2026.10.29|

DESIGN

8年ぶりに社用車を乗り換えました。

はじめまして。今回初めてコラムを担当させていただきます、開発部の奥友です。

記念すべき第一回目のテーマは、今月に迎えたばかりの社用車の乗り換えについてです。納車されたばかりの新型カングーに、前車と同じように自分たちの手で「AD CORE DEVISE」のカッティングシートのロゴを貼り付け、社用車としての準備を整えました。マスキングテープで位置をミリ単位で慎重に測り、空気が入らないように慎重に少しずつ押さえながら、サイドやリアへ丁寧にロゴを貼り付けていく――。そんな作業をしていると、いよいよ新しい相棒を迎えたんだという実感がじわじわと湧いてきます。

会社の社用車として気づけば丸8年もの間、大切な相棒として走り続けてくれた旧型カングー。新人だった私にとっても、たくさんの現場や納品へ連れて行ってくれたこのクルマには、愛着と感謝があります。入社したばかりの頃は輸入車に乗り慣れておらず、ウインカーを出そうとして間違えてワイパーを動かしてしまっていたのも、今となっては良い思い出です。そんな前愛車から、ついにフルモデルチェンジをした新型カングーに今月乗り換えを行いました。「次もやっぱり、カングー以外に考えられない」と社内で迷うことなく意見が一致したのには理由があります。それは何よりもコンパクトな見かけからは想像もつかない積載量の多さです。開発の現場では、1800mmもの長さがある家具の天板をはじめ、普通車では到底諦めざるを得ないような長尺物を積む機会が多々あります。「こんなものまで積めてしまうのか」と、前車のカングーには幾度となく助けられました。東京の狭い道でもすいすい進める小回りの良さと、大きなものも詰めてしまう前愛車には信頼がありました。

新しく私たちの仲間に加わった新型カングーで、まず目を引くのがその佇まいです。数あるカラーの中から私たちが今回選んだのは、落ち着きと陰影のある「ガンメタ」のボディカラー。光の当たり方によって表情を変えるシックな佇まいは、ビジネスシーンにスマートに馴染みつつ、大人のこだわりや静かな個性を感じさせてくれます。そして社用車といえば、大切なブランドの表記です。これまでも社用車のロゴは、カッティングシートを発注して自分たちで貼ってきましたが、車の立体的な曲面に気泡が入らないようにきれいに貼るのはかなり難しい作業です。今回はロゴを大胆に入れることにしたため、貼る面積も広くなっており、納車されたばかりのカングーを前に、慎重にマークの位置決めをしながら作業を進めました。はじめは小さいモノから恐る恐る貼っていきますが、失敗は許されません。それでも作業に慣れてくると、スピードが増して手際も大胆になっていき、試行錯誤の末、思っていたよりもスピーディーに貼り付け作業が完了しました。ガンメタの引き締まったボディにブラックとホワイトのロゴが綺麗に映え、プロの道具としての機能美がより一層際立つ仕上がりになり、自分たちの手で丁寧に仕上げたからこそ、愛着も湧いてきました。

実際にハンドルを握ってみると、エンジンの滑らかさや安全装備の進化にしみじみと感動します。見えない部分のブラッシュアップを重ねながらも、道具としての使い勝手を決して妥協しない姿勢。それは私たちが日々向き合う家具づくりにも通じるもので、優れたデザインとは美しさと機能がしっかり融合していなければならないと、改めて背筋が伸びる思いがします。私たちはこれからも、この新しい相棒とともにフットワーク軽く全国へ赴き、私たちが大切にする価値をお届けしていきます。街で見かけた際は、ロゴマークとともに新しくなった私たちの相棒に、ぜひ注目してみてください。(開発部 奥友 勇輝)

左:位置決めをし、上からカッティングシートを貼っていきます。失敗できないので慎重に作業を進めます。右上:社長の瀬戸が自らレクチャーを行い、コツと注意すべき点を入念に確認します。右下:カッティングシートを貼り終え、エーディコアらしいかっこいい仕上がりになりました。
ボディにロゴを配置し、完成イメージを描いた図面。全体のバランスを見て、カッティングシートの位置と大きさを決定していきます。
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