先日開催いたしました「2026 September アメリカ西海岸建築レポート VOL.30」では、2日間合わせて約1,000名の多くのお客様にご参加いただきました。皆様に御礼申し上げます。当社ではお客様にとっての新しい発見や、日々の仕事に活かしていただける情報をお届けするため、年に数回オンラインセミナーを開催しています。当社代表の瀬戸が毎回テーマを設定し、旬な情報や長年の家具づくりで蓄積した知識、さらにアメリカで撮り続けてきた住宅や建築の紹介などさまざまな内容をお届けしています。今回はそんなセミナーを皆様に少しでも快適にご覧いただくために、陰ながら支えている裏側をご紹介します。
セミナーでは瀬戸が作成したスライドや写真、資料などの映像素材をパソコンから出力しスイッチャーを介してZoomへ配信しています。スイッチャーには瀬戸のカメラをはじめ、営業・PR用や司会用のカメラなど複数のカメラが接続されており、進行に合わせてスタッフが映像を切り替えています。タイミングを間違えないよう慎重に、そしてできるだけスムーズにスイッチングします(配信には映りませんが、操作する側も毎回意外と緊張しています、、、)。もちろん映像だけを確認すれば終わりというわけではありません。日によって変わる日の光の入り方に合わせて照明を調整し、顔の明るさや色味を確認します。音声についても、マイクの音量や音質、映像との遅延などを事前にさまざまなデバイスでチェックします。テスト配信で問題が見つかった場合には、使用するケーブルを変更したり、配線経路を見直したりと、原因を探しながら一つひとつ対策を行います。使用する機材やケーブルの組み合わせによって映像や音声に違いが出ることもあり、毎回試行錯誤を繰り返しています。ネット環境も安定した配信には欠かせません。当社では配信時にWi-Fiを使用せず有線接続することで、できる限り通信を安定させています。カメラの電源が突然落ちたり、配信が止まったりしてしまえば、せっかく貴重なお時間を使って参加していただいた皆様にご迷惑をおかけしてしまいます。
近年では動画をセミナーに取り入れる機会も増え、これまではあまり意識していなかった動画の解像度やフレームレート(1秒間に何フレームを入れるのか、動画のカクツキに影響します)、配信に適した設定についても検証するようになりました。代表の瀬戸をはじめ、スタッフも経験を重ねる中で、少しずつこうした知識が増えています。同じセッティングで開催しているように見えても、毎回「ここをもう少し見やすくできないか」「前回はここが見づらかったから、今回は変えてみよう」と、開催中や終了後にさまざまな意見が出ます。その一つひとつを次回へ反映し、少しずつ配信をブラッシュアップしています。オンラインセミナーの大きな魅力は、遠方のお客様や、なかなか当社ショールームへ足を運ぶことが難しいお客様にもご参加いただけることです。リアルセミナーでは直接お顔を見ながら反応や声を伺える良さがありますが、オンラインではより多くのお客様に情報をお届けすることができます。家具づくりもセミナーも、見えないところまで準備することが大切です。代表の瀬戸を中心に、営業スタッフ、そして裏方を担当するスタッフまで、全社で一つのセミナーをつくり上げています。
これからも皆様にとって見やすく、分かりやすく、そして新しい発見のあるセミナーを目指して試行錯誤を重ねていきます。お客様目線を大切にした当社のオンラインセミナーに今後も是非ご参加ください。今年も新作家具の準備を着々と進めており、12月にはお客様へ発表できる予定です。セミナーと同じように準備を重ね、何度もブラッシュアップして製品化となります。発表会ではお客様を当社ショールームにお越しいただき、家具を実際にリアルにご覧いただきます。WEB上では感じることが難しい質感やディテールを余すところなくご覧いただけるよう、当社一丸となって準備を進めてまいります。(開発部 渡辺)