。柔らかさ、ホールド感、包み込まれるような安心感、手に馴染む革の感触。見た目では分からない極上の座り心地に驚きました。ダイニングルームには、12席のダイニングセットがありました。スチールフレームと皮革張りの背座、アームには無垢材の削り出しのパーツが取り付けてあります。ちょっとキッチュなデザイン、素材の組み合わせがどこか エーディコアのチェア CERVO III を思い起こさせます。開放的で柔らかい光に溢れた優しい空間ですが、ちょっと居住まいを正すような姿勢の良さを感じました。 これまで書籍でしか見た事が無かった吉田五十八氏の建築ですが、実際の建物を見てその素晴らしさを実感しました。そして、この邸宅のため家具達。時代を感じさせるデザインですが決して古いわけではなく、どこか懐かしく優しさを感じるデザインでした。「和洋折衷」なんて言葉では表現出来ない、シンプルな「和」のスタイルをモダンに昇華したとても素敵な空間でした。岸邸のお隣には、和菓子の老舗「虎や」さんのカフェも併設しています。これから春も本番、緑もさらに濃く良い季節になります。是非一度、見学に訪れてみてはいかがでしょうか。(エーディコア・ディバイズ/企画開発 武田 伸郎)